バレー選手としてオリンピックを目指すスパイカー・鷲尾翼。
高一の春に病気で男性機能を失い、選手生命をも絶たれた彼の選んだ道は…
…性転換して女子バレー選手になること。
だがそれは二年間の雌伏と、意思とは反する人生の始まりでもあった。
そん
な翼の生まれながらの相棒でセッターの鷹村広海。
相棒のためできることを模索し続けた彼は選手として人間として成長し、
…やがて翼の先んじて世界への道を歩み出すことに。
だが相棒と同じくらいバレーを愛するようになった彼は決断を迫られる。
人生をバレーに賭けるか…郷里の医療を支える兄との約束を果たすか…
そんな彼に課せられた過酷な運命とは…
彼らと仲間たちの男前な成長物語を逆説的に描くバレー小説。
現在より若者が真摯だった一昔前の昭和を舞台に、コメディーベースで軽めに描きます。
火曜日朝11時に定期掲載予定。
なお私の小説では「」は男声、『』は女声です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 11:00:00
1495095文字
会話率:33%
●カクヨム内自主企画【共通の文末で〆る】参加ログ。
一話3000字程度で、それぞれ独立した短編です。
お題一覧:
①『この二人は十年後に結婚します。』
②『この魔法はあと十秒で解けます。』
③『このあと普通に生き残って普通に帰ってきた。』
*すべて即興SSです
*ノベルアップ+でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 20:36:21
21565文字
会話率:31%
様々な種族が共存して暮らす世界。
得体のしれない術者に、一夜にして滅された国を再建するため、なんでも願いを叶えてくれる『泉』を探す、亡国の王子エゼキエル。
彼は旅の最中、野盗に襲われていたところ、カスティと名乗る長身の女性騎士に助けられた。
カスティはロゴモールという種族の土人形で、彼女も願いを叶える『泉』を探しているという。騎士であった前世の記憶を頼りに、戦場で離れ離れになってしまった主王を探しているというのだ。
エゼキエルはカスティの境遇に自らを重ね、協力して泉を探す事になる。
しかし道中に立ち寄った国で、カスティがエゼキエルの故郷を滅ぼした張本人だと知り、加えてカスティは現在の雇い主の命令を受け、エゼキエルを殺しに来たと言うのだ。
エゼキエルは彼女に命乞いをし、願いの泉を探し出した後、潔く死ぬことを約束する。カスティも王子の言葉に心が揺れ、二人は旅を続けることになる。
旅路の中で、カスティを召喚した術者や、訳ありの商人、不思議な魔法使いに助けられ、エゼキエルは願いの泉を目指していった。
そして彼は自国を滅ぼした元凶が、生まれてすぐ母親と共に幽閉された、異母兄である事を知ることになる。
自分のような人間が、このまま生きていていいのか?
様々な人々の想いに触れ、苦悩し、嘆き、感情を分け合って、エゼキエルはついに『泉』がある森へ辿り着く。
だがその目前で、異母兄の魂が乗り移ったカスティが意識を奪われ、エゼキエルの前に立ち塞がるのだった──。
真面目で実直な人間の王子様と、自暴自棄だが割り切れない土人形女性騎士の、心の在処を探すファンタジー。
さぁどうぞ、楽園の始まりを知る、旅路へ。
※主要人物が死ぬ描写があります。ご注意ください。のんびり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:23:37
49016文字
会話率:37%
お仕えする令嬢の婚約パーティーという心弾む日に突然、女騎士イリスは忌み嫌っている令嬢の兄で頭脳明晰・容姿端麗だけどシスコン男、ラドルフと婚約者同士にさせられる。
ラドルフもまた、妹から目を離して危険な目に遭わせようとしたイリスに嫌悪感を持っ
ていた。
そんな最悪の相性の2人だったが、互いの思惑のために仕方なく手を組んだところ、いつしか2人の関係性に変化が芽生え……
※【皇女様の女騎士に志願したところ彼女を想って死ぬはずだった公爵子息に溺愛されました】のサイドストーリー。『25.最悪の相性の2人 披露会編3 』〜『49.2人の近況報告 』の間にあったお話。本編を読まなくてもそんなに支障はないです。(本編はページ下部のリンクよりアクセスできます)
※以前投稿していた同作品の15話以降をリライトした改訂版です。
〜登場人物〜
<ラドルフ>
エスニョーラ侯爵家の長男。皇城に勤める天才エリート文官。妹のエミリアを溺愛するシスコン。
<イリス>
エスニョーラ家でエミリアを護衛するドジな女騎士。目を離してエミリアの家出を止められなかった罰を受けた後、エスニョーラ夫人の女騎士に復帰する。
<エミリア>
ラドルフの妹。家族に溺愛されすぎて社交界から隔離されて育った深窓の令嬢。ある日、イリスの目を盗んで家を脱出し、その先でヘイゼル公爵家の長男と出会い婚約する。
