――お願い、ずっとそばにいて。
リンドブロム大公国の侯爵令嬢レミリア・アルバード。十六の誕生日を迎えたその日、結婚相手も決まってしまった。
上流貴族アルバード家の令嬢として、彼女は侯爵家を継いでもらう婿を取らなければならない。しかし……。
「ずっと、お母様の言うことをきいてきたわ。でもやっぱり、私はただの道具だった」
――だから、最後だけ。自分の願いを叶えてもいいでしょう……?
レミリアの希望――それはアルバード家で所有する魔法陣『風のユーケルン』を起動し、その姿をひとめ見ることだった。
※『収監令嬢は◯×♥◇したいっ!』の外伝作品にあたりますが、『収監令嬢』未読でもまったく問題ありません。
※カクヨムで投稿したものを転載・修正いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:10:00
24910文字
会話率:37%
レミリアは前世の記憶を持つ悪役令嬢だ。
前世で大人気だった乙女ゲーム『ラブマリ』の世界に転生してしまったマリロイド王国公爵令嬢レミリアは、卒業式での断罪を避けようとあらゆる努力を重ねるが、どういうわけかつまらない冤罪に冤罪を重ねられ、
結局は断罪コース。
よりにもよってヒロインが選んだのはレミリアの婚約者、王太子アルベルト。ヒロインがこのルートを選んだということは、レミリアは国外追放だ。
「レミリア・ディーヴァ! 君との婚約は破棄させてもらう! 君の醜悪さには耐えられない!」
「この国の未来の聖女への数々の所業、とても許されるものではない! よって国外追放とする!」
案の定の展開に、これまでの努力を思うとガックリと力が抜けないわけではなかった。
そして同時にこう思った。
(もうどーでもいいわ!)
この時のためにしっかり保険は掛けていたのだ。
「真実の愛だけで国を守れると思うなよ!!!」
そう捨て台詞を吐いて向かったのは大賢者ジークボルトのいる隣国ベルーガ帝国。
「先生! 私あの国潰します!」
「どうぞどうぞ」
いつの日か自分を蔑ろにしたあいつらに一矢報いる為に、イケメン師匠とイケメン兄弟子と共に、今日も今日とて修行の日々。
だが、レミリアが手を下す前だというのに故郷のマリロイド王国は勝手に滅亡へ向かっていく。
「ちょっとちょっと! 私がやるまで滅びないでよ!?」
滅ぼしたいほどムカついているけれど、いざそうなると躊躇われる。それが故郷。
「もう君は自由だ。好きに生きていいんだよ?」
そんな師匠の言葉を間に受け、本気でやりたいように生きる、そんなレミリアの自由を求める物語。
※この作品は他サイトでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 18:11:55
132283文字
会話率:49%
伯爵家令嬢のレミリア・マクマホンは、実の姉であるミディア・マクマホンから婚約者であった公爵家の長男――グランツ・オーレンを寝取った。
理由は才色兼備でスタイル抜群の自分ではなく、内気で根暗で読書好きなミディアが王族との繋がりもあるオー
レン公爵家の夫人になってしまうからだった。
だからレミリアは姉から婚約者を寝取った。
それだけではない。
レミリアは貴族たちを集めたパーティーで、グランツ自身の口からミディアと婚約破棄する宣言をさせる計画を立てて実行しようとした。
そのためにレミリアはパーティーが開かれる前に、グランツに婚約破棄の宣言をする詳細な文言まで考えてグランツに練習させた。
あとはパーティーが開かれるのを待ち、宴もたけなわな頃にグランツに婚約破棄の宣言をさせて自分自身が登場するだけ。
そうして無事にパーティーが開かれ、あと少しで公衆の面前での婚約破棄の幕が上がると期待に胸を躍らせていたときだった。
人知れず隠れていたレミリアは、後ろから誰かに口を塞がれてしまう。
そして――。
※他サイトさまにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 19:11:22
6933文字
会話率:13%
かつて観光と資源輸出で栄え、今は《帝国本土》との交通・通信が断絶して五〇年の月日が過ぎたダルマティア地方。
高等学院生のファリルは従姉妹のレミリアと共にある日、存在しない筈の《帝国本土》の人間が浜辺で倒れている状況に遭遇する。
翌日、学
院で友人のカッティと話していると呼び出しを受ける。それは、とある島への招待だった。
