日常モノ×怪異退治モノ。
陽之戸国の都、貴墨に住む三流作家の丞幻(じょうげん)はある夜、祟り神が出るという噂の荒れ寺で男を拾う。
埋められていた土の中からずるずると這い出て、力尽きたように倒れている男を見て、丞幻は思わず呟いていた。
「――あらやだ、ネタだわ」
これは、怪異を見聞きする力を活かして関わった事件を小説にしているものの、いまいち売れない三流作家が愉快な仲間達と共に(次回作のネタの為に)怪異に挑み。
美味しいものに舌鼓を打ち。
賭博ですってんてんになり。
はよ次を書けと、版元に物理で尻を叩かれる。
そんなお話である。
※キャラはコミカル、ホラーはまったりな、なんちゃって和風怪異モノです。よろしくお願いします。
※話の展開上、人の売買や殺人・強盗などの犯罪行為をする描写がある場合があります。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ノベルアップ+様で先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 14:51:32
842360文字
会話率:42%
サクヤは枝垂れ桜の花人だ。
美しくも儚い花人は、頭に咲いた特別な花にキスをされたら、相手の男を無条件に愛して従順な花嫁となる。
花人の中でもズバ抜けて美しいが、変わり種のサクヤはそんな花人の性質に抗って、強くあろうとしていた。
蟲人の王国で
魔王の称号を冠する青年は、強い者と戦うことを至上とし、守られてばかりの花には興味がなかった。
そんな二人が、愚かな王族が企んだ『花の国』侵略で出逢ってしまう。
一度は魔王を打ち倒すも、花にキスされたことで強制的に芽生えた愛に戸惑い、ツンデレ化したサクヤと、サクヤの一撃で即墜ちして、あっさりと寝返った魔王。
素直になれないサクヤと、やらかしたけれど本当は優しい魔王は、花の国での様々な儀式と食事をともにすることで愛を育んでいく。
典型的な(?)ツンデレピンク髪の美少女サクヤと、ヤンデレ予備軍で過去も愛も重い魔王が出逢い、結ばれるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 12:10:00
151706文字
会話率:42%
こことは違う世界、大和と呼ばれる国から飛び出してきた「鉱石師」の透子は、「職人の都市」の入口で1人の少女と出会う。
辛うじて少女と分ったその子を娘に迎え入れ、透子はこの街で生き抜くことを決意する。
飛空挺が空を飛び、動力源は蒸気機関。
決し
て優しくは無い世界で、透子は自分の「鉱石師」としての腕を頼りに生き抜くことを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 14:33:56
8615文字
会話率:45%
事故でみなしごとなり、親戚の無花果家に居候する私。従姉妹の魔莉亜は魔力のほとんどない私を見下して使用人のように扱うけれど、亡くなったお母様の言いつけを守って波風立てないように耐え忍んできた。本当の"力"を隠して、運命の人
が迎えにくることを信じて。
ある日、帝国特殊部隊から紳士な軍人さんが婚約者を探しに無花果家へと来る。てっきり魔莉亜を婚約者にするのだと思っていたら、なぜか軍人さんは私を婚約者にしたいのだと言って柔らかく笑い──
「運命の人だなんて、本当に信じてたのかよ? とんだ甘ったれだなァ?」
なんて豹変したのである。
なんちゃって和風ファンタジーです。バトルがほんのちょっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 23:17:18
10171文字
会話率:40%
祖父同士の約束で、許婚だった高藤青眞と、雫は祝言の日に初めて顔を合わせた。翌日から青眞の家で暮らしはじめると、家は雑多な物と――アヤカシで溢れていた。幼少時から視える雫は、どこかヘラヘラとしている青眞と、個性豊かなアヤカシと共に暮らし始め
る。どうやら青眞の仕事は、文章を書く事のようだが、雫はまだ、詳しいことを知らない。※なんちゃって和風異世界なので、都合良く異国から文明の利器が流入しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 01:36:12
13822文字
会話率:56%
わたしが『推す』ことで神様は助かるらしい。なんとそれならお安い御用、だって好きなキャラに見た目も声もそっくりだから。もふもふ尻尾と犬耳つきというサービス精神、幼少期の姿まで解釈一致。至れり尽くせり、供給過多! ありがとうございま…………え?
