朝のニュース番組の占いコーナーを見たら、自分の星座が最下位だった。くだらない。占いなんて根拠のないものを、テレビで堂々と放送していいものだろうか。朝から最悪な気分になった。
家を出ると、前を歩くサラリーマンが歩きタバコをしていた。煙が顔
にかかって不快だった。
電車は満員で、駅員に押し込まれた挙句、誰かに足を思い切り踏まれた。
近くに美人がいたのは良かったが、触りたい衝動を抑えるのが大変だった。
会社では、上司にデスクまで呼ばれ、営業成績の件で延々と説教された。同僚たちの前でだ。晒し者もいいところだった。
昼休みに外でガムを踏んだ。
コンビニで、レジの客の会計が遅かった。
夜なのに、近所の子供の声がうるさい。
帰宅後、テレビをつけてバラエティ番組を見たが、つまらないタレントがギャーギャーと騒がしく、不快だった。
そもそもどの番組も面白くない。
どこかの家のオヤジのバカでかいくしゃみが聞こえてイライラした。
「……と、こんな感じに、こっちの紙にも書いておいたが、これでいいのか?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-05 11:00:00
1116文字
会話率:40%
ついにタイムマシンの開発に成功した博士は、喜びを抑えきれずに飛び跳ね、自らの成果を自画自賛した。そして、「タイムマシン? ははっ、不可能だよ」と自分を侮蔑した人々を思い浮かべては、口汚い言葉を吐き、さらに世間という無形の相手を罵った。この
ように人間嫌いを深めていた博士だったが、その憎しみを原動力にしたおかげでこの偉業を成し遂げたので、結果的には、めでたしめでたし。終わりよければすべてよしということである。
「いっひっひっひ、人間どもの終わりを見てやるぞぉ」
……と、めでたしには程遠い、邪悪な笑みを浮かべて独りごちる博士。『人間ども』などと敵意剥き出しに言うその博士ももちろん正真正銘人間であるが、これまで人々から受けた冷たい仕打ちと、タイムマシンを開発したという確かに人並外れた偉業を成し遂げたことにより、自分以外の人間は凡、猿、愚民。そして私は神だ、という風にこの時、博士の自己肯定感は極限まで高まっていたのである。
その博士がタイムマシンを使い、まず初めに見ようと考えたのは、恐竜時代でもなく、未来ではあるが、人類の滅亡の時代、つまり荒廃した世界だった。科学者でありながら、車が空を飛ぶような科学技術が発展した未来を見たいとは思わない。そんな未来に行けば、せっかくタイムマシンを開発したばかりなのに劣等感を抱くかもしれないからだ。
「さてと、私の見立てでは、もう千年くらいは今の人類の歴史は続くだろう。気候変動、疫病、人口の増加、カウントダウンはすでに始まっているがな……これでよし。千年後にセット完了だ。二千年後でもよかったかもしれないが、まあ、これで様子を見るとしよう」
タイムマシンに乗り込み、行き先を設定した博士は狙い通り、遥か未来へと飛んだのであった。
「ほほう、これが未来の世界か……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-17 11:00:00
4261文字
会話率:48%
ある時、人類は星を捨て、遥か宇宙へと旅立った。
度重なる戦争と企業間の競争、そして顧みない環境破壊が星を蝕み、やがて人々が満足に住めなくなってしまったのだ。
暗く、孤独な宇宙空間を旅する彼らの心にあったのは深い悔恨の情。もう二度と同じ
過ちを繰り返してはならないという想いと、不安からくる他者への攻撃を抑える意味もあったのかもしれない。宇宙船内は一つの思想に染まり、宗教が誕生した。
そして、新たな惑星に降り立った人々は、乗ってきた宇宙船を含む多くの発明品、科学技術を忌むべきもののように破棄し、半ば原始的な生活を送ることに決めたのである。その生活が安定するにつれ、その傾向は強まり、世代交代を経て、人々はやがて忌まわしい過去そのものを捨て去ることに成功したのだった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-10 11:00:00
727文字
会話率:12%
**あらすじ**
「金糸婚」――それは、運命の相手と出会い、特定の条件を満たした者だけが見ることのできる金色の糸で結ばれる婚約のこと。金糸婚を果たした二人は生涯幸せになるとされ、社会では特別なものとして扱われていた。
そんな中、
神社の家系に生まれながらも運命の糸が見えない少年・透は、この迷信めいた制度に嫌気がさしていた。周囲は金糸婚の話題で盛り上がり、母親からは「なぜ見えないのか」と責められる日々。家を飛び出した透は、幼馴染の麗乃と再会する。彼女は運命の赤い糸が見えているはずなのに、何かを隠すように苦悩していた。
「相手が誰であるかを伝えることはできないわ」
