かつて、魔王が支配した剣と魔法の世界。人々を恐怖に陥れた魔王は、異世界転生者たちの手によって倒されたはずだった───。
しかし、真の悪夢は、そこから始まった。
魔王討伐の英雄「七星天」は、この世界を「東京」という都市に変え、支配し
、人々を欺いていたのだ。
東京に住む、ただの凡人の青年ヴェイン。彼は、愛する恋人ルキナを、七星天の一人、ニューロードに殺されてしまう。
しかし異世界転生者とは、今やアイドルである。絶大な人気を持つ彼らに意見など出来ない。
「なぜ、ルキナは死ななければならなかったのか?」
悲しみに暮れるヴェインの前に、王立騎士を名乗る謎の美女レティシアが現れる。彼女は、ヴェインに、異世界転生者たちの恐るべき真実を告げる。
「彼らは、英雄なんかじゃない。欲望のままに生きる、獣だ」
ルキナの死を彼らは侮辱し、嘲笑う。まるで人の命を羽虫のように。
怒りと悲しみ、絶望に震え、ヴェインは復讐を誓う。しかし、敵は、強大な力と人気を持つ異世界転生者たち。
彼が挑むのは世界の腐敗そのものであった。
七星天の恐るべきチート能力。
トップアイドル・恋ヶ崎凛子の隠された顔。
最強の異世界転生者・オールマンの失踪。
そして、闇に葬られた、魔王フィアレスの真実。
様々な謎が交錯する中、ヴェインは、愛する人の仇を討ち、世界の真実を暴くことができるのか?
今、絶望の淵から、復讐の戦いが幕を開ける。たとえ、その道が、いばらに満ちた、険しいものであろうとも。
ヴェインは、心の奥底で、静かに誓いを立てる。
───ルキナ、必ず、復讐を果たす。たとえ、この手が穢れようとも。
たとえ、その果てが君の知らない俺で、あろうとも───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 20:15:49
104461文字
会話率:40%
フランクフルト王国の辺境伯令嬢アーデルは王家からほぼ選択肢のない一方的な命令でクズな王太子デルフリと婚約を結ばされた。
アーデル自身は様々な政治的背景を理解した上で政略結婚を受け入れるも、クズは可愛げのないアーデルではなく天真爛漫な義
妹のクラーラを溺愛する。
貴族令嬢達も田舎娘が無理やり王太子妃の座を奪い取ったと勘違いし、事あるごとにアーデルを侮辱。いつしか社交界でアーデルは『悪役令嬢』と称され、義姉から虐げられるクラーラこそが王太子妃に相応しいっとささやかれ始める。
そんな四面楚歌な中でアーデルはパーティー会場内でクズから冤罪の後に婚約破棄宣言。義妹に全てを奪われるという、味方が誰一人居ない幸薄い悪役令嬢系ヒロインの悲劇っと思いきや……
蓋を開ければ、超人のようなつよつよヒロインがお義姉ちゃん大好きっ子な義妹を筆頭とした愉快な仲間達と共にクズ達をぺんぺん草一本生えないぐらい徹底的に叩き潰す蹂躙劇だった。
もっとも、現実は小説より奇とはよく言ったもの。
「アーデル!!貴様、クラーラをどこにやった!!」
「…………はぁ?」
断罪劇直前にアーデル陣営であったはずのクラーラが突如行方をくらますという、実態はヒロインの予想外な展開ばかりが続くドタバタ活劇であった。
果たして、義妹はどこに消えたのか……?
ヒロインは無事にクズ王太子達をざまぁできるのか……?
義妹の隠された真実を知ったクズが取った選択肢は……?
そして、不穏なタグだらけなざまぁの正体とは……?
そんなお話となる予定です。
残虐描写もそれなりにある上、クズの末路は『ざまぁ』なんて言葉では済まない『ざまぁを超えるざまぁ』というか……
これ以上のひどい目ってないのではと思うぐらいの『限界突破に挑戦したざまぁ』という『稀にみる酷いざまぁ』な展開となっているので、そういうのが苦手な方はご注意ください。
逆に三度の飯よりざまぁ劇が大好きなドS読者様なら……
多分、期待に添えれる……かも?
