「新たなる教皇よ。王太子であるわたし、ゲスナーとシスター・カスリンとの婚約を認めて頂きたい。そして、真の聖女であるカスリンを虐げ、聖女を騙るその女の処刑を求める!」
王太子が、真の聖女であるところのシスター・カスリンを抱き寄せ、偽聖女だ
としてシスター・ソフィアを指差した。
豊満な肢体のシスター・カスリンが密着したときに、王太子の顔がニヤけるのが見て取れた。
そして、わしは・・・
「フハハハハハハハっ!! その娘は、我が教会一の阿婆擦れよ! その阿婆擦れを娶る覚悟があるなれば、其方らの婚姻を承諾しようではないかっ!?」
シスター・カスリンと王太子ゲスナーの二人を指差して、高笑いを上げた。
うむ。わし、めっちゃやらかしたっ!!
しかーしっ、数週間碌に寝とらんかった上、死に掛けても強制復活させれてという過酷な後始末死の行軍がようやっと終わりそうなときに、ハニトラ要員の女子にころっと騙されておるアホ王太子の相手をして疲労感マシマシじゃったからこう……許されるじゃろ。
わし、堪忍袋の緒が切れるまで我慢したし?
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 21:18:00
12034文字
会話率:40%
「モテたい」
「はぁ」
「自慢じゃないが僕は顔はすっっごくいいはずなのに、頭のいい奴ばかりがモテる。おかしいだろう」
「それはただの嫉妬では?」
私のご主人様、ジークハルト殿下は生粋のアホである。
超絶美形だし優しいし、決して悪い人ではな
いのだ。ただ、為政者に向かないどころか貴族の名前一つ覚えられない、王族にあるまじきアホなだけで。
複数あった縁談も、顔合わせを行った時点で全て断られてしまって、婚約者がいない。
「よし決めた、僕は知的メガネを目指す!」
「……さようでございますか」
メガネをかけてもアホはアホなままだろうけれど、メイドの私はジークハルト殿下の思いつきに付き合って差し上げる。
知的メガネになんてならなくても、もう充分に素敵なのに――なんて思いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 21:10:00
8000文字
会話率:42%
伯爵令嬢アンジェリカは第三王子ダフィットの婚約者。
しかし彼からはあまりよく思われておらず、合う都度ギクシャクしていた。
そんなある時、平民上がり少女カトレンがアンジェリカの義妹となり、事態は急変する。
ダフィットはアンジェリカとのお茶会の
際にカトレンと出会い、一目惚れ。カトレンも第三王子に見初められたことに大喜びだった。
そして。
「――俺は真実の愛を見つけたのだ。よってお前との婚約を破棄し、ここにいるカトレンと新たに婚約する」
元々アンジェリカとダフィットの婚約は政略的なもの。だから婚約破棄を告げられたことにアンジェリカは少しも心が痛まなかった。
でも――。
「本当に殿下は、それでよろしいのですね?」
確かめるようにアンジェリカは言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 21:00:00
11000文字
会話率:33%
第二王子ブランドンは、とある男爵令嬢と浮き名を流し、婚約者であった公爵令嬢に冤罪による婚約破棄を突きつけたことで有名だ。
彼は王都から追い出され、腐った性根を叩き直すためという名の厄介払いで辺境に送られることになった。――辺境伯令嬢ジェイダ
の婚約者として。
「なんでこんな奴を婚約者にしなきゃいけないわけ!?」
「俺だってなりたくてなったんじゃない。というかなんだお前。女ならもっと小動物みたいな可愛らしさを持て」
「はぁ!?!? あんた、殺されたいの!?」
国王の横暴と王子の態度にブチギレつつも、しっかり役目は果たすことにするジェイダ。
怠惰で傲慢で偏屈な王子を再教育するべく、辺境の騎士団にブランドン王子を放り入れ、彼をひたすら扱きまくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 21:00:00
13500文字
会話率:44%
神絵師『サクヤ』様が描いた悪役令嬢に一目惚れした俺は、どうにか彼女を助けられないかと、掲示板に24時間張り付いたり、あらゆる攻略情報を金を叩いて購入したりして、彼女が助かるルートを必死に探していた。
しかし、ある日。俺は、よりにもよって
悪役令嬢を断罪したゴミクソカスアホ王子に転生してしまう!? しかも、何故かシナリオには無い悪役令嬢に婚約破棄をされる現場に転生してしまった! どうする俺! 悪役令嬢の俺に対する好感度は0だ! ん? 待てよ。確か、悪役令嬢って女好きって設定だったよな? よし! なら、tsすればいいんだ! 俺ってば天才!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 02:29:10
