幼馴染の彼女(金持ち)のため、女装して奮闘する彼(貧乏)の物語。
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パートリッジ伯爵家は困窮していた。
ジェフリー・モートという商人の甘言に乗って借金を重ね
てしまったからだ。
このまま没落するかと思われたパートリッジ伯爵家だが、有り余る財産で新興貴族となったジェフリーからひとつの提案があった。
「私の娘サラに貴族としての振る舞いを教えてください。期間は半年、サラが社交界デビューをするまでです。そうしたら借金をいくらか帳消しにして差し上げましょう」
こうしてパートリッジ伯爵の娘エレノアは家のため、サラに貴族の振る舞いを教えることになった。
……のだが、当のエレノアは、
「あんな家の娘に教えを授けるなんて、絶対に嫌ですわ!」
と、断固拒否の姿勢を貫く。
困ったパートリッジ伯爵はもう一人の子どもに泣きついた。
こうしてパートリッジ伯爵の『息子』グレアムは女装し、エレノアのフリをして、サラに貴族の振る舞いを教えることになった。
すべてはパートリッジ伯爵家の存続のために。
――とは、見せかけだけの話。
実は家のためではなくて、ほのかな恋心を抱いていたサラのためだけれど、それはグレアムだけの秘密だ。
果たしてグレアムはサラに女装だと気づかれるなく、教師役を完遂できるのだろうか?
だけど多分、サラはグレアムの正体に――。
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※女装男子ですが男の娘ではありません。
※不定期にのんびり更新していく予定です。
※タイトルに★がついてる話にはイラストがあります。
※イラスト:むなかたきえ様(X(旧ツイッター):@kkkie_m)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 21:13:07
95809文字
会話率:38%
現代の田舎村、毎年20歳前後の若者を神への生贄として生き埋めにする恐ろしい風習が続く閉鎖的な集落。霊感を持つ高校生・直樹と彩音は、それぞれ兄と姉をこの風習で失い、村から逃げ出すが、狂気に満ちた村人たちの執拗な追跡に追われる。ピンチの度に現れ
る血まみれの兄姉の霊体に守られながら、二人は村の闇と向き合う。霊感を通じて感じる兄姉の愛と未練、村全体が共犯という衝撃の真相が明らかに。恐怖と絆、ほのかな恋心が交錯する中、風習を終わらせ、未来への希望を見出せるのか。フルマックスの心理的恐怖、3重のミスリード、自然に涙を誘う展開で織りなす、1.5~2万文字の民俗ホラー短編
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 09:22:03
2652文字
会話率:10%
山奥の古びた温泉旅館「幽月荘」に引っ越してきた高校生・悠斗は、幽霊の少女・美月と出会う。彼女は怨念を叶える契約を司る存在だが、その瞳には深い悲しみが宿っていた。村の古い風習—生き埋めや精神を追い詰める呪い—の影が旅館に忍び寄り、悠斗と仲間た
ちは怪奇現象に巻き込まれる。美月の過去に隠された裏切りと、怨霊・凛の憎しみが明らかに。悠斗は美月と共に謎を解き、彼女を殺したのが家族や村の仲間たちだったという衝撃の真相に辿り着く。恐怖と絆、そしてほのかな恋心が交錯する中、呪いを解き、未来への希望を見出せるのか。ホラー8割、ラブコメとラッキースケベ1割の重厚な短編ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 16:43:00
3164文字
会話率:39%
「泣かせるくらいなら、特別な女性なんて作らなければいいのに」
貴族の妾の子であるロイは、父の本妻であるアルベルティーヌにほのかな恋心を抱いている。
養子として自分を引き取り、育ててくれた養母アルベルティーヌへの傾倒と別れ、父への反発を描い
た作品です。
『蛙祭』に投稿していた作品。
※ 以前自分のサイトで公開していた『Endless Ending』外伝の『アルベルティーヌと銀の子息』を改題したものです。
※ 士官学校の話は出てきますが、ミリタリー要素は薄いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 14:00:02
9775文字
会話率:35%
県立白波高校で起きた、消えた教科書と謎のメッセージ。クールな学級委員長・天久楓と、お調子者の人気者・佐伯陽太は、情報通の幼馴染・木村紗英と共に秘密の捜査を開始する。数学公式が示す図書室の暗号、そして辿り着いた時計台の下の古い木箱。中には過去
の生徒の切ない日記が眠っていた。謎解きの先に現れる、予想外の真実と、二人の間に芽生えるほのかな恋心。新感覚ミステリーラブコメが開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 10:08:12
4179文字
会話率:44%
気がついたらオークションで売られていた主人公ムトラ。
記憶喪失の彼女は様々な疑問に包まれながら、自分を購入した不思議なホストクラブ経営者エルフとその仲間たちと共に生活していく。
異世界
ギフト
ホストクラブ
魔術師
聖女計画
オークション
あらゆるキーワードが繋がった時、ムトラは全てを知ることになる。
「努力せずして結果は得られない。」
ーーーーー
久しぶりに見た夢が面白そうだったので少しづつ肉付けして書いています。
シリアスよりも謎解きのような感覚や、ほのかな恋愛を楽しんでもらえたら幸いです。
たくさんの造語を記載していくので、基本的にわかりやすくできそうな部分は世界観を壊さないよう短縮化したり工夫する予定です。
ホストクラブの役職割や構造は現代のものとは似て非なるものにしております、ご容赦ください。
ハッピーーーエンドです!!!!!
