2025年9月。その都市は地獄となった_。
東京に点在する巨大人工都市「伊沢波ニュータウン」。海沿いに向けて造られたこの都市は貿易によって繁栄し、観光客も多数訪れ、栄華を極めた。そう、その日までは...。その日、伊沢波ニュータウン一帯に謎
の猛毒性ウィルスが流出。都市全域に及ぶ大規模な「爆発的感染(パンデミック)」を引き起こした。交通網は断たれ、ウィルスに感染した人間は次々とゾンビと化し、市民救助の為に投入された警察や自衛隊も壊滅的な被害に陥り、伊沢波は希望の光も見えない死の都市となった。そんな中で、ウィルスに対する特殊な抗体を持つ少年少女は生き延びた。彼等はレジスタンス部隊を作り、救助の来るその日まで、この残酷な運命に抗い続ける決意を固める。そしてその地獄の中で、記憶喪失の一人の少女が目覚める。彼女の中に封じ込められた記憶が蘇る時、そこに現れる真実とは...
これは、最後まで希望を捨てずに抗い続けた者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 01:46:30
2996文字
会話率:43%
大災害と呼ばれる小天体の地表激突から20年が過ぎた。
大災害を期に発生した特殊な伝染病を封じ込めるため築かれた絶対境界線の内側の世界、煉瓦台。そこには伝染病の発症者が起こす事件を解決するための組織、特種捜査機動隊がある。
その中でも発
症者だけを集められた3課は、若干20歳の課長代理である御剣京子、どんな遠距離でも百発百中の能力を持つ高校生の深水透、能力とは無関係に格闘戦を得意とする笹原美禽、絶対防御の能力を持つ臆病者の津賀野亮一など個性的な面々が集っていた。
ある日、煉瓦台と絶対境界線を挟んで隣接する八坂市で感染者が発見される。80名の外部感染者が新たに隔離され、煉瓦台に送られてきた。
そして煉瓦台を変えてしまう一連の事件が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 21:03:54
333912文字
会話率:29%
今から700年前、全てをゲーム感覚で楽しんでいる残虐な王様に歯向かう者が現れた。
勇者と魔王の戦争は100年続き、ついに魔王は勇者を呪い封じ込めた。
それが“レシフィア戦争”である。
私はそんな残虐非道な魔王に挑戦して来た勇者に敬意を讃え、
これを書き留めるーー。
彼女は、一字一句見逃さないように何度も何度も同じ所を繰り返し読んだ。
「今、再び勇者がこの世界に蘇るだろう……」
予言者が殺される直前に言った最後の言葉である。
もし、再び勇者が現れるとするならば。
この本は必ず魔王を倒す鍵になる。
彼女はぐっと拳を握って力を込めると早足で部屋を後にした。
空いていた窓から、月の光と共に穏やかな風が入り込んできた。
風がページを捲り、あるページに描かれていた紋章に月の光が当たった瞬間、本が輝き世界が真っ白に塗り潰された。
これは、とある国の魔王の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 00:56:02
1042文字
会話率:54%
インキュナブラ大陸は北西に凍土、東に火山と砂漠を有し、人間の生きられる場所は限られていた。この十数年、魔王の影響で凍土は拡大し続けている。凍土を封じ込めていた分厚くて巨大な三重の隔絶壁すら凍りつき、北の守りを固めていた聖火国はすでに風前の
灯だった。だが、隣国のマイヤールは動かない。いや、動けない。元々三つの小国が手を結んで一つになったマイヤール国は微妙なバランスの上に成り立っている。下手に軍を派兵し潰えては街の太守が反旗を翻すだろう…!
腐った大人たちの事情に振り回されるのはいつも子どもと決まっているもので。十一歳のリリアンヌは叔父に放り出されて勇者を目指す!? 力が全てな脳筋たちの世界で、元深窓のご令嬢は男装して頑張ります。半呆け師匠にマセガキ盗賊にムキムキなお兄さんにと愉快な仲間が賑やかす。魔物が跳梁跋扈するこの世界で果たして少女勇者は魔王を倒せるのか? 悪漢だらけの(社会性が)ダークなファンタジーの開幕です!
