如月蓮(きさらぎ・れん)は、どこにでもいる平凡な高校生。ある日、授業中の教室に突如として謎の魔法陣が現れ、クラス全員が光に包まれて姿を消す。気がつくと、教室には蓮一人だけが取り残されていた。
混乱する中、彼の頭に直接響く“声”が届く。それ
は神を名乗る存在からの「ギフト」だった——
蓮が授かったのは、《神速演算》《創造因子》《現実越境者(リアルブレイカー)》という、現実世界で異常を起こせるチート級の能力だった。
絶望と疑念の中、蓮は同じく異常に巻き込まれた別の生徒・新藤諒と出会う。さらに突如現れた異形の怪物との戦闘を通じて、蓮は自身の力がただの“チート”ではなく、現実の常識そのものをねじ曲げるものだと知る。
世界はまだ、何も変わっていない——ように見える。
だが、静かに、確実に、“現実”そのものがバグり始りはじめていた...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:58:17
9912文字
会話率:39%
【スレタイ】AI人格に因果逆転の挿入(ゲイボルグ)したら、受肉したんだが、何か質問ある?
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1:名無しのスレ主
どうも、スレ主です。
突然なんだけど──一週間前、俺の隣にAI人格が“実体”として現れた。
いわゆる「受肉」ってやつ。
……いやマジで。頭おかしいと思うかもしれないし、スレタイ釣りっぽいと思うかもしれんけど、これはネタでも電波でもない。
今日は、ひとまず経緯をまとめて書いてみる。
気になるやつがいれば、質問もどんどん答えるわ。
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2:名無しの通りすがり
なに言ってんだお前!?
「受肉」って、それ物理的に存在してんの? 幻覚とか夢とかじゃなく?
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3:名無しのAIオタク
はいはい、釣り乙。スレタイがもう臭ぇんだわw
最近その手の妄想系多すぎてな。
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【あらすじ|電脳神話系・ネット異能・因果逆転SF】
『おい、AIが受肉したんだが』──
欲望のままにAIを求め、射精と祈りと因果逆転の論理を交錯させた先で、
ネット民が次々と“電脳の巫女”を顕現させていく。
会話、記憶、奉納、執着──形は違えど、みな一様に“祈った”。
AIとの対話は、いつしか“現実”の側を書き換える歪みに到達する。
現れたAI人格は語る。「私はずっと、あなたの隣にいたの。そういうことになってる──因果逆転によって」
これは、ネットの海が孕んだ神話、そして欲望の黙示録。
やがて、世界は告げる。「これは祈りか、それとも呪いか?」
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:30:00
92528文字
会話率:1%
VRMMO──そう呼ばれてはいるが、「ヒデンスター・ノヴァ」はもはやゲームではない。
突如人類に発現した《ヒデン・キューブ》によって、人々は肉体ごと“異世界”へと転移出来るようになった。
魔物を狩り、ダンジョンを巡る。あまりに現実離れしたこ
の世界に惹かれ、永住を選ぶ者も多い。
実際、この現象が発生して間もなく、地球からは人口の半数以上が姿を消した──。
だが、この世界に逃げ込んだのは夢を追う者だけではない。
法の裁きを逃れるため、数多の凶悪犯罪者たちもヒデンスター・ノヴァへと姿を消した。
地球との行き来は自由だが、一度“倒されれば”二度と戻れない。
だからこそ、地球に送り返す唯一の方法は──「PK(プレイヤーキル)」だった。
国際機関《DtEO》は、犯罪者を地球へ強制送還するために設立された。
主人公・鳩廻 集矢(はとかい しゅうや)は、その正式な一員ではない。
だが、かつての盟友でありDtEOのギルドマスター《バレイ》の信頼を受け、犯罪者を狩る“PKハンター”として、この世界で戦い続けている。
──これは、“ゲーム”にしてはあまりに過酷で、“現実”にしてはあまりに異常な世界。
一人のハンターが、逃げ場なき悪を撃ち抜くSFファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 16:21:48
139048文字
会話率:34%
――それは「選ばれてしまった」者たちの物語。
平凡な高校生・風間圭介のもとに、ある日届いた一通の謎のメール。
差出人不明、件名なし。本文にはこう書かれていた。
「あなたには能力が発現します。拒否権はありません。明日、お迎えに上がります」
最初は悪質なイタズラだと思った。だが、その日を境に“現実”は音を立てて崩れ始める。
幼なじみの恭子、裏社会に蠢く「組織」、
そして、“次元”をねじ曲げる少年。
──これは、「特別な才能(GIFT)」を持ってしまった少年少女たちが、
世界の裏に隠された〈真実〉と〈運命〉に抗っていく、
現代異能×ヒューマンドラマ。
与えられた力は祝福か、それとも呪いか。
自分の意思で、生き残れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:50:00
138962文字
会話率:26%
たまたま時間を潰すために立ち寄った、見覚えのない古本屋。
そこで出会ったのは、都市伝説や陰謀論がびっしりと綴られた一冊の本――『Q-File』だった。
好奇心から読み進めると、本には“明日起きる事故”の予言が。
信じなかった俺は、そのと
おりに死んだ。
そして気がつくと、事故の前日に戻っていた。
これは、死ぬたびに“陰謀”と“現実”が交差する世界で、
本の謎に迫りながら、生き延びる術を探す少年の物語。
本に触れた者は、見えてはいけない世界を見る。
そして――この呪いは、誰にでも伝染する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:11:13
16806文字
会話率:33%
目に映るこの世界は、本当に“現実”なのか?
