〝男子校の姫〟……それは、男だらけのむさ苦しい学園生活に咲いた一輪の花として、周りに彩りと癒しを与えるアイドルのような存在。
オレ、日向 陽(ヒナタ ハル)がこの春入学した全寮制私立男子校は、その〝男子校の姫〟が役職として制度化されて
いるらしい。
けどまぁ、大衆に埋もれる平凡モブ(自認)のオレには、そんな姫制度なんて一切関係ない……と思っていたのに、あれよあれよという間に女装させられて、気が付いたら姫選抜会のステージに立たされて……まさかの、オレが姫に!?
周りの期待を裏切れず(あと、諸々の特権に多少揺らいで)仕方なく姫職を請け負うことにはしたものの、オレに付けられた護衛人が、何というか過保護過ぎて……。
オレを深窓の令嬢か何かと勘違いしているのか、荷物は持たせてくれないし、授業中も背後に立ってるし、あまつさえ皆がオレを(性的な意味で)狙っているなどと思い込んでいる始末。
警戒のし過ぎで周囲を威圧、排除してしまい……ああもうっ! これじゃあ、友達も出来やしない!
~無自覚可愛い系姫♂と執着美人護衛による、年の差学園主従BL!~
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初日のみ3話更新。以後、ストックが尽きるまでは毎日1話更新(18:10頃)予定です。
没作『ハルくんは姫をやめたい。』のリメイク版です。
相手役の設定等、諸々変更して最初から全部書き直しました。前のよりは格段に良くなった……はず!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:10:00
167423文字
会話率:49%
この地上にダンジョンが発生してから、70年が過ぎた。人々は探索者としてダンジョンに挑んでいる。それは荒事で大変な職業なのだが、なりたい人は後を絶たない。九条 有架はそんな人達に埋もれるように探索者になり、生活のためにダンジョンに潜る、はずだ
ったが。
彼の異能がそれを許さなかった。
これは異世界から転生してきた少年の、ダンジョン冒険譚。
不定期更新になります。カクヨムでも公開しています。
お楽しみ頂けるように頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:26:18
238265文字
会話率:47%
伯爵令嬢のティナリアは、ある日突然、婚約が決まったと告げられる。相手は未知の病を患っていると噂の公爵令息、アルヴィス。だが、初めての顔合わせでアルヴィスの病に心当たりがあったティナリアは前世の知識を活かし、アルヴィスを必死に看病する。そうし
ているうちに、はじめは疑っていたアルヴィスも心を開いていき……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:03:53
7323文字
会話率:36%
「遥か昔から続く天地戦争に疲弊する世界。天の加護を説く聖公国、無為な平和を望む黄昏共和国、そして混沌から自由を謳う自由連邦。三つの勢力が争うこの異世界では、日本から召喚された「勇者」や「改革者」たちが、それぞれの思惑の中で生きている。
オ
ッドアイ・サンダース、通称“おっさん”は、そんな召喚に携わる召喚師の一人。彼の国《黄昏共和国》は、勇者のように戦う存在ではなく、日常を豊かにする人材を求めていた。やがて彼は一癖も二癖もある異世界からの訪問者たちと出会う。
これは、異なる思惑が交錯する異世界で、召喚された者と召喚師が織りなす、どこかチートではない、等身大の異世界転生ファンタジーである。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 16:21:53
23271文字
会話率:18%
「スキル」が人の価値を決める世界で、相葉湊は「スキル無し」の烙印を押された、色褪せた日常を送る高校生。
なぜか合格してしまったスキル至上主義のエリート校・翠明学園では、チーム競技『ヴォイド』の成績が全て。強力な異能を持つ同級生たちの中で、
彼は埋もれるだけの存在だった。
そんな彼のモノクロの世界に、唯一の色彩をもたらしたのが、太陽のような少女・月島陽葵だった。学園でも最高ランクの治癒スキル【ソウル・アンセム】を持つ彼女は、誰にでも優しく、そして、なぜかいつも湊のそばで笑ってくれた。彼女と過ごす穏やかな日々が、湊の世界を少しずつ変えていく。
だが、平穏な日々は長くは続かない。陽葵の希少なスキルを狙うライバル校・赫陽学院の影。そして、湊自身も知らない、彼の血に眠る規格外の能力【収集者】を覚醒させようと画策する、学園の理事長の歪んだ期待。湊の中に芽生え始めた、正体不明の力の片鱗は、やがて彼らの日常を大きく揺るがし始める。
これは、全てを諦めていた少年が、たった一人の少女を守るために立ち上がる物語なのか。
しかし、彼はまだ知らない。彼がこれから直面するのは、ただの学園の覇権争いではない。少女が、定められた、抗うことのできない死の運命そのものに立ち向かうことを。
運命が彼女を殺すなら、少年はその運命に反逆する。
たとえ、何度世界を繰り返すことになろうとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 18:00:00
17911文字
会話率:37%
あの日、バンドで奏でた音は、心の奥でまだ鳴っていた。
夢を手放せないまま、現実に埋もれる日々を送る友也。そんな彼の前に、かつての仲間が差し出した一枚のポスターが、すべてを変えていく。
届かなかった声が、今、誰かに届こうとしていたーーもう
