吸血鬼令嬢リリスは、高貴なる吸血鬼の誇りを胸に、聖女セラフィーナの血を吸うことを決意する。策略など不要、堂々と宣言すればいいのだ!
「聖女セラフィーナ! 血を吸わせなさい!」
しかし、聖女は驚くどころか、にっこり微笑んで「いいですよ
」と快諾。すぐさま「聖女の血」と呼ばれる特別なワインを差し出してきた。
リリスはそれを本物の血だと思い込み、誇らしげにゴクリと飲む。「ふふん、人間の血とはこうあるべき――」
――って酒じゃないの!!
思わず叫ぶリリスに、セラフィーナは「わたくしの血と思えば、心の中では本物になりますよ?」と穏やかに微笑む。酔いが回って頬を赤らめるリリスを見て、聖女は「かわいいですね」と微笑ましく眺めるのだった。
こうして、吸血鬼令嬢と聖女の奇妙な関係が始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 12:46:15
13042文字
会話率:43%
山波俊介は死んだ。車にはねられそうになっていた少女を救って。
本来なら何年か後に転生するはずだった。が、手違いが起こった。神の手違いが。
あろうことか俊介の魂は異世界に飛ばされてしまったのである。のみならず、ゾンビーに宿ってしまったの
だった。
意識あるゾンビーとして生きていこうと模索する俊介。が、その彼の前に立ちはだかる者たちがあった。
悪役令嬢や聖女、そして神祖や死神。さらに──。
これは世界を改革するために不死王を目指した男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:02:41
109566文字
会話率:40%
「アリシア・ローゼンバーグ! 俺と結婚する罪でお前と婚約破棄する!」
婚約披露パーティにて侯爵令嬢アリシアに無茶な婚約破棄を突き付けたギルバート王子。その傍らに立つ聖女マリア。彼の様子はまさに物語の愚かな王子そのもの。第二王子や国王はこ
ぞって彼を責め立てる。
「異世界から現れた聖女様に心を奪われ、婚約者の心を傷つけるなど!」
「愚かにも聖女に心を奪われて、婚約者を蔑ろにした。その行為は王族としてあるまじきものだ。もはや許しがたい。その行為に対する罰として、貴様を処刑する」
国王からの処刑宣告。
凍りつくアリシアの頭の中に誰かの声が響く。
「それ要る奴とは?」
その言葉を口にしたのは聖女マリア。
侯爵令嬢と聖女が「同時に」神託を受けて事態は急展開を迎える。
◆婚約破棄騒動で一番慌てたのが神的な存在だったというお話です。ふわりとした設定で、ハッピーエンド。王子様と復縁はしません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 18:30:20
20646文字
会話率:21%
レイネ・ドルキアンは悪役令嬢だ。ゲーム主人公を貶める役割を担い、しかしそれに抗って幸せを手に入れた。
だが90年の人生に幕を閉じようという時になり、親友として70年を共に過ごしてきたゲーム主人公に殺されてしまう。
目が覚めた時、レイネ
は見覚えのない島に、若返った状態で倒れていた。そこで出会ったのは、己と同じくゲーム世界に転生し生き抜いてきた悪役令嬢と聖女たち。
彼女らは、この島で互いの尊厳(比喩)をかけて戦争をしているのだという。
敗者に課される罰。それは、悪役令嬢と聖女の架け橋になるべく、己の股間に友好の証(比喩)となるオベリスク(比喩)を建造(比喩)することであった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 18:35:11
80644文字
会話率:39%
公爵令嬢ジェシカ・ファインベリーは苛立っていた。世を席巻している大神官アナクレト猊下の主張『女性のお尻を敬い、愛でねばならない』に納得いかなかったからだ。好きでもない男にお尻を撫でられなきゃいけないなんて法があるか。ジェシカは古い聖典から反
撃に使えそうな記述を見つけ出し、聖女と結託して逆襲に転じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 07:33:48
4621文字
会話率:38%
「アンジェリカ、すまないが君とは婚約を解消させてもらう」
彼は傍らに一人の少女を伴い、そう言葉にした。
彼、セイン様は私の婚約者であり、この国の王太子殿下。
そして今彼の傍らに立つ少女、それはこの国を瘴気から救うと言われている聖女だった
。
聖女に婚約者を奪われたアンジェリカは傷付き、隣国へと留学をし忘れようとした。