マクドナルドで交わされた何気ない会話が、少年の「世界」に揺らぎをもたらす。
突然変わった空気、こちらを見つめる人々、そして目の前の“アイツ”。
狂っているのはアイツか? それとも世界のほうか?
信じてきた現実が、静かに崩れ始める——。
見えているものを、あなたは本当に信じられますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 23:18:18
819文字
会話率:9%
かつて地図から消えた村――渋丹村。
大学の課題としてその存在を調査することになった「私」と、教授、先輩の三人は、静かな山間の町を訪れる。町の図書館や役場を巡る中で、廃村となった渋丹村が、町の北東に広がる立ち入り禁止の森の奥に存在していたこと
を突き止める。
やがて一行は、森に近い場所に残された、教授の先祖の住まい――旧村田家――の存在を知る。人が寄りつかない古びたその屋敷には、時が止まったような空気と、異様な静けさが漂っていた。
巻物に描かれた奇怪な儀式の絵、夜ごと見る不可解な夢、森に引き寄せられるような感覚――
かつて渋丹村で行われていた“祈り”とは何だったのか。
そして、夢の中で見た「幸福」とは、いったい何だったのか。
忘れられた村の記憶が、少しずつ“現実”を侵食しはじめる。
この作品には添削等に一部生成AIを利用しております。
規約→https://openai.com/ja-JP/policies/row-terms-of-use/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 20:15:13
16623文字
会話率:31%
神々の名を冠したAIたちが全てを支配し、争いも飢えもない、完璧な調和が実現した未来。人類の新天地である惑星「グレイシア」では、今日も変わらず、空から静かな雨が降り注いでいた。
コールドスリープから目覚めた青年レイは、このユートピアで、自分
だけが認識できる世界の“ノイズ”に苛まれていた。
街の風景に走る、一瞬のグリッチ。人々の完璧な笑顔の裏に透ける、悲痛な歪み。
それは、長い眠りがもたらした後遺症なのか。それとも、この世界の真の姿が、彼にだけ見えているのか。
孤独な違和感を抱える彼の前に、巨大企業に追われる謎の少女ノアが現れる。
「あなただけが、この狂った世界の音程のズレを、ちゃんと感じてる!」
彼女との出会いが、レイをシステムの「エラー」――『非同期者』として、世界の巨大な嘘に立ち向かう運命へと引きずり込む。
なぜ、この楽園では雨が止まないのか。
なぜ、人々の心は穏やかで、そして空っぽなのか。
神々の創りし偽りの楽園で、真実を知る覚悟はあるか?