のんびり書き進められる時に書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 11:40:17
23116文字
会話率:26%
ほのかな恋心を抱いていた相手に、裏切られた。
わずかな心の隙をついてきた愚かな考えに支配されたせいで、後悔にまみれた人生を送る羽目になった魔法科学者ミスティ・ランガル。
恵まれた容姿のおかげで、苦労知らずで生きてきた。
考えることすら他人
任せにしてきたせいで、温めていた恋心も人としての生も失ってしまった騎士団副長エスラス・カートパダム。
様々な誤解とすれ違いにより互いの思いが交錯することのなかった、けれどもしかしたらこれから交錯するかもしれない男女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 07:59:12
20962文字
会話率:34%
魔法や獣人が過去に存在していたが、源となるマナが減少し、希少となった世界。
獣人の祖を持つ島国シャムールの王女フランは、王家の中で厄介者として扱われていた。今や獣人としての血は薄れ、誰もが普通の人間と変わりない存在となる中、フランだけが先
祖返りで獣に変身する力を持っていたからだ。
先祖返りは国に災いをもたらす存在として疎まれている。その上、両親によく似た妹王女と比べ、個性的なピンクゴールドの髪と金色の瞳を持つフランは、明らかな差別をされて育った。それでも慎ましやかな幸せを夢見て、身の回りで唯一優しくしてくれる騎士団長にほのかな恋心を寄せていたが……。
ある日、海の向こうの軍事大国による侵略が島国を襲う。シャムールを支配下に置いたヴォルカノ帝国は、従属の証として王女のひとりを差し出すよう命じた。
行き先は冷徹で恐ろしいと噂の皇帝の妃候補が集められる「花離宮」。そんなところに送られれば、末は慰み者にされるか、孤独に心を壊されるかわからない。
騎士団長への思いが国に残りたいという気持ちを強くしたが、妹王女が彼と恋仲だと知ったフランは絶望する。心を押し殺し、自らが貢ぎ物となることを決めるのだった。
孤高の皇帝の寵を奪い合う女の園で、フランの運命は動きだす――。
※ベリーズカフェ、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 10:16:45
120252文字
会話率:27%
テラコッタピンクのキュートなデザインの軽自動車コタは、毎朝すれ違う園児バスのエンにほのかな恋心を抱いていた。周囲の車両たちに支えられ、2台の距離は近づいていく…。園児バス×軽自動車のBLです。車両は人間にはなりませんが、人語を話します。
最終更新:2023-09-24 00:38:50
18460文字
会話率:57%
「私ね、あと一年で死んじゃうの」
病院のベッドで退屈そうにしている彼女はそう言った。
だから、悲劇のヒロインみたいで腹が立つから連れ出すことにした。
申し訳なさそうにする彼女と、正反対な俺達の色んな人を巻き込んだ日々の記録である。
最終更新:2023-09-11 20:43:13
6325文字
会話率:44%
第一王子の妃になったが、子どもが産めないという理由で離縁されたエリーゼは、王家の命令で辺境の領地を治める公爵家に嫁いだ。
地獄を追放された先も地獄でしかない。
「夫が死ねば、私は自由になれるのに……」
何度も何度も願った。
ところが。
エリーゼを迎え入れた年上の公爵・ダミアンは、彼女を温かく迎え入れた。そして、ただただ穏やかな日々を与えた。
悲しみと怒りと欲望で荒んでいたエリーゼの心は、穏やかな日々の中で次第に癒されていった。そして、そんな日々を与えてくれるダミアンに、ほのかな恋心を抱くようになっていた──。
※こちらは独立してお楽しみいただける短編ですが、現在連載中の長編「夫が死んだら息子が王子になりました~王位継承のために都合の良い息子と妻が必要だって言うから結婚したのに何故か溺愛されるのですが!?~」の番外編にあたるお話でもあります。
ご興味お持ちいただけましたら、タイトル上部のリンク「夫が死んだシリーズ」から本編をご覧いただけますので、ぜひ……!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:02:17
7704文字
会話率:46%
『いいわよ』爆死覚悟の告白は成就したけれど……
罰ゲームで告白することになった少年・千堂つむぐ。その相手はいかなる相手の告白をも断わってきた孤高の麗人・久遠桃華だった。
ほのかな恋心を、思わぬ機会で吐露する羽目になった彼だが悔いはなかっ
た……。
玉砕覚悟の告白は受け入れられたが、彼女から思わぬ提案がされる。それは……。
【キャラクター】
◇千堂つむぐ(主人公)
高校一年生。ほのかに生徒会長・久遠桃華に恋心を抱いていた。罰ゲームで桃華先輩に告白する。
◆久遠桃華(ヒロイン)
高校三年生。生徒会々長。誰の告白をも受け入れない孤高の麗人。
◆上原ゆうき
高校三年生。生徒会副会長。
◆大葉さつき
二年生。生徒会会計。
◆春日井はるか
二年生。生徒会書記。
