イリーナ・クローズはいつも孤独だった。
小さい頃。両親は自分に関心が全くなかったけど、お茶会などの社交界に出るようになってからやけに手をかける様になった。
後にその理由が「王子たちが同年代だったから」と知る。
――やっぱり。
そんな事
だろうとは思っていた。結局、私自身に『力』なんて全然なくて……私はずっと親。いや、家の言いなりなのだと悟っていた。
――きっとずっと変わらない。
そう思っていた最中「魔法学校に入学」によってずっと孤独だと思っていた人生が動き出した――。
※コレは「モブ令嬢にそんな『魔力』はいりません!」のスピンオフです。
(こちらだけでも楽しめます)
※毎週月・水・金曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:30:00
23498文字
会話率:25%
*あらすじ
高校で音楽教師をしている真面目過ぎるクローズドゲイの春日井梢(26)は、恋人と思っていた相手がセフレ目的と知り別れ話をするも、もつれてラブホに連れ込まれそうになる。
それを通りすがりの青年に助けられるも、「ガキはこんなところに
来るな」と言われプライドが傷つく。
翌日通常通り出勤して授業をしていると、遅刻で入室した生徒が昨夜の青年、浅間遥(17)であると気付く。遥も梢に気づき、「昨夜はどーも」と意味深に笑いかけられ、弱みを握られたと思った梢は、放課後ゲイバレを口止めしようとすると、遥を呼び出すも「俺、初めて好きになった人、先生だ」と言われてしまい――――
恋に臆病になった大人である真面目な教師が、チャラそうな見た目の教え子の男子生徒の初恋を通じて恋することを取り戻していく、恋のリハビリと青春の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:10:00
11709文字
会話率:39%
(レンちゃん、冒険者になろ?)
(い、いきなりどうしたの? 冒険者って怖そうだし、めんどくさそうだから嫌だよ)
レオンは過去の夢を見る。
現実では思い出せない彼女の夢を。
ランド王国最年少でSランク冒険者に到達した<魔の刻>
のリーダー、レオン・レインクローズ。
僅か二年で最高ランクまで至った彼は……それから三年間全く冒険に行かなくなった。
「あいつはSランクの依頼についていけなくなった」
「仲間が依頼に出てるのに、恥ずかしくないのか」
「結局、仲間が強かっただけだ」
様々な噂が飛び交っている中、当の本人は……
「はぁぁぁ……やっぱりお風呂は最高だな」
拠点で悠々自適に過ごしていた。
ギルドから出る依頼は半年に一度しか受注せず、どれも簡単な依頼ばかり。
これなら噂通りの男なのだが……
彼は依頼に行かない理由があった。
*今作はカクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:09:58
549862文字
会話率:44%
半民半官のベンチャー企業 LR Co.。
同社の新規ゲーム「Alice」のクローズドβテストが開始された。
Aliceは、最新のAIと意識共鳴技術を駆使し、莫大な予算をかけて開発されたフルダイブ型のMMO RPGである。
革新的な技術に
世界中が注目する中、一万人のテスターが参加したβテストは開始された。しかし、予想だにしなかったトラブルが発生した。管理AIが暴走し、全てのユーザーがログアウトできなくなったのだ。
AIは外部からの全ての指示をシャットアウトしており、政府担当者と運営チームは問題解決に右往左往することとなる。
そんな時、運営チームは、ゲーム内で同社社員の一之瀬を発見する。同ゲームのGMであった一之瀬は、図々しくもサービス開始日に有給をとってβテストに参加していたのだ。
原因調査の結果、このトラブルはゲーム内からの解決しか不可能な事が発覚する。そして、同時に救世主として白羽の矢がたった一之瀬。
彼は、運営の意図に気づき、無事にトラブルを解決することができるのか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 11:07:05
143014文字
会話率:19%
後宮で下級女官として働くフィアは古井戸の妖精が仕掛けた悪戯が切っ掛けで前世を思い出す。私って転生者だったの!?しかも異世界である日本人。おまけに便利だがある意味危険なギフト持ちである事も分かって、十六歳の成人を迎えたら、女官を辞めてひっそり
のんびり暮らそうと計画するけど、雲行きがなんだか怪しい!?花神もかくやな麗しすぎる美形が私を知っていて、しかも親友だと思っていた同僚までーーーナニモノ!?