※ このお話は『いつか桜の木の下で』の約120年後の隣国が舞台です。向こうを読んでればにやりと察せられる程度の繋がりしか持たせてないので、これ単体でも十分楽しめる内容にしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 20:10:44
250090文字
会話率:32%
浪費や聖女への侮辱で断罪されたロベリアは、冷酷辺境伯へ嫁げと命じられる。
辺境伯ファウストのほうも、悪辣姫の噂に冷たい態度をとるが――。
「一生……最推しのファウスト様と……むり、しんどい……」
「……一応聞いてやる。お前はこの城で、どの
ような暮らしを望む?」
「ファウスト様がおいしいご飯を食べてふかふかのベッドで寝てくだされば、私は壁になりたいと思います」
実際に会ったロベリアはファウストを毛嫌いすることもなく、むしろなぜか拝んでくる。
悲劇の政略結婚のはずがなぜか楽しく推し活するヒロインに困惑しつつも惹かれていくヒーローのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 15:24:04
7209文字
会話率:36%
虫や気持ちの悪い生き物が大好きで異性には好かれない聖女ユリエルは、高位聖職者の娘を聖女にするために冤罪を着せられて学園、街、ギルドから破門&追放されてしまう。非モテで男性に言い寄られたこともないのに、よりにもよって邪淫の罪で。頼る人も行く
あてもなくなり、ユリエルは復讐と世直しを決意する。自分をくだらない理由で追放し最大の侮辱を与えた、聖人教会と学園都市リストリアに。そのために、学園都市近くにある教会に制圧されたダンジョン、『虫けらのダンジョン』を乗っ取ろう!癒しの力とゲテモノへの愛をもって、虐げられていた元マスターのアラクネと共に、自然あふれるゲテモノと妖精の楽園を作って抗え!
ダンジョンマスターとなって最初に取得した能力で……「これで思う存分毛虫をモフれるね!」
※転生ものではないですが、転生者や転移者は出るかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 09:00:00
528397文字
会話率:22%
「シルミーア、お前とは婚約破棄だ! そもそも正式な婚約者でもないのだ、この話は白紙に戻す。何故私が聖女などという平民と結婚しなくてはならないのだ!」
王太子グリアラントは、筆頭聖女シルミーアとの婚約発表の場で彼女を公然と侮辱し、婚約破棄を宣
言した。
「聖女の価値がわからないなど、兄上は本当に救いようがないな」
近くで聞こえてきた声に、シルミーアは耳を疑った。
いつも落ち着いて貴族然とした第二王子であるフィガラが、兄を挑発していた。
第二王子が聖女であるシルミーアを護るために、計略を巡らせる話です。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 06:10:00
8657文字
会話率:39%
最も美しく、残酷で、恐ろしい世界へ行こう。
これは、人ならざるものたちの"楽園"での物語の始まり。
以前投稿していたものをリライトしたものになります。
ハーメルンにも投稿しています。
※本作は三部構成の
物語の第一部になります。
※一応R-15設定にしていますが、人によってはR-18G相当に感じられる可能性のある内容です。
以下のような方は読まない事を強くお勧めします。
·純粋な原作ファンの方
·グロ·ホラー·鬱耐性のない方
·バイオハザード·異形化系の作品が苦手な方
·原作改変·崩壊系が苦手な方
·オリキャラ活躍系が苦手な方
※一部書き方や展開導入が独特な箇所があるため、読みづらいと感じる場面があるかもしれません。
※本シリーズは一種のブラックジョークです。
作中の描写は全て表現上のものであり、原作及びその他特定の作品群や人物·団体·キャラクター等を批判·侮辱·誹謗中傷等する意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 06:00:00
125935文字
会話率:42%
『日本炎上系ダンジョン配信者三大巨頭』の一人、フェニックスチャンネルのフェニックスという男をご存じだろうか!?
日夜ダンジョン攻略に勤しむ探索者達を妨害し、侮辱し、晒し上げる極悪非道をご存じだろうか!?
何度傷を受けても再生し立ち上がる
『不死鳥』が如き能力を持ちながら、その力を隠し探索者達を馬鹿にし続ける狂人をご存じだろうか!?
