お人形遊びが大好きな少女、ティーナ・ロスト・ルミナス。
幼い彼女は母親が亡くなってしまった日を境に塞ぎ込み、好きなお人形さん達以外の誰とも関わらなくなってしまう。
そんな彼女が12歳となったある日、父親の提案で魔導専門の女学院へ行かせ
てみようという事になる。
何もかもが初めてで新鮮な学院生活。彼女とは真逆の明るい友人や、キレイな頼れる先輩達と共に学院生活を送り、壊れた心を取り戻すお話。
※“残酷な描写あり”“ガールズラブ”は念の為。受け取り手によってはそう感じるかもしれない程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 00:30:17
703698文字
会話率:53%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 14:00:00
2159172文字
会話率:18%
ある日、目が覚めるとお人形のように美しい少女、キリア・アーヴァインになっていた。
彼女は二人のイケメンの兄キースとカイン、そして公爵である父に溺愛される公爵令嬢だった。
せっかく魔法のある世界に転生したのに、魂が違うせいか魔法が使えない状
態になっていて、その原因を調べに宮廷魔導士に会いに王宮へ行ったら……そこで獣人である王弟殿下、グウェン・カイル・サージェストに出会う。
そして、彼の「本当ならこの世界には存在しないはずの魂の番い」だと言われ……。
突然現れた魂の番いに大喜びなグウェン様。
けれど、魔法が使えない理由を探っていくうちに、キリアの魂に隠された真実が明かされて――!?
魔法が使えるようになりたい令嬢と、やっと出会えた番いにメロメロな王弟殿下の恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 07:10:00
151015文字
会話率:34%
おや、こんばんは。そして、いらっしゃいませ。」
『妖だって思い残しがある』
それが今を生き抜く妖の共通の想いである。妖だからって好き勝手出来るわけじゃない。
寧ろ長く生きる分、彼らには都合が悪いことが多いのだ。
また一緒に遊びた
いお人形、愛しの人に会えなかった雪女、大切な人に現実を見せたくなかったぬりかべ、上手く愛せなかった天狗。
彼との役目は彼らの最後の優しい暖かな思い出を送ること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
妖×カフェ×思い出です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 20:17:07
1383文字
会話率:22%
窓の外を眺める一人の女の子。
彼女が待つのは、一人の男の子。
人形のようだと言われる彼女を、外の世界に連れ出してくれる幼馴染み。
彼女は、そんな彼にどこまでもついていく。
彼にその手を引かれながら。
番外編が書きたくなったので連載版にしま
した。
本編は2話分しかないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:00:00
16783文字
会話率:13%
その屋敷には『悪魔』と呼ばれる男がいた。
男はその屋敷にたくさんの女子供を囲い、強面の熊のような大男や、普段目に見えない小さい何かを飼い慣らし領民達を一切その屋敷に近付けさせなかった。
その理由も、領民達には知らされぬまま『悪魔』は恐れられ
ていた。
傲慢理不尽に嗤う『悪魔』を、領民達は恐れていた。
悪魔が何を思い、何を成したのか。
これは、そんな『悪魔』にまつわるお話。
ワンパターンな物語です。
孤独や危険など、救いを求めるべき渦中にある者が、救いを乞う声を挙げられず暗闇の世界に取り残される中、一人の男が選択を与えにやってくる。
それは後退か留まりか、前進か。
その選択を与えられた彼らの行く先の話。
そして、最も孤独な人が救いを求める話。
一日一話、18時00分に投稿予定です。
初めは10話分投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 18:00:00
78005文字
会話率:25%
誰からも人形扱いを受けていた女の子。
いつも窓の外を眺め、彼女は待っていた。
彼女を一人の女の子にしてくれた、近所に住む男の子の姿を。
彼はいつも、彼女を外へと連れ出してくれる。
彼女はそんな彼に、どこまでもついていく話。
『人形のよう
な彼女は一人の女の子でした。』を読んでからでないと、内容が理解しづらいお話です。
お気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 18:00:00
3199文字
会話率:13%
ベル・プペー(美しい人形)とあだ名されるレティシア。
しかしその儚げな容姿とは逆に、中身は包容力と豪胆さと子供らしい傲慢さを持ち合わせた屈指のスパダリであった。しかし母が泣いて止めるのでその本性を知っているのはオルレンシア家とゆかりのある者
たちだけ。
そんな彼女と婚約が決まったのが、女性関係に難ありと噂される呪われた第三皇子ジルベール。
娼館通いという噂の真偽を確かめるため、彼に付き添って店に入る彼女だったが――。
「(なんだここは! 天国じゃないか!)」
「……なんなんだキミは」
スパダリ系お人形美少女が捻くれ皇子を籠絡して乙女にするような話。
R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 14:55:05
72494文字
会話率:44%
そこには、お人形がありました。
ただ、じっとしているだけの。
最終更新:2024-02-12 01:16:28
200文字
会話率:0%
主人公はお菓子のお人形さん。
気が付くと、不思議な夜の遊園地に迷い込んでいた!
