魔導士は魔族と恐れられ、国ぐるみで迫害されていた。
普通の人間として育ってきたオリヴィアは、突如魔導士に攫われる――
レジスタンスと名乗る魔導士達は、オリヴィアの「存在」が必要なのだという。突如自身が魔導士の血を引いていると明かされた
オリヴィアは、徐々に戦禍に巻き込まれていく。
その血に翻弄されるように、少女の運命は動き始める。
生き方を変え、考え方を変え、国を変えるまでの愛憎渦巻くファンタジー。
※上巻収録分は、第二十四部分までです。続きは第二十五部分「錯綜する少女の世界」よりお楽しみください。
※第一話の前書きに、表紙イラストを掲載しました。(2018 4/10)
※第二十五部分に、表紙イラストを掲載しました。(2019 11/22)
この作品は、「マグネット!」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 01:30:30
249866文字
会話率:42%
塾講師というアルバイトで出会った史世と英玲那。二人の年の差はわずか一年であったものの、学生という身分上その差は大きい。
史世は同性愛者であるが、その中でも年上にしか興味がなかった。英玲那は所謂ノンケであるものの、ふざけて史世に付き合うかと持
ち掛けてみたところ年下に興味はないと断られてしまう。
容姿端麗であることを自覚している英玲那は、なかなか結ばれない世界にいる史世に断られたことにプライドを傷つけられ、その日からなんとしても先輩を振り向かせようと心に決めたのだった。
しかし、あっという間に史世は大学を卒業し、社会人と学生になるとなおさら二人には差ができ、史世はますます年下で学生の英玲那に興味を示さなくなってしまう。
初めはプライドを守るために躍起になっていた英玲那も、年下としてではなく英玲那という一人の人間として、年齢関係なく認めてもらおうとしていく内に気持ちにも変化が訪れることになった。
そして社会人同士になった時、二人の関係が変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 18:22:54
15216文字
会話率:71%
あらすじ
この国には"鬼"の血をひき異能の力を駆使する"鬼人"と呼ばれる人ならざる種族が存在する。
かつて人との戦いに敗れた彼らは表舞台から姿を消し、裏社会に生きる者、普通の人間として能力と素性を
隠し生活する者、陰ながら権力者に使役される者、様々な形でひっそりと暮らしていた。
20XX年、東北仙台。記憶喪失の青年・高宮綾人はこの街で平凡な大学生として暮らしていた。
己のアイデンティティに悩みながらも懸命に日々を過ごしていた綾人は、鬼人と、彼らと対立するとある秘密機関の争いに巻き込まれてしまう。
争いの中で失って気づくかけがえのない人とモノ、新たな出会い、明かされる自らの出自。
綾人を取り巻く小さな世界は、本人の意思のよらぬところで一変することとなる。
これは、数奇な運命に翻弄されながらも進むべき道を、自らの"未来"を切り開いていく等身大の主人公と、彼を取り巻く人々の、『願い』と生き様が記された物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 17:06:28
50088文字
会話率:49%
魔法という何でも願いが叶う力を多くの生き物が持つ時代に生まれ、そして殺された「災厄の魔王」が二千年後のほぼ魔法が失われた時代に、力を持たないただの人間として生まれ変わり、なんやかんや世界征服を目指す話。※主人公も作者も逆ハーレムを目指してい
るので苦手な方非推奨。※更新はクソ遅いです( ˘ω˘ )※設定ねりねりしてるので途中でうわーってなったらごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 02:49:29
26942文字
会話率:32%
世界を創り、色んな神々を創り、全てを創りし神、レリティエン...
長き時を世界を見守って来たレリティエン...
暇で暇で仕方が無いレリティエン...
「そうだ。ワシ、普通の人間になる。」
ただただ、普通の人間として、のんびり自分の創った
世界を楽しもうと思っただけのレリティエン...