麗乃の言葉に動揺する透。しかし、苛立ちを抑えきれず、感情のままに彼女を突き飛ばしてしまう。そして次の瞬間、彼女は山道の斜面へと転がり落ちていった――。
果たして、金糸婚の秘密とは何なのか? そして、透が見えない「運命の糸」の真実とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 12:10:00
7901文字
会話率:31%
ピアノコンクール当日、この日の為に準備したドレスを着て、ステージ袖から客席を眺めていた。
パパは来れない。
ずっといろんなこと我慢してきたけど。抑え込んでいたものが溢れ出してくる。
ピアノも、学校も、家も、何もかもどうでもいい。
突如足元に
現れた得体のしれない黒い渦。
禍々しい黒い靄のようなものが渦巻き、その奥を覗こうとしても底知れない闇があるだけだった。
本能が警鐘を鳴らしていたのに、私は引き込もうとする渦に抗わなかった。
まさか異世界に飛ばされてしまうなんて思いもしなかったけれど…。
異世界では番だの結婚だの聖女だの…、私を置いてきぼりにして話が進んいく。
そんな時、私を助けてくれたのは稀代の魔術師と呼ばれる王弟だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:51:41
2239文字
会話率:13%
月影の城の姫・シェリスは、夜になると“呪い”に苦しみ続けていた。
そこへ訪れた聖女・アヤノと薬草術師エルナは、姫がかつて愛した「月の庭園」にこそ、苦しみをほどく鍵があると気づく。夜毎の痛みを抑えながら、少女を導き出した月光の庭園で待つものは
——。
心に残る幻想ファンタジー短編。美しく切ない夜の奇跡が、哀しき姫を優しく救い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 10:02:47
7330文字
会話率:36%
大川内 心依架(おおかわうち みいか)は、
都内の進学校に通う女子高生。見た瞬間をスマホで撮るのが好き。
とある日、夜の散歩で公園に出掛けた彼女は、
ベンチで寝転がっている青年―白夜(びゃくや)に出逢う。
撮りたい衝動が抑えられず、
スマホ
を翳して撮ってしまうが・・・・・・
この物語は、X(Twitter)にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 03:07:46
270816文字
会話率:22%
成瀬翔太は、孤独と虚無感に囚われた高校生だった。家では両親の不和に耐え、学校では居場所を見つけられない日々を送っていた。そんな中、彼は夜中にふと訪れたインターネット掲示板で、悩みを吐き出すように「生きる意味がわからない。」と書き込む。その書
き込みに返信をくれたのが、凛音という名前の少女だった。
凛音は同じ年齢で、翔太とは違う地方に住んでいるという。彼女の言葉はどこか温かく、翔太にとっては救いのような存在だった。二人は掲示板を通じて会話を重ねるようになり、次第に個人的な連絡先を交換し、夜な夜なメッセージを送り合うようになる。
凛音は明るく前向きな性格でありながらも、どこか影を抱えていた。翔太は彼女の悩みに耳を傾け、同時に自分の不安や孤独も少しずつ打ち明けていった。互いに励まし合ううちに、翔太の中に初めて「誰かを好きになる」という感情が芽生えた。
ある日、凛音が言った。
「翔太くんと話すと、心が軽くなるんだよね。」
その言葉に翔太は胸をときめかせ、自分の気持ちを抑えきれなくなっていく。凛音と出会ったことで、翔太の生活には少しずつ色が戻り始めていた。彼女と交わす何気ない会話が、翔太にとっての生きる支えになっていた。
高校卒業が近づいたある日、翔太は凛音に思い切って「直接会いたい」と伝える。凛音は少し戸惑いながらも、「会って話したい」と答えた。そして、二人は初めて直接会う日を迎える。
その日、翔太は緊張しながらも、凛音に「好きだ」と告白した。凛音は驚きながらも涙を浮かべて微笑み、「私も翔太くんのことが好き」と答えた。その瞬間、翔太の世界は一変した。初めて手にした「幸せ」という感情が、彼を満たしたのだ。
二人は遠距離ながらも恋人としての関係を築いていくことになる。しかし、それは新たな試練の始まりだった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 23:30:05
3731文字
会話率:29%
わたくし、子爵家の一人娘で跡取りとして育てられましたの。
というのに、お母様が亡くなって早数年。
ついこの間、わたくしに姉妹ができましたの。ええ、新しく姉妹……それも、異母姉だそうなのですわ。
なんでも、わたくしの母が亡くなっ
て数年。喪に服したには十分だと宣い、ほとぼりが冷めた頃合いなので、母と結婚する前から囲っていた愛人を呼び寄せ、結婚したそうです。
更に、異母姉を改めて認知し、我が子爵家の籍に加えるのだそうです。
しかも、全っ部事後報告っ!?