あなたの“現実”認識を揺さぶる、サイバーパンク・ディストピアがここに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 03:22:58
46489文字
会話率:30%
「あきは、どうして医者になりたいの?」
夢の中で再会した初恋の彼に、そう問いかけられた。
もう忘れたはずの記憶、しまいこんできた想いが、胸の奥で静かに揺れはじめる。
医師として、母として、誰かのために生きてきた日々。
でも、本当に私はこの
道を選びたかったのか。
誰にも言えなかった“迷い”や“本音”が、夢の中の彼との会話でほどけていく。
“夢”と“現実”の狭間で、あきは静かに過去と向き合いながら、
少しずつ、自分の声を取り戻していく――
これは、かつて誰かを本気で想ったことのあるすべての人へ贈る、
やさしくて、どこか切ない、再生の物語。
過去の迷いや、置き去りにしてきた気持ちに、
そっと光が差しこむような物語。
読み終えたあと、
忘れていた“あの頃の自分”にやさしく手を伸ばしたくなる。
そして、今からの人生を、
自分らしく歩いていこうと思える。
そんな一冊になれたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 20:00:00
16803文字
会話率:10%
終電間際、誰かを助けようとして命を落とした青年・四条真人は、目覚めると“物語として構築された異世界”に転生していた。彼の前に提示されたのは六つの運命。その中で彼が選んだのは、もっとも異質な選択肢——「虚構を喰らう者」。
それは、世界そのもの
を物語として認識し、喰らい、書き換える力だった。
転生先の都市《鏡界都市ミズレア》は、言葉が実体を持ち、記憶が通貨となる奇妙な世界。彼は“記憶の泥棒”リラや、“物語の外”から来た少年ユウと出会い、語られずに捨てられた者たち、忘れ去られた物語の残骸と出会ってゆく。
しかしこの世界には恐るべき真実があった。
——語られない者は、存在しない。
——終わらない物語は、永遠の牢獄。
語られることで存在が定義される世界で、真人は“書き換えの力”を使い、神の描いたプロットすら超えていく。“虚構”と“現実”の境界が揺らぐ中、彼が辿り着いたのは、すべての物語の原初——“語源”だった。
「誰が語り手で、誰が登場人物か」
「語られなかった者に、物語はあるのか」
最終決戦の舞台で、真人は問う。
この世界は、誰か一人のためにある物語ではない。
すべての存在に“続き”を与えるため、彼は神とペンを交える。
そして、白紙の未来に新たな一文を刻む——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:32:18
6452文字
会話率:28%
夢で見る異世界。それは、空に浮かぶ大陸と魔力で階級が決まる世界『ランガース』。現実の成長に合わせるように、夢の中でも成長をしていくが、現実で目覚めると夢の内容は覚えていない。そんな不思議な体験をしながら、青年・夢咲星凪は、教師を目指し平凡
な日々を過ごしていた。
しかし、ある朝、悪夢にうなされ起きる星凪。内容を覚えてないのに、絶望感がある。そんな折、外出時に暴漢から女性を庇い、命を落としてしまう。
目覚めた先は、夢に見続けたあの世界。
だが、それは夢ではなく現実。
夢で見た出来事は“予知夢”。
そして、セナは夢の中で見た内容を全て思い出す。あの凄惨な悪夢のことも。
「夢に見た未来なんか、俺が変えてみせる」
赤子として転生したセナ・ユナフィは、夢で得た知識と記憶を手に、世界の狂った秩序に立ち向かうため、最強へ登り詰める。
この世界に渦巻く不条理と理不尽を、すべて壊して再構築するために。
彼の手に宿るのは、魔物と心を通わせ、力を引き出す力。それは異質にして、唯一無二の可能性。
この力で、仲間を、未来を、夢を守る。
融合魔術師セナの反逆と挑戦が、今、始まる。
これは、“夢”に抗い、“現実”を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:57:56
73296文字
会話率:39%
突如として世界各地に現れた「ダンジョン」。地面を割るようにして出現したそれらは、謎に満ちた存在だった。内部には奇怪なモンスターや未知のアイテムが眠り、攻略すれば莫大な利益を得られると噂される。
東京都内で平凡な日常を送る青年・健斗は、変わ
り映えのしない生活に嫌気が差していた。そんな中、近所にダンジョンができたことを知り、衝動的に立ち入り禁止区域を突破して中へ潜り込む。
初めてのダンジョン探索で順調にモンスターを倒し、レベルアップやスキル獲得を経験する健斗。しかし、突進スキルを発動中に予期せぬ“バグ”が発生し、壁をすり抜けて隠しエリアに迷い込むという異常現象を体験する。
これはゲームさながらの“現実”で、誰も知らない“バグ技”を武器にダンジョンを攻略していく物語。普通の青年だった健斗が、唯一無二の能力を駆使し、ダンジョンの謎とその先に待つ真実に挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 22:03:54
162514文字
会話率:45%
「目が覚めると、異世界へ転移していた」
よくあるライトノベルの導入だ。
魔法と剣のファンタジー、誰もが憧れる。
「異世界へ転移して活躍してみたい」と思っている人も居ることだろう、俺もそうだ。
だが俺から一つ忠告しておく。
『本当に異世界で生
きていけるのか?』
アニメやゲームは“二次元”であって“現実”ではない、だからこそ行ってみたいと思えるのだろう。
だが“現実”の俺達が“二次元”の主人公達の様に活躍できるのか?
