月明りに照らされる欄干、その先で投身自殺を図ろうとしていた少女、美桜。そんな彼女に追い打ちをかけるように橋上へ出現したのは、腐敗臭を放つ赤黒い怪物。その強大な爪が怯える獲物へと振り下ろされた時、緊張感のない声と共に現れたのは――真っ赤な番
傘を携えた黒髪美少女(?)だった。
夜空色の髪とは対照的な白い肌。特徴ともいえる深紅の瞳。そんな妖艶な容姿をもつ彼女の口から飛び出すのは、男勝りなセリフばかりで……。
歯を見せて笑う戦闘美少女(?)と涙を流す自殺少女が交わした指切りを切っ掛けに、運命はゆっくりと動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-22 05:00:00
50307文字
会話率:38%
お城の窓辺。
降る雪に、おきさき様がつぶやく。
「この雪のような、白い女の子がほしいわ」
すると望みどおりの女の子、白い肌をした白雪姫が生まれた。
最終更新:2016-10-05 05:30:30
921文字
会話率:27%
小説家になりたい。
俺がそんな夢を抱いたのは、いつの頃だったか。
漠然と何かを書きたい衝動だけはあったが、今まで何一つとして小説を書ききったことはない。
だが、今日からは違う。違うつもりだ。
高校一年生の春。
今日、俺は文芸
部に入部届を出す。
部活棟と呼ばれる、旧校舎を改修した古い木製の校舎。その中の、文芸部の部室の前に俺はいた。
扉を開ける。すこし立て付けが悪い。
髪の長い女が一人、椅子に座って本を読んでいた。扉を開けたことで、彼女の視線が手元の本から俺へと移る。抜けるように白い肌が、制服の襟口からこぼれていた。
「誰だ?」
女にしては少し低い声。
ぶっきらぼうで、まるで男のような口調。
「あ、あの。俺、入部希望の者です」
「そうか。では、入部届を出せ」
俺は彼女になんとなく気圧されながら、言われるままに鞄から手渡す。
部室内を見渡す。本棚と、それを埋め尽くす本。それと、パソコンが2台。そして原稿用紙と万年筆、辞書。
中央にあるテーブルを除けば、部室というよりも書斎のように感じた。
入部届をしばらく見つめた後、彼女はそれを机の上に置いた。
「私は神岸しほり、2年だ。文芸部部長をやっている」
「文芸部へようこそ、未来の小説家クン」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 19:00:00
3344文字
会話率:50%
金髪碧眼に白い肌の姉アリス、亜麻色に茶色の目、黄色い肌のテオ。
姉は生来の鑑定眼を生かして古物商となり、弟は薬の知識を生かして薬屋として王都から少し離れた小さな村に骨董屋兼薬の店を構えている。
だが、二人にはだれにも言えない秘密があった。
アリスは、弟の顔を見たことがない。
そして、テオも姉の顔を見たことがなかった。
カクヨムで先行公開したものを加筆修正したものです。
20160926 第一章完結につき、いったん完結とします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 12:00:00
56343文字
会話率:37%
15年ほど昔にこの地域を強い地震が襲い、カテル国は、隣国ユノル国に乗っ取られてしまう。また、霊山アスクレウスはその大半を地中深くに沈めてしまう。現れたのは「闇」途方もなく過去に封印されていた「闇」は徐々にこの世界を侵食し始める。
アスクレウ
ス山からほど近くにひとりの少女がいた。名を「ミーナ」と言う。
真っ白なキラキラした髪に、透き通るような白い肌。そしてコバルトグリーンの瞳を持つ。
平和だった村に「闇」の脅威が迫る。
少女は、シスター・エレンと共に時代の波に飲み込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 15:43:17
9953文字
会話率:36%
それは矛盾した物語。
赤ずきんは優しい女の子。
今日も、病気のおばあさんをお見舞いに森を抜けてやってきました。
しかし、そこにいたのはオオカミを貪り喰うおばあさんの姿でした。
