日本一有名な昔話「桃太郎」を、綿密な時代考証を行った純文学として完全リメイク。
漢語伝来以前であることを考慮し、桃太郎を「モモコ」と言い換えるなど、リアリティを追求しながらも、動物を人間に置き換えるような恣意的な改変は一切行わず、時代
考証と「原作への忠実性」を両立させております。
なぜ桃太郎は動物と話せたのか?
黍団子は賄賂だったのか?
そもそも、「桃太郎」は暴力的な昔話なのでは?
・・・そういった疑問に真摯に向き合った、まじめな「小説版・桃太郎」です。
2018/01/20 解説作成。 http://ncode.syosetu.com/n2233en/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 21:58:48
50829文字
会話率:37%
ーーーー2030年。東京。
その日、何の予兆すらあるわけもなく世界は《黒の影》に覆われ、動物や人間などはほぼ消失した。
影が晴れるとそこには植物や建物、人間に隠れながら生活していた《魔導師》という存在だけが残った。魔導師は元の世界に戻
すため、1から人間を作り出し、その人間は世界の繁栄のために魔導師と手を組み協力しあった。
たった100年ほどで世界の再生はほぼ終わったが、その頃から魔導師は無力な人間を見下すようになり奴隷のように扱い始めていた。次第に人間はその扱いに耐えられなくなり反逆を起こし始める。人間は魔導師を《魔女》と呼ぶようになり始め、唯一魔導師に勝る力である機械開発の技術を使い《機械魔術兵器》を作り出した。
そして反逆の戦争、《魔女狩り》を始めた。
それから10年、人間と魔導師との地位は逆転し、人間は魔導師を見つけただけで殺すようになり、魔導師は人間から隠れるように生活していた。
ーーーー西暦2151年。
そして、黒の影の正体もわからぬまま約120年が経っていた。日本の国家が定める都市クラス【管理都市】にあたる旧埼玉県、現《管理都市B5-1区》。
それが私の住む世界である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 19:15:39
54971文字
会話率:36%
『あんな辛い思いをするくらいなら、恋なんか絶対にするもんか』
幼い日のトラウマから、そう心に決めた26歳独身、彼氏いない歴=年齢の森山志乃。
筋金入りの男性不審な彼女の心を変えたのは……
犬のように人懐っこい男だった!?
町役場の職員で
ある彼は、志乃にとって思い出の深い閉館間近のプラネタリウム解説員も兼業していて。
プラネタリウムや何気ない日常を通して二人は関わり、徐々に距離を縮めていく。
こじれ女と犬系男の、砂糖のように甘く焦れる恋物語。
※2017年3月14日 完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 18:03:50
69750文字
会話率:26%
ある日、王太子殿下から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢の私。
片腹痛いですわ! 後悔させて差し上げましょう。
転生などのゲーム要素はありません。
悪役令嬢の断罪的な立ち位置の主人公ですが、あくまでポジションがそんな感じというだけ
です。
なお、中編に、残酷と思われるかもしれない描写があります。
11月30日、モーニングスター大賞一次選考通過記念で、スコッティ視点を追加しました。
3月14日、ホワイトデー企画として、シグルド王子視点を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 06:31:24
22495文字
会話率:28%
宇宙、それは最後の大開拓地。そして、そこを研究する事で、人類の起源が分かる。宇宙には、今も地球から送り出された子らが多数いるのです。そんな彼ら、彼女らのお話。
最終更新:2017-03-13 12:16:19
11863文字
会話率:20%
ひとつでもずれていたのなら、僕は彼女に逢えなかっただろうし、
これから始まる物語はそもそも影も形もなかっただろう。
物語が始まることそれ自体がいいことなんだとは必ずしも言えないけれど、
少なくとも僕は彼女に出会えてよかったと思っている。
すべての始まりは、高校に入学したての4月。
桜が舞う、暖かい日だった。
始まりから、終わりまで。
その日々のことを、少し聞いていってほしい。
雪が溶け落ちるような、淡やかなで密やかな、恋のお話。
