私だけが王子の本当を知っている。私だけが王子を救えるの。他の誰でも無い、私こそが。だから婚約破棄なんてさせないわ。彼を連れてなんていかせない。彼を私の元へ繋ぎ留められるのなら何だってやって見せる。蝋燭を絶やさず、呪文を唱えて、剣を手に立ち向
かっても見せましょう。貴方の目玉も、舌も、腕も脚も、髪の一本すら■■■■■になんて渡さない。貴方へ縋りつく醜い腕の悉くを刈り取っても見せましょう。いいえ。いいえ、王子。私は狂ってなどいません。私の愛は、貴方への愛は、貴方を包む全てを祓ってみせます。狂ってなどいません。狂気など。だから、ねえ、私の所に居てくれるわよね? 大丈夫よ、必ず貴方を守って見せるから。例え貴方と共に深い混沌の水底へ沈んでいくとしても、躊躇いはしないわ。愛しているの、王子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 20:05:46
6856文字
会話率:31%
私だけが王子の本当を知っている。私だけが王子を救えるの。他の誰でも無い、私こそが。だから婚約破棄なんてさせないわ。彼を連れてなんていかせない。彼を私の元へ繋ぎ留められるのなら何だってやって見せる。蝋燭を絶やさず、呪文を唱えて、剣を手に立ち向
かっても見せましょう。貴方の目玉も、舌も、腕も脚も、髪の一本すら■■■■■になんて渡さない。貴方へ縋りつく醜い腕の悉くを刈り取っても見せましょう。いいえ。いいえ、王子。私は狂ってなどいません。私の愛は、貴方への愛は、貴方を包む全てを祓ってみせます。狂ってなどいません。狂気など。だから、ねえ、私の所に居てくれるわよね? 大丈夫よ、必ず貴方を守って見せるから。例え貴方と共に深い混沌の水底へ沈んでいくとしても、躊躇いはしないわ。愛しているの、王子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 18:52:59
6856文字
会話率:31%
委員長(ダメダメ委員長)はいつも妙なことに巻き込まれてやる気満々でことをやり遂げたいんだけど、現実はそんなにうまくなんてさせない、委員長はこの世界が現実でも静かな人生を過ごしたいんだ、騒がしい学校でこれさえやり遂げることはできるでしょうか?
最終更新:2024-08-25 22:48:32
40637文字
会話率:45%
「お前は素直に金を出せば良いのだ! クソッ。本当に愛想もない、可愛げのない女だ。それに比べてラビニュは………………」
はーっ、恐喝、暴言、浮気発言。
いきなり訪問して来て、何を喚いているのだろう?
私(わたくし)はいつもの命令通りに応
接室にて、侯爵令嬢インフェルの婚約者である、第二王子カヴァルートの対応をしています。
この王子、金髪碧眼の副騎士団長、ガタイも良く王妃に似て儚げな顔(かんばせ)をしているから、性格を知らない人には大人気らしい。
「申し訳ありません。私の一存では決めかねます。
父に相談してみます」
「駄目だ。内密にしろと言っているのだ」
「………………、少々お待ちください」
「全く。お前の家は金だけはあるのだ。お前に当てられている支給金(お小遣い)があるだろうが。それを寄越せば良いだけなのだ。時間が勿体ないじゃないか、早くしろ!」
そもそも、侯爵令嬢の支給金(お小遣い)はインフェルの物だ。
馬鹿王子のものではない。
けれど私は、言い返すこともなく席を立った。
長い廊下を通り、インフェルの部屋に辿り着く。
「コンコンッ」
「はい、どうぞ」
そこにいるのは、侯爵令嬢インフェル・アルガーゾン。
私の主人(マスター)である。
「いつもごめんね、あんな罵倒を受けさせて」
「いいえ、何ともありません。私に感情はありませんから」
「もう、そんなこと言わないでよ、|β《ベータ》。貴方が学習を積んで、感情領域も発達しているのを知っているんだから。本当にごめんね。この編集終われば、代わりなんてさせないから!」
私は侯爵令嬢の姿に扮していますが、実はアンドロイドなのです。
《個別識別番号は、アンドロ|β《ベータ》113で御座います。一応男性型なのですが》
カヴァルート第二王子が言われていた通り、アルガーゾン侯爵家の資産は王国を軽く凌ぐ勢いで、益々増益を続けています。その大まかなものは、ロボットや精密機械・ロケットなどを担う産業を持つからです。
魔法がない世界なので、科学が進歩しています。
はっきり言ってアルガーゾン侯爵家が、カヴァルート第二王子なんて不良債権を引き取る義理はありません。単なる王命で押し付けられた契約なのです。
それを阻止する為に、私(インフェル)は立ち向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:37:54
16203文字
会話率:28%
ずっと疎ましく思って虐めて来た異母妹。
そのせいで、屋敷の中で彼女の味方は誰もいなかった。
でも、ふとしたきっかけで思い出した前世の記憶。
そこでの私はずっとひとりぼっちで辛くて辛くてたまらなかった。
誰よりもひとりぼっちの辛さを知って
いたはずなのに、私のせいでひとりぼっちになってしまった異母妹。
もう貴女をひとりぼっちになんてさせない!
でも、なんか最近様子がおかしくない?
