聖女の力が発現し、王家と不本意な婚約を結ばされた子爵令嬢オリヴィア。
とある念願を果たすために国一番の聖女となり、精一杯務めを果たしていたが、王太子の婚約者の座を狙う令嬢に力を奪われて、断罪されようとしていた。
(残酷な描写、不愉
快な描写が入ります。苦手要素がないかキーワードをご確認ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 13:04:19
17096文字
会話率:25%
「オリヴィア・アトワール公爵令嬢。貴殿の罪は王太子の婚約者という立場でありながら、妃教育を軽んじ、必要な教養を身に着けなかったことである。よって今日これをもってオリヴィアと王太子の婚約は破棄。かわりにこちらの、教養高き我が娘ティアナ・レモー
ネ伯爵令嬢を王太子であるアラン王子の婚約者とす」。突然城に呼び出されたオリヴィアはレモーネ大臣にそう告げられて唖然とした。視線の先では、婚約者であった王太子アランが、レモーネ伯爵令嬢ティアナととも立っている。何を隠そうオリヴィアに向かって「馬鹿のふりをしろ」と言ったのはアランであるのに。「それとも愚かなその頭では、現状すら理解できないか?」オリヴィアに向かってそう言う王太子アランは、過去に自分が何を命じたかを忘れてしまったのだろうか?そしてあきれるオリヴィアのもとに颯爽と現れた第二王子サイラスが突然求婚⁉なにがどうなっているの?状況が把握できないオリヴィアだが、これだけは言える。殿下、わたし、もう馬鹿のふりはしなくてよろしいですわね?
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 21:34:28
238674文字
会話率:40%
前世の記憶を持つアドリアーナはこの世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役令嬢だということを知っていた。乙女ゲームにありがちな学園物のストーリーで、卒業前のプロムで全生徒を前に悪役令嬢が断罪されて、ヒーローとヒロインが結ばれるというありがちなス
トーリーだ。
「でも、悪役令嬢はヒロインを虐げるから悪役令嬢なんであって、何もしなければ悪役令嬢になるはずもないわよね?」
ここはゲームの世界のようだが現実なので、ありえない罪で裁かれるはずもないとアドリアーナは楽観的に考える。むしろ容姿端麗成績優秀、お金持ちで公爵令嬢で王太子の婚約者というハイスペックなアドリアーナに転生したことを喜ぶべきではないのか!
そんな風に思っていたアドリアーナだったが、十歳の時に婚約したヴァルフレードを前に、妄想していたハッピーライフは砕け散った。どうやらヴァルフレードはアドリアーナとの婚約が嫌で嫌で仕方がないらしい。アドリアーナとの婚約は政治的なバランスを考えて整えられた政略結婚なので恋愛感情が伴わなくても致し方ないが、夢見る乙女のような少年ヴァルフレードは、自分が好きな女性と結婚したかったのにとことあるごとにアドリアーナを詰った。
アドリアーナは自分の未来に絶望したが、学園に入学後、彼女はもっと大きな絶望を知ることになった。
アドリアーナは何もしていないのに、あっという間にヒロイン・クレーリアを虐げている性悪女だと噂になったのだ。何をしようとも状況は改善せず、悪化の一途をたどる。そしてついに訪れたプロムで、アドリアーナは婚約者ヴァルフレードから婚約破棄と東の辺境にある離宮への幽閉が言い渡された。
茫然とするアドリアーナ。しかし、アドリアーナはよく考えてみる。ヴァルフレードとの婚約破棄は、願ったりだ。そして、命が取られるわけでもない。
「ゲームはこれでエンディングだし、これ以上わたしが巻き込まれることはないわよね」。
アドリアーナは心機一転、幽閉先で悠々自適な生活を送ることを目指そうと、うきうきと幽閉先へ向かったが――
「クレーリアの能力が足りないからわたしに側妃になれってふざけてんのか‼」
しばらくして送り付けられてきたヴァルフレードの手紙にアドリアーナはブチ切れる。
それどころか「ずっとアドリアーナが好きだったんだ」と遠縁で幼馴染のジラルドまでやってくる始末で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 17:20:40
82070文字
会話率:32%
平民でありながら聖女として王太子の婚約者に据えられた私に、侯爵家のご令嬢が詰め寄ります。それは待ちわびたチャンスでした。私は、神を愛するふりを、してしまいました。
最終更新:2024-09-01 08:38:40
9102文字
会話率:32%
「レオノーラ、お前との婚約を破棄する!」
王太子より告げられた婚約破棄の宣言、それをレオノーラは受け入れた。
何故なら、彼女には「生贄の紋章」が刻まれていたから。
それは悪魔に魅入られた証。
紋章を刻まれた者は悪魔への生贄として塔に送られる
のだ。
だが、この悲劇を見ながら、隣国の王子アルベールは決意を固める。
彼は留学先のこの国で出会った彼女に恋をしていた。そして彼女もまた彼を憎からず思っていた。