控えめに言っても……結婚前からずっと母を裏切り続けやがって、マジクズだなクソ親父がっ!! あら、つい言葉が乱れてしまいましたわ。失礼。
クソ親父が保身上手で小賢しいクズな上、物語などでよくあるように、我が家はお母様の血統……ということもなく、普通にクソ親父の血統だ。
というワケで、わたしが後継というのも、いつ覆されるかわからん。
更に言えば、異母姉は一応、マジでクソ親父の娘だそうだ。
わたし、割と詰んでね?
異母姉はわたしの婚約者である頭空っぽ目節穴野郎の空っぽ頭に、せっせとお花畑を栽培し始めやがった。
そして、貴族学園交流会のパーティーで――――
「俺はお前との婚約を破棄し、真実の愛で結ばれた彼女との婚約を望む!」
と、やらかした!
「わたくしと婚約破棄して、異母姉と婚約を結ぶですって? 宜しい、ならば追放だ!」
高笑いしたい気分を抑え、上機嫌に応えた。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 20:23:15
7263文字
会話率:22%
近未来、紙の本は危険物とされ、電子書籍だけが許された世界。紙の本には「物語に込められた思い」を具現化する力が宿り、それを操ることができる「グール」という存在が隠れて生きていた。彼らは人間と見分けがつかず、さらに本を書いてしまう衝動を抑えられ
ない者もいる。その結果生まれる呪いの本は、周囲に破滅をもたらすことから、紙の本は厳しく禁じられ、グールは政府により密かに狩られていた。
普通の高校生だと思っていた一条白夜は、ある日、日記を書いたノートが異常を起こしたことで、自分が「グール」であることに気づく。信じられない事実に戸惑う中、彼は自らの中に潜む「書く衝動」と、それを制御する術を模索し始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 22:30:04
27690文字
会話率:35%
シフォンケーキに添い寝したいという感情を抱いてしまった主人公
その強い気持ちを抑えきれず…
初めて小説を投稿するので生暖かい目で見てください
最終更新:2025-01-13 19:37:31
16216文字
会話率:44%
「リザ! 君との婚約を破棄する!」
大勢の貴族たちが集まっている中、婚約者ライアンが勝ち誇った声で宣言する。
その隣には彼の浮気相手、カリン。
だが、二人の裏切りを私はとっくに知っていた。
「どうぞ、お幸せに」
冷静にそう告げ、王宮を
後にする。
ライアンが持病を抑えていられるのは、薬師である私が調合した薬のおかげだ。
だがもう関係ない。
腹上死でもなんでもすればいい。
そんなとき、庭園の隅でうなだれている美しい金髪の男性と出会う。
彼の名はエドワード。名門貴族の公爵だった。
体調不良の彼を救ったことで、私の人生は大きく動き出す。
※他サイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 13:05:58
9564文字
会話率:31%
私には解けない呪いがついている。__産まれた時からずっと。
優秀なリー侯爵家の一人娘として産まれたシェリー。
産まれながらにして、彼女の血液には〝不思議な力〟が備わっていた。だがその正しい情報を、王家のジーク殿下や周りの者が知る前に、彼女
の人生は必ず終わりを遂げてしまう。
それは貴族学校のクラスメイトでもあったルキが関係していた。
ルキは年齢と共に大きくなるシェリーの力を抑えることを条件に、彼女に協力するが、実はそれはルキの狙いで、シェリーは騙されて一方的な契約を結ばされただけだった。
秀才のルキの〝呪い〟を解くには、殿下の魔法の力が必要だった。だがしかし、殿下には仲睦まじい聖女アネシアがついており、シェリーはとある理由から、公的に近づくことすら出来なかった。その為、ルキの呪いでシェリーは命を落としてしまう。
だが、それだけで終わらない。ルキの呪いは魂が枯渇するまで終わらず、死んでも死んでも、同じ人生を繰り返す。そして必ずと言っていいほど、ルキと関わり、必ず死んだ。
6回目の人生がスタートし始めた時、シェリーは次も死ぬのなら、……ルキに出逢う前に死ぬ方法を考えよう。
同じように始まった6回目。でも、あるキッカケから、シェリーの運命が変わり始めた。
シェリーは呪いの業を解けるのか?