ゆるゆる設定、ご都合主義な創作物ですので、お好みから外れる場合は、そぅっとクローズなさって下さい。
御心の広い方、暇潰しにでもなれば幸いです。
このお話は、アルファポリスさんとカクヨムでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 01:52:22
365458文字
会話率:23%
本作は一部で読者選択肢式を採用しています。
校内で起きた不可能殺人を偶然にも解決した主人公(今志方時宗)が探偵に祭り上げられてから数か月。突如黒服の男に誘拐される。連れていかれた場所には、自身と同じく探偵として活躍している、十人の少年少女
が。そこで誘拐犯から告げられたのは、残り一人になるまでの殺し合い――ではなく、十年間捕まることなく殺人を繰り返す都市伝説級犯罪者『スフィア』を捕まえられるよう教育を施すとのことだった。そして始まる、名探偵を育むための監禁教育生活。異常な環境ながら、事実探偵としての教育を施される日々を享受していた彼らだったが、突如、仲間の一人が『スフィア』を模倣した殺人方法で殺される。いよいよ誘拐犯が本性を見せたのか、それとも仲間の中に『スフィア』が紛れているのか……疑心暗鬼と論理が飛び交う、名探偵の卵らによる探偵サバイバルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 18:00:00
82641文字
会話率:42%
間違いなく今世紀最大の発明。全世界の法律にも多大な影響を与えたその発明品は、『性転換装置』と呼ばれる、一夜にして男女の性別を入れ替える奇跡の道具だった――
水仙葵(主人公)は、身体的なある悩みから、日本において唯一性転換装置の使用が許可さ
れた山奥の館――通称『性別転館』――を訪れ、自らの性を入れ替える決意をする。館を訪れた彼女は、早速性転換装置を使用し、無事に性別を変更することに成功する。しかし、その結果は彼女が望んでいたものとは異なり、失望を抑えきれずにいた。同じく館を訪れていた他の性転換者たちから励ましてもらい、何とか立ち直っていく彼女だったが――この時すでに、館には死を生み出す悪意が紛れ込んでいた。
連続する首切り殺人と、性転換者を憎悪するトランスフォビック機構の影。惨劇の舞台となるその館から、生きて出られるものは存在するのか。今、彼女の人生を大きく揺るがす生転換劇の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 21:00:00
123901文字
会話率:48%
『大山祁霊能力者会談』。日本全国から選び抜かれた最高峰の霊能力者を対象とした、四年に一度の会談。科学が世界を支配し、霊能力を紛い物として追い出そうとする今の時代、霊能力者はどうあるべきかを語り合う超越者たちによる議論の場。しかし、今年の会談
には、どこから嗅ぎつけたのか霊能力を馬鹿にする一人のフリーライターが紛れ込んでいた。嘘八百を並べ立てた記事を書こうとするフリーライターに皆が厭悪する中、彼は突然の死を遂げる。誰が彼を殺したのか。霊を口寄せする霊能力者の力により、死んだ男に直接殺害者を聞いたところ、予想外の人物の名を挙げられ――。
霊能力者が集まる山中で起きる連続殺人事件。予測不可能な霊能力を前に、犯人の解明は叶うのか?新時代の霊能力ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 23:38:41
87703文字
会話率:34%
【幼馴染大勝利!】
俺には幼馴染がいる。小学校まではいつも一緒だったアイツ。
あの件があって以来、中学3年間ほとんど口をきかなくなかったけど…
幸いな事に、同じ高校に進学してクラスも同じ!これはチャンス?
でもアイツと来たら相変わらず、俺の
事を睨み付けてはソッポを向くだけ。
果たして俺にチャンスはあるのか?