この子、あなたの子供なんですか?!
***
スパダリのほほん神様と、それを崇めたいだけのオタクと、ころころカワイイ毛玉の日常。雰囲気なんちゃって和風ファンタジー。恋愛要素はありません。主人公はパートナー的な役割ですが、本当は壁か天井になりたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 18:50:58
47442文字
会話率:52%
スイウはある日、恋人兼婚約者であるクドクが街ゆく女性の胸元に目を奪われていることに気がついた。ふと見下ろすと分かる、小さな自分の胸。相思相愛のはずだが、もしかしてクドクは大きい胸の女の子のほうが好きなのでは?! さらにクドクの浮気疑惑も!
?
明るく一直線なヒロインと、クールな見た目に反して婚約者への愛が重めな残念ヒーローの、一途な軽いなんちゃって和風な異世界ラブコメ。(アルファポリスにも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 19:15:36
42859文字
会話率:20%
故郷で処刑をされた令嬢が出会ったのは、奥手が過ぎて異性の前だとがちがちに緊張してしまう天狗だった。早く嫁を取って一人前にならないと、天狗は故郷を追い出されてしまう。幽霊となった悪役令嬢は、奥手な天狗に手を貸すことにしたのだが……。
※なんちゃって和風ファンタジーです。天狗や妖怪に関して、独自の解釈でお話を進めてまいります。ご了承ください。残酷な表現はさほどありませんが、首はもげます。
※完結いたしました!お暇な際にお読みいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 19:27:28
63000文字
会話率:54%
今宵はいい夜。朧月が薄らと照らしている。
さらす頬をピリリとさすよな寒気が抜けた、ふうわりとした春の夜。庭に面した縁側にてひとり、父親から監修を頼まれた『月刊 ポインセチア』の頁をめくっている娘が独り。
なんちゃって和風世界のお話です
。
作中に出てくる『月刊ポインセチア』は間咲正樹様の作中雑誌です。作者様の了解を得て使わせて頂きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 18:04:25
10537文字
会話率:35%
みなしごのイリスは、十二歳のときに神力と武芸の強さを見込まれバルドに拾われた。十七歳の今では聖騎士隊の剛力女王として名を馳せている。
五歳年上の恩人バルドにほのかな恋心を募らせるが、彼にも叶わぬ想いを隠した大切な人がいて、イリスはいつま
でたっても妹扱いから脱せない。
そんなイリスには誰にも言えない辛い過去があり…。
世界をまたいでまっすぐに自分を貫きつづける心優しいイリスに、いつか素敵な恋を実らせる日はくるのか…。
(全37話の予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 23:15:57
93099文字
会話率:43%
【東の空に映る色】と大筋は同じですが、大幅改稿しているので話の印象に差があるかも知れません。
どちらにしても、楽しんで頂ければ嬉しいです。
とある陰陽師と風精霊の恋(?)物語
最終更新:2017-12-26 22:37:26
28370文字
会話率:46%
姿を知らない姫君に想いを募らせる少年。
ある日、彼は御簾の向こうへ招かれる。
【ゆっるゆるの世界観のなんちゃって和風ファンタジーです。何時代とか考えてはいけません】
【R15と残酷描写タグは保険です】【エブリスタにも同名義同タイトルで
投稿しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 22:57:05
8035文字
会話率:45%
あたしはあき。
どうも力? があるらしく、陰陽寮に属して陰陽師になる修行中。
召喚の儀で契約した式神の黒い天狐と白い九尾とともに、今日も(多分)師匠な羽琉とまったりもふもふしながら修行中です。
※ なんちゃって和風です。平気でカタカナ文字
が飛び出します。
※ 向日葵様のもふ愛企画に衝撃を受け、こっそり(?)参加。もふ描写が甘いのは自覚済みです(´;ω;`)
※ アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 20:02:16
13098文字
会話率:26%
ありがちなトラック転生を果たした少年が目を覚ました時、彼は『玩具』になっていた!?しかもここは異世界でオマケにTSしてるみたいだし!? 目指せ頂点。って『玩具』がどうやって!?ケモノな『玩具』がなんやかんやしながら異世界を駆け巡る!『玩具
』だからって舐めるんじゃないわぃっ!!