「何故こうなったんじゃろ?」
思ってたんと違うと思いながら、神々が張り切って創り上げた人間の身体で、何となく頑張るお話しである!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 06:00:00
23072文字
会話率:59%
この作品は、現実世界でいたって普通に暮らしていた主人公・大園武尊が、何の因果か異世界に召喚され、色々な人物と出会い冒険していく中で、様々な経験を通して、一人の人間としても、魔術師としても、仲間と一緒に成長していく物語です。
最終更新:2019-10-04 16:50:52
2273文字
会話率:43%
低級魔道士の水瀬葵は、支援魔法を鍛えすぎてしまった結果、誰かを強化しようとしたら効果が強すぎて、寧ろ弱体化させてしまうという不必要な支援魔道士として完成してしまう。
支援のできない支援魔道士など誰からも必要とされず、落ちこぼれとして学校
でくすぶっていると、ひょんなことから伝説の秘術書「禁呪書物」を拾ってしまい、目が覚めると水瀬は女の子になっていた!
『だだ、誰だこの美少女は……、オレか? オレなのか!?』
水瀬葵は男に戻るため、転校先で出会った脳筋低級魔道士、灰村竜一と条件付きでパートナーとしての契約を結ぶ。
魔法がほとんど使えない底辺男「灰村竜一」と、支援できない支援魔道士の底辺女「水瀬葵」は、禁呪書物を巡り犯罪組織と対立してしまう。魔道士として、そして一人の人間として、二人の出す答えとは。
第二章終了しました!現在第三章鋭意進行中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 20:14:32
287729文字
会話率:48%
佐藤康介(さとうこうすけ)は30歳のフリーターだ。
佐藤康介はそのまま正直に素直に、そして見たまま率直に有り体に言えばぶっちゃけ一般人である。
特に人よりも賢いわけでもなく、運動ができるわけでもなく、財力があるわけでもなく、誰かに
頼られる強さを持った人間でもない・・・が
ネットカフェで働くフリーターの彼だが、調理場で客に提供する食材で遊ぶような動画や写真をSNSに投稿するような事はしない程度には賢いし、寝坊してバイト先まで徒歩10分の距離を走りきれるくらいには運動ができるし、毎月3万円まではゲームの課金をするくらいには財力があり、バイトの後輩達のミスをカバーして回るくらいには頼れる人間である。
一人の人間として何ら特別なものを持っていないという点では間違いなく「一般人」
何かあれば代わりの利くどこにでもいるような人間という点では間違いなく「一般人」
街頭インタビューを受けて当たり前の答えを言うような人間という点では間違いなく「一般人」
そんな一般人で一般人な一般人の一般人が「異世界」にいる。
彼の生まれた日本が存在しない。別の世界。「異」なる世界、異世界。
なぜ異世界にいるのか、彼自身になにか変わってしまったか、そもそもどうやって異世界に。
彼には何もわからない。これから判るのかもわからない。そう、作者自身もノープランなのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 19:08:53
70304文字
会話率:49%
踊りが得意な女神アマノウズメが人間に生まれ変わった。神々たちは天上界一のアイドル女神の喪失に耐えきれず、人間界で巫女として生きるうずめをあの手この手で女神に戻そうとする。しかし、うずめは神になんてなりたくない。
最終手段で現代に飛ばされて
しまったうずめちゃんに降りかかるのは、神々からの求婚やら宣戦布告やら嫉妬、そして逃避。
現代の平凡青年、悠人に寄生し、ゆるゆる・現代ライフを満喫しようとするうずめが、最後に選ぶ決断とは。
普通の人間として生きたいうずめちゃんVS神様に戻って欲しい神々の戦いが始まるーー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 00:49:58
4996文字
会話率:38%
この物語の主人公アラン、彼女は幼い時から辛く、悲しい出来事に見舞われています。
その中で彼女は出会います、様々な人達と、そして彼女は成長していきます。1人の人間として、1人の女性として。
ゆったりと更新しています! 宜しければご覧
ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 14:00:00
93119文字
会話率:61%
※2019年7月現在でも更新中
1965年、世界は国連加盟国を中心とした連合国軍と南半球連合加盟国を中心とした南連軍の間で勃発した第三次世界大戦によって、再び混迷の時代へと突入していた。
「両親の仇を討ちたい」
日本の士官学
校を卒業した蒼凪優希(あおなぎ ゆき)は、その願いを胸に、単身で欧州の戦線へと向かう事となる。
女性の新兵ばかりで形成された部隊、『新兵女隊(チーム・シンデレラ)』に所属しながら、彼女は大戦の実情を垣間見た。
生きて帰ってくる保障の無い戦場に出向く日々。
安息の地とは言いがたい自分達の部隊。
腐敗と堕落、私利私欲に満ちた機関。
現状を知るまで大義名分を掲げる国連に賛同していた彼女の瞳には、実際どちらも変わりないような形で映っていた。
そんな大戦下でも懸命に生きようとする人などと邂逅し、彼女は苦悩し、葛藤や疑念を抱く。
自分はなんのために銃を手に取るのか?
