明治七年に佐賀で勃発した「佐賀の役」の物語。
2月16日、明治政府の大久保利通率いる政府軍と、島義勇を総裁とする憂国社二千名、江藤新平を中心とする征韓社一千名が、佐賀の地で激突しする。江藤は2月23日に戦線を離脱するが、その後も戦場に踏
みとどまる島らの許へ、2月27日夜、憂国社幹部で島の従弟、木原隆忠(義四郎)が訪れ、必死に止戦を説く。
3万字弱の短編になります。お楽しみ頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 16:21:38
12779文字
会話率:38%
明治11年(1878年)日本史史上最大の内戦「西南戦争」
を乗り越えた明治新政府の黒田清隆らは同じ鹿児島出身である大久保利通や川路利良と共に、その傷が癒える間もなく次の難題がふりかかろうとしていた。
巨星 西郷隆盛の死と薩摩、長州の藩閥ごと
の思惑が
歴史を思わぬ方向へとつき動かしていく…
この作品は「https://kakuyomu.jp/works/16816927861329062866」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 03:14:15
3283文字
会話率:30%
明治新政府で重要な立場に就く退助だったが、
征韓論であえなく辞職し下野。
自由民権運動へと突き進み、政治結社を設立、
日本中を駆け回るのだった。
最終更新:2021-05-02 10:08:18
67417文字
会話率:13%
お里と別れた退助は、その後藩の中枢へと昇る。
土佐藩の軍務改革を実行し、いよいよ討幕の道筋を切り開く。
鳥羽伏見の戦いの渦に飛び込み着々と戦果を挙げるのだった。
乾退助から板垣退助へと名を改め、新時代の幕開けを切り開く。
最終更新:2021-05-02 10:00:54
67384文字
会話率:13%
幕末の動乱が日本に迫っていた。
江戸幕府は限界を迎えてきている。
新しい時代を切り開く幕末の偉君西郷隆盛と大久保利通の人生を追う。
最終更新:2019-02-11 16:00:00
10619文字
会話率:44%
最終回を迎えた『西郷どん』の、西郷さんと大久保利通の奇跡の無私無欲について。
キーワード:
最終更新:2018-12-17 06:48:05
2270文字
会話率:0%
明治十年、その年はまさに戦乱の嵐が吹き荒ぶ。
その渦中の中に身を置く男が一人。
名を、木戸孝允。
幕末の動乱から明治維新まで駆け抜けた、巨星であった。
最終更新:2017-10-07 19:37:23
4504文字
会話率:22%
佐藤祐介は剣道を学ぶ17歳の高校生である。
彼の祖父でもあり剣の師匠である佐藤英二が亡くなった後、道場で祖父の形見の刀を持ったとたん、急に地震に巻き込まれ、目を開けると、知らない場所に来てしまっていた。
そこで困っていた少女2人に協力する
と、2人は、西郷吉之助、大久保正助と名乗り、自分が江戸末期の薩摩、しかも一部の人間が女性となっていて、本来の歴史と違うところに来てしまったと自覚する。
その2人を藩主となって見出す島津斉彬も少女。元の世界に戻るために、歴史を狂わせてはいけないと思い、島津斉彬に協力して、彼女を藩主にしようと祐介は剣道から学んだ高い志と精神力で奔走するのであった。
※時代としては、鎖国が解除される少し前から、島津斉彬が藩主になるまでの薩摩の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 21:00:00
95180文字
会話率:48%
明治維新を成し遂げてから十年後、東京を守護する徳川魔方陣が妖魔の手によって破壊された。妖魔が民間人を襲撃する事態に内務卿・大久保利通は英国の妖術組織『闇乃翼(ウイングオブダーク)』で修行している元徳川隠密剣士の有馬総介に帰国命令を下した。
闇乃翼の仲間であるロバートを引連れて帰国した総介を待っていたのは闇乃道化師が和泉邸の家主・仙一郎を襲撃するという犯行予告だった。仕事を受けた総介たちは魔方陣の中心地・紅葉山へ向かうと女陰陽師・桜宮沙那と出会った。
久しい再会だが沙那は憂鬱だった。それは政府専属占術師・バロムが魔方陣を破壊して新たな結界を張る計画を明かしたのだ。結界を破壊することで日本が厄災を招くことを憂いた桜宮一門は政府を糾弾するも逆賊の汚名を着せられた。この事態に困窮した一門は彼女に形見を託して集団自決を果たした。
家族を追窮した政府に憎悪を抱く彼女の心情に総介は心痛した。それは自分の父も戊辰戦争で亡くしたトラウマと佐那の気持ちが重なったのである。そして犯行予告日の深夜、妖術士の二人と佐那、更に和泉家の執事である大田原と警官隊が邸内に結集した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 14:05:20
76372文字
会話率:33%
陰陽師の導きにより天命を受けた者達が京の都に集った。人の業により鬼妖となった【モノ】から平将門と菅原道真の躯を護るため、彼らは再び刀を手にする。※幕末から抜け出せない作者の第二作目です。歴史的史実は文献を参考にしておりますが、半分程になりま
す。一作目が完結していないので、更新はゆったりである事、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 01:22:37
39542文字
会話率:55%