異母妹を虐げたことで断罪された公爵令嬢のクラウディア。
地位も婚約者も妹に奪われた挙げ句、修道院送りとなった道中で襲われ、娼館へ行き着く。
だが娼館で人生を学び、全ては妹によって仕組まれていたと気付き――。
本当の悪女は誰?
きまぐれな
神様の力で逆行したクラウディアは誓いを立てる。
娼館で学んだ手管を使い、今度は自分が完璧な悪女となって、妹にやり返すと。
けれど彼女は、悪女の本質に気付いていなかった。
悪女どころか周囲からは淑女の見本として尊敬され、唯一彼女の嘘を見破った王太子殿下からは興味を持たれることに!?
完璧な悪女を目指したはずが、完璧な淑女になってしまい溺愛される、見た目はエロいけど根が優しいお嬢様のお話。
誤字脱字のご報告助かります。漢字のひらがな表記については、わざとだったりするので報告の必要はありません。
番外編は別ページにまとめていますので、シリーズリンクからお飛びください。
あらすじ部分の第一部完結しました! 現在、第二部を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
952239文字
会話率:26%
婚約破棄、王都追放、修道院送り――。乙女ゲームの「悪役令嬢」に転生した私は、何度やり直してもこの破滅の未来を回避できなかった。しかし、運命の断罪イベント直前、私の身体に雷が落ちたような衝撃が走り、突如として『世界最強の闇商人』のスキルが覚醒
する!
目の前で私を見下す元婚約者アレン王子や、可憐な笑みを浮かべるリーリエ公爵令嬢に、私は告げた。
「婚約破棄? 望むところですわ。わたくしは、この世界の『闇』を支配する者。あなた方が貧乏に喘ぎ、地面を這いずり回る様を、わたくしは高みから見下ろして差し上げますわ!」
追放された辺境の地で、私は【市場操作】【情報網構築】【資産運用】といった闇商人チートスキルを駆使し、瞬く間に莫大な富を築き上げていく。私の仕掛けた闇取引は、かつて私を追放した王都の経済を、確実に、そして静かに蝕んでいくのだった。
しかし、私が手に入れたユニークスキル【世界の裏側】は、単なる経済的な「ざまぁ」に留まらない、この世界の恐るべき真実を映し出す。魔物の異常発生、荒廃する領地、そして、裏で糸を引く謎の『影』の組織――。彼らの目的は、アレン王子やリーリエの「嫉妬」を利用して、この世界を「リセット」することだった!?
「残念ですわね。わたくしは、もう昔のフィオリア・アルペンローゼではありませんわ!」
悪役令嬢の断罪イベントは、世界を滅ぼすための壮大な儀式だった!?
世界の『闇』を牛耳る存在として覚醒したフィオリアは、王都の混乱を利用して、「影」の組織の陰謀を暴き、世界を破滅から救うために立ち上がる。全てを掌握し、全てを支配する最強の悪役令嬢が、この世界の『真の闇』に「ざまぁ」を喰らわせる!
婚約破棄? 望むところです。貧乏に喘ぐ元婚約者ざまぁ!…だけでは終わらない、世界規模の壮大な逆転劇、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:00:55
13831文字
会話率:38%
「君に伝えておくことがある。私は君を妻として愛するつもりはない」
結婚式が終わってやっと一息ついたところで夫になったばかりのアレクシスにそう告げられたメルフィーナ。
アレクシスから開拓中の貧しい土地をもぎ取り、公爵邸を後にしたメルフィー
ナの共はアレクシスのつけた監視役の護衛騎士、セドリックと無口な侍女のマリーのみだった。
結婚直前に前世の記憶を取り戻したメルフィーナは、ここが前世で雑学系乙女ゲームと揶揄された「ハートの国のマリア」の世界であり、自分がアレクシスルートの悪役、メルフィーナ・フォン・オルドランドであると気づいてしまう。
家族とは不仲、結婚相手には愛する気も子供を作る気もないと言われたメルフィーナは、何もかも馬鹿馬鹿しくなった。
実家も婚家も、もう知らない! あんな男のために悪役になって修道院送りになるのもまっぴら後免よ!
