イデアと呼ばれる大地で、かつて勇者と姫、神が魔王と争い、あと一歩及ばず魔王に敗れてしまった。神は最後の力を振り絞り、勇者の魂を現実世界へと飛ばす。が、自覚はしていないがその魂を受け継いだ青年須藤斗真は22歳の時に亡くなり、再びイデアと呼ばれ
る異世界へと還り、かつて勇者であった者の体に憑依した。嘗ての力を失い、斗真のスマホに乗り移った神は勇者の使命を果たせというが、斗真に勇者としての記憶はすでになく、困惑する。そんなとき斗真はとある写真を見つける。それは、斗真の現実世界の恋人だった人の面影が残るものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-15 20:45:18
6398文字
会話率:57%
最愛の彼氏を亡くし、未だその想いに囚われている柚葉。その外見と性格故に、公私共に認める遊び人の博之。もちろん、本気の恋をしたこともなくって──?
本気の恋を知る彼女と、それを知らない彼。
2人が出逢ったとき、何が起こる?
過去と向き合うため
に足掻く柚葉と、「好き」と言う感情を求める遊馬。
あと一歩、踏み出せない2人の、少し(かなり)焦れったいお話。
更新は一週間に一度というナメクジ頻度ですが、細々と書いています。よろしければ覗いていって頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 20:00:00
78882文字
会話率:45%
※拙作「どうして君は、忘れたの?」のその後のお話です。前作をお読みいただかなくても大丈夫ですが、順番を変えて読むには向かない作品です。ご興味がある方はぜひ先にそちらからおねがいします。
〈以下あらすじ〉
好きになった彼女は、今は亡き弟
の初恋の相手だった。
二十五歳の純は、三つ年下の遥を意識している。理由をつけては彼女と会っているが、あと一歩踏み出せずにいた。
弟への思いと、自分の気持ちの間で葛藤しながらもがく、一人の青年の日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 17:00:34
12517文字
会話率:30%
彼にはカードが配られた。
彼はなんとか強い手を作ろうともがくけども、いつもあと一歩のところで————あるいはあっけなく————負けてしまう。
彼にはカードが配られ続ける。
物語を読み終えるまで、ずっと続く無限の転生。
繰り返す人生、通り
過ぎて逝く仲間たち、因縁、血、逆境、悲報、無為、無貌の怪物
地獄篇、開幕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 22:31:22
3277文字
会話率:15%
「残念ですが今回は不合格です。次の試験は7日後になりますので、また改めていらしてください」
カウンター越しから、眼鏡の青年がその顔つきに違わぬ柔和な口調で、それとは裏腹の厳しい事実を僕に突きつけた。
「えー…」
思わずため息とも抗議と
もつかない、ただ残念を訴える声が口から漏れてしまった。
『”登塔者”認定試験』 。僕がこの街”トリトラ”に来た目的のための、はじめの一歩目だ。
でも、その一歩目で早速躓いてしまったのは、ちょっと…想定外…。
「まぁ、そう落ち込まないでください。この試験に一発合格するなんて、年に一人いるかどうかなんですから」
「はは、凡人なりに、一発で合格しようと頑張ったつもりでしたからねー。やっぱりちょっとショックです」
励ましともなんともつかない受け答えに対して、試験の費用だってそう安い金額ではないことも思い出してしまい、少しばかりヤケ気味に返事をしてしまった。
「確かに、ベーレンズさんは初めての試験にしては筆記の成績はかなり良かったですから、相当頑張って勉強なさってきたんだとわかりましたよ」
これはちょっと嬉しい。ささやかなお褒めの言葉に、少しにやける。
「ただ実技試験が今回得点不足でしたね、身体能力は足りてますが、食用獣の解体や武具の分解・修理、あとは模擬戦闘もあと一歩ですね…」