しかし、レオノーラは政略結婚の道具として王太子の婚約者となった。両国の外交関係を壊さぬよう、一度は彼女を諦めざるを得なかったアルベールは奮い立つ。
もはやレオノーラは王太子の婚約者では無い。ならば二人を隔てるものは何も無い。悪魔の贄など知ったことか。俺が悪魔から奪ってやる。
カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 19:03:35
7404文字
会話率:62%
「あんたは悪役令嬢なのよ!このゲームのヒロインたるわたしに譲りなさいよ!」
学院でいきなり責めよってきた令嬢に、わたくしの頭はクエスチョンマークでいっぱいになりました。
「あの…。悪役令嬢って何ですの?」
公爵令嬢のロザモンドは王太子の婚
約者。
それなのに、男爵令嬢マリアンヌが王太子に近づいて絶賛アピール中。
不快に思ったロザモンドはマリアンヌに注意をするけれど、マリアンヌはヒロインで、ロザモンドは悪役令嬢だと言う。
ロザモンドは無事に王太子と一緒になれるのだろうか…。
※ざまあ要素は控えめです。
※恋愛要素はありますが糖度控えめです。
※完結まで予約投降済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 19:47:34
90118文字
会話率:46%
──「結婚するか」と言ったのは攻略対象者で、言われたのは破滅を回避した悪役令嬢。──
転生したと気付いた時から、この乙女ゲームの世界で悪役令嬢にならないように、攻略対象者との接点を全て潰してきたわたし。
王太子の婚約者を全力で辞退し、隣国
に留学して、ヒロインと王太子殿下が婚約してから帰国したわたしは、もう破滅を回避したと思っていいだろう。
王宮で文官として働き始めたわたしの同期に、攻略対象者がいたのは予想外だったけれど。
酒の勢いで結婚したわたし達に、転生者だったヒロインが接触してくる。
彼女は完璧な逆ハールートを諦めていないようで、わたしを陥れようと──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 12:28:18
15672文字
会話率:34%
侯爵令嬢のマリアンジェラは父親の政治の駒として王太子の婚約者となった。しかし王太子はマリアンジェラを嫌悪して冷遇する。社交界でも虐げられたマリアンジェラが反撃すると、「悪女」と呼ばれるようになってしまった。そして護衛騎士キリアスと弟のフレデ
リクに支えられてマリアンジェラが18歳になった時―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 07:00:00
17425文字
会話率:34%
精霊姫を二度も輩出した名家に生まれたフィーラは、精霊姫候補を外されたことで癇癪を起し、引き持った聖堂で転んで頭を打ったことで前世の記憶を思い出した。しかし、前世の記憶を思い出したことで、フィーラはこれまでの自分の行いを反省する。精霊姫候補を
外されたことを受け入れ、王太子の婚約者候補も辞退することに。身の程をわきまえ、謙虚になったフィーラの運命は徐々に変わっていく―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 21:00:00
800660文字
会話率:50%
王領地から聖剣まで。王家の宝、管理します。
王太子の婚約者であったリリーナは政争に巻き込まれ、婚約破棄。30歳以上も年の離れた『オーク公爵』と無理やり結婚させられた。
さらには夫の死後、今度は義理の息子により公爵家から追い出されてしまう。
しかし彼女は持ち前のポジティブさで今後は自由に生きようと決心して……。なぜか、王家の財宝を管理する『管財人』に任命されてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 18:10:00
106993文字
会話率:31%
シェスは聖女としての初任地で、過酷な日々を押し付けられた。
子爵家出身の平平凡凡な彼女が、王太子の婚約者である公爵令嬢以上の神聖力を見せたことが原因だった。
さらには、大聖女を詐称しようとしたと王太子に冤罪で断罪され、独房に入れられてしまう
。
どうやらシェスは本物の大聖女のようだけれど、冤罪で処刑されるのも、聖女として使い潰されるのも、どちらも遠慮しかしたくないと、国を出ることを決意する。
独房を抜け出そうとしたその時、シェスの前に現れたのは、幼馴染のソル。
彼を巻き込むまいとしたシェスだが、彼女を攫ったソルは告げた。
「シェスが好きだよ。これからもずっと側にいたい。……だめ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:00:00
37003文字
会話率:20%
ある日公爵令嬢アレクシアは、お一人様を満喫していたアラサー有森優花の記憶が甦る。同時に、この世界がなんとなくやった乙女ゲームの世界であることに気付いた。ミリしらよりマシな程度のね!?