不遇に育ち不遇な結婚をしてしまったメルフィーナは、家族も夫も関係なく勝手に幸せになろうと決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:00:00
2351637文字
会話率:46%
「また“悪役令嬢”が来たんですか?」
貴族令嬢レティシア、クラリネッサ、エリナ。
三人は“悪役令嬢”の濡れ衣を着せられ、婚約破棄の末に修道院送りにされた――…はずだった。
しかし、修道院は地味で退屈な“左遷先”ではなかった。
孤児院の
手伝いに、祭の準備、トラブル対応――
三人は元貴族のスキルと根性を駆使して、今日も全力で働く!
やがてその姿は周囲からの信頼を得て、修道院にとってなくてはならない存在に。
一方、彼女たちを裏切った元婚約者たちは……?
「……私は、いったい今まで、なにを見てきていたんだ……」
「あの女……卑しい平民に落ちたはずなのに……!」
「……まるで、太陽だな……」
見放された令嬢たちは、第二の人生で幸せに生きる!
ちょっぴりざまぁ、でも心温まる“元悪役令嬢”の、修道院大奮闘なんちゃってほのぼのコメディ!
===
※ 5/4 ~ 毎日1話投稿、完結まで掲載 ※
悪役令嬢ものでたまに修道院送りってあるけど、送られる修道院もたまったもんじゃないだろうな、なんて思ってできたお話です。
※ 作中、ふつうに紙を使っていたり、日本のおとぎ話が出てきたり、外国語も混じっていたりしますが、転生要素は特にありません。ご都合設定です ※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 00:00:00
29710文字
会話率:34%
異母妹に婚約者と子爵家次期当主の地位を奪われた挙句に、修道院送りにされた元令嬢のシスター・エルダ。
孤児たちを育てて幸せに暮らしていたが、ある日『いばら病』という奇病で昏睡状態になってしまう。
しかし10年後にまさかの生還。
かつて路地裏
で助けた孤児のレイが、侯爵家の当主へと成り上がって巨万の富を投じてエルダを目覚めさせたのだった。
「子どものころはシスター・エルダが私を守ってくれましたが、今後は私が生涯に渡ってあなたを守ります。あなたに身を捧げますので、どうか私にすべてをゆだねてくださいね」
これは29歳という微妙な年齢になったヒロインが、6歳年下の元孤児と暮らすジレジレ甘々とろとろな溺愛生活……やがて驚愕の真実が明らかに……?
ヤンデレ侯爵と化した彼の、愛が重すぎる『介護』が今、始まる……!
※悪い奴、全員きっちりざまぁします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 21:26:51
105399文字
会話率:46%
――あぁ、これ、詰むやつ。
月明りに濡れる庭園で見つめ合う、王太子とピンク髪の男爵令嬢。
ふたりを目撃した瞬間、悪役令嬢ミレーユ・ガスタークは前世の記憶を取り戻す。
ここは恋愛ゲームアプリの世界、自分は王太子ルートの悪役令嬢だ。
貴族学
園でヒロインに悪辣非道な仕打ちを続け、卒業パーティで断罪されて修道院送りになるという、テンプレべたべたな負け犬人生。
……冗談じゃありませんわよ。
勝手に私を踏み台にしないでくださいね?
記憶を取り戻した今となっては、王太子への敬意も慕情も消え失せた。
だってあの王太子、私の推しじゃあなかったし!
私の推しは、【ノエル】なんだもの!!
王太子との婚約破棄は大歓迎だが、断罪されるのだけは御免だ。
悠々自適な推し活ライフを楽しむためには、何としても王太子側の『有責』に持ち込まなければ……!
【ミレーユの生き残り戦略】
1.ヒロインを虐めない
2.味方を増やす
3.過去の《やらかし》を徹底カバー!
これら3つを死守して、推し活目指してがんばるミレーユ。
するとなぜか、疎遠だった義兄がミレーユに惹かれ始め……
「王太子がお前を要らないというのなら、私が貰う。絶対にお前を幸せにするよ」
ちょっとちょっとちょっと!?