一度だけ、自分を信じて、歌うことを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 15:43:06
2664文字
会話率:40%
とある世界のとある町。人々の喧騒と自然の音に埋もれるように、1軒の喫茶調合屋があった。
喫茶店と調合屋を兼ねたこの店には、様々な人が、様々な理由で訪れる。
ある時は天真爛漫な少女のエルフ。ある時は豪快で世話焼きな男性のドワーフ。
ある時
はマスター手作りの朝摘みベリーの炭酸割りを飲みに。ある時は調合傷薬を求めに。
個性豊かなお客様たちとともに、“人間”のマスターはあなたの来店をお待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 18:59:03
29705文字
会話率:40%
かつて卓球の天才と呼ばれた少年、士道正宗は卓球から逃げた。
少年はもう二度と競技はやらないと誓い、地元の高校に進学し、青春を謳歌していた。好きな人もできた。勉強に打ち込み、放課後はたまに友人とバカし、理想の学生生活を送っていた。
だがまわり
が天才がこのまま埋もれるのを許してくれない。
少年は様々な経験をし、想いをぶつけ、ぶつけられ、その果てにどのような決断をするのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 00:13:54
103223文字
会話率:50%
何故、疲弊した世界で人、妖精、魔物による泥沼な戦争は始まったのかーー。
22世紀初頭、各国技術や市場の奪い合いをするだけの不毛な産業争いが終わりを迎えた。しかし世界が抱えた負債は計り知れず。同年、その傷も癒えきらぬ内に都市と工場群が未曾有の
大災害に見舞われた。
物語の始まりはそれから10年の時を経る。
汚染された土壌には咲く花もなく、そんな更地で積み重る瓦礫とスクラップを片付け日銭を稼ぐ齢13の主人公、ユウサクは偶然出逢った少女に一目惚れする。大した目的もなく漠然と生き、死んで時代の背景に埋もれるだけの存在だったはずのユウサクはその運命から脱したのだ。
これは英雄跋扈し激変する最中の乱世を一途な恋心を胸に全力で駆け抜けた少年の、壮絶な旅路ーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 22:55:37
75873文字
会話率:40%
ガキの頃に「物書きになりてぇなぁ」と思ってそれから。
書きたいものはなくなって。書けるものは一つもない。
けれどいまだに漠然と、物書きになりたいとは思う。
年の暮れにエッセイ漫画を読んだ。
一人交換日記(?)をやれば、自分のことくら
いは書けるようになるかもしれねぇ。
だから、やります。
しかし一人で交換日記はクソ寂しいから、
誰か私と交換してくれ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-24 20:40:03
8076文字
会話率:2%
彼とキスを交わした後、そこまで動転しなかった。
けれどもされる前の緊張感から気が緩み、非常にお腹が空いた。
良かった。お前が拒まず、空気が濁らず、何時も通りで。
あれ、恋愛感情持ってなくない?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐
欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
喚かないのが~。の二人。
まさかここで彼の信念がもれるとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 21:46:29
999文字
会話率:48%
癖が強い。彼女が描く物語は全て癖が強い。
同じ言語を使っている筈なのに、文体に並べ直すと途端に抽象的になる。
けれどもこれこそが彼女の個性。
埋もれる事のない彼女の色。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
彼女的には、ブレる事無く普通に話してます。
話しているつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:25:17
1132文字
会話率:40%
かつて世界を救った「最強賢者」アルト。彼は魔王を討伐し、英雄として名を轟かせたが、その圧倒的な力が人々との隔たりを生み、今では崖の上の小さな家で孤独な隠遁生活を送っていた。退屈で無為な日々に埋もれる彼の心を変える出来事が起こる――ある日、崖
を訪れた一人の少女との出会いだ。
彼女の名はアリス。
影の巨人という謎のモンスターに襲われ、村を壊滅寸前に追い込まれた彼女は、最強の賢者に助けを求めに来たのだ。
最強であるがゆえに戦いから逃げ続けたアルトは、アリスの願いを聞き入れ、久しぶりに動き出すことを決意する。だが、影の巨人を追う中で彼が知るのは、単なるモンスター退治では終わらない「世界の滅びの予兆」だった。
「俺の力で守れるものがあるなら、守らない理由なんてない」
かつて人類を救った賢者が再び動き出す。彼の一挙一動が、世界の運命を大きく揺るがせていくことになるとは、まだ誰も知らない――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 00:32:21
5738文字
会話率:49%
昭和の街を舞台に繰り広げられる、警察官と暴力団若頭の運命的な物語――。