納得せざるを得ない指摘に、真顔になる。
だって、獣の肉を捌くなんて今まで自分でやったことがなかったし、武具も壊れたら新しいのを買ってもらっていたから、直したことなんてなかったし、しょうがない。
それよりも、小さい頃から真面目に打ち込んできた剣術も通用しなかったことが悔しかった。
「この試験に合格点を差し上げられない方を、塔に登らせるわけにはいかないんですよ」
頑然と言い切られる。仕方がない。
この試験を突破できないということは、”塔”に挑んだところですぐに野垂れ死ぬのが関の山ということなのだ。
「そんな落ち込まないでください…。また受験してください、何度でも大丈夫ですから。」
わかりました、ありがとうございます。
と力なく返事をして、僕はギルド会館を後にした。
「…これからどうしようかなあ…」
これは、天を貫く高い高い巨大な塔と、そこに挑む”登塔者”たちと、それらを擁する街がある島の、なんてことはない日々の話。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-08-31 09:00:00
279文字
会話率:0%
運河を望める小さな橋の上、欄干に提げられた南京錠を、リックは一つひとつ外していく。
迷える鍵番と、無垢な愛を求める領主の娘と、ぽっと出の婚約者の三角関係のお話。
第179回コバルト短編小説「あと一歩」に残していただきました。2015年……。
最終更新:2017-07-31 22:47:06
10279文字
会話率:49%
神谷結衣は高校一年生。写真部に所属し、カメラをこよなく愛する「写ガール」。カメラが趣味の父親に影響され、小さい頃からカメラを手にしていた結衣は、中学生の時全国フォトコンテストで最優秀賞を受賞するなど非凡な才能を発揮。写真部でも1年生ながら一
目置かれる存在だった。そんな結衣を好きになったクラスメートの内村昇平も、1年生ながら野球部のエースとして活躍する逸材だった。恋に奥手の結衣も次第に昇平に惹かれ、つき合うようになったふたり。昇平は、結衣を甲子園に連れて行くと誓い、結衣も甲子園で活躍する昇平をカメラに収めることを夢見た。ふたりの「タッチごっこ」が始まった。
夏の甲子園県予選。結衣の応援もあって昇平はエースとして活躍。だが、甲子園まであと一歩というところで予期せぬ事故が昇平を襲う…。
ふたりは夢を実現できるのだろうか。そして愛の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 21:00:00
119639文字
会話率:49%
魔法を存在理由としている少女、ユニティーは、自らの成果証明のため、恐れ知らずな者が挑むという闘技大会に参加することにした。順調に決勝まで勝ち上がってきたユニティー、相対するのは、イケメンで御曹司の青年、オズワルドだった。
年上の先輩相
手に必死の攻防を繰り広げるも、あと一歩が届かない。悲嘆にくれるユニティーにオズワルドは告げる。
「降参してくれないかい? もし意地っ張りな君が望むなら、チャームをかけてあげる。僕のチャームのせいで降参したと、自分を騙すと良いさ」
その言葉に、ユニティーは燃え上がる。
不器用だけど、一生懸命に生きる少女のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 01:11:49
15161文字
会話率:34%
太平洋戦争前夜。
帝国陸軍傘下の諜報機関、通称『無番地』所属の諜報員明智湖太郎は、快刀乱麻の大活躍……を夢想し、今日も拭い去れぬコンプレックスを胸に、東奔西走する。
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道な彼の唯一(性格を除く)にして最大の欠点は
女への苦手意識。
完璧超人まであと一歩届かぬ、どこか残念な永遠の二番手が激動の時代を駆け抜ける?