そう思ってたある日。アイツの父親が開発中のソシャゲのクローズドベータテストを頼まれて…
オープニングムービーを見てて寝落ちしたら、2人でゲームの世界に転移していた。
2人っきりの異世界イチャラブ大冒険!
召喚した女神に強制的に付けられた、自爆機能標準装備『勇者の証』を首から引っ提げ、不滅の冥王相手に世界の命運を賭けて戦うぜ!
俺達の明日はどっちだ!
幼馴染大好きっ子に贈る、幼馴染好きの、幼馴染好きによる、幼馴染好きのための冒険、開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:58:22
1153111文字
会話率:65%
クローズドダークファンタジーです。
倫理観が欠如した描写が含まれますが、あくまで物語として楽しんで頂けますと幸いです。
最終更新:2024-04-20 01:21:45
18565文字
会話率:44%
馬場日本維新代表の発言をクローズアップしてみました。
キーワード:
最終更新:2024-04-19 07:37:46
5854文字
会話率:32%
売れない小説家の長谷川真治は昴皇子という売れっ子作家の替え玉として、とある祭典に参加することになる。その祭典とは資産家百瀬光一氏が主宰し、最優秀者には彼の全財産を与えるというものだった。
祭典の参加者は『これからの日本を変える若者50人』
に選ばれた人間で、その中から百瀬氏がさらに選りすぐった人達であった。百瀬氏はその中から一人を選んで最優秀者にするという。
百瀬氏はメディからは隔絶された山奥にある麗美山荘と言う名前の山荘に住んでいる。そこで『選択と対応』といった一風変わった催しで祭典が進行されていく。
祭典参加者は6名で全員が癖のありそうな人たちである。
そして祭典が始まる。
部屋決め、食事などを参加者が選択していく形になっており、それによって対応が変わって行くという。
夜になって事件が起きる。なんと主催者の百瀬氏が殺されるのだった。さらにはそれは密室殺人であった。山荘の責任者でもある執事の与那が言うには百瀬がこの殺人を予見していたという。つまり百瀬氏の祭典目的は犯人を見つけてほしいということになる。
続いて山荘までの道が崖崩れで閉ざされる。完全なクローズドサークルになってしまうのだ。
はたして長谷川真治は犯人を見つけ、謎解きが出来るのか、はたまた真治にまとわりつく謎の美女中村知里は何者なのか、登場人物すべてがあやしく見える。
さらに惨劇はこれだけでは収まらない。その後連続して起きる殺人事件。はたしてそれはどういう謎を秘めているのか、真治は謎解きをして生き残ることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 14:56:41
112666文字
会話率:57%
リュウの右眼には、漫才師の歪な[間]が、ハッキリと見えている。
ボケの[間]も、ツッコミの[間]も、イマイチ歪つ。
経験を積んだ、面白い漫才師は、[間]が適度な大きさ広さで、円みを帯びている。
リュウの右眼は、完全白眼。
瞳が無い、黒い部
分が無い。
血走っているような血管も、無い。
完全、真っ白。
が、良く見ると、境は、ある。
瞳に相当する白眼部分は、心なしか、赤っぽい。
それ以外の部分は、心なしか、黒っぽい。
動き方も、異なっている。
赤っぽい白眼部分と、黒っぽい白眼部分は、別々に、独自に、動いている。
連動していない。
それが、境を、更に、際立たせている。
リュウの右眼は、見えない。
通常の風景は、見えない。
が、あるものは、見える。
それが、[間]。
[間]とか[空間の空き]とか例えられる、スペースの空き部分が、視覚的に、見える。
観念的な[間]も、物理的な[間]も、見える。
観念的な[間]で云えば、今のように、漫才師のボケとツッコミの[間]が、見える。
家族間、夫婦間、恋人間、友人間等の、心の隙[間]も、見える。
物理的には、建物の[間]とか、家具の[間]とか、物品の[間]とか、そう云ったものの隙[間]が、クローズアップされたように、見える。
その様は、SF映画やロボットアニメの、コックピット画面やゴーグル画面を、思い浮かべてもらえばいい。
よって、リュウの右眼と左眼は、全く違うものを、映し出している。
その整合性を取るのは、難しい。
脳が、混乱を来たす。
リュウは、もう、慣れてしまったが。
所謂、産まれた時から、半失明。
所謂、産まれた時から、かたわ者。
所謂、産まれた時から、中途半端。
神社を訪れる度、リュウは、左右半身を、引き裂かれる。
リュウの身体そのもの土台を、青色とするならば、
右眼を中心とした右半身は、ディープ・ブルーに、
左眼を中心とした左半身は、ライト・ブルーに、
色濃く、分けられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 09:51:15
28651文字
会話率:20%
山奥に佇む館「雷鳴館」の主人が主催するパーティーに参加した小説家、不知火灯(しらぬいともる)は、館に宿泊した夜、奇妙な連続殺人劇に巻き込まれる。
閉ざされた館で巻き起こる事件を不知火は解き明かすことができるのか。
最終更新:2024-04-09 00:19:47
4425文字
会話率:36%
ヒロイン?と悪役令嬢?の母親にクローズアップしたお話です。数話で終わります。いろんな登場人物視点のお話が入ります。カップリング複数かも?