50代の警察官・柴崎翔は、巡査部長として地道に職務を全うしながらも、組織に埋もれる日々を送っていた。一方、広域指定暴力団「東条組」の若頭・東条和馬は、冷徹さの裏に孤独と
葛藤を抱えている。
二人の道が交わるのは大災害が起きた日。瓦礫の中、住民を守るために奔走する二人は、それぞれの正義が交差する中で、互いの本当の姿を見つけ始める。そして、オメガとアルファという本能的な絆が明らかになるとき、社会的立場を超えた愛と希望が生まれる。
大人の純愛と成長を描いた、心揺さぶるBLストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 12:01:15
21222文字
会話率:39%
今日もいつも通りの日常を送る
そんな日常に非日常は溶けてゆく
最終更新:2024-09-24 10:45:35
1531文字
会話率:37%
母親の言いつけを守る女子高生――普川穂波は、〝普通〟という呪縛に囚われていた。
〝普通〟でいることに固執し、社会に埋没している。
周囲に埋もれることができて安心しつつも、透明人間のような自分に嫌気が差す時があった。
彩りに満ちているクラスメ
イトが眩しくて羨ましく思っているが、〝普通〟に拘って自分を変えることができないでいる。
そんな彼女が無意識に呟いた言葉に反応したクラスの人気者――新改希望が興味から穂波に声をかける。
そして会話を交わすうちに二人は似た境遇だったことが判明し、穂波のことが放っておけなくなった希望がある提案をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 19:25:42
22979文字
会話率:37%
わたくしが、長い期間の間にポツポツと書き溜めてきた短編集です。
とある法律関係の業界紙の編集長を10年ほどやっていた関係で、紙面のはじっこに、クスッとくる小品を時々書いていたのですが、固定の読者の方もついてくれて、とても楽しかったので、
このまま埋もれるのも勿体ないなー、と思い、アップさせて貰ったものです。
実録からエッセイからファンタジーまで多岐に渡りますが、どれも2000字~3000字程度の一話完結ですので、合間の時間にクスっとして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 16:51:27
65713文字
会話率:1%
ボカロ曲が埋もれる問題を解説します
最終更新:2024-07-06 17:20:02
1624文字
会話率:0%
ダンジョンが出現して早10年。
そこから持ち出される資源は世界を変え、そして人を変えた。
その恵みを持ち帰る探索者が英雄扱いされるようになって数年。英雄を目指して戦いを学ぶ若者達が集う学舎、探索者育成学校にて物語は始まる。
当初は
将来を有望視され学校に置いても一目置かれた少年、滝虎 灰は今や埋もれる程度の凡夫。
あまりやる気のない彼はどこか冷めた目で置かれた環境を見ている。
どこか達観したような、諦観したような彼はなにを思い、環境に身を置くのだろうか。
現代にダンジョンが現れてから、あまねく幻想が渦を巻くハイファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:34:15
153615文字
会話率:34%
神殿の下働きに精を出す伯爵令嬢ルーシア。
今日もご機嫌で洗濯をするルーシアの元に、神殿長から呪われた貴族の騎士様のおもてなしをするように依頼が。
応接間の扉を叩いた先には、真っ白なモフモフに姿を変えられた騎士様がいて……。
えっ? 私と
一緒にいると、しばらく元に戻れるんですか? えっ、王国の平和のために一緒にいてほしい? ……うぅ、王都は鬼門なのです。せめて、騎士団の下働きとして雇ってもらえますか?
モフモフ→強面騎士団長様と訳あり下働き伯爵令嬢ルーシアのファンタジーラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:34:12
73349文字
会話率:37%
迷宮はとっても危険。いつだって傍には死と灰が仲良く隣り合わせに寄り添ってくれる。
仲間は死ぬし、殺される。
大枚はたいて買った装備は失くすし奪られる。
思い出の品も家宝だって落っことすこともある。
そんな所で、そんなことに遭って、
一人で逃げて帰って来たって別にいいさ。命があるだけ儲けもんだろ?
でも、それでも失くしたモノを諦めきれないなら【回収屋】に頼むといい。
屍肉漁り、腐肉喰らいのスカベンジャー。嫌われ者で口が悪い彼は「ハゲタカ」と呼ばれている。
彼は君の替わりに迷宮に潜り、君が過ぎ去った後と悔いの道で、残して失くしてしまったモノを取り戻してくれる……かもね?
※
遺跡と迷宮によって冒険者たちが集い栄える島で、夢と野望に燃える若者たちを尻目に、彼らの死体と遺品で食いつなぐ【回収屋】の青年「ハゲタカ」。
スカベンジャーを蔑むのならそうすればいい。卑しく汚らしいと忌み嫌うのは正しいことだ。
でも、何か取り戻したいものがあるというのなら。
失いたくないものがあるというのなら。
死と灰に埋もれる中で、ハゲタカの羽根は寄り添ってくれるだろう。
これは、自らの失ったモノを取り戻すために飛んでいた、愚かで無力、臆病でちょっとだけ優しい、ハゲタカの翼がもげるまでの物語。
※
基本、一日一エピソードずつ更新していきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 08:00:00
163934文字
会話率:44%