✳️『カクヨム』自主イベント:『寝る犬』先生の『AI読者が独断と偏見で感想を書き、勝手に修正案まで出してみた』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655087697790
に参加して、AIちゃんに「タイトル」「あらすじ」「キャッチ」の評価・修正案をもらいました。
✳️以下、ネタばれ
【御注意】首輪が誰のものか思った方だけお読みください。
◇首輪が千堂くん(主人公)のものだった場合
◆首輪が桃華先輩のものだった場合(桃華目線)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 20:50:33
5001文字
会話率:54%
8歳の女の子の時、アップルパイを食べている時に、6歳の男の子からオバさんと言われ、ショックでした。
けど、私の婚約者になりたいと言う男の子が現れ、思い出すたび、心が温かくなります。
最終更新:2023-03-05 07:02:02
1095文字
会話率:37%
勇者として異世界に召喚された男は、仲間達と共に旅に繰り出す。
全ては、順調に進んでいた。異世界での冒険、仲間との絆、そしてほのかな恋模様…
しかし、それは一瞬のうちに、崩れ落ちた。
他でもない、仲間だった少女の手によって。
少女は、血に
染まった表情を歪め、笑った。
「これからは……もう、私だけのものだよ」
異世界召喚され、しかしその冒険の中でとある事態に巻き込まれた物語です。
続き物のお話というよりは、一話ごとに場面が変わる感じで書いてます。
ので、あまり長くはありません。
小説家になろうでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 21:07:55
17517文字
会話率:28%
唐突に前世の記憶を思い出した秋子と、幼少期からの親友な千秋との、そんなある日の出来事。
最終更新:2023-01-03 12:00:00
9997文字
会話率:49%
娯楽研究部に所属する久遠透は先輩で自他ともに認める天才少女である柊鈴女に
ほのかな恋心を寄せていたりする。
ある日いつも通り鈴女による唐突な発言により透は
部員が三人しかいない娯楽研究部に新たな部員を
呼び込み無事存続させることになるのだっ
た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 00:53:10
7819文字
会話率:43%
満月の夜、2人きりで行われる舞踏会。
それを知るのは、銀色の月だけ。
塔の中に囚われた聖女と、そんな彼女のもとを訪れる宰相の、静かな夜の話。
お題メーカーで出てきたものから考えた話。
(タイトルは少し変更しました)
アルファポリスにも投
稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 12:18:47
5655文字
会話率:24%
姫宮学院は有力企業体である姫宮グループが出資する、全寮制中高一貫の女学院だ。この学院は姫宮の名字を持つ一族によって学院内が統治されている。
そして姫宮一族の中でも良質の血統を持つ姫宮スミカが生徒会長を務めているのだった。
スミカは女学院に
唯一在籍する男子生徒、幼馴染みでもある紺野ジュンにほのかな恋心を抱いており、学院の運営よりも彼を振り向かせることに力点を置くほどであった。
スミカはある日、生徒会副会長である巻菱リョウから学院内で生徒会に対する不満が燻っていることを指摘される。
そこで公明正大な生徒会であることを示すため、生徒会長選挙を行うことにしたのだが、これが想定外の大騒動へと発展していくのである――。
※諸事情により掲載削除していた作品の再掲です。
※男の子視点のラブコメで、ハッピーエンドになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 15:00:00
119717文字
会話率:40%
「pixiv」に掲載済みの作品です。
西村歩は仕事を終えると一目散にパソコンを起動し、ゲームを開始するのが日課だった。
ゲーム内ではアロエという名前で活動しており、同じギルドのマリスに色々教えてもらっているうちに勝手な憧れとほのかな恋心を
抱くようになっていた。
ある日、歩が研修でマリスのいるところへ出張すると言うことになり、オフ会を持ちかけるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 00:04:08
12373文字
会話率:68%
愛だと言えるのかまではわからない、殿下と公爵令嬢の間に生まれたほのかな恋心。
国の事情でそれは利用され、婚約へと至る。
功を焦った殿下と側近のコラボによる愚策と、運悪く不作が重なって相乗効果を発揮。
それが、公爵家の領地を窮地へと陥れる。
助けを求めた公爵令嬢の願いを、殿下は冷徹に切り捨てた。
果たしてその結末は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 17:55:49
7777文字
会話率:19%
彼は図書室て小説を書く。
私はいつしかそれが気になった。
最終更新:2022-07-20 22:56:37
1412文字
会話率:24%