推し活したいだけなのに、面倒くさいヒロインと王太子、おまけに義兄も想定外な行動を起こしてくるから手に負えません……!
ミレーユは、無事に推し活できるのか……?
* 完結保証、ざまぁ多めのハッピーエンドです。
* 注:主人公は義兄を、血のつながった兄だと思い込んでいます。
* 短編版は【1】-1~10、続・短編版は【2】-1~3とほぼ同一です。
* 両方の短編を既読の方は、【3】よりお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:08:28
118451文字
会話率:31%
「貴方、もしかして“明子”?」
私は漫画やアニメが好きな普通のOLだった。
しかし事故に遭った直後、気が付くと大好きな乙女ゲーム『あなたとワルツを』の悪役令嬢ルイゼに。
なぜか母も同じゲームの世界に転生。
目指すのは“破滅エンド”の回避
――ではなく、最も軽い罪の“修道院送り”!
余計なことをすると、最悪の結末に書き換わるかもしれない。
それならシナリオ通りに行動して、最も軽い罰を受ける結末を選ぶ!
“シナリオ通り”に行動した結果は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 15:56:42
12623文字
会話率:20%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:38:13
359808文字
会話率:25%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 16:46:44
12621文字
会話率:24%
階段から落ちた衝撃で思い出した、前世の記憶。
…ってここは、もしかしなくても前世愛読していた小説の世界!? しかもよりにもよって頭の悪い悪役令嬢・アリシアに転生!?
そしてそんなアリシアに待ち受けるバッドエンドは、王子(ヒーロー)からの婚約
破棄に加え、妹(ヒロイン)を見習えと超厳しい修道院送りなんて…、絶対にイヤ! 何が嬉しくて公爵令嬢アリシアに転生してしまったの!?
というわけで、バッドエンド回避&一日三食昼寝付き実家暮らしハッピーエンドを迎えるため、王子との婚約は断固お断り、ヒーローカップルとの接触も控えて、一年後円満に婚約を解消出来る婚約者を見つけます!
「私と婚約していただきたいのです!」
「お断りします」
最初はそんな調子だったけど、色々あってなんとか取り付けた婚約。
その婚約者であるミステリアスモブ…ではなくカイル様(原作では一応メインキャラ)の様子が何だか原作と違っておかしい? …まあ、いいや! とりあえず、一時的な婚約者としてどうぞよろしくお願いいたしますね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 20:00:00
125304文字
会話率:43%
ミルリーフは、現代日本から悪役令嬢に転生していた。
折角、自分が知っている小説の登場人物に転生したというのに、既に断罪は終わっており、最早修道院送りを待つのみといった所だ。
断罪を回避する転生悪役令嬢モノもあるというのに、私と来たら全部終
わった後に思い出すなんてっ!
しかし、自分は修道院ではなく、王宮でも秘密のベールに包まれている神殿に行くというのだ。
神殿には結界が張ってあり、普通の人間には行き来が出来ない。
そんな所に連れて行かれるなんて、一体これからどうなっちゃうの!?