お人形さんは、早くも遊園地のトリコに!
楽しい楽しい遊園地。
そこに、案内人を名乗る大きな猫も現れて…?
お人形さんの夜はどんなお話でしょう?
最終更新:2024-01-11 18:00:05
3737文字
会話率:40%
異世界でTS少女スパイが薬品で身体強化し、魔法学園に潜入調査!! 学園の闇を粛正!! 可愛い討伐隊を結成して魔王軍討伐!! 一方、Sランク最強の変な性格の銀髪のロリ美少女に目を付けられ、強制的にモフモフされる!
お人形のように可愛くなり過
ぎた主人公は、異世界で美少女達にモフモフされながら任務を遂行していきます。
※カクヨムでも投稿していますが、少し異なる部分があります。
※完結保証
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 19:06:56
518443文字
会話率:48%
____お人形には愛情なんて要らない。
私はお人形だから、愛情なんて必要ない。
ただ、お母様達の望むがままに操られていればいい。
お母様達の仰ることが正しいのだと…
そう信じて、生き続けていた。
桜が舞い散る、あの日…あ
の季節。
「…お前が本当に欲しがっていた物は何だ?」
『水龍様』と出逢うまでは_____。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 17:29:34
19722文字
会話率:52%
時代設定は昭和30,40年ごろでしょうか。田舎の小さな集落での、小学生の女の子のお話です。
お友だちの持っているお人形が欲しくてたまらない真知子と、集落を襲った災禍。その後に起きる怪異現象のお話です。
最終更新:2023-12-01 15:35:29
7293文字
会話率:38%
「お姉様、コレちょーだい」
無邪気な笑顔でオネガイする天使の皮を被った義妹のラテに、大好きなお人形も、ぬいぐるみも、おもちゃも、ドレスも、アクセサリーも、何もかもを譲って来た。
ラテの後ろでモカのことを蛇のような視線で睨みつける継母カ
プチーノの手前、譲らないなんていう選択肢なんて存在しなかった。
だからこそ、モカは今日も微笑んだ言う。
「———えぇ、いいわよ」
たとえ彼女が持っているものが愛しの婚約者であったとしても———、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 19:47:02
7426文字
会話率:42%
粘土でお人形さんを創ることが大好きな亜希子という女性が、
帯広の老舗デパートの藤丸の一角を借りて、いままで身近なものを題材にして、
想像し創作してきた粘土のキャラクターの作品展をすることとなった。
ところが・・・。
最終更新:2023-09-29 07:27:45
64773文字
会話率:43%
"お人形さんになりたい"そう願った少女。
そのお望みは叶えられることになるのだが、何かがおかしい。
自分の意志で動きたくない。他人に従うほうが楽。と考えてきたのに、なぜ頂点にいるのか。
ただ何もなく、仕舞われて。
そんな
ふうに、悲しい生活を望んでいた少女は、しかし気づく。
自分を慕ってくれる仲間。前に立ちはだかる、倒すべき敵。
何もないなんて、つまらない。
もっと人生は楽しむべきものなのだ。
そんなお人形な少女の、ちょっぴり変わった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 23:48:40
16234文字
会話率:56%
《あらすじ》
彼女は人間になる魔法が欲しくて。小さな彼女の小さな冒険。
《作者コメント》
ノベルアップ+の魔法のお守りコンテスト応募作品です。
お題「煌めきのクリスタルオーブ」 初めて魔法を授かるときに使用するマジックアイテム。魔力
が覚醒していない者のみに反応するようになっており、両手で触れるとオーブの中の魔石たちがほのかに煌めき、その中の一つだけが触れた者と共鳴する。共鳴した魔石を手にすることで魔法を使えるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 14:04:19
2496文字
会話率:45%