実は平凡な男子高校生『古鴉キョウマ』という身分を持ちながらも正体を隠し燃え続ける不死鳥をご存じだろうか!?
そしてついうっかり、力を利用して人気美少女配信者を助けてしまった姿が配信に映ってしまった事をきっかけに、有力ギルドなど多方面に目を付けられてしまったのをご存じだろうか!?
そこから彼を中心に巻き起こる大波乱が…………え、知らない?じゃあまずは最初の配信から見てもらって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:28:35
125452文字
会話率:54%
一人の聖女が力を失い王国を追放された。以前より聖女を見初めていた帝国の皇子は憤慨し彼女を保護して、軍を率いてその王国へ侵攻を開始した。
最終更新:2024-11-10 00:12:11
5523文字
会話率:39%
魔力が生まれつき備わっていない、片目が開かない、瞳の色が吸血鬼を連想させる深紅の瞳、髪が一定以上伸びない。
インゼイル王国の第四王女として産まれた『エデン』は、これらの理由で理不尽なまでの不当な扱いを受けてきた。
根も葉もない理由で悪
女と罵られた彼女は、いつか周りの人間を見返してやると己に近い、只管に勉学に励んだ。
培った知識は計り知れず、彼女の知恵は十六の歳になった頃には既に大人顔負けのものとなっていた。
己の力で環境を変える、その目標を実現するために、エデンは実力至上主義で有名なセレスアスティア学園に入学する。
そこでは実力こそが正義であり、実力さえあれば誰であろうと入学から卒業までできるという、この世界では特殊な部類に入る学園だった。
そしてその学園には、特殊な制度がある。
それは『プリンセス・ア・ナイト制度』というもの。それは学園の女子生徒がプリンセスとなり、男子生徒がナイトとなり、それぞれ二人組のタッグになるという制度だ。
プリンセス・ア・ナイトとなった二人は卒業までにクリアしなければならない課題が課せられる。
それは、他のプリンセス・ア・ナイトとなった二人と戦い一定以上の戦績を収めること。
できなければ卒業はできず、収めることができれば何であろうと卒業ができるという。
エデン――彼女は、己の存在価値を証明するためにこの学園に入学し、そしてプリンセス・ア・ナイトとなって卒業を果たす為に尽力する。
しかし、悪女と罵られてきた彼女は学園に入っても変わらず、周囲から蔑まれることになる。呪われた女、魔女、そして悪女。エデンは多くの人間から理不尽に侮辱され、その度に心に傷を刻む。
反骨精神で今まで自分を誤魔化してきた彼女は、やがて限界を迎える。
心に刻まれた傷は永遠に癒えることはなく、誤魔化してきた自分もやがては崩れてしまう。
立ち上がれない、立ち上がりたくない、もうこの世界から消えてなくなりたい。
ナイトとなった相手にすらも殺意を抱かれ、殺されそうになったとき――
彼女の為の騎士は現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 20:19:36
85944文字
会話率:32%
婚約者と対面した日、この世界が少女漫画の世界であり、自分はこの男に殺される悪役令嬢であることを思い出した。殺されたくない。そんな気持ちから、浅はかにも記憶の中のヒロインの言葉を使い、彼に好かれようと行動し始める。
上手くいっていたはずだっ
た。うまく愛されたはずだった。
彼は、自分自身の両親を手にかける。理由は私を侮辱したからだと。
何処から道を間違えたのか、何もかも考えてももう遅い。
正しい道などもう残されていないのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 01:07:17
14281文字
会話率:61%
1884年 8月
日本にいる兄から来てほしいと乞われ、エレン・マルタンはサンフランシスコから横浜へ向かう船に乗っていた。横浜にもうすぐ到着するという時にエレンの頭の中に現代アメリカ黒人女性の記憶や知識が流れこんだ。頭の中に存在する現代アメ
リカ人の知識はあまり役に立たず、現代日本のkawaii好きに明治時代の日本は微妙。
タイムトラベルなのか、悪魔がとりついたのか、ただの妄想なのか。エレンは自分がどのような状況におかれたのかまったく分からないが、日本でホームシックで弱っている兄を助け、ひそかに日本の女性に独身最高を広めようとする。
日米どちらもポリコレなど存在しない女性の地位が低い時代は女にとって生きづらい。それでも自分が望む生き方をしたいと頑張る女性達がいる。