事件を境に、大きく運命が流転を始める。存在しないはずの始まりの異邦人、五〇年前の真実、ファリルやレミリアの祖父世代の成した事、ダルマティア地方に秘められた謎、それらを知り、あるいは解き明かした末に少年はある決断をする。
(ざっくりと主人公の少年が、気のいい友人や格好いい少女や渋いおじさまたちに揉まれて奮闘するミステリー仕立てのお話です)
#------# < 登場人物 > #------#
◆カニンガム家◆
ファリル・・高等学院二年生
レミリア・・ファリルの従姉妹、高等学院一年生
ハインドホープ・・主人公祖父、統計の難しい話をする
シャーロット・・主人公伯母、物流のそこそこむずい話をする
ヘンリー・・執事
パトリシア・・メイド
クリス・・建築家
サラ・・司書
◆ダルマティアの人◆
カッティ・・ファリルの友人。山岳部
ジーベック・・高等学院の教師
チェイス・・皇帝勅任官、森番、山岳部顧問
ベリーズ・・調査官
エドワード・・ファリルのクラスメイト、ゲームと語学好き
ピーター・・レミリアのクラスメイト。山岳部
ローザ・・カッティの祖母、ダルマティア地方府長官・市長
チェンバレン・・カッティの父、赤シャツ隊を率いる
ダンスガード・・気象学者
クルツァ・・普門院の僧正
テレンス・・カニンガムロジスティックスの郵政課長
アリシア・・カニンガムロジスティックスの郵政課員、食いしんぼう
◆帝国本土◆
エイプリル・・帝国の皇女
ウォーラースライン・・ハインドホープの盟友
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 17:51:41
180093文字
会話率:56%
人魔歴1250年、人類に魔王が世界へ向けて叛逆の意志を示した年である。それから魔王軍と人類は約100年という意外と短い年月争いを続けた。魔王軍が近隣の村を襲い、それを人類が迎え撃つ。そんなことが100年くらい続き、ついに人類側が動きを見せ
た。
勇者と呼ばれる人類の中でも戦闘力が頂点に立つ人類を据えて、魔王軍の本拠地である魔王城に向けて進軍を開始した。襲い来る魔王軍の兵たちをバッタバッタと薙ぎ倒しながら着実に、ゆっくりと進軍してくる。進軍といっても数万人と兵たちが押しかけてくるわけではなく、勇者パーティーと呼ばれる5人の人が攻めているのだ。
勇者パーティーは勇者を筆頭に聖女、賢者、剣聖、武聖と呼ばれる者たちで構成されている。勇者は魔王軍、つまり魔族や魔物に対して大きな特攻を持つ。聖女は回復や光魔法などに長けており、賢者は知恵とあらゆる高位魔法を駆使して戦う。時には土地を利用したり、奇抜な作戦を立てたりもする。剣聖は剣術に長けており、剣を扱わせれば隣に並ぶものはいない。武聖はあらゆる武器、武術を扱うことができ、戦況に応じて戦い方を変える。実力としても申し分なく、どれが一番とか突出してはいないが、全てにおいて完成されている。
進軍開始から約二年が経過し、勇者パーティーが魔王城へ到着した。それから魔王軍と勇者パーティーの最終決戦が始まり、勇者パーティーは魔王を打ち倒すことに成功した。
とまあそんな感じで魔王軍と人類による戦争『人魔大戦』が終結した。
前置きはこれくらいにして、これは魔王軍が解体され、魔王軍元四天王『鮮血』の二つ名を持つ吸血姫、レミリア・ブラッドがスローライフを掴み取るためにたまに奮闘し、時には仲間達とわいわいがやがやと過ごす、そんな日常を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 15:47:26
44337文字
会話率:50%
乙女ゲーム『ソナリアの花束』の世界に転生したレミリア・フローリカ。攻略対象のルートを回避したいが、特定のフラグを行わないと、攻略対象が死んでしまう。どうにかフラグを建てずに攻略対象の死亡を回避する方法を考えることにする。
最終更新:2023-01-04 22:25:25
35284文字
会話率:27%
オスカー・ヘクトリア王とレミリア・ヘクトリア王妃の仲はすこぶる悪い。しかしそんな二人には誰にも言えない秘密があった。
最終更新:2022-06-27 20:29:52
8449文字
会話率:62%
「セリーナ・マクギリウス。貴女の魔法省への入省を許可します」
婚約破棄され修道院に入れられかけたあたしがなんとか採用されたのは国家の魔法を一手に司る魔法省。
そこであたしの前に現れたのは冷徹公爵と噂のオルファリド・グラキエスト様でした。
「
君はバカか?」
あたしの話を聞いてくれた彼は開口一番そうのたまって。
ってちょっと待って。
いくらなんでもそれは言い過ぎじゃないですか!!?