【自サイト「うさぎは空を飛べない」と重複投稿】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-12 13:00:00
74571文字
会話率:30%
かかってきた電話の相手はメリーさん──じゃなくて、メリーさん見習いらしい。で、まだ移動能力が使えないから歩いてくるんだと。あいつのいる長崎から、俺の住む青森まで。
やれやれしょうがない、電話の話し相手くらいにはなってやるか。
これはだら
だら暮らす大学生とてくてく歩くメリーさん見習いの、ありふれたひと夏の物語である。
*この作品はハーメルン様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 21:16:12
56842文字
会話率:51%
『嫌われ者の彼女を分かってあげられるのは僕だけ!?』
美人だけど乱暴で勝ち気な闇の魔女ミランダは誰からも嫌われる恐ろしい女の子。僕だって彼女のことは怖くてたまらないんだ。でも彼女は本当は・・・・・・。
あるゲーム内のNPC(ノン・
プレイヤー・キャラクター)である僕は国王様に仕える下級兵士。
そんな僕が任されている仕事は、闇の洞窟の恐ろしいボスにして国民の敵である魔女ミランダを見張る役目だった。
ミランダを退治せんと数々のプレイヤーたちが闇の洞窟に足を踏み入れるけど、魔女の奏でる死を呼ぶ魔法の前にことごとく敗れ去っていく。
ミランダの華麗にして極悪な振る舞いを毎日見せつけられる僕と、ことあるごとに僕を悪の道に引きずり込もうとするミランダ。
僕らは不本意ながら少しずつ仲良くなっていった。
だけどそんなある日……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 18:07:18
148698文字
会話率:22%
冴えない人生を憂いていた性悪男が、遂に念願の異世界転生を体験する。
夢が叶ったと小躍りする男だが、彼が転生したのはまさかの『ナレーター』だった!?
※この作品は以前『カオス』を題材にした企画に提出していたものです。
現在その作品は公開さ
れていないので、改めて投稿させて頂きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 21:46:41
12176文字
会話率:33%
ショートショート。
とある古書店で出逢った女性。
僕は一瞬で彼女に心を奪われた。
ちょっと切ない恋のお話。
最終更新:2017-02-27 22:55:39
2033文字
会話率:2%
羽海乃 雅は25才OL。普段は気が弱いくせに困った人を見かけたらついつい構ってしまう損な性格の持ち主。恋愛には全くご縁がない。
そんな彼女の悪友である永峯 佐奈が、彼女のために一計を案じ、素敵な先輩との出会いをセッティング。素敵な先輩上條
とあれよあれよという間に何故かやってみたかったボートの手漕ぎを先輩に御指南してもらうデートが実現。
人生初デートに向かう雅にある出来事が…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 00:00:00
117329文字
会話率:20%
これは、全てのコミケ参加者に送る物語である。
魔法少女が大好きな女子大生の中島翼は世界最大級の同人誌即売会コミックマーケットに参加することを決意し、年末東京に行くため空港に行く。
そこで出会った謎の青年、川西庄一とふとしたことがきっかけで
知り合い、偶然にも乗る飛行機も泊まるホテルも一緒だった翼は運命の出会いを感じ、彼に恋心を抱く。
同じ頃、佐久間直人も高校時代の友人加藤一成からコミケ参加に誘われて波乱万丈な三日間を過ごす。そこへ更に地元で高校教師をしている綾瀬玲子も加わる。
これは妄想、欲望、自己顕示……様々な感情や思いが交じり合い二度とやってこない一年を締め括る一大決戦のほんの一部の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-20 10:26:54
89068文字
会話率:55%
平凡でも幸せなサラリーマンが洞穴になった。
何を言っているのか分からないとは思うが、俺も訳が分からない。
39歳既婚者の異世界ライフが幕を開けた。
ツギクルでも掲載中
最終更新:2017-02-19 06:28:45
80754文字
会話率:27%
誰もが産まれてから1度は持つであろう「願い」というモノ。
それは科学が発達した今日の社会では、現実的であるか無いかなど、すぐにわかるモノばかりだ。
だが、もしも叶えられないと思っていた願いを叶えられるようになったとしたら…君は願いを叶えよ
うとするだろうか?