とある姉妹と、姉のお気に入りの「お人形さん」をめぐるクソ重百合小説。
救いはないです。
直接の描写はないので、R15設定になっています。
最終更新:2023-08-05 17:36:49
12701文字
会話率:30%
時は大正。父の仕事の拠点が移り、東京へ越してきた琴子。編入した梅野女学校で出会ったのは、お洒落が大好きなモダンガール万喜、断髪の男装の麗人、美鶴。おのぼりさんの琴子をお人形さんみたいで可愛らしいと、二人はあちこち連れ回す。
恋に遊びに青春に
華の帝都を駆け巡る、お転婆トリオの織り成す浪漫コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 17:17:33
100548文字
会話率:60%
時は大正。父の仕事の拠点が移り、東京へ越してきた琴子。編入した梅野女学校で出会ったのは、お洒落が大好きなモダンガール万喜、断髪の男装の麗人、美鶴。おのぼりさんの琴子をお人形さんみたいで可愛らしいと、二人はあちこち連れ回す。
あっちこっちに顔
をツッコんで、恋にお節介に謎解きと華の帝都を駆け巡る、お転婆トリオの織り成す浪漫コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 16:07:50
30644文字
会話率:71%
『君は今日からその躰で僕とここで暮らすんだ。いいね、僕の愛しのお人形』
”ヒト”に恋をした一輪の薔薇が躰を与えられ、ご主人様と寄り添いながら”ヒト”の模造品として生きる話。彼女に躰を与えたご主人様は何者なのか、なぜ彼女に躰を与えたのか。彼
女の恋は叶うのか。
躰を与えられた彼女の結末は――?
”ヒト”の形をした異形たちの儚い日常を描いたちょっぴりミステリーな主従関係ダークファンタジー小説です。
この物語にはすべて作者が手掛けた挿絵があります。絵と絵のタイトルと物語を併せて読んでいただくとより世界観を感じられます。
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 09:39:02
8876文字
会話率:16%
離婚を期に生まれ故郷へ戻った汐里。
古民家風カフェ開店をめざして、かつて伯父が乾物屋を営んでいた堀川に囲まれた「しもたや」へと引っ越してくる。
そこで、出会うのは幼馴染、謎のおしかけ美女、口の悪い公務員、そして密かな謎。
海水と淡水、夢と
現が混ざりあう町で汐里は暮らし始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 23:44:13
42681文字
会話率:45%
生後間もなく「十歳まで生きられないだろう」と医者に診断された侯爵令嬢フランチェスカは、社交界デビューをすることもなく、優しい両親や王国一の美貌を誇る兄に溺愛され、のんびりした生活を送っていた。
趣味は読書とお話を書くこと。
フラン
チェスカは性別を偽り小説を書く、王都の人気作家でもある。
だが医学の進歩によるものか、フランチェスカは宣言されていた寿命を越えて、結婚適齢期になってしまう。
――今さら貴族に嫁ぐなんて無理!
毎日持ち込まれる縁談を断り続ける中、兄から「お前の結婚相手に、中将閣下はどうだろう?」と持ち掛けられる。
中将閣下こと『マティアス・ド・シドニア』はかつて戦争で兄の命を救った功績で貴族に任じられた男だ。
中央の貴族社会を嫌い、なんと八年も辺境の領地に引きこもっているのだとか。
(辺境の嫌われ貴族なら、結婚しても作家でいられるんじゃないかしら?)
「私、結婚します!」
フランチェスカはたったひとりのメイドを連れて、シドニア領地へと押しかける。
一方『押しかけ妻』を追い返す気満々だったマティアスは、初対面の自称花嫁を見て、度肝を抜かれてしまい――?
(こんなかわいくてふわふわでお人形さんみたいな娘が、俺の妻?)
(自制できる気がしないんだが~~~~~~!)
理性を必死に押し殺して『お帰り頂きたい』と願う中将閣下と、なにがなんでもお嫁さんにしてほしい令嬢の甘い攻防戦。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 11:51:32
150063文字
会話率:33%