しかし事件に巻き込まれ死んでしまう。
そして気付いたときには5歳の頃に戻っていた。
もう二度とあんな辛い想いはしたくない。
必死に婚約を回避しようとするがうまくいかない。
アンジェリカは再び婚約を解消されてしまうのか。
不器用な二人の二度目の人生。
二人は幸せになれるのか。
※こちらの作品は作者の世界観でなりたっております。貴族設定はゆるゆるです。
※こちらの作品は「婚約破棄された挙句死んだ侯爵令嬢と聖女を選んだ王太子の二度目の人生~アンジェリカの場合」との連動作品です。
アンジェリカの場合を先に読んでいただくほうが分かりやすいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:31:58
4481文字
会話率:40%
「アンジェリカ、すまないが君とは婚約を解消させてもらう」
彼は傍らに一人の少女を伴い、そう言葉にした。
彼、セイン様は私の婚約者であり、この国の王太子殿下。
そして今彼の傍らに立つ少女、それはこの国を瘴気から救うと言われている聖女だった
。
聖女に婚約者を奪われたアンジェリカは傷付き、隣国へと留学をし忘れようとした。
しかし事件に巻き込まれ死んでしまう。
そして気付いたときには5歳の頃に戻っていた。
もう二度とあんな辛い想いはしたくない。
必死に婚約を回避しようとするがうまくいかない。
アンジェリカは再び婚約を解消されてしまうのか。
不器用な二人の二度目の人生。
二人は幸せになれるのか。
※こちらの作品は作者の世界観でなりたっております。貴族設定はゆるゆるです。
※こちらの作品「婚約破棄された挙句死んだ侯爵令嬢と聖女を選んだ王太子の二度目の人生~セインの場合」との連動作品です。
こちらのアンジェリカの場合を先に読んでいただくほうが分かりやすいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:31:25
6746文字
会話率:43%
―――アルシア・フォン・シルスダーク。
シルスダーク公爵家のご令嬢で、ビューク王太子の婚約者。
稀代の悪女といわれている。
―――シンジュ・カザカミ。
アルシア公爵令嬢が召喚した正真正銘の“聖女”だとされている。
そんな彼女は、“救済
の聖女”として民衆に崇め称えられ、王太子や第二王子、はてには、騎士団長の息子、魔法術師一団の団長の息子、神官長の息子からも熱烈なアプローチを受けている。
この二人の顔合わせの日のことである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 12:27:38
1912文字
会話率:20%
悪役令嬢と聖女、それは周囲が決めた役割でしかなかった。
運命を呪った彼女たちの抗えなかった未来。
最終更新:2022-12-11 22:59:32
1522文字
会話率:39%
「レオ、お前はこのパーティに相応しくない」
突如として、Cランクパーティ【聖剣の集い】から出ていくように言い渡された大盾使いのレオ。
敵の注意を引きつけ、攻撃をひたすら耐え凌ぐだけという地味な役回りから、パーティメンバーに不必要であると判
断されてしまったのであった。
「お前たちが誘ってきたくせに、用済みなら捨てるってのか? ふざけんな!」
やさぐれたレオ。そんな彼の元に1人の中年冒険者が声を掛けてくる。
「追放されたのか? なら、うちに来い!」
「は?」
冷やかしにも聞こえたパーティへのスカウト。しかし、レオの加入したパーティはメキメキと成果を上げ、急激な成長を遂げていく。
3年後。Sランクパーティ【エクスポーション】
勇者、聖女、お父悪役令嬢という濃いメンツを含めた最強パーティの中に、レオの姿があった。
冒険者パーティから追放されたレオがSランクパーティの1人として、成り上がった後のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 13:10:22
276314文字
会話率:32%
私は見目麗しくもなければ成績もよろしくないクズ令嬢、ダスティー。
家は没落寸前で、もうすぐ爵位を返上して平民になるはずでした。
それでも教養をつけておこうと思い、通っていた学園では今、公爵令嬢と聖女の元平民の少女が『王子争い』をしていた。
それを「馬鹿だな」と思いつつ横目で見ていた私。だって私には無縁ですもんねー。
なのに王子は公爵令嬢と婚約破棄し、しかも聖女のこともガン無視して、なぜかクズ令嬢の私をご指名に!?