まぁ、死にはしないし、元々貴族じゃないし、大抵の事は大丈夫でしょ。とお気楽な気持ちで神殿に足を踏み入れたミルリーフだったが、そこには、滅びを望んだ神と、人間を愛した魔王との戦いの結末が記されていたのであった。それによると、魔王は滅び、神は封印されたらしい。
ミルリーフとルーク、そして聖女ルシーナや王国全体を巻き込んでの神との戦いが、今正に始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 01:17:17
6660文字
会話率:43%
婚約破棄され、悪役令嬢の汚名を着せられた公爵令嬢マリアヴェラ・クレメンティア。辺境の修道院送りとなったが、そこで出会ったシスターベガにより初めて不幸を慰められ、人の温かさを知る。その後自給自足生活の中、少しずつ自分らしい生き方を取り戻してい
くマリアヴェラだが、ある日王宮から、マリアヴェラへ迎えの馬車がやってくる。
それは己を婚約破棄した王太子の失墜の一報と、第二王子直々の結婚の申し込みだった。シスターベガは笑顔で彼女を送り出そうとするが、マリアヴェラはあろうことか、シスターベガを振り返り――
※GLではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:41:54
9623文字
会話率:55%
「ジョセフィーヌ!! 貴様を断罪する!!」
王立学園で行われたプロムナード開催式の場で、公爵令嬢ジョセフィーヌは婚約者から婚約破棄と共に数々の罪を断罪される。
愛していた者からの宣告、親しかった者からの嫌悪、信じていた者からの侮蔑。
弁解の機会も与えられず、その場で悪名高い国外れの修道院送りが決定した。
この物語は王都を追放された悪役令嬢を修道院まで護送する下級兵士の恋物語である。
GW中一日一話完結まで投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 12:26:39
96113文字
会話率:20%
前世の記憶を思い出した「私」は、此処が乙女ゲーム「愛するのは貴方だけ」の世界である事、そして自身が悪役令嬢である事に気付く。
今生の高位貴族令嬢としての自我≫≫≫≫≫≫前世の中の下系喪女としての自我
であった為、婚約破棄&断罪か
らの修道院送り=牢獄入りであり、その未来を変える為に行動し、見事、婚約破棄される事なく、婚約者と成婚、王太子妃の座を掴む……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:44:54
6462文字
会話率:5%
小国・ブローニュにおける聖女とは、血で継がれるものである。
初代聖女の家系であるベリテ家の長女・メアは、次期聖女と目され、王太子の婚約者とされていた。
しかし、聖女認定の儀式で聖女の印があらわれなかったために婚約破棄され、何もかもを取り上げ
られ、周囲に見下げられることとなる。
真の聖女であった妹の披露目の場で修道院送りを言い渡されるも、それに大国の王子・ユーリス・ディディアス・ノーデが異を唱える。
「メア・ベリテに、ユーリス・ディディアス・ノーデが希う。――どうか私と、婚約してほしい」
そんな言葉によってノーデに連れ帰られたメアに、ユーリスは求婚は嘘だったと告げ――?
『魔力研究狂い』の王子に研究対象としてお持ち帰りされた聖女失格の女が、奇妙に大事にされながら、心を取り戻していく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 17:19:31
5532文字
会話率:31%
5歳の頃、高熱にうなされのをきっかけに前世の記憶を思い出したロベリア・アラベスクは、前世で自身がプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気づく。
その乙女ゲームの悪役令嬢は死亡ルートが多いことで有名だった。
なんとか死ぬこと
だけは回避したいロベリアは、あらゆる手を尽くし、なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着いた。
そのつらい日々を乗り越えることができたのも、大好きなゆるキャラたちのおかげ!
前世の記憶を思い出したロベリアは、侯爵家の侍女たちの協力の元、前世で大好きだったゆるキャラグッズをせっせと制作し、部屋に飾り、お気に入りの「くま吉」にいたっては、小さなマスコットのぬいぐるみを作り、持ち歩いていた。
なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着き、パーティー会場から離れた四阿で、これから先のシナリオのない未来に不安を抱き、ロベリアは「くま吉」のぬいぐるみに話しかけていた。
すると、後ろから「そのクマちゃん……!」と突然低い声で話しかけられ、振り返るとそこには、サラサラの金髪にエメラルドの瞳をした、美しい男性、ランズベルト・ハーティス公爵が立っていた。
さらにランズベルトの口からは次々にファンシーな言葉が飛び出してきて――!?
ゆるキャラ好きな悪役令嬢と可愛いものが大好きなオネエ公爵の一筋縄ではいかない不思議なラブコメディ。
※不定期更新。「虐げられた傷持ち令嬢は冷徹な魔法公爵に愛される」の方を優先的に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 11:50:40
130922文字
会話率:38%
エリザベス・ルービンシュタイン公爵夫人は、妹の王太子妃に毒殺未遂という大罪を犯して修道院送りとなった。
罪を犯したヒロインのエリザベスは、今までの自分の愚かな行為に気づき懺悔する。
エリザベスが願ったのは、時を遡って夫と娘の元に還って、もう
一度だけ幸福な家庭を築きたい!