※後々残酷な描写が出てきます。鬱展開になります。地雷はどうか分かりませんが、とうていハートフルストーリィになりそうにないので、自己責任でどうぞ。
※アルファポリス様にも同じものを投稿しています。
※校正終わりました。これで読みやすくなっているはずです。リリアンヌの従弟の名前がセドリック・リドルからレイモン・リドルに変えております。2018.04.27.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 11:00:00
321729文字
会話率:62%
鈴木美耶は、神奈川県藤沢市に住む女子高生だった。
父の鈴木一郎は、自宅に事務所を構える建築士で、母の美咲は専業主婦。
そんな、ごく普通の家庭に育った、ごく普通の女子高生である所の美耶の前に、ある日突然、妖精が現れ話し掛けて来る。
それは、千
年の昔に魔神に珠に封じ込められた筈の、人とは決して理解し合う事の出来無い異質な生命体だった。
そしてそれは、星々に生きる者達の命と、その心を喰う化け物でもあったのだ。
beと名乗る妖精は、美耶の中の不思議な力に目を付け、それを手に入れる為に美耶の心を喰らおうとする。
美耶に危険が迫っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-18 12:00:00
106013文字
会話率:30%
夏休み。都内に住む高校生・平沢桂は、妹・椎奈の交通事故現場に遭遇する。
それは妹の服を無断で借りて出掛けようとした桂を椎奈が見咎めたことで発生した、馬鹿馬鹿しくも悲劇的な事故だった。
集中治療室のベッドに横たわる椎奈を前に自責の念に駆
られる桂は、忽然と現れた怪しげな女の申し出を受け入れてしまう。
女の奇妙な儀式によって意識は回復したものの、それと引き換えに椎奈の体には古代の鏡に千年間封じ込められていた太陽神・天照大御神の御魂が宿ってしまった。
意識を失うたびに入れ替わる、桂に対して微妙な緊張感を漂わせる椎奈と、千年ぶりの肉体を得てはしゃぐ天照。
日本神話の神、天宇受売や手力男神を道連れに、能面をかぶった謎の集団ヒモロギの襲撃を受けつつ、古代の神・猿田毘古の失われた社を求めて、舞台は東京から三重県へ、そしてなぜか日本有数の温泉街熱海へ。
古事記を下敷きにした不真面目なファンタジー小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 23:28:38
116067文字
会話率:44%
ゼウス災害。
地球を直撃する隕石を地球にある核弾頭搭載弾道弾で破壊したが、その破片は軌道上でリングを形成、一部の破片は地球に落下し世界各国に多大な被害を与えた。
しかし被害はそれだけに止まらなかった。
軌道上に形成されたリング、ゼウスベルト
は衛星を使用不能にし、さらには誘導弾に影響を与え、長距離からの使用は不可能になり、一定高度を飛行する航空機は撃墜された。
人類は大空を奪われたのだ。
地球に封じ込められた人類。各国は自国防衛のため戦力の増強を進め、日本も再軍備を行い現代に相応しい兵器を復活させた。
かつての主役、戦艦だ。
そして新たな戦艦ふそうの咆哮が蒼い海に今響き渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-23 21:48:18
6503文字
会話率:15%
魔王は奥さんに浮気の罰として呪いを掛けられ可愛いテディベアになってしまった! そしてその可愛さゆえに勇者パーティーの女性陣に日々攻略報酬の景品扱いされお持ち帰りされてしまう始末! そんなある日ひょっこりやって来た聖女と共に呪いを解くための旅
に出る筈が、それもまたただ単に巧妙にお持ち帰りされただけで、どころか聖女は呪いを利用し永久に魔王を封じ込めようとする! どうなる、魔王様!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 18:05:42
5992文字
会話率:52%
世界は、『禁忌』を犯した。
世界が『禁忌』を犯し、封じ込めて早千年。
『禁忌』を封じていたお社から『禁忌』の分身である『忌鬼《きおに》』が逃げ出してしまう。『忌鬼』は『禁忌』を解放するために『神狩り』を始める。世界に顕在する神を全て狩られ