でも私は正直殿下には興味ないし、嫉妬とかがめちゃくちゃ酷いので諦めてほしいのですけれども、なんだか溺愛されてます! どうしたらいいんですかー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 17:04:09
41095文字
会話率:27%
こういうのよくあるよね。
最終更新:2022-07-29 02:31:55
208文字
会話率:0%
前世でネット小説読みまくってた公爵令嬢と聖女が(恋愛とかの部分に関しては)常識人だったらっていうお話しです
頭空っぽにしてお読みください
最終更新:2022-06-11 19:07:58
2920文字
会話率:70%
記憶再生というスキルを有する貴族令嬢と聖女がコンビを組んで、冤罪による婚約破棄を企んだ愚か者を断罪する話です。
最終更新:2022-04-08 12:38:20
1449文字
会話率:43%
サイハテ、という場所がある。
そこは、世界から忘れられたものや、役目を終えたものが流れ着く終着点のような場所だ。
ある日、とある令嬢が流れ着き自分は婚約破棄され流されたと話始め…
サイハテに住まうセーラー服を着た魔女と、世界から追放された
精霊のいとし子セトという青年が異世界の欠片を見にいったり触ったり色々する物語。
の、パイロット版です。本編書き上げる前にこれ本当に大丈夫か?という思いで書きました。
※追放、悪役令嬢、聖女、ざまあなどなどよくあるシチュエーションをスナック感覚で味わえるものです
※ノベプラでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 19:14:07
12617文字
会話率:53%
――桃太郎はもう、昔話なんかじゃない。
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
おじいさんは山へ、しばかりに。
おばあさんは……川で桃尻をした男の子を拾いました。
すくすくと育った桃太郎は、なんやかんやあって鬼退
治に向かいます。
その旅の途中で出逢ったのはワンワン、と鳴くワンコ……ではなく国を追放された悪役令嬢だった――!?
「ねぇ、ちょっと!! アナタのその腰についている玉を寄越しなさい!!」
更に後を追ってきた聖女に、溺愛王子までやってきて――!?
「お前らやめろ!! 俺の股間をそんな目で見るんじゃない!!」
果たして桃太郎は、無事に鬼を退治できるのだろうか?
令和のこの時代に、桃太郎のタマタマを死守する新たな伝説が爆誕する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 18:11:29
57777文字
会話率:42%
王太子エドモンドは激しく後悔する。浮気なんてしなければ良かったと。
浮気をきっかけにどん底まで落ちた王太子と、素直になれなかった元婚約者の公爵令嬢。
もう一度だけ会いたい。思いを伝えたい。
下女に憑依してしまった公爵令嬢は、王太子に会
いにいく。
すれ違った二人が後悔して、また恋をはじめるお話。ハッピーエンドです。
「公爵令嬢と聖女の恋の逃避行〜目覚めたら悪役令嬢だったので今夜婚約破棄されます〜」https://ncode.syosetu.com/n6903gs/のエドモンド&ロズリーヌ(本物)サイドのお話。全3話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 20:39:01
13301文字
会話率:22%
乙女ゲームの悪役令嬢になってしまった私。
ゲーム通りなら今夜のパーティーで婚約破棄。一ヶ月後には処刑されるはずなので、もう無理ゲーですよね。
この世界には転生システムがあるみたいなので、今世は諦めて来世に期待します。
……と思ったら、
可愛い聖女が告白してきたのでやっぱり駆け落ちします!
後半聖女視点です。可愛い女の子が好きな女の子二人が駆け落ちする話。ハッピーエンドです(本人たちにとっては)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 20:26:39
8653文字
会話率:22%
流行りのネット小説を逆輸入した乙女ゲームに転生したふたり。
フィオナとマリー。
フィオナ「悪役令嬢を全うして、田舎の領地でひきこもってのんびり暮らす」
マリー「ざまぁされるのも、聖女になるのも、お断り!のんびりゆったり暮らしたい」
シナリオ
を守ろうとする悪役令嬢・フィオナと、シナリオをぶっ壊したいヒロイン・マリー。
「のんびり暮らす」未来を夢みることは同じでも、やることは正反対。
フィオナは悪役を演じながらも優しく成長し、マリーは「あれ?これって乙女ゲームだよね?任侠モノじゃないよね?」と首を傾げながらも逞しく成長する。
準備を整えて学園に入ったはずが、思い通りの展開にならない上に、様々な問題がふたりに降りかかる。ふたりはトラブルやシナリオを乗り越え、望みを叶えることができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 23:36:17
3850文字
会話率:23%
王子のところになんかお嫁に行きたくないふたりだった。
@短編その58
最終更新:2020-08-07 12:36:17
4553文字
会話率:42%
今回は異世界転生と悪役令嬢と聖女を混ぜてみた。
最終更新:2020-05-25 09:00:00
17573文字
会話率:35%
取り戻そう、あのころの無邪気な心を――
最終更新:2020-06-11 23:11:15
2563文字
会話率:4%
とある国で悪役令嬢と聖女であるヒロインが一緒に逃げだした。
何故二人一緒に逃げたのだろうか? 答えはこの話にある――
最終更新:2015-07-16 02:00:00
6593文字
会話率:66%