<エスニョーラ侯爵>
ラドルフの父。イリスの雇い主。
<ウーリス騎士団長>
エスニョーラ騎士団の団長。イリスの上司。
<本編(完結済)あらすじ>
転生先の深窓令嬢エミリアが、小説の主人公・公爵子息アルフリードを救って皇女様とくっつけようとするつもりが、自分が溺愛されてしまうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-28 12:54:04
60385文字
会話率:20%
ディーナ・ガレッティはセヴェリーニ王国第一王子から婚約破棄された令嬢だ。
卒業パーティで身に覚えのない罪を着せされ断罪の憂き目にあうところを、その才覚で以て華麗に回避した。婚約破棄は国王によって認められ、だがその国王から次なる命が下されよう
としていた。
神官長エジェオはその出自故息をひそめて王都から離れた神殿の奥に身を置いていた。
多くの不自由と少しの自由に甘んじながら生涯を過ごすつもりだった。
ある時、王都からもたらされた御触れを見てエジェオは悪しき予感に心を震わせる。
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・断罪シーンは描かれていません。その後のお話です。
・ざまぁっぽいざまぁも描かれていません。淡々と進みます。
・身体に痛々しい表現がありますので、念のためR15としています。
・堅苦しい文章が主ですが設定はふわふわしています。
・神官長をメインの一人と置くため宗教を踏まえた内容、言い回しがありますが架空のふわっとした宗教です。
・時系列があちこち飛ぶため、読みにくいところがあるかもしれません。
・地の文の呼称が複数出てきますがわざとなのでご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 16:30:04
15993文字
会話率:34%
―――とあるお姫様には秘密がある。
美しい銀色の長い髪を持ち、容姿端麗、頭脳明晰、誰からも一目置かれる存在であったが、王族故、彼女は自分自身が世間知らずであるであることを自覚していた。だから自分は外の世界を知らなければいけない。そう思いその
お姫様は自らとある秘密を抱えた。
―――とある冒険者には秘密がある。
低ランクの女性冒険者であるがそのランクよりもずっと高い戦闘能力を持ち、綺麗な銀色の短い髪をなびかせ身を躍らせている。しかし、その冒険者はとある秘密の仕事を抱えていた。
―――これは多くの秘密と秘密が重なり合い、そして秘密が人の形を成す物語―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 21:00:00
1069304文字
会話率:43%
(第一部完結済み。番外編を連載中です)
『今日は高学歴を殺せる特別な日だ』
空前の大不況によって満足な教育を受けられない。それどころか学費すら払えない。仕事もない。そんな低学歴高校生たちが選んだ職はE・SPORTS――ゲーム内で行われ
る疑似戦争だった。
一方、進学に必要な“実績”を求めて高学歴高校生たちもE・SPORTSに参入、低学歴と高学歴の対立は深まっていく。
低学歴で殺人マニアックの主人公“左右来宮右京子(さゆうきのみやうきょうこ)”には高学歴の兄がいた。左京という名の彼と右京子とは複雑な家庭環境が原因で仲が悪い。
もう二度とこの関係は変えられない。兄妹はお互いを密かに想いながらもそう諦めていたが、二人の所属するゲーム内国家が隣国との大戦争に突入したことを機に……?
学歴格差戦列歩兵青春ミリタリー。
※現在不定期更新中です。更新時間は朝の8時前後。更新予定は最新話のあとがきにて。
※作者Twitterです。急な更新お休みの情報などはコチラで。ロクなこと呟いてません。→https://twitter.com/de_kae_de折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 09:14:37
951449文字
会話率:42%
15年前に災厄が降り注いだ。その結果、人間の生存圏は狭まった。
災厄はさらに病をも蔓延させた。
そして災厄の主は言った。
「絶望に抗って見せよ、家畜ども」
災厄の主は鱗を持つ天から舞い降りた化物。
彼らは「竜」と、自らを呼んだ。
病は人に希
望を与えた。竜に抗う力だ。
病は人に絶望を与えた。竜へと至る病だ。
人がいずれ竜になる病、登竜病。
15年の月日は病の進行による絶望だけでなくしっかりと希望も与えていた。
人類の生存圏と竜が跋扈するエリアを隔てた境界『ライン』。
そこでは竜を狩る者たちがいた。
人は竜を狩る。そして竜に至る。
災厄の主は静かにそれを見守っているのだ。
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 00:00:00
16561文字
会話率:43%