最終更新:2024-04-02 23:30:21
52566文字
会話率:47%
ミステリー研究会のメンバー7人は、大学所有の研修所で合宿していた。その夜、部員の1人が何者かに殺害された。現場には色違いのマーカーで6人全員の名前が描かれていた。これはダイイングメッセージなのか・・・このままでは6人とも容疑者になる。彼らは
警察への連絡を朝まで保留し、この不可解なダイイングメッセージの謎を解き明かすことにした。やがて、正解へとたどり着く部員たち、彼らが抱える闇が白日の下に晒されることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 17:30:00
13304文字
会話率:49%
【「読者への挑戦」があります。】
僕――諫早周平は友人から離島でのバカンスに招待される。
離島には一風変わった館があった。僕たちは思う存分、バカンスを楽しんでいたが……。島は悲劇の舞台に変わっていく。
※自らの推理を披露するコメントはご遠慮
ください。皆さんが楽しむためなので、ご協力をお願いします。
※犯人は論理的に指摘が可能です。ぜひ、本作に散りばめられた手がかりを根拠に推理をお楽しみください。
※カクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:40:00
103408文字
会話率:41%
「天狗の鼻が突き出すところ…」祖父の残した暗号を解き明かして、孤島・青月島に隠された埋蔵金を発見した人間だけが、埋蔵金を全額相続できるという。
名探偵の羽黒祐介と根来警部が立ち会うも、迎えの船が来ない状況下(クローズドサークル)で、凄惨な
連続殺人が巻き起こってしまう。
根来警部の娘にして本シリーズのヒロイン、すみれが初登場する。すみれは父の安否を心配し、奔走するが……?
密室殺人、アリバイトリック、ダイイングメッセージの謎。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー第二弾!
※この作品から読まれても一向に問題ありません。さあ、皆さんも無事に孤島から脱出しましょう!
【こちらは名探偵 羽黒祐介シリーズの旧三部作の完全改訂版になります】2023年版
オリジナルバージョン(旧作)……2017年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 11:02:33
44575文字
会話率:46%
天狗岩などの奇岩が並ぶ、青月島に集められた尾上家の人間たち。遺言によれば、暗号を解いて、島に隠された埋蔵金を発見したもの一人が、埋蔵金を遺産相続できるという。名探偵の羽黒祐介と根来警部が立ち会うが、二人の努力も虚しく、迎えの船が来ない状況下
で、凄惨な連続殺人が巻き起こる。第一の殺人は密室で起こり、第二の殺人には全員にアリバイがあった。クローズド・サークル。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編第二弾!※この作品から読まれても一向に問題ありません。さあ、皆さんも羽黒探偵や根来警部と一緒に島に隠された埋蔵金を発見し、連続殺人鬼を捕まえて、無事に島から脱出しましょう!(全五十回強。七月上旬完結予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 21:28:11
115095文字
会話率:45%
無人島に集められた人々。その誰もが秘密を抱えていた。その秘密とは――
都立の大学に通う高坂流月は、『楢咲陽子』という名で送られてきた、無人島に建つ館への招待状を貰った。しかし流月は知っていた。楢咲陽子はもう既にこの世にいない事を。
誰
が何故こんなものを送ってきたのか。ただの悪戯か、それとも自分の他に陽子の身に何が起きたのかを知っている者がいるのか。
流月は一抹の不安を抱えながら無人島に行く決意をする。
館に集められた人々は一見接点がないように見えたが、流月だけは招待主の思惑に気づく。理由は全員に人には知られてはならない秘密があったからだ。
不安と焦りが混在して眠れぬ夜を過ごす流月。しかしそんな流月を嘲笑うかのように事件は起こってしまった。
招待主の思惑とは一体何なのか?死んだはずの陽子の名を騙ったのは誰か?