てしまえば世界は『禁忌』を犯した贖罪、滅亡を受けなければならない。
それを阻止するために政府によって世界中から集められたのは神を臣下に持つ者達。そして彼らで『忌鬼』を滅し世界を救うための組織を設立する。
その組織に自身の臣下と共に行くことにした主人公。
これは世界が犯した『禁忌』とその贖罪を巡って繰り広げられる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 20:00:05
239946文字
会話率:37%
同族には鬼神、他種族からは闘人と呼ばれた父と人間の母を持つ子供、月夜 尊(つくよ みこと)。生まれてすぐに両親を亡くし、そこに偶然居合わせた元魔王が彼の師として、彼を育てていこうと誓う。
鬼神の肉体をもつ尊の戦闘能力は圧倒的だった。そ
こで師から、旅に出ろと言われた。
鬼神の力を封じ込め、一日3度だけ封印を解き全力を出せるというリミッターを付けられた尊だったが、問題なく戦闘をこなしてしまう始末。しかし、師の言いつけである旅の仲間を見つける事、世界を見て回る事を守るべく、奮闘する。
島育ちの非常識な尊が、仲間と共に世界中で起こる面白そうな事に首を突っ込んでみたり、厄介ごとに巻き込まれたりする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 23:00:00
19234文字
会話率:47%
かつて世界を創った神がいた。その神は創った世界は争いに溢れ闇が広がった。世界に溢れた闇、神の半身でもあるそれを封じ込めて悲しみのまま天界の門へと姿を隠した。時は経ち、再び闇が活動を始める。
※アルファポリスにも投稿しています
最終更新:2017-02-17 22:37:07
7060文字
会話率:18%
白雪姫と呼ばれた幸せな王妃は忘れ形見の王女を遺して早逝した。王女は母と同様に父王や皆に愛された……父が後妻を娶るまでは。後妻の王妃は王女を疎み、遂には幼い王女の悪戯を利用し、王女は死んだとして葬儀をあげ、誰もいない離宮に封じ込めた。ひとりで
生きる術もない王女は、飢え凍えて、死の床に横たわる。けれど、謎の声が聞こえ……。
そして、美しく成長した王女は、王妃の暴政に反旗を翻し、『死ら雪姫』と呼ばれる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 14:41:27
83301文字
会話率:55%
世界に溢れる穢れ
それを拭う存在がいた
三回の満月を迎えるごとに、塔を訪れる彼女たちだ
それは四季の廻りに合わせたものだった
とある人間はそれに目を付けた
穢れ、即ち人の負の感情を拭い去り、塔の中に封じ込める
この摂理を使い、その人間は横暴
に振る舞った
いくら好き勝手をしても彼女たちが負の感情を拭い去ってくれるから
やがて意思を持たないはずの彼女たちは、何度も繰り返す中で僅かな意識を生じさせた
塔の中ですべてを捨てて新たに汚れを拭う存在として歩み出すときにも、記憶を継承し始めた
なぜ私たちだけが人間の後始末をしなければいけないのか、疑問を抱き始めた
そして……幾星霜と繰り返し、限界を迎えた彼女たちは四季の廻りと共に役割を放棄した
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 07:00:00
3380文字
会話率:0%
「こんなに想う事になるとは思ってもいなかった… こんなに苦しい想いを抱きたくなかった… どうせ手に入らないというのに…」
「諦めることが常になっていた… こんなことになるなら距離を置いてほしかったのに…」
二人の想いはすれ違う。手に入らな
い彼女に焦がれる男と、自分の気持ちを封じ込めるのに慣れてしまって自分の気持ちに気がつけない少女。
二人の想いは神に引き裂かれるのだろうか?
珍しく良い神かも…
よろしければ覗いていって下さいませ~
この作品は『晴耕雨読』に載せたものを加筆と修正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 09:30:19
18239文字
会話率:25%
高く高くその手を掲げて!
