『蓮華荘首切り殺人事件』のニュースで世間が騒然とする中、長瀞で新たな遺跡が発見された。遺跡の横穴墓から出土した人骨は東郷国立博物館に運ばれる。そんなある日、復顔師生吹希の研究室に届いた人骨は、まだ新しかった。
日本屈指の復顔師、生吹希(い
ぶきのぞみ)と元人形師、馬田蒼(まだあおい)によって被害者の顔が復顔され、本格的に捜査が始まる。人が人と出会い交わり見えてくる推理の糸口。果たして二つの事件はどのような解決を見るのか――。
復顔師&元人形師、警察が挑む難事件
二つの事件はやがて一つに結びつく!
※この物語はフィクションです。実在の人物・施設・団体などとは関係ありません。
この作品はカクヨムにも掲載しています。(こちらは改稿版です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 00:17:10
42101文字
会話率:50%
間違いなく今世紀最大の発明。全世界の法律にも多大な影響を与えたその発明品は、『性転換装置』と呼ばれる、一夜にして男女の性別を入れ替える奇跡の道具だった――
水仙葵(主人公)は、身体的なある悩みから、日本において唯一性転換装置の使用が許可さ
れた山奥の館――通称『性別転館』――を訪れ、自らの性を入れ替える決意をする。館を訪れた彼女は、早速性転換装置を使用し、無事に性別を変更することに成功する。しかし、その結果は彼女が望んでいたものとは異なり、失望を抑えきれずにいた。同じく館を訪れていた他の性転換者たちから励ましてもらい、何とか立ち直っていく彼女だったが――この時すでに、館には死を生み出す悪意が紛れ込んでいた。
連続する首切り殺人と、性転換者を憎悪するトランスフォビック機構の影。惨劇の舞台となるその館から、生きて出られるものは存在するのか。今、彼女の人生を大きく揺るがす生転換劇の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 21:00:00
123901文字
会話率:48%
建物の屋上で雨が降り始める場面から話は始まります。
舞台は夏で、一人の女性の魔法使いの住んでいる町で連続首切り殺人事件が発生します。事件の犯人を追う魔法使いが奔走します。
深紫色の口紅は魔法使いに変化するためのツールとなります。香りはチョコ
レートとコーヒーとバニラとラベンダーを混ぜた香りで、普段は世を忍ぶように黒色のキャップで包まれています。
カクヨムでも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-22 01:56:13
50793文字
会話率:21%
夏休み、高校二年生・蟹原刹は駅近くにあるビルの最上階を借り切り、恋人との二人だけの空間――〈愛の巣〉を作り上げていた。しかしその生活は、二人が公衆トイレにて偶然に、火津路町を騒がせている〈連続脳姦殺人〉犯行の現場に居合わせ、犯人を目撃してし
まったことで崩壊を始める。事件に関心を抱いた蟹原は犯人との再会を目指して行動するが、町にやって来ていた自称名探偵・海老川蝶子に目を付けられると、事件への関与を疑われると共に探偵としての才能を見込まれ、半ば強引に彼女の弟子にされてしまった。火津路町では現在〈連続首切り殺人〉なるものも同時進行しており、海老川曰く、凡ては繋がっているらしい……。
これは夜の夢か、それともうつし世か。本格ミステリ式犯罪が支配する新世界。栄誉ある消費。アウフヘーベン。恐るべき虚無の結末〈バニラスカイ〉へと向かって、蟹原刹が足掻き、這いずり回った、ひと夏の思い出話。どうか聞いてくれ。そして覚えていてくれ、君だけは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 17:38:44
194633文字
会話率:52%
稀代の推理小説家、獅子谷敬蔵が建てた〈白生塔〉は窓がひとつもない山上の巨塔である。そこに招かれたのは五人の名探偵とその同伴者達。推理小説オタクにして高名な探偵の桜野美海子と、彼女の活躍を小説にして生計を立てている塚場壮太はその一組であった。
最初の晩、塔の主である獅子谷敬蔵は密室から不可解な消失を遂げ、翌日の朝、使用人のひとりが奇妙な転落死体となって発見される。名探偵達はそれぞれ好き勝手に推理を展開するが、犠牲者は次々と増えていき、さらに唯一の出入り口には外から閂を掛けられ、閉じ込められてしまう。
数々の死線をかいくぐってきた名探偵までもが被害者として惨殺されてしまう異常事態。密室殺人、首切り殺人、クローズドサークル、ダイイングメッセージ、といかにも推理小説らしい趣向が凝らされた事件の様相とは裏腹に、その本質に何やら推理小説の定型を覆す大きな企みがあると皆は感じ始め……。果てに桜野美海子が導き出した事件の真相とは?
(アルファポリス、エブリスタにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-08 21:00:00
140176文字
会話率:47%
二〇一五年、東京では連続首切り殺人と呼ばれる事件が起こっていた。その名の通り、被害者は全て首が切断された状態で発見された。そのため、世間は注目し、マスメディアなどにより、その犯人は「首切り男」と名付けられた。
高校二年生の神田優也は、帰
宅途中、首切り男に襲われる。そこへ助けに現れた謎の少女。理由もわからないまま、彼は事件へと巻き込まれていく。そして、真実を知った時、これは単純な殺人などではなく、戦争の始まりだと気付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-25 08:45:54
44057文字
会話率:41%
満月の夜、一人の女性が雑居ビルから身を投げたのを発端に、つづけて起こった理由なき投身自殺。 謎に包まれたままの浮浪者暴行事件、そして身の毛もよだつ首切り殺人・・・事件の謎を究明するべく乗り出した警視庁捜査1課の枡園警部補の前に立ちはだかった
のは、はたして神か悪魔か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-13 22:18:10
73721文字
会話率:43%
首切り殺人鬼になってしまった友人。ま、俺には関係ないけど。だって、あの出来事はただの夢で、もしかしたら俺の妄想で。あれ?この記憶は本当に現実か?
最終更新:2011-02-13 13:17:45
4273文字
会話率:26%