※注意事項:恋愛要素強め。女性向け。宜しくお願いします。
◆ ◆ ◆
――私、ずっと知らなかった。
大切な人を失う苦しみも、悲しみも。
信じていた人に裏切られたときの、絶望も、孤独も。
自分のいた世界が、どれほどかけがえのな
いもので、どんなに価値のあるものだったのか、
自分の居場所がなくなって、何を信じたらいいのかわからなくて、望むものは何一つ手に入らない世界に来て初めて、ようやくその価値に気付いた。
――幕末。
それは私の知らない世界。
現代にはあるものが無く、無いものがまだ存在している時代。
人の命は今よりずっと儚く脆く、簡単に消えてしまうのに、その価値は今よりずっと重い。
私は、そんなこの世界で貴方と二人、いったい何を得るのだろう。
どんな世界を見るのだろう。
そして世界は、この先私と貴方が二人、共に歩くことを許してくれるのだろうか。
運命は、私たちがもとの世界に帰ることを、許してくれるのだろうか。
――いいえ……例え運命が許さなくても、世界の全てが敵になっても、私たちは決して諦めない。
二人一緒なら乗り越えられる。
私はそう信じてる。
例え誰がなんと言おうと、私たちはもといた場所へ帰るのだ……そう、絶対に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 16:27:38
289788文字
会話率:36%
2×××年、欲深い人間が溢れかえる世の中に閻魔大王ら十王が死神ブラッドにある任務を与えた。 その任務の目的は「歴史を変えること」。 ブラッドは未来を変えるため、高杉晋作・吉田稔麿・久坂玄瑞・入江九一ら『松門四天王』を救うべく幕末へと向
かう。 高杉晋作らと共に幕末を駆け走ることになったブラッドは彼らと関わっていくうちに気持ちが少しずつ変わっていき_______________。
*歴史を変える話なので、もちろん史実通りではありませんのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 00:56:14
1013文字
会話率:52%
元治元年6月、京都三条木屋町の旅籠、池田屋を新選組が急襲した。池田屋には松下村塾の四天王と謳われた吉田稔麿を始め、各藩の尊王浪士二十数名が集まっていた。
吉田稔麿は囲みを破って長州藩邸へ駆け込んで急を知らせ、手槍を取って再び池田屋へ向か
おうとするが・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 18:21:52
4512文字
会話率:38%
主人公 吉野千里は幕末の時代に生きている自分と入れ替わる。
幕末で好きになったのは、元の時代で好きだった稔先輩によく似た 吉田稔麿という人だった。
この時代での私の仕事は、間者として新撰組に潜入することだった!
新撰組を舞台にさまざまな想
いが交差する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 13:50:09
2462文字
会話率:45%
亡くなった夫の後を追った主人公・叶。だが、気付いた場所は、新選組屯所・前川邸の一室だった。何故、自分が百五十年も時を遡り、幕末と言う動乱の時代で彼らと出会ったのか。史実として知る彼らとの関わりで、未来を知る事に悩み、苦しみ、自分なりの彼ら
と史実との関わり方を模索する。
そして、叶が幕末に辿り着いたのは偶然では無かった。千何百年にも及ぶ、宿命と言うべき愛に導かれての事だった。
叶が辿り着くのは、至福か不運か。
叶の奮闘をお楽しみください。
注・他サイトからのお引越し作になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-01 00:00:00
36260文字
会話率:26%
幕末を生きた長州の活動家の一人吉田稔麿を愛するお姉。
そんなお姉を馬鹿にしたり、時には共に萌えやエロスについて語る弟。
更新は気分の乗ったとき。
新撰組ファンが見たらキレる作品になる可能性大。
最終更新:2012-08-30 22:50:42
1099文字
会話率:30%
実ることなく 枯れることなく
ただ静かに散り逝く金盞花
その花は、きっと私に似てる
***
文久三年、京に突如現れた壬生浪士組。
彼らは町民に『人斬り集団』や『みぼろ(壬生狼)』などと呼ばれ、蔑づまれていた。
そんな壬生浪士組の敵で
ある長州藩士、紺は、かつて幕府に殺された恩師、吉田松陰の復讐に燃えていた。
そして彼女はある日、ある青年と出会う。
どんどん青年に惹かれる紺。しかし彼は……
***
どうせ散り逝く運命なら
あなたによって散らされたい
それは贅沢な望みですか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-08 17:21:26
9732文字
会話率:42%
『目が覚めると、記憶が無くなっていた』
記憶の無い少女が目覚めた場所、そこは激動の時代。
尊王、倒幕、蝦夷...。
数多の意思が交差する時代に、少女は何を思い、何を決意するのか...。
幕末という時代を駆け抜けた少女ヒナの人生をどうぞ見守っ
てやってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-29 23:00:00
4068文字
会話率:46%