たとえその過程にどんな犠牲を払っても…
たとえその過程がどれほど辛い道のりでも…
たとえその過程のうちに願いすら忘れてしまっても…
君は自分の願いを叶えようと思うだろうか?
チカラを望む者に自らのチカラを貸し、自らもまた天界の長になろうとする天使。
チカラを持つ者からチカラを借り、自らの願いを叶えようとする人間。
2人(?)の戦いが幕を開ける———
※あまりなろう向けではありませんのであらかじめご了承ください。
非王道、非テンプレであり、主人公チート、主人公ハーレム、など一切出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-08 22:00:00
166122文字
会話率:51%
佐藤祐介は剣道を学ぶ17歳の高校生である。
彼の祖父でもあり剣の師匠である佐藤英二が亡くなった後、道場で祖父の形見の刀を持ったとたん、急に地震に巻き込まれ、目を開けると、知らない場所に来てしまっていた。
そこで困っていた少女2人に協力する
と、2人は、西郷吉之助、大久保正助と名乗り、自分が江戸末期の薩摩、しかも一部の人間が女性となっていて、本来の歴史と違うところに来てしまったと自覚する。
その2人を藩主となって見出す島津斉彬も少女。元の世界に戻るために、歴史を狂わせてはいけないと思い、島津斉彬に協力して、彼女を藩主にしようと祐介は剣道から学んだ高い志と精神力で奔走するのであった。
※時代としては、鎖国が解除される少し前から、島津斉彬が藩主になるまでの薩摩の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 21:00:00
95180文字
会話率:48%
母親が祖母の体調不良のため、実家に戻ることになり、父親が既に他界している木村家の1人息子の木村健吾は、1人暮らしをするはずであった。
だが、母親の友人である林順子が、1人暮らしは良くないと、自分の家にしばらく健吾を預かることを提案する。
母親もそれに賛成し、健吾は林家にお世話になるのだが、健吾には1つ気になることがあった。
それは、順子の1人娘である、林水鳥の存在だ。
水鳥は健吾と母親同士が仲がよかったこともあり、幼馴染の関係だったのだが、ここ数年は、水鳥が健吾を嫌っていて、とても仲がいいとは言えない状態が続いていた。
しかも、順子が提案したのは、家族同然に過ごすということで、水鳥を妹として、そして水鳥には、健吾を兄と呼ばせることだった。
更に険悪になっていきそうな関係だったが、健吾は今回のことをきっかけに水鳥とまた仲良くなろうと奔走する。
果たして、不思議な兄妹関係になった2人の関係はどのようになっていくのか?
ギリギリ義理の妹の彼女と過ごすラブコメディです。
※1 と、いうわけで、妹と言っても血のつながりは皆無なので、近親相姦とかそういうことはいっさいございません。
※2 ハーレム要素はあまり期待しないでください(無いとは言っていない)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 07:00:00
49784文字
会話率:64%
時間をテーマに
現在から
過去へ
未来へ
様々な人間模様が時間を通して
見えてくるはずです
タイトルですが
「審判の時」・・・
ジャッジメント タイムではありません
登場人物が利用した
時間そのものを裁く物語です
誰が何のために
どの時
代へ行くのか
それぞれの主人公に章を設け
物語が進んで行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 00:14:45
18655文字
会話率:34%
── ある強い雨の夜 暗い洞窟の奥で 私はあの人に出会いました ──
罪人となった一人の傭兵と、力を失った女神の物語。
以下、長いので興味がお有りなら是非
「ねえねえ、おばばさま。あのお話聞かせてよ。ゆうしゃさまのお話!」
「はいはい、わかったからこっちへおいで。このお話は、ばばの生まれるず〜と昔のお話じゃよ」
「うんうん!」
「勇者様はね、神様が鍛えた大きな大きな聖なる剣と悪魔が産み落とした瘴気を纏った剣、2つの剣を携えていたそうじゃ。そして女神と魔神、常に二柱の神様を従えていたそうじゃ。天も魔も、聖も邪も彼にとっては別段どうでもいいことだったのかもしれんのお」
「へえ~それでそれで」