明治時代の日本、金ぴか時代のアメリカ、現代のアメリカ。まったく違うようで似ているを生きるエレン・マルタンの話です。
*差別や侮辱の表現、あからさまではありませんが女性が同意のない性的接触をされる表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 06:00:00
85615文字
会話率:24%
――ガリ勉ぼっちヲタク。
この最悪な称号を冠せられた経験もある貴人(たかと)は勉学に全てを捧げてきた。侮辱してきた者達を見返すためだ。
しかし、ある日両親が不慮の事故で死に、大学進学という希望が絶たれてしまう。
『せめて妹がほしかった
』と嘆きながら自殺を図った彼だが、とある社長の自殺を偶然止める事になり――――いつのまにか社長の養子となっていた。
彼は黒髪碧眼のアンドロイド妹、『春宮ニコ』と暮らすうちに新たな世界を見る――――
※予告なく加筆修正を行う事があります。大きな改稿は最新話の前書きに書きます。
※なんかの記録
2019/5/12 公開
2019/5/15 日間ラブコメ35位
2019/5/27 5000pv突破
2019/6/29 10000pv突破
皆さんありがとうございます
※略称はもちろん「妹電」です
※この作品はカクヨムにも投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889569188
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 23:30:08
36048文字
会話率:42%
最強の竜種の中でも最弱の緑竜に異世界転生するも、努力と根性で血反吐はきつつ、死にかけながら最終進化を遂げ、いろいろあって過激派天使達との大戦を戦い抜き、死んだ朋友の赤竜ルベウスの墓の墓守やって幾星霜。朋友の墓標に唾吐いて、その死を侮辱して嘲
笑した連中がいる里に愛想が尽きたので、久しぶりに人間社会に紛れてまったりと冒険者生活を満喫するため、俺、翡翠竜のジェイドは旅立つことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 13:00:00
82116文字
会話率:34%
イラストレーター志望の専門学校生伊藤キヨシは、突然転移した異世界にて、元いた世界で行方不明になっていた幼馴染にそっくりな少女、ティナと出会う。
ティナは行方不明となっている自身の姉を探しており、助けられた恩からキヨシは彼女の人探しを手伝う
ことになる。
程なく姉は見つかったものの、その姉は国が定めた宗教に仇成す逆賊として、騎士たちに追われる身となっていた。それと同時に、ティナの姉が夢見る考古学者に対する弾圧や侮辱を公然と行う騎士の非道を目の当たりにし、キヨシは姉妹に与することを決めるが──?
※本作品は、挿絵の表示を前提とした演出が存在します。画面右上の『表示調整』から、挿絵表示をONにすることを強く推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 20:10:00
921737文字
会話率:58%
婚約破棄に失敗した王子は、公爵令嬢に2つの選択を迫られる。
衆人環視の中での名誉毀損罪、侮辱罪、冤罪幇助の慰謝料として、次の2つを選んでいただきます。
1つ目・・・我が公爵家が持つ、小島の製薬会社での治験を1年間行ってもらう。
2つ目
・・・製薬会社の隣の島で1年、1人で生き抜いてもらうです。
1つ目の利点として、朝昼夕の食事が付き、持病に合った治験が優先的に選べます。 希望があれば有料で、病気の治療も行えます。
建物も近代的で最先端。 ゲーム、漫画等も完備してます。
欠点として、治験ですのでプラシーボ(偽薬)もありますが、新薬もあります。 内蔵、特に肝臓や腎臓の不全になることもあります。 何しろ新薬は、治験のデータで調整する訳ですので。
2つ目の利点として、自給自足すれば、1年自由です。
欠点として、自給自足はなかなか難しいです。
さらに、未開の人喰い族が生息しており、見つかると食べられる危険性があります。
もし選べない場合、どちらも体験してもらっても大丈夫です。
例えば、島にぎりぎりまで住んで、食料が手に入らず空腹で辛い時に治験に参加するとかです。
組み合わせは色々あると思いますが。
島と島の距離は5km程ですので、ボートで余裕を持って移動できる範囲です。
果たして、王子は生きて帰れるのか?