180195文字
会話率:37%
世界を造り出した”闇”。
”闇”は神とされその神が自ら産み出した一族。
彼らは世界に点在し、その国の王族、皇族と婚姻を結んで国を支え、平和のために奔走していた。
互いを信頼し、敬い、尊ぶことで良好な関係を築いていた。
だが、とある大国の王子
が、神の末裔を蔑ろにしたことでその絶対的な関係に大きな亀裂が走ることになる・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 21:14:08
1122文字
会話率:14%
悪役令嬢が実は超常識人の努力家で、婚約破棄を言い渡したアホ王子が惚れたヒロインは、あざと腹黒非常識女?という、異世界恋愛王道ストーリー。
全部で4部の予定です。
→ごめんなさい訂正です。全部で4章の予定で、1章が5~6部程度になりそうです
。
第1章は悪徳令嬢が王子に婚約破棄されるシーンからはじまります。
リアリストな大人目線でバッサバッサと切り込み、予想を裏切る展開にする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 14:58:06
62668文字
会話率:24%
その類まれな美貌と絶大な魔術から《湖の妖精姫》とも謳われる大公家の姫君フィオレは頭を抱えていた。学園の夏季入学式の式典会場で、ピンク髪の男爵令嬢を腕にぶら下げて、いきなり婚約者である自分を悪役令嬢扱いをして、その場で婚約破棄をした王子のこと
……ではなく、すべてが終わってから異世界で自分が生きていた記憶がよみがえったからである。
何で今更!? 終わったあとで意味なくない?!
そんなフィオレの悪役令嬢が終わったあとのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 13:01:57
9908文字
会話率:38%
時代はいまよりも結構昔。とある国の侯爵令嬢、レリア・マーヴェルは、王太子である婚約者からの婚約破棄の危機に陥っていた。それというのも、婚約者が今年デビュタントを迎えたばかりの子爵令嬢、エリカ・スカーラに一目惚れしてしまったこと起因する。レリ
アという婚約者がいながらもお茶会や夜会がある度にエリカに付き纏ってばかりで、送った手紙も無視される始末。今回開催される王家主催の夜会で、レリアはそろそろ王太子から婚約破棄されるのではという噂も流れている。が、とうの本人はあまり気にしていない様子。レリアは無事に夜会を切り抜けることができるのか…?
※こちらの作品は、広島コンピュータ専門学校音響技術コースさんのボイスドラマ制作にあたって提供した作品です。7月中に投稿予定らしいのでよければそちらもよろしくお願いいたします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 13:03:50
4027文字
会話率:75%
貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
※短編目指してましたが二万字超えた所で諦めて連載にしました。全五話(たぶん)です。
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 10:00:00
85216文字
会話率:23%
私、北側凜。交通事故で死んだ16歳の女子高生。そんな私は悪役令嬢シリーズのヒロイン・リーンに転生してしまった。そう、いわゆるざまぁされる側のヒロインだ。でもざまぁされる運命を回避すべく、あの手この手で悪役令嬢との接触を回避していたら、ある日
突然、断罪される予定のアホ王子に詰め寄られた。「おい、一体どういうつもりなんだ、リーン=アダムソン!なぜ私に会いに来ない!? お前の目的は聖女を追い落とし、自分こそが聖女と崇められ、周りにチヤホヤされることだろう!?」――どうやらざまぁされる予定のこのアホ王子も、私と同じ転生者らしく。しかもなんとその意外な正体とは……!?
息抜きに書いたコメディです。何番煎じかわからないネタですいません。気楽に読んで頂ければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 12:26:15
8394文字
会話率:32%
『エルメリア・バーンフラウト! お前との婚約を破棄すると、ここに宣言する!!」
婚約相手だったアルフォード王子からそんな宣言を受けたエルメリア。
そんな王子は、数日後バーンフラウト家にて、土下座を披露する事になる。
いや、婚約破
棄自体はむしろ願ったり叶ったりだったんですが、あなた本当に分かってます?
