王立学園の試験に準備もやる気もなく参加した私は不思議な体験をした。試験の内容がバッチリわかってしまうのだ。そして、解答用紙がまるでスローモーションのように回収されるのを見ながら、自分が成り上がり伯爵家の悪役令嬢ルルーシアであることを思い出す
。
ファンタジー世界に来たなら、悪役令嬢より冒険者になりたい。そして、婚約者の第一王子やヒロインがいる特待クラスに入りたくない。
私は、冒険者クラスを選択すべく貴族令嬢は免除される実技試験に臨む。しかし、初戦から対戦相手が第一王子なのだった。
いや、令嬢の鑑とかいいので! 私、冒険者になりますから! そう決意したものの、なぜか第一王子は冒険者クラスに在籍した上に、今まで興味のなかった私のことをやたらと構い出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 00:00:00
175348文字
会話率:39%
年頃になり、私、リアスティアにも婚約者が決まった。親が決めた婚約者というやつだ。
貧乏伯爵家の私には不釣り合いな、侯爵家次男の若き騎士。親には決して逃すなと言明されている優良物件だ。
しかし、現在私は友人たちに憐れみの目を向け
られている。婚約者は、冷酷騎士として名を馳せるお方なのだ。
もう、何回かお会いしたけれど、婚約者のお茶会ですら、私のことを冷たく見据えるばかりで一向に距離が縮まる様子なし。
「あっ、あの。ゼフィー様?」
「……なんだ」
わぁ。やっぱり無理ぃ……。鋼メンタルとか言われる私ですら、会話が続かない。
こうなったら、嫌われて婚約破棄してもらおう!
私は、そんな安易な考えで冷酷騎士に決闘を挑むことにするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 01:45:53
61862文字
会話率:39%
落ちこぼれ錬金術師の私は、今日も錬金術で作り上げた意思のある植物のツタに絡みつかれ、逆さづりにされていた。
そして、お約束のように私のことを助けてくれる上司は、乙女ゲームの序盤でヒロインをかばって死んでしまう私の推しの上級錬金術師様だ。
「とりあえず、報告書を出せ」
13回目の実験失敗により、物語は動き始める。
それは、隠しヒーローの新しいシナリオの始まりなのかもしれないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 17:40:51
3864文字
会話率:34%
私の名前はミリー・アイス。武力で有名な辺境伯令嬢だよ。私の周りには私に下心がある人しか寄ってこないと思っていたけど、ひょんなことから私のことを純粋に慕ってくれる後輩の男の子に出会った。
可愛い後輩と思っていたけど‥‥‥この後輩、本気で可愛く
ないかい? 何故私は今までこんなに可愛いことに気が付かなかったんだい? というか、何故周りはこの可愛さに気が付かないんだい?
リアムくんが天使だってことを皆んなにも知ってほしい!!!!
強引一途な辺境伯令嬢×小心者貧乏男爵子息の恋物語。
⭐︎ こちらの作品は、デート中に「飲み物買ってくるから、ちょっと待ってて」と言われて、待たされている女の子をナンパするのが生業です! の続編です。
シリーズものとなっております。
前作を見れば、より一層楽しんんでいただけると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 19:09:29
12512文字
会話率:43%
いつも登下校を一緒にする、ただの友達の男の子が、いる。彼は私のことをなんとも思ってないだろう。
……だって間接キス、意識してくれないし。
だから、私はいつもちょっとだけ、アプローチしている。彼に気付かれないよう、ちょっとずつ、ちょっと
ずつ、ほんの少しずつ。
・作者コメ
バレンタインチョコに自分の成分混ぜる行為と同じようなお話です。愛重ぉ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 04:13:16
909文字
会話率:47%
飯田麻里子はアルバイトでバレエスクールの講師をしている大学4年生。生徒の叔父である真野涼介さんとふとしたことから知り合い、社交上のパートナーを務めることに。
「好きになっちゃうから、もう会えない」
「貴女のことが好きなので、遠慮なく私のこ
とを好きになってください」
恋愛経験ゼロの麻里子と見た目は大人だけど中身はお坊っちゃまな涼介の恋物語。
出会ってから結婚するまでの、のほほんとしたお話。
事故による怪我の描写があります。
性的な単語やそういった場を想像させるような表現があるので、念のためR15にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 23:00:00
32561文字
会話率:57%
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』『売れ残り』などと妹たちから罵られる。
働き先も
なく、妹の嫁いだ屋敷で使用人として馬車馬のように働かされていた。
しかし、そんなある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女と判定された。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、アンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子が、あんたみたいな穢れた血の売れ残り令嬢に興味あるわけないでしょ」
過去に王子へ好意を寄せていた妹にはこう馬鹿にされ、自分でも愛などありえない白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から妹じゃなくて、私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
※短編版の続きです。
ざまぁも間接的なものではなく最終的には直接的なものになります。
溺愛も強化版!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:13:35
101268文字
会話率:29%
アンナ・リシュリルは、妾(めかけ)の子だからという理由で幼い頃から迫害されて生きてきた。
そのせい、28歳になっても未婚。
貴族は20歳前後で結婚するのが当たり前であるなか、『行き遅れ』などと妹たちから罵られていた。
しかし、そんな
ある日。
神に選ばれたアンナは、数百年に一度しか現れない奇跡の存在・聖女となった。
しかも、『聖女は王子と結婚すること』と国の規定に定められており、アンナは王子の元へ嫁ぐこととなるーーーー。
「どうせ愛のない結婚よ! あたしですら落とせなかった王子があんたなんかに興味あるわけないでしょ」
妹にはこう馬鹿にされ、自分でも白い結婚だと思っていたが…………
あれ、王子の様子がどうもおかしい?