そう!あの娘達が、帰ってきた!聖杖物語で語られなかった、3人娘達の出会い。
野間真子・西野陽那の真実の姿。幼い時代(とき)の、凄絶な姿、闘い。
さあ、今語ろう、その記憶を。歪められる前の記憶を・・・。
そして、如何
にして、どうして記憶が封じ込められたのかを。
マコとヒナは、美琴が戻って来る様に願い、取猫が居る<白猫堂>へやって来る。
そこで、秘宝<獣王の涙>を渡されて、記憶を消去する選択をする。
記憶を消す筈が、思わぬ反動で何かを思い出す事となった。
それは、自らの本当の力、自らに課せられた宿命。
そして、あの娘との絆を思い出す・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 22:10:53
43351文字
会話率:43%
感情を封じ込めた少年の日々を綴る単調で淡々とした日常ストーリー
最終更新:2016-09-10 18:23:00
201文字
会話率:0%
神様と恋をしよう。
花咲く様に笑う彼女。
神様だけど女の子。
三島リクは幼少の頃、目に見えない「モノ」を視る力を持っていた。
唯一の肉親である母ナオとの生活を脅かす「モノ」の姿は、リクにとっては恐怖でしかなかった。
「さあ、私に、神様
に願ってごらん。そんな怖いモノなんて、みんないなくなってしまえって」
稲荷神社で出会った少女に願った時から、リクの世界は灰色に包まれた。
少女のことも、「モノ」を視る力も、蓋によってリクの中奥深くに封じ込められた。
その代わり、リクの意識は深い霧に覆われた。
何を見ても、何を聞いても、何を考えても、自分がそこにいることを理解しきれない、不思議な感覚。
時が経ち、高校生になったリクは、夜道で不気味な何かに出会った。
黒い気配に心を貫かれ、リクは自分を覆う霧が晴れ、世界に色があることを久しぶりに知った。
悪夢の中で謎の存在に襲われたリクを助けてくれたのは、あの時稲荷神社にいた少女だった。
「やあ、久し振り、リク」
少女の名前はトヨウケビメノカミ、稲荷神社に祭られている神様だった。
女の子の姿をした神様トヨ。
トヨとの出会いと多くの不思議な関わりを経て、リクの毎日は彩りを取り戻していく。
リクだけが持つ特別な力は、二人を結ぶ縁となれるのか。
※)pixiv及びカクヨムに投稿されているものと同様の内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-11 21:00:00
75157文字
会話率:28%
堕ちきった生活をしていた悠は、自分のつらさを紛らわすため、自らの過去を現実逃避で封じ込めた。しかし、好きだった歌手シャルル エリーの出で立ちを調べるにつれ、自分の人生と向き合うこととなる。
最終更新:2016-07-11 01:31:05
5083文字
会話率:26%
最愛の双子の弟を病で失った凜子は、
周囲が弟を思い出の中に封じ込めていく事を受け入れられずにいた。
全て有のままに、生々しく留めていたい。
6月は、そんな思いに縛られる月。
最終更新:2016-06-25 18:00:00
6276文字
会話率:36%
僕が8歳を迎える年の6月。
それは唐突に起こった。
結界を破り、侵入してきた者達から逃げるため、裏山の祠から、人生で初めて敷地を出た。
その後、捕まった僕は名前以外の記憶とプラスの感情を封じ込められた。少しして監禁場所から脱走したものの、
追っ手がすぐに来た。
そこから、僕は本物の殺戮を覚えた。
貨物船に乗り込み、上陸した島でただひたすらに走った。辿り着いたのは、児童養護施設ひだまりの家。その施設で僕は少女・葵と出会った。
この出会いから…再び世界は急速に回り出す。
悪魔、天使又は堕天使、その他の人外種、人間の共存する世界…その中でも特殊な五星島が舞台の魔法、僕の人生、感情を中心に描く成長物語。
その物語には様々な者の思惑も絡まり出していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 21:12:38
77611文字
会話率:25%