※気まぐれに思いついた作品を書いてみます。
子育て中の為、更新は超超亀亀です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 23:26:55
92254文字
会話率:53%
女魔王がこの世を統一して50年、彼女は山のような政務を放り出し、いまや老人となった元勇者と旅に出る。
その目的は、かつての戦いの際に命を落とした自らの子供達の転生者を探すこと。
彼女の子供達はみな人格者であり、正義感から土地土地の権力者
に目をつけられている。
女魔王にとって自らの正体を明かすことは即座に旅の中止を意味するが、我が子の不遇についつい怒りを抑えられず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 00:24:01
14916文字
会話率:30%
ある日の夜、突如45Pの体に異変が起きた。
形を失い膨れ上がるその体は、本殿を焼き払いながら圧倒的な暴力をまき散らしていく。
35Pは当然のこと、みこちでさえその圧倒的な欲望を抑え込むことは出来なかった。
一人、また一人と倒れていく35P
。
そんな危機的状況の中で、自分だけが逃がされてしまうみこち。
つい自分に対して言い訳を並べてしまう。
それを見つける金時先輩。
こぼれ落ちる涙の先にみこち何をみるのか!?
次週予告「あきらめない心だにぇ!」
来週のこの時間にFAQ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:10:00
7338文字
会話率:29%
豊葦原中国を統べる狼の皇子である青星は、七歳になり、真神の社を訪れる。そこでは、先祖の姿に化身できない代わりに、神々の声を聴く巫子が仕えていた。
初めての都の外に、好奇心を抑えられず、青星は、巫子達の暮らす神和寮に忍び込む。えもいわれぬ
芳香をたどって、行き着いた先には、愛らしい雌子の姿があった。
巫子見習いである斎子装束をまとったその者は、名を、白梅といった。青星は、その可憐な様子に心躍り、次第に惹かれていくが――。
命を燃やして生きた、帝と巫子の悲しい恋の物語。
★毎週土曜日20時掲載(全編執筆済み)
※カクヨムサイトに掲載の同名小説と同じ内容です。
一部下記のような描写があります。
※性描写有り(喘ぎ声・具体的な性器の表現なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 20:00:00
42557文字
会話率:30%
ムナオロス王国の国難になるとも予想された魔の谷スタンピードを被害ゼロに抑えた、一三歳の『青の魔女』シリン。当然のことながら救国のヒロインともてはやされ、その重要性からウィルキーラッツ公爵家嫡男ネイトとの婚約が定められた。しかし平民であったシ
リンは、全く楽観視してなかった。政略だから断れないし、お相手のネイトも今気持ちが盛り上がってるだけだろうし、結局シリンは貴族じゃないから。いい関係を築くにはどうしたらいいか。シリンはネイトに失恋魔法をかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:53:49
6822文字
会話率:40%
ラークメル王国第一王子ウィンストンは公爵令嬢を婚約者とし、次代の王となることが確実視されていた。しかし公爵令嬢は実家の勢力を頼みに我が儘し放題だったのだ。公爵令嬢はウィンストンの弟王子を好いていたため、弟王子なら我が儘を抑えられる可能性があ
った。ウィンストンは公爵令嬢と王位継承権一位の座を弟王子に譲り、自分は男爵令嬢コリー・レブンを選び取った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 07:17:26
8400文字
会話率:40%
ある日サポーターのカイセイは勇者パーティを追放される。
その理由は、物理攻撃力がなく、攻撃魔法も使えない。正真正銘のサポーターであり、まともに戦力にならない無能だからというものだった。
そもそもカイセイは、これまでサポートの腕を伸ばす
ことしか考えていなかった。
それでもいいとそんなカイセイをスカウトしたのは勇者たちだったのだ。
しかし、カイセイは勇者パーティの身勝手な理由で見捨てられてすぐ、魔王と出会い自分のスキルの本質を教えられる。それは、環境を自由に操れるというもの。
一方勇者パーティはカイセイのサポートを失ったことで没落していく。勇者パーティはカイセイのサポートがあったから敵と戦うことができていたのだ。
カイセイは魔王の元でスキルを使いやりたい放題やる中、勇者パーティはこれまで戦ってきた相手すらまともに勝てなくなっていく。
これは能力をひたすら抑えていた男が、能力を見抜かれ、その力で好き勝手やる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 10:14:34
141962文字
会話率:51%
精神系魔法の研究者、ライト・ミンドラは、ある日同僚にTS薬をぶっかけられたことをきっかけに自ら職を辞してやった。
同僚の今後を心配してやる必要がなくなったライトは、心機一転、新たな気持ちで王都から離れた森の奥へ。
誰も自分を知らない環
境でのびのび自分の全力を研究しようとスローライフを計画するも、周辺住民に目をつけられるだけでなく、なぜか魔法研究局局長たる姫様が追ってくる。
それでもゆったり一人で研究したいライトだったが、迫る問題を解決しているうちに精神操作魔法を悪用する輩の存在に気づき……!?