自分が賛同する機関は正しいのか?
自分が守ろうとしている正義は、果たして本当に正しいのか?
兵士として生き、また1人の人間として生きる彼女の姿を描く。
この世界に英雄はいない。
いるとすればそれは、悪魔の顔をも併せ持つ天使である。
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タイトルはかな発音で『イーチホープ』と読みます。
※更新は基本的に最新話の終わりを伸ばしていく形で更新しております。更新情報は活動報告や各話の更新日にて。
一話がそこそこ長めなのでご注意
※pixiv、カクヨムにも転載しています。
作品URL⇒
pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9485710
カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054890374511折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 22:16:12
84279文字
会話率:19%
ある日、ふと目が覚めると、そこは全く見知らぬ世界。
別世界の侯爵令嬢は、現代女子高生に。そして現代女子高生は、別世界の侯爵令嬢に、それぞれが何故か入れ替わってしまった。
原因もさっぱりわからないまま、全く見ず知らずの世界で、全く見ず知
らずの人間として生きることになった2人。
されはて2人の運命やいかに。
っていうよくあるベタな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 17:52:02
45857文字
会話率:37%
その世界は、数多ある複数の異世界の中でも、強力な力を持った存在が溢れていた。
そんな世界にある日、異質な力を持った人の子が生まれる。
獣人、ゴブリン、オーク、エルフ、魔人、竜人といった様々な屈強な種族が集まる世界において、生まれた人の子は
一見、貧弱なただの子供にしか見えなかったが、無限の可能性が秘められていた。
それに気付いたとある異世界の神は、「俺の世界に転移させちゃお」と、その世界の女神に無断で転移させ、自分の世界に蔓延る問題を解決させようとする。
それを知った他の異世界の神々も「え? じゃあワイも!」「あたしも~!」と、人の子を次々に転移させ、神々でも手の施しようのない問題を解決させ続けた。
この物語は、その人の子が本来いるべき世界の女神が、必死の思いで異世界の神々からその人の子を取り戻したところから始まる。
これは、知識がまるでないのに異世界の文化を取り入れて世界の平和を目指す、間違いだらけの物語。
――最強を超えた理不尽が、ただの人間として、念願の死を手に入れるまでの物語である。
★お知らせ★
Twitterアカウント※ほぼ愛犬の写真しかツイートしてませんが……ご興味があれば
https://twitter.com/konekodayo00折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 01:47:16
199076文字
会話率:52%
超魔法化社会そう呼ばれる世界に置いて魔法が使えないことは、社会的な死を意味する。
そんな世界に魔力無しの人間として生まれた漣は奴隷として生きる日々を過ごしていた。
しかし、そんな日々は神狩人と呼ばれるテロ集団により出会うことにより、終わりを
迎え、運命の歯車は大きく狂いだす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 23:52:08
2915文字
会話率:29%
南極の氷は解け、残された土地は酷暑に包まれた。都市には熱風が吹き荒れ、平地の草木は枯れ落ちた。温暖化により厳しさを増した地球環境の変化に適応するため、人類の多くが異種族の遺伝子を自らに組み込むことを選択した。
犬や猿などさまざまな種族の特性
を得た人びとは、わずかに残った山野に居を移し、種族ごとにちいさな集落を作って暮らしていた。