何故、私があなたと婚約する事になったのか。そして、何故公爵令嬢である私が『アホ係』と呼ばれるようになったのか。
エルメリアはアルフォード王子……いや、アホ王子に話し始めた。
彼女が『アホ係』となった経緯を、嘘偽りなく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 07:00:00
8548文字
会話率:39%
「そこの女、なかなか美しいではないか。よし、この俺が『誉れ』を与えてやろう」
新入生に見慣れぬ美女を発見し、早速口説いたアホ王子ことチェスナット王国第一王子ウィルフレッドの頭は、その瞬間炎上した。(物理的に)
燃やした張本人は、魔法大国フレ
イヤ帝国の第一皇女、アレクシア。チェスナット王国王立学園に留学中の才色兼備、魔力抜群のアレクシアと、顔と地位以外は平均点以下のウィルフレッド。
絶対に釣り合わない二人だが、なぜかアレクシアはウィルフレッドに積極的に関わろうとする。その目的は洗脳か調教か、はたまた国の支配か、と周囲が危ぶむ中、当の皇女の目的は……。そしてアホ王子にも次第に変化の兆しが?
様々な人々の思惑が絡み合う中進む、二人の純愛(?)物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 11:49:09
34825文字
会話率:39%
伯爵家の長女エラは父親の死後、継母と義妹に使用人同然の扱いを受けていた。
エラの部屋は薄暗い屋根裏、早朝から深夜まで継母と義妹にこき使われ、与えられる食事は硬いパンと薄いスープのみ。
亡き父と「義妹のアルゾンが素敵な男性と婚約するまで
は家を出てはいけない」という約束を交わしているので、逃げ出すことも出来ない。
その上「伯爵家の長女は義妹や使用人に暴力を振るう悪女」という噂まで流されてしまう。
そんなエラには屋根裏部屋に不思議なお友達がいて……。
※シンデレラのパロディです。
【この作品はこんな人に向いてます】
※シンデレラのパロディが好きな人。
※おねショタが好きな人。
※スパダリから溺愛されるヒロインが好きな人。
※ヒロイン総愛されが好きな人。
※ショタ美少年→美青年(ヒロインとの身長差逆転)が好きな人。
※ハッピーエンドが好きな人。
※悪者には徹底的にざまぁして欲しい人。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※ペンネーム変更しました。
「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」
【タグ】
女主人公 父との約束 姉妹格差 妹ざまぁ アホ王子 意地悪な義妹 根性の悪い継母 精霊 魔法使い スパダリからの溺愛 ざまぁ ハッピーエンド
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 19:16:04
42543文字
会話率:24%
「エルマ、貴様は俺の婚約者の身分を悪用し国庫の金を横領した!
その上貴様は聖女の職に就いていたとき、当時伯爵令嬢でしかなかったアイリーを虐げた!
公金横領や貴族令嬢への卑劣な虐めを行ったエルマを、王太子である俺の婚約者にしておくわけには
いかない!
よってエルマとの婚約を破棄する!
そして現聖女のアイリーを新たな婚約者とする!
エルマ、貴様の犯した罪は万死に値する!
だが心優しいアイリーは貴様の死を望んでいない!
アイリーは己を虐げていた貴様の減刑を願ってきた!」
「私は竜神ルーペアト様の加護を得て聖女の地位を賜った身。
無益な殺生は望みません。
エルマ様、どうか生きて罪を償ってください」
「聖女アイリーの願いを聞き届け、エルマの罪を減じ国外追放処分とする!」
パーティでの三文芝居。
俺は元婚約者に公金横領の冤罪をかけ、アイリーは先代の聖女に虐められていたと嘘をついた。
国外追放したエルマを、隣国の悪徳商人に玩具として売り渡す準備も出来ていた。
俺は自分で考えて行動したと思っていた。だけど本当は神の掌の上で転がされていただけで……。
俺がそのことに気づいた時には、もう人の手ではどうしようもないところまできていた。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 18:22:40
14699文字
会話率:21%
第一王子アルウィンにはソフィア・バウムガルトナー公爵令嬢という婚約者候補がいた。
しかし王子は男爵令嬢のクロリスこそが【真実の愛】の相手だと信じて疑わなかった。
ある日王子はクロリスにそそのかされ、顔も知らないソフィアを悪女と決めつけ婚
約者候補から外してしまう。
だがソフィアを婚約者候補から外した直後、ソフィアが絶世の美少女だと知った王子は彼女を手放すのが惜しくなる。
王子はソフィアを婚約者候補に戻そうとするが……。
ソフィアに、
「殿下は私と同じ年であらせられるのに、すでに真実の愛のお相手を見つけられているのですね。羨ましいですわ。ぜひその方と添い遂げてください。私、陰ながら殿下の恋を応援しております」
と言われ振られてしまう。
その上、義妹を溺愛する公爵令息を怒らせてしまい……。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 18:28:24
19512文字
会話率:22%
国の第一王子の婚約者であり、侯爵令嬢のグレイスは、王都の美化計画に携わっていた。
婚約者である王子ならば力になってくれると期待するも、彼は顔だけが良いアホ王子だった。そんなアホ王子に婚約破棄されてしまったグレイスは、いつものように友人で騎士
隊長のリオに愚痴を聞いてもらっていた。一人で生きていこうと決意したグレイスに、リオは何やら考えていてーー?