ライトは一人のんびりと、人里離れた環境で全力の研究ができるのか!?
これは、嫉妬で追われた少年が好意で追われる物語。
この作品は他サイトでも投稿しています
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 19:10:00
101282文字
会話率:47%
ドライバーやパターは苦手でも、あいつはアイアン名人。
最終更新:2024-12-27 07:00:00
518文字
会話率:0%
いいひと。いいやつ。
心地よい評価を受けるためには、自分を抑えつけなくちゃならない。
そんなんじゃつまんないよ?
最終更新:2022-05-18 13:05:26
466文字
会話率:0%
強すぎる薬は、毒になる。──王の血統が絶え、新たな王家を決める争いのさなかにある、ミロシュ王国。聖域『花の谷』は、神の花ロザの栽培と加工、そしてロザの力を引き出し薬にする花聖女の力で、独立を保っていた。花聖女ルティーダは、王候補レークと婚約
していたが、結婚式で突如として力を狂わせ、神殿中のロザを枯らしてしまう。彼女は聖域を追放され、妹のシアーシャが代わりに結婚した。──それから三年。もう一人の王候補であるトルフォンは、山奥の旧修道院で暮らすルティーダを発見した。力を抑えるため顔に染料で紋様を描いた彼女は、まるで魔女のよう。ルティーダに興味を持ったトルフォンは、あれこれ理由を付けて彼女を客人として連れ帰る。レークの元婚約者としての自分を利用しようとしているのでは? とルティーダは警戒しつつも、二人の距離は少しずつ縮まっていき……。そんな中、三年前の結婚式の裏側で起こっていたことが明らかに。力が狂った原因は、妹のシアーシャ!?/12時と20時に更新、25日夜に完結予定で全9話予約済です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 20:00:00
23872文字
会話率:45%
『人類の皆さんこんにちは』シーズン2の序盤では、異界が崩壊し均衡が再構築された後も、日常は完全な平穏を取り戻していませんでした。異界とつながっていた場所では「残滓」と呼ばれる現象が発生し、日常生活に影響を及ぼします。
アルカディアのメンバ
ーたち(和成、葵、夏美、そして猫の7)は、地方都市で異界の力の漏出により暴走する異能力者を鎮めるため奔走します。その過程で7が持つ特別な力が明らかとなり、暴走する能力者を抑える役割を果たします。
一方、異界の残滓がさらに強力な異形として変化し、都市の平穏を脅かす新たな脅威として現れます。その中で、異国の姫「ChinaRibonn」が登場し、彼女の癒しの力が仲間たちを助けます。彼女とアルカディアのメンバーは力を合わせ、異界の影を撃退します。
また、政府やカルト教団も独自の動きを見せ始め、裁定者のDNAを基にした異能力者の人工生成や、裁定者を崇拝する教団による生贄の儀式が描かれ、物語はさらに混迷を深めます。アルカディアは次なる異界の扉の封印に向かう一方、政府と教団の思惑が交錯していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 01:00:00
175987文字
会話率:66%
幼馴染みの美織への想いが溢れて止まらない高校生の主人公。
今日も今日とて自分の部屋で彼女への想いを叫んでいた。クッションに向かって。
しかし、溢れる想いを抑えきれず、彼はベランダに飛び出して美織への熱い想いを叫ぶのだった。
その瞬間、強い光
が彼を包んで……。
「それはまことか?」
次の瞬間、目を開けた彼の前には美織そっくりの金髪縦ロールの超絶美少女が立っていた!?
どうやら異世界転移とやらをしてしまったのだと理解した彼は何とかして元の世界に帰ろうと思うのだが、先ほどの愛の叫びを王女様である美少女に聞かれていて、しかも名前がミオリスだという彼女はそれを自分のことだと勘違い!
しかも情熱的な告白に胸を打たれて彼をベッドに誘ってきて!?
なろうラジオ大賞6参加作品です。
キーワードはベランダ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 21:09:55
999文字
会話率:62%
抑えられなくて伸ばした手。
つないでしまった手に驚くあなた。
届くのか届かないのかわからないあの瞬間のドキドキ。
一秒後には結果がわかってしまう、喉が熱くなる瞬間。
そんな詩を書いてみました。
最終更新:2023-03-29 22:10:08
669文字
会話率:0%