修道院送りになった当日、牢獄の中で亡き祖父からもらった魔法の砂時計を使って、事件から2ヶ月前に時を戻した。
彼女は自分の未来を変えることができるのか──。
★異世界ラブコメファンタジーの幕が開きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 07:15:42
665552文字
会話率:34%
王子様やその取り巻きを弄んだ挙句、姉の婚約者を奪い、辺境の修道院送りにされた私。その私が姉に送る手紙と回想。受け取った姉とその周囲の反応とは。
同タイトルシリーズを一部加筆して連載としてまとめました。
最終更新:2024-03-16 11:43:02
30539文字
会話率:13%
第7王子ルーカスは幼少時、殺人鬼に誘拐された。一命は取りとめたものの重い傷を負った。自分は平民女性だと主張するが精神疾患とされ、北の修道院に送られてしまう。
それから8年。王国を疫病が襲い、後継を失った王は第7王子を呼び戻す。修道士となった
王子は復帰に気が進まない。城では嫌がらせにあうが持ち前の鈍感力と才能で切り抜ける。見た目は天使、中身は女子力高めの写本オタクは義姉や異母妹らに影響を与えていく。最後はラブなハッピーエンド。全15話。アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 23:52:56
30530文字
会話率:47%
通り魔に刺され亡くなった主人公。ここが前世でやっていた乙女ゲーム『桜舞う乙女の恋!』……通称『オトコイ』の世界であることに気付いた。そして自分が主人公と攻略対象を邪魔する悪役令嬢アレクシア・フォン・ルクセンブルクになつてしまったことに……
主人公がハッピーエンドを迎えれば身一つで修道院送り、バットエンドなら処刑エンド……
だけど一つ違う事を上げるのなら顔がモブ顔になっている事と前世の記憶がある事そして何故か王子に好意がある事……だけど私の推しはシルビオ様一択!
他の攻略対象は眼中にありません!
この物語は何故かモブ顔悪役令嬢に転生した主人公がなんとか破滅フラグを回避する物語……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 00:00:00
3095文字
会話率:66%
第二王子とその取り巻きを篭絡したヘシカ。第二王子は彼女との真実の愛のために婚約者に婚約破棄を言い渡す。結果、第二王子は王位継承権を剥奪され幽閉、取り巻きは蟄居となった。そして、ヘシカは修道院に送られることになる。
『小説家になろう』様
・『アルファポリス』様に重複投稿、自サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 16:09:26
3446文字
会話率:31%
前世の記憶を持って転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。王太子の婚約者であり、ヒロインが彼のルートでハッピーエンドを迎えれば身の破滅が待っている。修道院送りという名の道中での襲撃暗殺END。
それを避けるために周囲の環境を整え家族と婚約者とその
家族という理解者も得ていよいよゲームスタート。
予想通り、ヒロインも転生者だった。しかもお花畑乙女ゲーム脳。でも地頭は悪くなさそう?
ならば、ヒロインに現実を突きつけましょう。思い込みを矯正すれば多分有能な女官になれそうですし。
全21話、予約投稿済み。
アルファポリス様にも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 18:00:00
44313文字
会話率:28%
よくある小説の最後は「北の修道院に送られました。」なんて言葉で、いつも断罪された悪役の最後は綴られる。
そして自分が今はその状況であるのだと、元男爵令嬢のマリーは大陸の最北端にある修道院の前で震えていた。
北の修道院は、修道院と銘打ってい
るが外観は城のようで、「魔女の城」という異名まである。なぜ魔女なのかというと、この修道院には魔女と呼ばれるそれは恐ろしいシスターが仕切っており、ここへ送り込まれたどうしようもない貴族の令嬢はシスターやその手の者によって調教されてしまう。その調教は、もはや拷問ともいえる所業で修道院からは貴族令嬢の断末魔が毎日こだまするという。噂だ。
マリーは修道院を見上げながら、「噂に互いない」と心の底から思った。なぜ、彼女がこんなところにいるかというと、妹のサリーに婚約者を盗られ実の父親に修道院送りにされたのだ。よくある話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 23:27:44
11182文字
会話率:67%