なんで私と目を合わせるだけで頬を真っ赤にしてるの?
え、昔から私のことを見てた?
辛い境遇で育つも、メンタル強めかつ実は美人(自覚なし)な行き遅れ令嬢がついに幸せな春を迎えるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 18:10:44
15788文字
会話率:23%
婚約者のモーリー嬢はいつも私以外の男性の手をとり、私のことを蔑んでいる。
彼女の不貞が原因となって婚約を解消したがなにやら記憶を失ったらしい。
記憶喪失なんて本当にあるのか…?明らかに言動がおかしい。
※R15は念のため 転生ものではありま
せん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 09:00:00
11709文字
会話率:44%
恋愛観が狂った女の子が一人の男の子を手に入れるまで。別に支配下に置けるならそれでよくないですか?
広義的にはヤンデレだと思います。
拙い文章ですがよろしくお願いします。
最終更新:2022-09-29 18:00:00
6267文字
会話率:0%
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だとい
つも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
*アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 13:48:32
9712文字
会話率:38%
婚約者の心には愛する女性がいた。
でも貴族の婚姻とは家と家を繋ぐのが目的だからそれも仕方がないことだと承知して婚姻を結んだ。私だって彼を愛して婚姻を結んだ訳ではないのだから。
でも穏やかな結婚生活が私と彼の間に愛を芽生えさせ、いつしか永遠
の愛を誓うようになる。
だがそんな幸せな生活は突然終わりを告げてしまう。
夫のかつての想い人が現れてから私は彼の本心を知ってしまい…。
*設定はゆるいです。
※アルファポリスにて投稿完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 19:16:13
43080文字
会話率:12%
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だ
が彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
※この作品はアルファポリス様にて投稿完結済みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 07:53:57
97833文字
会話率:14%
「だって先輩は、カッコイイし、私のことをお姫様みたいに──」
「先輩がいなくなってから大変だったんですよ~」
「そうじゃないと、私がまたいじめられて……」
俺にトラウマを与えてくれた三人のことが、頭から離れなかった。そして、そんな三人に
苦しんでいる俺の事を心配してくれる優しい妹。
妹の涙をみた俺は、一つの決意をする──
これは、優しかったがゆえに苦しんだ男が、幸せの第一歩を踏み出すお話。そう、その価値・大切さを失ってから気づいたのでは、手遅れなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 13:11:48
9614文字
会話率:49%
とある国の、花も恥じらう乙女と言われる年代の私は、学園に通う伯爵家の娘の一人だ。
私が人と違うことの一つは、領地が水害続きで家が貧乏であること。もう一つは、八歳になった感謝を神様にお伝えするこの国伝統の礼拝のときに、神様から加護を授か
ったことだ。
神様からの加護は、数年に一人授かることが出来るか出来ないかの奇跡だ。ただ、残念ながら、私が授かった加護は、この国の歴史書に記されているような、素晴らしい加護ではなかった。
父母の話では、私が加護を授かったという噂の広がりとともに、怒涛のように押し寄せた婚約話は、私の加護の内容が知られたとたんに、潮のように引いていったそうだ。子供だった私には、関係のないことだ。
成長するにつれ、私のことを残念な加護持ちと、人々が噂していることを知ったが、私にはどうでもよかった。貧乏なのに、学園に通わせてくれた両親と兄のために、私は真面目に学園に通い勉強した。家族に経済的な負担をかけないために、神様から授かった加護を、私のお小遣い稼ぎに活用した。
これは、そんな私の日常を、神様が私に授けてくださった加護が、叩き壊してくれたお話である。
カクヨム にも投稿しています。カクヨム週間ランキング 恋愛で、64位をいただきました。
お頼みしていただけましたら幸いです。完結まで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 07:00:00
36536文字
会話率:31%
「住込で使用人を雇いたいのだが」
旦那の言葉は私のことを思いやっての言葉だと思った。
家事も好きでやってきたことで使用人はいらないと思っていたのだが、受け入れることにした。
「ところで誰を雇いましょうか? 私の実家の使用人を抜粋しますか
?」
「いや、実はもう決まっている」
すでに私に相談する前からこの話は決まっていたのだ。
旦那の幼馴染を使用人として雇うことになってしまった。
しかも、旦那の気遣いかと思ったのに、報酬の支払いは全て私。
さらに使用人は家事など全くできないので一から丁寧に教えなければならない。
とんでもない幼馴染が家に住込で働くことになってしまい私のストレスと身体はピンチを迎えていた。
たまらず私は実家に逃げることになったのだが、この行動が私の人生を大きく変えていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 12:33:14
52762文字
会話率:47%
──夢を見た。
とても長い夢だった。
しかし、内容は忘れていた。
目が覚める。
私が寝ていたのは森の中だ。
家に帰り、私は出会った。
一人の美しい少女に。
少女は私にこう言った。
「あと三日で私のことを好きになって」と。
最終更新:2022-07-31 21:26:52
167050文字
会話率:20%
私の婚約者のエドワード様は私のことを「アリーシア」と呼び、私の妹のクラウディアのことを「ディア」と愛称で呼ぶ。
エドワード様は当家を訪ねて来るたびに私には黄色い薔薇を十五本、妹のクラウディアにはピンクの薔薇を七本渡す。
エドワード様は薔
薇の花言葉が色と本数によって違うことをご存知ないのかしら?