この作品は「エブリスタ」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 07:00:00
7944文字
会話率:24%
私は義弟が気に入らなかった。私が伯爵家を継ぐはずだったのに、父の期待を一身に受け私の立場を奪うから。
だから意地悪してやったの。彼に勉強なんてさせないように困らせてやろうって。
なのにあの子ときたら、嬉しそうに笑顔を向けてくる。
※設定ふ
んわりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:50:37
4614文字
会話率:35%
「もういい、浮気してやる!」と叫んで飛び出した。いつも無表情で何を考えてるかわからない。きっと陸斗は俺のことなんて好きじゃないんだ。勘違いで暴走する受けが浮気?をする話。
最終更新:2024-05-18 01:06:29
2424文字
会話率:45%
ある日、掲示板に貼られた『カードゲームに金、および換金可能な物を掛けるのを禁止する』の張り紙。それならキスをかけようと誰かが言い出し、相手はどうせなら女性騎士で一番強いシェラとなった。ずっとシェラに片思いをしていたアーディオは思った。他の男
にキスなんてさせない!一方、偶然その話を聞いたシェラは、翌日自分を呼び出したアーディオが掛けに負けたと悟る。二人の微妙にズレた思惑が賭けにどう影響するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 19:36:26
11693文字
会話率:41%
採点なんてさせないから
キーワード:
最終更新:2023-06-23 01:46:31
255文字
会話率:0%
事故で死んだ『わたし』―― 遠矢 奏那が転生したのは死ぬ直前までプレイしていた剣に魔法、学園恋愛、魔モノ討伐有りの乙女ゲーム―― 『スターチスの指輪』の世界。
そして、わたしは悪役令嬢ソーナ・ラピスラズリ・ハーティリアとして生を受けた。
ここは本物の世界。ゲームのシナリオ通りの展開になんてさせない!!
『青き薔薇のフォークロア』というを連載しました。
此方は『青き薔薇の公爵令嬢』では描かれていないエピソードを描いているので読んで見て頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 19:48:52
577162文字
会話率:33%
終わりになんてさせない
キーワード:
最終更新:2023-01-20 20:40:17
231文字
会話率:0%
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子
として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*前編後編の2話で完結になります。
*アルファポリス様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 14:42:32
31189文字
会話率:39%
絶対に追放なんてさせないからなッ!!!!
魔王側近の闇騎士グラナートは、ある日一人のチート少女によって主を失い。そして、過去へと飛ばされる。
全ては我が主を、魔族を救うため。そして何より己の名乗りを無視したあの少女が許せない!
グラナー
トは敵対する人間大陸へと侵入し、チート少女を探す。しかし前途多難なようで...
これはギャグとシリアス、そしていずれはなんやかんやで世界を救っちゃう。一人の騎士と追放される少女の物語。
果たしてグラナートは、破滅の未来を回避出来るのか!?期限は一年。それまでに未来を変えろ!
「俺の名は魔王軍闇騎士のグラナート! ん? なに? 自分で闇騎士とか名乗って恥ずかしくないのかって...ええい! だまらっシャラップ!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 20:53:40
16512文字
会話率:47%
リリスは気が付いてしまった。自分が乙女ゲームに登場する故人キャラだということを……。
絶対に死にたくない!自分の婚約者も「死亡ルート確定時の登場キャラ」になんてさせない!と決意するお話。
最終更新:2021-10-30 23:30:34
3526文字
会話率:18%
異世界転生した第2王子。気楽に生きようと思ったら、周りがそうさせてくれない。仕方ないからさっさと終わらせる。そんなお話です。
作者の過去作とは関係ありません。
最終更新:2021-09-27 13:53:19
3625文字
会話率:7%
男子高校生の会話が主になります。特にイベントは起こりません。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2021-01-29 01:00:00
1198文字
会話率:86%
「アルティスミーナ・ローディニア公爵令嬢、貴様との婚約は今日をもって破棄とする!」
そんなセリフを聞いて、突如前世を思い出した私はもがく。婚約破棄をさせない為!
……という話になる予定。
最終更新:2021-01-01 01:00:00
24394文字
会話率:40%
受験に失敗し、ニートとなった落ちこぼれ主人公のシュウ。生きる希望を失いかけていたある日知らない王女が捕らえられる夢を見る。彼女を守る召使いはおろか家臣もいない。そんな彼女は処刑前に「友達が欲しかった」と言い、この世を去る。
嫌な夢を見たと目
を覚ますとそこには見覚えのある異世界が...
正夢になんてさせない、彼女(なお魔王)は必ず守ってみせる。落ちこぼれ執事(メイド)の戦いが今始まる!
この小説と基本的に同じ内容のものをこちらのサイトでも更新しております。
https://novelup.plus/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-17 19:54:37
5012文字
会話率:46%
「世界は、愚かにも人の手によっていつも壊される」
人の愚かさに絶望していた、『地球』に住む一人の少年は、ある日別世界の神によって異世界へと旅立つことになる。
転生して助けた少女の存在は、世界に対し希望を持たせるほどキレイだった。
そして、神の願いを叶えるために、少女は神に代わり断罪する。
この世界で、自分の願いを叶えるために。
本当の幸せを見つけるために。
世界を害す、神敵を殺し尽くすその日までの彼女の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 21:59:33
48108文字
会話率:49%
しごとなんてさせないよ!
最終更新:2020-05-29 00:11:14
5290文字
会話率:34%
まってまってまって?!!!
ここはもしや、乙女ゲームの世界なのではー?!!
突然、階段から突き落とされたエマ。
気を失うなかでみたのものは、前世の記憶!
混乱するなかで確かなのは私はヒロインってこと。
ヒロイン?!ヒロインなんて、推し
を眺められないじゃないか!
悪役令嬢を眺めて尊みたいのに!!!
そんなことを考えていると、もうすぐ悪役令嬢の断罪イベントがあることを思い出す。
断罪なんてさせない!でもどうすればいいの?!!!
悪役令嬢(推し)を守るためにヒーロー達に立ち向かうヒロイン!
「 推しの平和は私が守る!!!」
ヒロインによるヒロインのためのヒロインが楽しい物語!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 13:41:45
2220文字
会話率:29%