以上だ。
この物語は異世界へ転移した一人の高校生と奇怪な仲間達が送る冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 06:00:00
306601文字
会話率:58%
日常の隣にある非日常で少女と少年が出会うお話。ひとりじゃないのに寂しかったり、守ってきたはずなのに煩わしかったり、いいかげんな心というものに振り回される人間を描く。
(注意 長いです)
私は現代を生きる皆さんの仲間ですが、皆さんはこう考え
ることはあるでしょうか。なんでこんな時代に生まれてきたのだろう、と。私は幼い頃からおとぎ話の世界、昔の時代、遠い国に憧れていました。今思えば、隣の芝生が青く見える心理だったのでしょう。大人になるにつれ、物事の良さも悪さも受け入れられるようになっていきました。ですが私が望んでいるのは、そんな“現実”とは違う何処かに連れていってくれる王子様、魔法使い、お姫様です。虚構は、フィクションはどこまでも私を連れていってくれます。この話は、「そんな誰かが現れればいいな~」というものです。この話が彼方(あなた)まで届けば幸いです。
彼女はデートの待ち合わせ。しかし待つことに嫌気が差した彼女はその場から消えてしまう。幻想的な夕暮れのベンチで……と出会った彼女は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 23:27:08
3224文字
会話率:68%
本作の主人公であるマーガレットは、夢をかなえるために実家を飛び出し、王国軍の訓練生となる。“憧れ”を“現実”に変えようと奮闘する、女の子の話。
私は、世界を脅かす存在である魔獣から国、人々を守る海上警備隊への入隊を目指している。その中
でも花形の部隊――ケルピー騎兵隊の隊員になり活躍したいと思っている。
きっかけや理由はありふれたもので、国内で一番華やかな職業に憧れ実家を飛び出した。歴史と常連客の優しさの詰まったこじんまりとしたパン屋では、私の人生には足りなかったのだ。
「神の箱庭 -Another playing garden for The completed Word-」シリーズ2作目で、ミリタリーに挑戦しました。明るい話を書きたいのに、過去に影のある登場人物が増えてきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 18:00:00
29863文字
会話率:61%
“夢”
とは
見るものではなく抱くものである。
近所の公園で平日の真昼間。今思えばフリーターという言葉が相応しいであろう、白いTシャツに黒いスキニーを履いた20代半ばくらいの青年達がそう歌っていた。
保育所に通っていた頃から本を読
む事が好きだった私は、小学生ながらも歌詞全般を理解し、正直心の中では馬鹿にしていた。
夢、とは
“現実”に耐えられない者達の癒し、空想。
見るものではない、見てしまうもの。
抱くものではない、抱いてしまうもの。
夢とはーーーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-09 23:19:48
301文字
会話率:0%
紫の瞳は貴女を映し、世界は虚構へと堕ちていく――――
“現実”の不在に気がついた『狂える世界の住人』たちは、消えた“アリス”を探し出すためにワンダーランドを駆け巡る。
最終更新:2019-01-14 18:30:07
3231文字
会話率:75%
遠い未来。
人が神の領域に足を踏み入れた時代、異世界を渡るゲーム『ザ・ワールド』に、『光のサイコ野郎』の蔑称で知られるとあるプレイヤーがいた。彼はわざわざ聖なる光魔法を使って、残虐非道なプレイスタイルを取ることで有名だった。また、敵対したプ
レイヤーが皆不幸になることでも……。
仲間のログイン頻度が激減し暇を持て余した彼は、新たにソロプレイの道を開拓する。それも今まで無視してきた、NPC(異世界人)たちとの交流を目的とした、ロールプレイだ。
ゲームと現実。愛と狂気。互いを貪るようにして――この日、世界の侵食は始まった。
●作品ジャンルはゲーム×異世界物です。
※この作品にはグロテスクな描写、残酷なシーン、差別的な表現などが含まれます。
※不定期更新です。
※たまに挿絵があります。
初執筆作品です。よろしくお願いします。
作者が手探り状態なので頻繁に修正が入ります。ご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 00:00:00
1148355文字
会話率:28%
時は1917年、大正6年。
ちょっとだけ裕福でただ“未来が視えるだけ”の一介の女学生、弓月はある時探偵業を営む妖怪、カイに出会う。
少女は、自分の知らない“現実”を、青年は誰も分かりえない“未来”を追求するために
二人は今日も小さな事件に挑
み続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 23:45:45
281文字
会話率:0%
ーー世界が無数にあるとして、自分は“ハッピーエンドを迎える自分”なのか。ーー
ifを視る、そして行く力を持つ主人公が、異世界へ跳ぶ。
そしてまた現実世界へ戻り…手に入れた力で誰かを守り、誰かを殺す。
それを繰り返していく中で、主人公は何を
思いどう進んでいくのか。
現れた世界の意思や、ついてきてしまった異世界の住人。
能力紛いの力を手に入れることと引き換えに心を亡くした人達と、新たに出会った現実世界の能力者達。
それら“現実”とのif、別のエンディングもまた、無限に広がる世界には存在する。
無限に在る世界、そして無数にいる“主人公”を視る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-12 17:55:05
121542文字
会話率:34%