それにピンクはエドワード様の髪と瞳の色。自分の髪や瞳の色の花を異性に贈る意味をエドワード様が知らないはずがないわ。
エドワード様はクラウディアを愛しているのね。二人が愛し合っているなら私は身を引くわ。
そう思って私はエドワード様との婚約を解消した。
なのに婚約を解消したはずのエドワード様が先触れもなく当家を訪れ、私のことを「シア」と呼び迫ってきて……。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※他サイトにも投稿する予定です。小説家になろう先行投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 17:22:02
8453文字
会話率:33%
世界的に有名なアプリの無名「キラセ」の僕。
実は有名人に推されていた!?
最終更新:2022-07-07 22:24:00
980文字
会話率:49%
貧乏な家で生まれ育った少女、慎見結衣。そんな彼女の元に一本の電話が届く。その内容は
・お金持ちのお嬢さまが結衣に惚れた
・お嬢さまも通う金楼学園に通ってほしい
・もし結衣に惚れたお嬢さまの名前を言い当てられたら10億円をプレゼント
とい
うものであった。怪しい電話ながらも結衣はそれを承諾。貧乏の身でありながら、超お嬢様学校に通うことになる。
これは……数々のお金持ちの令嬢を次々と無自覚に落としていきながら、自分を入学させた「お嬢さま」を探す学園ラブコメである。
※本作の鍵、そしてヒロインである「お嬢さま」はもう決まっております。変更することはありません。
しかし、お気に入りのキャラクター、気になるキャラクターができたらぜひ感想欄やTwitter等で教えてください。主人公と絡む機会や出番を増やすことに尽力します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 16:26:50
104268文字
会話率:51%
不動にして無敗、ヴェルテの鉄壁と呼ばれた女騎士ウルリカ・ティエラ
夫であるパドリールの不穏な動きに活性化する近隣の魔物たちに頭を悩ませながら、年下の少女に手を出そうとする夫を止めるべく動いた結果の物語
「ああ不動ってそういう……。センスが
いい、よく私のことを分かっているようだからこのドラゴンの鱗をやろう」
「パドリィィィルゥゥゥ!!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 01:40:33
23564文字
会話率:38%
これまで一途に愛を注ぎ続けてきたというのに、今さら関係を終わりにしたいと言い出すなんて。
だけど私は知っている。
あなたは、私のことが大好きだ。あなたは、私のことを愛している。あなたは、私がいないと、生きていけない。
最終更新:2022-07-02 22:04:55
10064文字
会話率:69%
一度目の人生は、婚約者の王子を誑かした女に無実の罪をきせられて、処刑された。
二度目の人生は、怒り狂った王子から脅迫まがいの言葉を受けている最中に、滑って海の中へと落ちて溺死した。
三度目の人生が今始まろうとしている。
私?今度こそ、好きに
させてもらいます!
おとなしく言いなりになるのも嫌ですし、国外逃亡しようと思うのです。
幸い、海を隔てた先にある国では、だれも私のことを知らないようですし……?
身分も名前も偽って、出会ったのは笑顔が素敵な青年、アルと名乗る人物。
今世では護身術に毒耐性に各国の歴史や主要人物も予習済み。準備は万端。
自国へ帰るつもり……?そんなもの微塵もありません。
私は、姫様付きの侍女として職務を全うしてますからね!これは、三度目の人生にして、私が正直に生きようと決める物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 14:36:26
6066文字
会話率:45%
超名門学園に合格した私ことフェリア。家に帰ると見知らぬ悪魔従者、アルガスがいた。私のことを姫と呼ぶけど、心当たりがない。学校では王子に目をつけられるし、高位種の使い魔が2人いることから目立ってしまう。時々懐かしくも苦しい気持ちになるのはなぜ
? 姫って誰なの? ある日私たちはこの国を揺るがす陰謀を知ってしまう。私たちは真実を見つけられるのか。『私は誰? 』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 21:00:00
49736文字
会話率:44%