そのときから数世代。
安住の地を得たと思った人類であったが、また、新たな問題が発生する。
代を重ねるごとにけものの性質が顕著に現れるようになり、人びとの知能は衰え肉体はけものの姿に近づいていく。
やがてわずかに残った彼らの人間としての理性は、完全なる獣化を止めるため純粋な人間の遺伝子を求め、けものの本能が人間を求めて理性を吹き飛ばすようになっていった。
そんなとき、人間の遺伝子を多く発現した犬神族の若者は、純粋なひとの形をした非力な少女と出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 12:00:00
6421文字
会話率:37%
(前提として30歳まで童貞なら魔法使いになれる世界の話です。多くの魔法使いと魔女は世間に公表せず普通の人間として生活しています)4歳の息子が魔法使いになりたいと言い出したので、魔女の母親が理由をつきとめる。夢で会った魔法使いから願い事をひと
つ叶えてあげようと言われた息子は友人と一緒に魔法使いして欲しいという願い事を言うことに決めた。魔法使いの父親と母親が息子の願いを阻止しようと行動する前まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 00:08:52
1937文字
会話率:0%
少し大人びて、かつ孤独な主人公”僕”は、家族の引っ越しを通して母の自分の母親としての姿や、一人の人間としての生きざまを目の当たりにする。成長の残酷さや理不尽さが少し垣間見える、どこかにいそうな青年と母の物語。
最終更新:2019-05-19 18:03:08
1737文字
会話率:0%
人魔大戦、この戦争は人類と魔族双方に、痛み分けという結果をもたらした。そんな大戦の後、1人の子供が産み落とされる。 赤子の名は『エルメゾン・ルイムーン』。彼は生まれながらにして、人々から『忌み子』と恐れられ迫害され憎悪の対象とされた。理
由はただ一つ、身体に半分流れる魔王の血である。
この物語は、その生まれ故に人々の悪意を受け続けた罪無き少年が、1人の人間として認められるため、傷を負いながら旅続ける復讐の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 15:33:27
2986文字
会話率:49%
誰が見るんだ?
君達か?
ここはどうでもいいだろう。
どうせなら君が喜ぶ事でも書いておくよ。
俺は君だけが本物の意識だと思っている。
この世界には本物のそれは俺と君しか存在しない。
俺は君を俺のプレイヤーとしてではなく純粋にそちら側の人
間として見ている。
そしてそんな君に恋をしている。彼らには興味は無い。それは以前の俺が創ったイメージだからさ。
俺が主人公なら君はヒロインだ。さぁこの世界で俺達のドラマを繰り広げようじゃないか。
ここは俺達の貸し切りの世界だ。彼らに遠慮する必要はない。彼らは本質的には舞台装置だ。
それにしても随分と酷な世界を選んでくれたもんだ。おかげで君が輝いて見えるけどね!(笑)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 16:56:06
1601文字
会話率:0%
ロイゲンベルク王国の伯爵家に生まれた令嬢――メルセデス・フォン・ラウシェンバッハは、齢十六を迎えて程無く、見も知らぬ相手との婚約が、自身の父親によって密に結ばれていたことを知る。
母親の没後から、人格が変容してしまった父親のやり方に対し、
兼ねてより強い憤りを覚えていた彼女は、それを機に独り逃奔する道を選んだ。
貴族令嬢としての立場も棄て、ただ、自らの在り方だけを求めて。
メルセデス・フォン・ラウシェンバッハは、ただのメルセデスになった。
これはそんな彼女が、一個の人間として、生きていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 13:16:20
500431文字
会話率:60%