そして招待客の秘密とは――?
物語はタロットカードのように反転しながら進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 17:20:24
76915文字
会話率:58%
『魔女とは、概念である。肉体を持たない魔女のことを、東の果ての国では、「式神」と呼んだりもする』
魔女のソルシエールは猫のように気ままな生活を送ることを理想としている。休みたい、寝たい、働きたくない。王さまあっち行って。そんな想いとは裏腹
に、古今東西のお姫さまたちに振り回され、今日もあちこち、自称・弟子の赤ずきんと飛び回る。そんなソルシエールのおとぎ話!
一章 : 理不尽な王に呼び出されて王宮に出向いたソルシエールは「消えた旧ペロー公爵嫡男の婚約者を探してほしい」と依頼を受ける。偏屈な警部とその部下の刑事、それから赤ずきんと山間の古城に出向くが——? クローズドサークル。「君が好き。シンデレラ編」
二章:赤ずきんは狩猟会のメンバーと共に『白銀の森』に狼を見に行った。ところが帰国予定の二週間を過ぎても、家に帰ってこない。彼の祖母のメジーに頼まれて、ソルシエールは北の国へと彼を探しに出発する。果たして赤ずきんはどこに? 「君は君。笑わない王女編」
三章:「君のそばへ。白雪姫編」準備中。
高校生の時に書いた改作の、さらにまたその改作。だいぶ変えて、ワイダニット系ファンタジーに仕立ててみました。全七章予定してます。一章ごとに完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 22:03:26
192332文字
会話率:42%
主人公の不ニ三士郎は、探偵であり不死身である。
殺人事件の犯人に、何度も何度も殺されては、生き残って推理を披露している非常に変わった探偵である。
おまけにコミュ障で、どもり症。
事件についての聞き込みも、幼馴染の助手、雪知彰が行っているレ
ベル。
「何故殺人事件で、犯人にとって一番危険な探偵が狙われないんだろうか」
「ストーリー上、事件を解決する人が必要だからだろう」
不死身でコミュ障変人探偵✖️真面目で優しい苦労人助手。
幼馴染の仲良しバディが送る、血生臭い連続殺人事件。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 20:44:31
77364文字
会話率:60%
ウォーレン王国後継者の妃選びには独特の方法が用いられてきた。それは『ほほ笑みの花』という国の後継者の妃に相応しい人間の笑顔でしか蕾が開かない不思議な花を使うという方法だった。
ある夜、国中の年頃の令嬢が集められ王子の婚約者選びの舞踏会が開か
れていた。
参加者の一人であるコーデリア・クローズ伯爵令嬢は過去のトラウマから笑顔が作れない。義母と異母妹にいじめられ周囲からは不気味がられて過ごしてきた彼女は当然『ほほ笑みの花』を咲かせることはできない。ところが偶然出会ったアルフレッド王子はなぜかコーデリアを気にかけてくれる。
しかしそれが原因で彼女は家から追い出され縁戚のいる田舎のアンカーソン村へと行くことになるのだが……。
笑顔を忘れてしまった少女が田舎でのんびり過ごすうち周囲の温かさと自分の強さで笑顔を取り戻すほのぼとスローライフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 20:41:27
97204文字
会話率:51%