⭐︎⭐︎⭐︎
「セリーナ嬢、君のこれまでの悪行、これ以上は見過ごすことはできない!」
貴族院の卒業記念パーティの会場で、茶番は起きました。
あたしの婚約者であったコーネリアス殿下。会場の真ん中をスタスタと進みあたしの前に立つと、彼はそう言い放ったのです。
「レミリア・マーベル男爵令嬢に対する数々の陰湿ないじめ。とても君は国母となるに相応しいとは思えない!」
「私、コーネリアス・ライネックの名においてここに宣言する! セリーナ・マクギリウス侯爵令嬢との婚約を破棄することを!!」
と、声を張り上げたのです。
「殿下! 待ってください! わたくしには何がなんだか。身に覚えがありません!」
周囲を見渡してみると、今まで仲良くしてくれていたはずのお友達たちも、良くしてくれていたコーネリアス殿下のお付きの人たちも、仲が良かった従兄弟のマクリアンまでもが殿下の横に立ち、あたしに非難めいた視線を送ってきているのに気がついて。
「言い逃れなど見苦しい! 証拠があるのだ。そして、ここにいる皆がそう証言をしているのだぞ!」
え?
どういうこと?
二人っきりの時に嫌味を言っただの、お茶会の場で彼女のドレスに飲み物をわざとかけただの。
彼女の私物を隠しただの、人を使って階段の踊り場から彼女を突き落とそうとしただの。
とそんな濡れ衣を着せられたあたし。
漂う黒い陰湿な気配。
そんな黒いもやが見え。
ふんわり歩いてきて殿下の横に縋り付くようにくっついて、そしてこちらを見て笑うレミリア。
「私は真実の愛を見つけた。これからはこのレミリア嬢と添い遂げてゆこうと思う」
あたしのことなんかもう忘れたかのようにレミリアに微笑むコーネリアス殿下。
背中にじっとりとつめたいものが走り、尋常でない様子に気分が悪くなったあたし。
ほんと、この先どうなっちゃうの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 19:00:00
6804文字
会話率:18%
紅魔館でのちいさなバカ話。
十六夜咲夜とレミリア・スカーレットのなれそめ話をでたらめに語る小話です。
最終更新:2021-09-11 06:10:56
2899文字
会話率:37%
そこは異世界転生・転移が技術として確立しているとある世界。
その世界の一つの国、皇国ディーンでは積極的に転生・転移者を受け入れ、魔術、科学が大きく発展していた。
転生・転移移民の管理や誘導などを引き受けるは移民局局員。
その一員であるレミ
リア・エイプリルの日常(?)を描いた物語。
同性の先輩に魅かれていたり、転生・転移者がシレッと破壊神だったり、子どもであっても転生者に容赦なかったり、昇進する気が無かったりもするけども、とにかく日常。
―――――――――――――――――――――――
科学も魔法も何でもござれ。
異世界チートが出来る世界だと思いましたか?
残念でした! 私たちの世界がチートなのでした!
ということで、
血気盛んな転移者も
混乱している転生者も
当局で酷く事務的に処理させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 20:58:09
185976文字
会話率:51%
それは偶然か、あるいは必然にか、巡り逢いし者たちの辿る軌跡。
重ならぬ三つの出会いと別れ、それを見届ける者の物語。
※三部構成。設定は共通ですが、ストーリーは各部独立です。
※各部内容表記:【タイトル】(メインキャラ)あらすじ
【円環のほとりにて】(四季映姫・ヤマザナドゥ)
まだ楽園の裁判長になる前のこと。補佐として参加していた法廷で、目の前の亡者に覚えた、奇妙な既視感。それは、私の罪を告発する視線だった。
【同じ焔を抱いて】(レミリア・スカーレット)
咲夜が死んでしまった。時の止まった館を訪れた運命は、その魂の行く先を告げる。そして吸血鬼は夕闇の空へ飛び立つ。伝えられなかった言葉を運ぶ、渡し舟を求めて。
【花は宴と共に】(二ッ岩マミゾウ)
祭りもないのに、博麗神社に人が来る。それはちょっとした妖怪のいたずら。呼び寄せられた男の問いかけに、マミゾウはちょっとした勝負を持ちかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 21:38:53
46172文字
会話率:36%
紅魔館は今日も穏やかで、いつもと同じような1日が過ぎていく。
しかし、紅魔館の住人達のふれ合いにどこか物足りなさを感じたレミリア・スカーレット。
彼女の過去、そして。
Tachiによる、東方Project二次創作連載小説第4弾。
『
大切な人はいつもあなたの傍に』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-15 03:03:02
7515文字
会話率:29%
レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレットの幼なじみにして、紅魔館で働く吸血鬼、星屑レナ。そんな彼は今日も幻想郷で元気に頑張ってます!!時には散歩して、レミリアと話して、フランの所に行って、本を読んで……え?仕事してないだろって?ま
ぁ、とりあえずそんな話です。
注意
この小説は上海アリス幻樂団様の東方Projectの二次創作になっています。
あと、時々、ほのぼのから飛び出してシリアスになったり、バトルしだしたりします。
オリジナルキャラクターが登場します。
それでもいいよーという方はゆっくりしていってね!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 00:00:00
5312文字
会話率:67%
ごく普通の高校生、氷室新一(ひむろ しんいち)はある日突然、『幻想郷』という世界に迷い込んでしまう。気を失って倒れていたところを運良く『紅魔館』の住人に助けられ、その主であるレミリア・スカーレットという吸血鬼に、住まわせる代わりに執事として
働くよう持ち掛けられる。行くあてが無かった彼はそれに従い、紅魔館の従者として生きる事を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 17:00:00
2892文字
会話率:24%
鱈工船、それは鱈を捕り加工する船である。
最終更新:2018-11-22 13:57:28
297文字
会話率:0%
霊夢、霊夢、ねえ霊夢。私のことを助けて。
お母さんは私に教えてくれた。「何かあったら、霊夢を呼ぶと良いわ」って。
霊夢って、誰?魔理沙って誰?早苗って誰?
チルノ?大妖精?ルーミア?知らない。知らない人ばかりのこの世界っていったい何?
・・・あれ、この子達は何かわかるかも。なんでかわからないけど。
フランドール・スカーレット、レミリア・スカーレット。
この二人だけ何か覚えがあるような気がする。どうして、だろう。
「あれ、君もしかして『レイラ』?」
*この小説は『上海アリス幻樂団』様の二次創作です。苦手な方は後控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 05:20:29
5154文字
会話率:54%
増加してきたバンパイア・ハンターの襲撃を鬱陶しく感じ始めたレミリア・スカーレットが引っ越しを決意する時の物語。
ただし、東方プロジェクト本編とはまったく違う可能性のセカイの物語。
※この小説はpixivにも投稿しています
最終更新:2018-04-18 22:50:45
6156文字
会話率:45%
ゲーム本編とは違う可能性の世界の幻想郷に暮らすレミリア・スカーレットと十六夜咲夜は、やはりゲーム本編とはどこか違う彼女達。 そんな二人を中心にして?やはりゲームとは違う幻想郷の住人達によるドタバタあり、ボケありツッコミあり、時たまバトルも
ありの日常劇は今日も繰り広げられている……。
基本的に一話完結です、またストーリーもないに等しく日常シーンの繋ぎ合わせという感じです。
1月1日 物語の閉幕、しかし紅魔のお嬢様とメイドさんの日々は続く……編をアップしました。
※本編の設定や世界観を無視してる箇所が多々あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 00:33:32
473838文字
会話率:45%
幻想郷紅魔館の主、レミリア・スカーレット。午後の紅茶に秘められた、彼女の500年の歴史と思い出。
最終更新:2018-02-03 20:36:26
1094文字
会話率:39%
かつて全てを滅ぼさんとた邪悪なる神、邪竜神が数え切れない程の年月を経て幻想郷に蘇った。このまま放置しとけば全てが無に帰ることになる。
これは蘇った邪竜神と滅びを阻止すべく立ち上がった少女達の物語である
初投稿ではないですが自分の書きたい
物を書いているためかなり駄文になっています。そこはどうか広い目で見てやってください
ちなみに自分は東方が好きで二次創作やら曲やらゲームやらやっていますが未だに魔界、天界、月の住人(幻想境にいるかぐや、えいりん、うどんげは除く)のキャラ設定はよくわかっていないためそこはもし作中に出すとすれば自己設定になるかと思いますがお許しを
※これは東方Projectの二次創作です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-20 21:00:00
4590文字
会話率:48%
絶対的な紅魔館の主、吸血鬼のレミリア・スカーレット。彼女がその地位になる少し前からの話です。初投稿、低クオリティーにご注意ください
東方projectの二次創作でpixiv、ハーメルンの重複投稿です。
キャラ崩壊、独自解釈等が含まれま
す
誤字、脱字注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 16:00:00
87872文字
会話率:58%