これは婚約破棄されても、仕事に誇りを持つ女の子が友人だと思っていたヒーローに愛されるお話。
※設定が緩めです。気楽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 20:04:05
7975文字
会話率:42%
始めに神が在った。神は世界を作った。神は五柱の神を作った。神は人を作った。少しだけ疲れた神はうたた寝をした。数百年が過ぎた。五柱の神が神を真似て、人に似ているが人ではないものを作った。さらに五柱の神は大地に根差した使役神を作った。長いこと省
みられなくなった土地神という使役神は次第に狂い始めた。さらに五柱の神に造られたものは、長い月日のうちに狂い始めた。神に造られた人は神性を持っており、狂い始めた土地神を鎮めるのは人にしかできなかった。そして人は狂い始めた土地神や人ならざる者、魔物を浄化し、鎮めるようになった。それは神々の御座所を巡る巡礼者と呼ばれた。そしてまた二人の巡礼者が旅立ったが、そのうちの一人は訳アリで、もう一人は腐れ縁で・・・。「狂い始める神とか魔物とか多すぎませんかね!」「嫌なら帰ってもいいんだよ、なんならこれからは一人で鎮めに行く?」ぶう垂れる二人は今日も狂うモノを鎮めるため、この広い世界を進む。ああ、なんて真面目なんでしょうね、このお嬢様は。
なろうを読んでいるとなぜか冒険者になるとか出てくるのですが、冒険者とかスタンピードとか似たような話だなあと思っておりまして、そもそも冒険者ってこの地球上の歴史では、宣教師とか新大陸発見とか登山家とか極点犬ぞりとか行った人ぐらいしかなれないよねと思っていて、ふと考えたら十礼する人なら居たなあと思って書き始めた話です。設定は神様頼みですw。それに投稿も神様頼みで、書けたらしますのでのんびりお待ちください(不定期です)。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 23:53:52
3733文字
会話率:59%
王太子クリスピーノは愛しいエリザと結婚するため、暴虐な婚約者ダフネに婚約破棄を告げたのだが……。
どうしてなのか、すぐに五分前の過去に戻ってしまい、婚約破棄の場面を延々と繰り返している。しかもそのことに気がついているのはクリスピーノだけらし
い。
いい加減このループから逃げ出したいと思っていた101回目、クリスピーノが新しい行動をとってみると新しい事実が判明する。なんとダフネがクリスピーノの知らないところで……。
(カクヨムなどにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 08:32:59
8049文字
会話率:37%
悪役令嬢の私、オフィーリアは努力の甲斐なく悲惨な末路を向かえて崖下に投げ捨てられた。
最期に脳裏に浮かぶのは、ただひとりの顔だけ。
秘めた思いを胸に地面に激突死するのだ……。
◇◇
この作品は、ハピエンコメディです。
最終更新:2020-11-21 03:16:17
4711文字
会話率:31%
第二王子フィリオンの婚約者は、ペンドルトン伯爵家長女レティアナ。
美しく優秀で公明正大な婚約者がどうにも気にくわないフィリオンはある時、ペンドルトン家次女、愛嬌に溢れた愛らしいクラレットに目を惹かれ、互いに親しく接するようになる。
「もとは
家同士の婚約なのだ。姉と妹の立場を取り替えたとして何の不都合がある?」
彼がそう思い至るのに時間はかからなかった。
かくしてフィリオンは、国中の貴族が集まる王宮舞踏会にて、自らの願いを叶えるために、取り返しの付かない行動に出るのだった。
*本作はクラレットの一人称でお送りします。
*ハッピーエンドです。まごうことなきハッピーエンドです(大事なことなので二回言いました)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 18:00:00
2764文字
会話率:37%
2020/8/20刊行
イラストレーター:iyutani様
発行元: TOブックス様
2021/2/15
コミック発売
漫画:南澤久佳様
書き下ろしSS&描き下ろし特別漫画をW収録!