その2は、オーロカルノ王子のその後のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 14:14:47
11187文字
会話率:19%
よお、暇を持て余したバカ共。
お前たちが今から読むのは、しょうもない悪党がしょうもない悪事を働いて、クソみたいなギャングになるまでの物語だ。
悪者が悪いことをして、理不尽に残虐なことをする。ヒーローなんて現れないぜ? ものの見事にどいつも
こいつも悪党まみれだ。少年マンガが好きならイライラして読めないだろうよ。……もちろん皮肉だぜ?
そう、皮肉だ。皮肉、嫌味、軽口、侮辱、差別。
そんな汚いことにまみれた、楽しい楽しい極悪小説だ。
悪いことを、楽しもう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 17:00:00
94527文字
会話率:75%
異星人によって地球を占拠された人類は宇宙コロニーに逃げ、そこから地球奪還をもくろんでいた。
戦力増強のために子どもたちをサイボーグ化することが許可され、あまりにも非倫理的だったために解散させられた〈キツネとブドウ〉が再結成される。
それ
は非人道的な実験と侮辱にまみれた恐ろしい選択肢だった。
幼いころ、兄をサイボーグ化され、行方不明になっていたジェンキンスは目的を秘め、〈キツネとブドウ〉の司令に就任する。
ふざけた大人と機械戦士と化した子どもたち。
その戦争の行く末はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 07:20:00
32754文字
会話率:53%
私には仕事がしこたま出来る先輩がいる。
何時もふんわりおっとりしていて、口調も丁寧。素敵な人だ。
けれども、ふんわり、おっとりしているだけじゃないと思い知った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんな人には絶対なれないなぁと思いながら、後輩ちゃんと共に縮こまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 19:42:48
999文字
会話率:43%
鏡に映る己の姿に、思わず顔を背けてしまう。
そこには、王国で一番の醜女と蔑さげすまれる、私の姿が写っていました。
歪んだ顔に潰れた鼻、肌は爛ただれていて瞳は汚く濁にごっている。それは、悪しき魔法によって捻じ曲げられた、私の姿。
ただ一人、
彼女を愛し育んでくれた父王は亡くなり、後を、聡明で心優しきルナエレーナに託すのですが、余りにも醜い彼女に、周りは誰も手を差し伸べません。後ろ盾を得られない彼女に取って変わるのは、彼女の叔父でした。
何処にも居場所の無いルナエレーナ。
そんな彼女が、少しでも国の役に立つのであればと受け入れた、望まぬ隣国の王子との婚約も、彼女の容姿を理由に破棄され、それを理由にまた叔父から侮辱を受けます。
そんなルナエレーナの呪いの理由が、その偉大な前世にあった事を知る者は今の世には誰もいません。
*小説家になろう 様にも掲載しています。
*残酷あり、暴力あり、性描写有りは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:35:04
21526文字
会話率:28%
幼くして両親を失った、18歳の少年〈花菱 龍憲〉は13歳の時から東京の街で喧嘩に明け暮れていた。
その喧嘩の腕や不思議と慕われる才能から東京中の半グレの中心人物になった。それは300人からなる愚連隊のトップになっている事から分かる。
そんな龍憲だったが、組織が大きくなりすぎたのか、日本でもトップレベルのヤクザ組織である《純友会》の下部組織と抗争になった。
一時は上回る時もあったが、それでも本職の純友会が本気を出した事によって潰されてしまう。
するとそこに純友会とならば日本最大組織である《大阪百鬼会》の三次団体で、若頭をやっている〈青山 誠司〉に命を助けられる。
そして舎弟盃を受けて、残党である180人を連れて大阪に渡るのである。
ここから龍憲は腕っぷし1つで、日本の裏社会を成り上がっていく。
そして大阪百鬼会の日本統一を目指す。
※本作は犯罪・暴力行為を容認、推奨するものではありません。
※各団体、組織を侮辱する意図はございませんので、そこのところのご理解をよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 10:46:02
108986文字
会話率:54%