おばあさんは赤ずきんすらも喰おうと襲いかかってきます。
しかし、
突然現れた白い肌の美女が赤ずきんを助け出しました。
美女は赤ずきんに選択を迫ります。
一体、何が起きているのでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-21 00:06:38
9313文字
会話率:28%
むかーしむかーしのお話。
ある王国にとても綺麗な王様がいました。
透き通るような白い肌、たゆたうような碧い瞳を持っていました。
ある王国にとても優しい王様がいました。
国中を常に見守り、国民全員を慈しみ、慎ましやかに暮らしていました。
誰からも愛され、そして尊敬された、ふたりの王様です。
ただ、ふたりの王様には決定的な欠点がありました。
綺麗な王様は、笑顔の裏に常に腹に一物抱えた、腹黒王様。
優しい王様は、フォローのしようがないほどラスボス感の否めない、醜い身体を持った悪役王様なのでした──────
そしてやがて、ふたつの国の王様は『精霊王』と『魔王』と呼ばれるようになりました。
それはまだ、善と悪、剣と魔法、そして人と魔物が隔たれていなかった頃の話。
荒野に倒れた幼い王女と、魔王の親友の冒険の話。
*この作品は、小説カキコさんでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 15:00:00
5523文字
会話率:31%
水取逸角17歳は異世界へ迷い込み、そこで出会った小人を買収してチートを授かる。
勇者は白い肌のウエストの細いメイドさんに囲まれながら無双するお仕事である。
YES、チーレムである。勇者の仕事なら仕方ないなあ。
しかしチカラの代償は大きかった
。
童貞を失うと死ぬからである。ハーレムとは。
一方、霧の魔女は王の血を持たない勇者を元の世界へ強制送還する準備を着々と進められるのだった。
■民話:西の国の物語『死人の城の白い魔女』より
■見られると恥ずかしい気がしたので『霧の魔女とスケベな勇者。』から改題しました。適当につけたのでまた変更するかもしれません。
●一章完結しました。二章は準備中です。
●ブックマークと感想、評価はありがたいですばい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 00:06:39
91333文字
会話率:27%
会社員のミナトは一人暮らしを満喫しながらも、独り身である事を寂しく感じていた。そんな彼の部屋に、そいつは唐突に現れた。
白い肌。白いワンピース。長い髪。あまりにベタな佇まいと可愛らしく全く怖さのない幽霊を、ミナトは「ベタ子」と名付けた。
「
幸せが欲しいんです」
部屋に居座る彼女の未練を晴らす為に、ミナトは彼女と共に幸せを追いかけるはめになり――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 10:56:22
19524文字
会話率:47%
とある国の王のもとに雪のように白い肌、真っ赤な薔薇のように赤い頬や唇、艶のある黒い髪をもつ王女が産まれた。
これはその王女が成長し、猟師と会い、リンゴ売りの少女と会い、エルフの王子と再会する物語ーーー
ではなく、王女と友となったリンゴ売りの
少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 17:00:00
18915文字
会話率:47%
僕は君(雪くん)のことが好き。
白い肌も、淡い金髪も綺麗。
お人形さんみたい。
その中でも、深いエメラルドに輝く瞳が1番好き。
君の瞳がとても欲しくなった。
最終更新:2016-03-09 20:43:34
338文字
会話率:12%
「ああ、あなた琴莉に興味があるの?やめときな、その恋は叶わないよ」
by如月 瀬羅
白い肌、小さな顔に黒目がちの大きな目、スラリと伸びた手足。
おまけに運動神経抜群で、超インテリのお嬢様。
そんなスーパーガール白河琴莉には、あるとん
でもない秘密があって……?