誤字、駄文多数にオマケで読みにくいかも知れませんが生暖かい目で見守ってやって下さい。連載ですが気ままに投稿していきます。2017/4/05:本編終了致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 09:54:41
334234文字
会話率:12%
世界の東の果ての果ての小国「東風出ずる国」。
さらにそのまた東、深い霧に覆われた森の中に、人里離れた神殿があった。
神殿には、霧に囲われるように大切に育てられた1人の幼い少女がいた。
少女の名前は天城ミコト。
一人前の巫女となるべく、ミコ
トは修行の日々を送っていた。
しかし、太古の鬼が封印を破りし時、ミコトを護る霧は吹きちらされ、少女の運命が動き出す!
ミコトは人々を救う歩き巫女となり、決意を胸に旅に出る。
この物語は、鬼との闘いを宿命づけられた巫女の、旅と修行と成長の物語である。
……ささやかな日常を描いた作品もとても素敵だけど、どうせファンタジー世界を舞台にするなら、たまにはベタベタに古典的な、ヒーローが世界を救う物語があってもいいじゃないか。
そんな気持ちで描きました。
なんちゃって和風ファンタジー世界ですが、お楽しみいただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-20 21:00:00
131854文字
会話率:23%
忌み子として生まれ、世間の目をはばかるようにして育てられた少女。
居場所のなくなった彼女に手をさしのべたのは、異能を宿す武具を手に、流れの傭兵として生きてきた熊のようなおっさんだった。
それから六年後。少女の成長に伴い、二人の関係には変化
が訪れる。
「わたしたちって一体何なの?」
「あなたが好きになっちゃったんだよ、シド!」
ある出来事をきっかけに、互いの関係を見つめ直そうとする二人。
しかしその背後には邪悪な影が忍び寄りつつあった。
人と獣と、絆と縁と、転生の巡り合わせが絡み合う和風もどき年の差恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 19:25:57
173778文字
会話率:26%
これはいつかの時間の、どこかの世界。
五家と呼ばれる家には、それぞれ神と呼ばれる存在がいた。
五家のうちのひとつ、『神代(カミシロ)』。
そこに従者見習いとして上がった浅葱(アサギ)は、カミサマと呼ばれる子供と出会う。
強い【異能】を持つ
カミサマと、そのカミサマを普通の子供扱いして甘やかす、淡々マイペース少年浅葱のお話。
ほのぼのゆるゆる風味の、なんちゃって和風ファンタジー。
別名、浅葱少年がカミサマたちを次から次へとたらしこんでゆくお話ともいう。
※自サイトより転載。カクヨムさんにも投稿済のものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-02 21:00:00
62852文字
会話率:33%
神様のミスで死んで転生したオレ。しかも転生した身体は盲目だった!
でも大丈夫。なぜならこの身体は風属性に愛されているから――
最終更新:2016-02-11 20:00:00
18040文字
会話率:44%
……醜いか。
おれのことを恐れるか。
お前も、おれを拒絶するのか。
……それもそうだ。人は普通、おれのことを忌み嫌う。
こんな顔、誰にも見られたくはない……
――誰かの傍に居たい。
誰かの……ううん、アンタの支えになりたい。
大丈夫。アタ
シは怖いなんて思わない。
だからお願い、怖がらないで。
アタシはアンタを拒まないから。
運命は惹かれ合い、絡み合い……
やがて交差し 、二人は出会う。
(天真爛漫な少女と物静かな青年の、出逢いの話。なんちゃって和風ファンタジー。フォレスト→iらんど→なろうで加筆修正を繰り返しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 21:48:46
5105文字
会話率:58%