遠くから眺めるだけのモブだったら最高なのに、与えられた
役割は悪役令嬢。でもそれはいい。超がつくゴージャス美人でスタイル良しの悪役令嬢はかっこいいが詰まっている。それにヒロインよりはマシだ。
だけど断罪されて修道院行きなんてのは冗談じゃない!美味しい物が食べられないじゃない!
絶対に断罪回避を胸に誓い、まずはヒロインが登場する前に王太子の婚約者候補を辞退しよう。どうせ嫌われているしね!ずっとストーカーまがいのことをしていたせいだけど。
今までの行動を思い返すと、申し訳ないやら、恥ずかしいやらで、むしろ王太子に近づきたくない。恋愛に興味のなかった前世の記憶が甦ったせいか、恋心は霧散したのでこれ幸いとフェードアウトさせていただきます!
無実の罪を着せられたくないので、ヒロインのカモさんたちは近づかないでください。恋だの愛だのアレクシアの人生に必要ありません。だって父と兄に溺愛され、実家公爵家に居座りオッケー、身分もお金もあるのでひっそりお一人様を優雅に満喫します!
……って思っているのに、あれれ?
※ 作者に都合のいいゆるふわ設定なので合わない方はそっと閉じてください。
のんびり更新していくので、お付き合いいただける方よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 18:00:00
198669文字
会話率:38%
聖なる木の聖女であるセリカは、王太子の婚約者であった。
だが、王太子はセリカを疎んじ、長年蔑ろにし続け、ついに婚約破棄を宣言する。その時、聖なる木に一大事が起き、第2王子であるラウムとセリカは重大な選択を迫られる。2人が下した決断とは・・・
『残酷な描写あり』は念の為です。具体的な描写はありませんが、想像するとうわぁとなりかねないところが一部あるので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 09:00:00
15606文字
会話率:48%
異世界転生した小林伊音は同じく転生者の有野めぐりに出会い、有野からこの世界は乙女ゲームの物語と酷似していて、伊音が転生したサキノアは物語の中で悪役令嬢として登場し、王太子の婚約者になり、そして断罪されて死刑になる事を知る。しかし伊音はそれを
回避しようとせずあえて受け入れ、いずれ来たら死刑を待っていた。しかし物語の歯車は思わぬ方向は動き出す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 23:00:00
19398文字
会話率:34%
元ブスなでひっそりと生きてきたヒロインが転生した先は美形貴族の一家だった。
さらに姉は聖女として国に認められ、王太子の婚約者に。
自分を今世でも地味顔と思い込んでるヒロインは姉に迷惑をかけないよう、結婚できなくても自立できるよう、魔法と剣を
鍛えようとする。
一方、ヒロインの兄の幼馴染である公爵家長男ルークは幼児ころからヒロインの清楚な可愛さに一目惚れ。
何があっても自分の妻にすると心に誓ったのだったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 13:19:33
130572文字
会話率:40%
小国・ブローニュにおける聖女とは、血で継がれるものである。
初代聖女の家系であるベリテ家の長女・メアは、次期聖女と目され、王太子の婚約者とされていた。
しかし、聖女認定の儀式で聖女の印があらわれなかったために婚約破棄され、何もかもを取り上げ
られ、周囲に見下げられることとなる。
真の聖女であった妹の披露目の場で修道院送りを言い渡されるも、それに大国の王子・ユーリス・ディディアス・ノーデが異を唱える。
「メア・ベリテに、ユーリス・ディディアス・ノーデが希う。――どうか私と、婚約してほしい」
そんな言葉によってノーデに連れ帰られたメアに、ユーリスは求婚は嘘だったと告げ――?
