それは偶然か、あるいは必然にか、巡り逢いし者たちの辿る軌跡。
重ならぬ三つの出会いと別れ、それを見届ける者の物語。
※三部構成。設定は共通ですが、ストーリーは各部独立です。
※各部内容表記:【タイトル】(メインキャラ)あらすじ
【円環のほとりにて】(四季映姫・ヤマザナドゥ)
まだ楽園の裁判長になる前のこと。補佐として参加していた法廷で、目の前の亡者に覚えた、奇妙な既視感。それは、私の罪を告発する視線だった。
【同じ焔を抱いて】(レミリア・スカーレット)
咲夜が死んでしまった。時の止まった館を訪れた運命は、その魂の行く先を告げる。そして吸血鬼は夕闇の空へ飛び立つ。伝えられなかった言葉を運ぶ、渡し舟を求めて。
【花は宴と共に】(二ッ岩マミゾウ)
祭りもないのに、博麗神社に人が来る。それはちょっとした妖怪のいたずら。呼び寄せられた男の問いかけに、マミゾウはちょっとした勝負を持ちかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 21:38:53
46172文字
会話率:36%
時代は江戸。人が跋扈する世で、妖怪としての誇りを忘れず化かしと盗みに精を出す一人の化け狸がいた。
彼女の名は二ッ岩マミゾウ。今宵、化けダヌキが人間にひと泡吹かせる!!
※東方神霊廟の二ッ岩マミゾウの話です。未プレイの方はご注意ください。
最終更新:2011-09-21 17:11:19
4315文字
会話率:49%