彼女に巻き込まれた俺たちの壮絶なスクールライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 19:53:39
8876文字
会話率:47%
北海道に住む春子は、雪が積もっているバス停にて寒さと戦っていた。震える手でスマートフォンを確認していたりすると、雪の向こうから人影がやってきた。その影の正体は異国の人で、雪をまとったように白い肌と、美しい顔を持っていた。
雪国にて寒さに
震える少女と、雪のように白い肌を持った人のお話し。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 18:57:51
3243文字
会話率:31%
ある冬の日、家に帰ったら女の子がいた。青白い肌の小さな女の子だった。だけど、その女の子はどう見ても人間ではなかった。
戸惑いの中、君は誰かと問いかければ、彼女はとても嬉しそうに自己紹介をする。
「私は、ゆたんぽちゃんです!」
彼女は、
挨拶がわりに部屋にあった暖房機能を破壊する。その上で、自分を使って温まって下さいと主人公である速水勇人に懇願した。というのも、ゆたんぽちゃんは持ち主に愛用してもらえないと溶かし殺されてしまうというのだ。勇人は難色を示しながらも、彼女を部屋に置いてやることにした。毎晩一緒のベッドで寝る生活が始まったのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 11:01:51
79634文字
会話率:44%
湿気が支配していた6月から猛暑が支配する7月。
夜となっても誰もがハンカチか日傘を片手に歩く中を一人の娘が歩いていた。
茶色の髪に白い肌と黒より若干だが色の薄い紺色の瞳をした娘・・・織姫夜姫。
都内の公立大学に通う2年生で劇団員でもあ
る。
そんな彼女はある日、夢を見た。
三国志の時代に行き、英雄たちから求婚されるという夢。
そして自分が戦闘をしている夢だった。
幼い頃からそんな夢は両手で数え切れないほど見て来たが、今回はハッキリと風景などが見えた。
ただの夢だと思っていたが、英雄達に求婚される所は女として憧れる所であった。
そして翌日、彼女は次の劇で着る着物などを一人、徹夜で仕立て上げた。
それを着て着心地などを確かめると・・・・光に包まれた。
『ついに見つけました・・・我らが姫君』
誰かの声と共に夜姫は意識を失った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 21:54:24
579870文字
会話率:33%
大根フェチである里町幸助は、その日の朝食である大根の味噌汁の大根を眺めに行くため食堂へと乗り込むが、そこには、オレンジ髪をした魔法少女っぽい少女が誰かを探しているのを目撃した。彼女が消え去った後、幸助が見たものは、床で倒れている食堂のおば
ちゃんと、美しく白い動く二足歩行大根であった。あまりの美しさに鼻血を出しながら大根に聖母大根と名づけたが、その姿はオレンジ髪の少女が探していた、ベジタン星の女神であるラディラシア・メイアーンであった。彼女は幸助に地球を救って欲しいと頼み込む。
彼が驚いている中、人間たちが野菜に変化してしまうという地球生物野菜化計画が開始されてしまい、友人までもがピーマンにされてしまう。幸助は自分も野菜に変えられてしまうのを防ぐのと、女神から大根の彼女をゲットするため、女神からもらったステッキでベジタンスホワイトという魔法少女(ただし女装)に変身して、ステッキの力によりベジタン星を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 23:10:05
12752文字
会話率:44%
昔、人には見えない、『邪まなもの』を視覚化する呪いを持つ少女がいた。
今、人には見えない、『邪まなもの』を視覚化する資質を持つ少年がいる。
その二つの物語を交差させるのは、青白い肌の少年、清水友礼。
少年少女たちが、邪まなもの
にあてられて、不幸になっていく中で、それでも好きな人に幸せになって欲しいと願うお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 23:00:00
21895文字
会話率:46%
アタシの名前は留美。この、美しい白い肌に2人の男が言い寄ってくるの。でも、どっちも彼にするにはイマイチね。どこかにいい男いないかしら。
最終更新:2015-06-05 17:10:51
1264文字
会話率:38%
その少年は森の奥深くで暮らしていました。雪なような白い肌と、海のような真っ青な瞳と、森のような緑の髪の少年でした。でも、少年は一人ぼっちでした。記憶にないくらい昔から、ずっと一人で暮らしていました。※個人サイトに同じものがあります。
最終更新:2015-05-13 20:58:42
1575文字
会話率:27%
紅茶好きのヒロインと短気なようで実は気長な悪魔さんとのほのぼの時々シリアスなティータイムストーリー。8話以降に一部軽い残酷描写を含みます。
※本編完結済
【主人公(女性、20代前半)】
紅茶大好き。のほほんぼんやり属性。
誰に対しても基本
敬語。心の声すら敬語。
口数は少ない方。
【悪魔(男性、年齢不明 見た目は20代後半)】
紅い瞳と白い肌以外は真っ黒な美形。俺様口調。
無駄に偉そう(主人公談)。眉間に皺を寄せるのが癖。
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27912文字
会話率:28%