『魔力研究狂い』の王子に研究対象としてお持ち帰りされた聖女失格の女が、奇妙に大事にされながら、心を取り戻していく話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 17:19:31
5532文字
会話率:31%
侯爵令嬢クリスティナは、幼い頃に【天与】と呼ばれる異能の力に目覚める。
リュミエール王国では【天与】は女神からの授かり物とされ、クリスティナは王太子の婚約者に据えられた。
彼女に目覚めた力は、『怪力』の天与。そして『予言』の天与だった。
し
かし、彼女は最初に力を発現して以降、上手く力を使う事が出来ないでいた。
成長し、学園の2年生に上がった頃。
異世界から聖女が光臨する。異世界の少女は『予言の聖女』と呼ばれ、王国に起こる天災をいくつも予言して見せた。
そして『予言の聖女』アマネは、クリスティナを『傾国の悪女』になると予言するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 18:00:00
101346文字
会話率:38%
ユベール帝国皇帝は頭痛を堪え、次男とその連れを見下ろした。留学先から帰国した第二皇子が、同盟国の公爵令嬢(しかも王太子の婚約者)を連れて帰ってきてしまったのだ。……ちょっと意味が分からない。
長年の献身虚しく王太子が愛妾を迎え入れると。は
あ、そうですか。それと我が国が何の関係が?え、輿入れ?うちの次男に?余、何も聞いてないんですけど。
大体次男お前、昔から支えてくれてる婚約者いるだろ?あの子の献身は?まさか無視??
頭に砂糖菓子が詰まった二人へ、皇帝は頭とお腹の痛みに耐えつつ馬鹿すぎる勘違いを一つずつ訂正していくのであった……。
帝国に連れ去られたとしても、ハッピーエンドを迎えるのは中々難しいよね、と言うお話。
※公爵令嬢・第二皇子ざまあなので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 12:00:00
10330文字
会話率:33%
ある日の朝、王太子の弟である第二王子とその母である正妃、王太子の婚約者である公爵令嬢とその両親他、高位貴族68名が死んでいるのが発見された。
共通点は前日に王太子主催の茶会に出席していたこと、そして死因が王家が管理している毒薬による服毒死
であることから王太子が第一容疑者として浮上した。しかし、王太子は未だ10歳の子供である。
まさかと思いつつも王宮捜査官は直ちに王太子の居室において取調べを開始した。
容疑者である王太子はブラックコーヒーを一口飲むとこう告げる。
『僕、処刑されたんですよね』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 10:51:37
2570文字
会話率:35%
王太子の婚約者を害そうと刺客を雇った罪により、無期限で牢獄塔の最上階に幽閉された公爵令嬢のシルヴィア・オランジュ。とはいえこれは彼女が望んだ結果であったため、今日もシルヴィアは『悪女』の称号をそのままに、自身の無実を主張することもなく塔での
食っちゃ寝生活を満喫していた。
しかし王太子とその婚約者の結婚が間近に迫ったある日のこと、シルヴィアは彼らに忍び寄る不穏な気配を察知する。二人のために前科持ちとなることに甘んじていたシルヴィアにとってそれは許し難い企みだった。そのため彼女は隣国の王子オルランドの協力も得て、二人の結婚を全力で守り切ろうと動き始める。
※ふわっと設定。粗があっても見逃してください……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 20:48:09
14056文字
会話率:47%
サルディナは、伯爵家の長女として生まれ、王太子の婚約者となったが、王太子は他の女性に心を移す。
彼女はその女性を虐げ、暗殺を謀ったとして身分を剥奪され、膨大な魔力も制御され辺境へと追放された。
そこは魔物が多く出没するダンジョンがあり、そこ
から魔物が溢れ出ないよう、定期的に討伐隊が派遣される。
彼女の罰は、ここで魔物の討伐にあたること。期間は無期限。
その監視役に選ばれた騎士団長、ルディウス・ビューローは、憂鬱だった。
我が儘放題の温室育ちの令嬢のお守りなど、自分に勤まるわけがない。
しかし、やってきた令嬢は、噂とはまるで違う人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 00:15:43
7753文字
会話率:48%