「それでの勇者様は世直しの旅をしながら、飢えてる人を救い、悪人にはその道を説き、迷っている人を導き、人に害をなす魔物をちぎっては投げちぎっては投げ、この世の悪と言う悪を綺麗さっぱり片付けたのじゃ」
「うんうん、それで!」
「魔法みたいなものも使えての、不治の病で困ったひとがおったならたちどころに癒やし、吉凶を占い、この国を豊かで平和な国に導いた御方じゃ」
「すごいすごい!ボクもゆうしゃさまみたいになりたいな!ねぇねぇ、おねえちゃん、ゆうしゃさまってすごいね!」
「う~ん、なんて言ったらいいんですかねぇ。そこまですごいって感じの人じゃなかったような気がするんですけど。あはは……」
町外れにひっそりと佇む小さな墓。そこにひとりの女が、小さく膝を抱えていた。全体に広がる擦れ、苔、ひび割れから、かなり古いものだと確認できる。女はその場のしんみりした空気に似つかない朗らかな笑みを浮かべ、ぽつり口を開く。
「クーロンさんが伝説の勇者なんですって。しかも話がすんごいことになっちゃってます。あはは……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-02 13:12:12
475374文字
会話率:42%
彼女が椅子に座る瞬間の姿に魅かれた僕は、その姿を一回でも多く見たいと望む。けれど何故だか、彼女はなかなかその姿を僕に見せてくれない。一体何故? 彼女には何か事情が?
最終更新:2017-02-02 12:59:57
8052文字
会話率:10%
突然の戦争で敵国に取り残された叔母と妹を救うため、僕とおじさんは国境を越える。
最終更新:2017-02-01 12:51:20
7743文字
会話率:17%
何の取り得もない三十歳、無職のダメ男。
職を探しに職安を訪れ、そこでなんとも怪しげな求人を見つける。
応募するまいとする意思とは裏腹に、その求人に申し込みをしてしまう。
それが全ての始まりだった。
職安を出る。謎の美少女との出会い。む
さ苦しいオヤジ連中との談話。その瞬間ーー上空に歪みが出来、その中から巨大な宇宙船が現れる。
瞬間辺りは焼け野原と化す。
阿鼻叫喚の地獄絵図。
日本は四十七の陸地に分断された。
そんな中、死んだと思っていたダメ男の主人公はとある会社の説明会に参加していた。
先程の応募会社だ。
どうやら死ぬ瞬間に転送されたらしい。
そしてその会社の仕事内容はこう。
[地球外知的生命体に支配された世界を救う事]
そんな会社に入社してしまったダメ男に果たして世界を救うことは出来るのか!?
選ばれし無職の四十七人。
10%しか使われていない脳の未知の領域を解放する薬を手にし、特注品のリクルートスーツを身に纏い、特殊な脳力を手に入れた四十七都道府県の男女が世界を救済する。
そしてダメ男がその分断されたピースの一つである神奈川県を舞台に活躍劇を繰り広げる神奈川奪還が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 21:10:39
99396文字
会話率:48%
姉と妹、兄と妹、姉と弟。
お互いに心の底から大切に思っているのは確かなのに、それぞれの思いは絶望的にかみ合わない。誰もが本意ではない関係でありながら、一方で皮肉にもとても安定した関係となっていた現状に、妹の結婚という一石が投じられて小さなさ
ざめきが立つ。
決定的ではなくとも、確かな影響をそれぞれの関係性に与えたその結果は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-30 03:30:00
6826文字
会話率:38%
藤野和那は、姉の貴子とともに、二人の妹である亜希から結婚の報告を受ける。
和那は驚きながらも、自然と彼女との思い出が次々に浮かんできて感傷的な気分になる。
そんな姿を姉に呆れられながら、妹に向けて祝福の言葉を送ると、彼女からはこう返される。
次は二人の番だ、と。もう自分に対して気を使う必要はないはずだ、と。
姉と妹、兄と妹、姉と弟。血縁の関係と義理の関係。
お互いを思い合う気持ちはとても強いのに、その形はそれぞれに異なっていて噛み合わない。
歪な形で安定しそうになっていたその関係性は、妹の結婚でどのように変わるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-23 00:37:32
5936文字
会話率:50%