獣人族・人族・天族・魔族の四種族が存在する世界
人族
であるエレミヤは獣人族の中で最強と言われている竜族が治めている国、カルディアス王国の国王カルヴァンの元へ嫁ぐ。
ところがカルヴァンには既に番が存在していた。しかし、番であるユミルは平民の為正妃にはできない。番を愛さずにはいられない獣人族の性に従い、カルヴァンはユミルを愛し、番でもないのに正妃の座に居座るエレミヤを蔑ろにする。獣人族である使用人もそれが当然という構え。
ならば仕方がないとエレミヤは反逆をすることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 14:59:34
290803文字
会話率:42%
公爵家長女エマ。15歳の時に母を亡くした。貴族は一年喪に服さないといけない。喪が明けた日、父が愛人と娘を連れてやって来た。新しい母親は平民。一緒に連れて来た子供は一歳違いの妹。名前はマリアナ。
マリアナは可愛く、素直でいい子。すぐに邸に溶け
込み、誰もに愛されていた。エマの婚約者であるカールすらも。
誰からも愛され、素直ないい子であるマリアナがエマは気に入らなかった。
家族さえもマリアナを優先する。
マリアナの悪意のない言動がエマの心を深く抉る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-25 09:00:00
58016文字
会話率:42%
四大公爵家の一つスチュワート公爵家の長女として生まれたダリア。幼くして母親を病で亡くして直ぐ、父のマウロは平民の愛人、アンドレアを正妻に迎えた。さらに彼女には既にマウロとの間にベティという一歳違いの娘がいた。
自分の地位を確立するために公
爵家の正式な跡継ぎであるダリアを陥れようとするアンドレア。ダリアの物を何でも欲しがり、傲慢に育ったベティ。三人の攻防が始まった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 09:00:00
56241文字
会話率:51%
黒川礼人。大学四年生。
ちょっとした誤解から、彼が転生した先は乙女ゲーのアホ王子だった。
転生特典でオプションやスキルをつけてくれても使う場所が……。
だからさっさとシナリオを終わらせて自由に生きたい。
そんな感じのスタートです。
読んで
いただいてありがとうございます。
こちらは不定期投稿になります。短編を……毎回のことですが長くないお話を書くことを目指しています(できなくてスミマセン)。
甘々要素はないはず……楽しい話になりますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 11:54:18
218329文字
会話率:34%
賢く美しく、そして強い。
絵に描いたように完璧な公爵令嬢は、婚約者の王太子がアホであったがゆえに追放されてしまいます。
しかし!
そこで挫けたりしないのが、この物語の主人公!
「誰にも踏み躙られない。誰にも蔑ろにされない。私は、私と
して尊重されて生きたい」
追放されたが故に、彼女は最強の令嬢に成長していくのです。
さて。
この最強の公爵令嬢には一つだけ欠点がありました。
それが『恋愛には鈍感である』ということ。
彼女に思いを寄せる男たちのアプローチを、ことごとくスルーしていくのです。
帝国一の騎士と謳われた皇子。
「私の、つまらない嫉妬心です」
近衛騎士団の中間管理職。
「……私も、お会いしたかったです」
文化人でダンスは名人級の伯爵家の三男坊。
「それをお話しするには、まだ少し陽が高いようです」
物語みたいに主人公にひざまずいて忠誠を誓ったイケメン。
「どうか、私の忠誠をお許しください」
幼い頃に主人公に救われ国境を超えて旅してきた青年。
「俺、必ず行くよ。姫さんのそばに。……俺が姫さんを守るよ」
とにかく決闘大好きな剣の天才。
「俺と、結婚してください!」
名門侯爵家の後継者で騎士団の副団長。
「哀れな騎士に、お慈悲をいただけませんか?」
一癖も二癖もある七人の騎士たちの、必死のアプローチの行方は……?
追放された『哀れな公爵令嬢』は、いかにして『帝国の英雄』にまで上り詰めるのか……?
そして、アホ王子には天罰が降るのか!?
どんなアプローチも全く効果なし!
鈍感だけど最強の令嬢と騎士たちの英雄譚!
どうぞ、お楽しみください!
※本作はカクヨムにて先行公開しております
「獅子姫と七人の騎士 カクヨム」で検索!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 20:00:00
109470文字
会話率:49%
アレクサンドラは前世の記憶持ち。大好きな姉の婚約者はアホ王子で女たらし。きっと婚約破棄してくるに違いない!姉様は私が幸せにするんだ!!
最終更新:2021-12-15 16:00:00
3291文字
会話率:54%