諜報員明智湖太郎のハートフルコメディスパイミステリー、ここに開幕。
なお、この作品はカクヨム、ノベラボ、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 14:37:46
160612文字
会話率:32%
兄にずっと勝てない弟、そして物語のプロローグが始まる……。
最終更新:2017-03-05 14:53:15
1030文字
会話率:8%
私立青南高校野球部は、エース伊賀良昇祐(イガラ ショウスケ)を中心に県大会を圧倒的な強さで勝ち上がり、30年振りの甲子園へのキップの掴もうとしていた。
甲子園予選決勝9回ウラ、甲子園まであと一歩のところで昇祐は2アウト満塁、一打出ればサヨナ
ラ負けのピンチを作ってしまう。
そして迎えた打者の痛烈な打球はマウンドに立つ昇祐も元へ一直線に向かう。
打球は姿勢を立て直すこともままならない彼の頭に直撃する。
直後、昇祐の意識は暗転し気づけば彼は知らない世界の大地に倒れていた。
野球の才能しかない彼が異世界で活躍することはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-15 21:01:52
5192文字
会話率:26%
神と見つめあう都市グラード・ヤー
その外観から神面都市と呼ばれる宗教都市国家の治安を守るのは
女法皇と綽名されるチアノ・ヴァレンチノ!
司法神の使徒たる彼女と仲間達の生活を綴っていくシリーズ第2話
あと一歩のところで犯人を逃してしまった
チアノ達。だが次の任務は待ってくれない。
亡父の葬式と地位継承の儀式を執り行う為に神面都市を訪れたフォルトゥナーテ大公アンテリュースと、その妹シャルロット。
姉妹の壮大な葬列を警備する任務がチアノ達を待っていた。
そこへ謎の覆面集団がフォルトゥナーテ大公姉妹を襲撃する!テロか?謀反か?
襲撃犯はシャルロットが乗る馬車を爆破すると蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。
その襲撃犯の一人を追ってファオが奔る!その後姿は嘗ての友人に似ていたのだ・・・
司法神よ信仰拙き彼女を御導きあれ!此度は彼女の記憶が甦る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 07:00:00
2712文字
会話率:0%
忘れられた物語、旋風に乗って旻を裂く
幽風に紛れて漂えば
歩くよ一人気も漫ろに
さぁ御出で、あと一歩
薙いだのは幽風の音か刃の音か
最終更新:2016-10-21 22:01:16
493文字
会話率:13%
天下統一へあと一歩まで行った”織田信長”
彼に親友ポジの理解者がいたら、という割と有り触れたIFを題材にした物語です。
主人公は転生者。
その知識をメインウェポンに、信長と共に戦国乱世を駆け抜けます。
※ダイジェスト風にてサクサク進みます
。
※2015/12/26 第五十話にて本編完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 02:00:00
125011文字
会話率:12%
天国の指導霊(人間をマンツーマンで導く守護霊を複数指導している)研修所で、弟子が師匠から恋愛について学んでいる。研修の一環として行われる四つのケーススタディが、この小説の内容である。
プロローグ
指導霊の師匠と弟子の会話から。
一
.初恋は美しすぎて
中学生で出会った初恋の相手と結婚した男の運命。初恋が叶うことは果たして本当に幸せなのか?彼の人生は思わぬ方向へ展開していく。
二.カサノバの夕べ
遊び人の男は落とした女性の数を誇るが、彼の人生もまた、まわりからの意外な評判、数奇な運命などでジェットコースターのように進んでいく。
三.恋の至近弾
いつもあと一歩で恋が成就しない男の話。悪いことに面食いの高望みであり、しかもそこそこチャンスがあるにもかかわらず、いつも恋は「至近弾」となって彼に命中しない。その数奇な経験。
四.愛しているのは誰ですか?
大学で知り合った理想の美女、美沙に惚れた彼は彼女にアプローチしようとするが、美沙は別の男とつきあい始める。それで終わりかと思いきや...。
エピローグ
四つのエピソードがからまり、大団円を迎える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 23:14:43
74392文字
会話率:57%
某市内、とある雑居ビルで何でも屋『ヤオヨロズ』を営んでいる綾瀬井綱。
彼はその持ち前の女性にしか見えない容姿が災いし、28歳童貞という魔法使いまであと一歩というところまで差し掛かっていた。
これは、そんな彼が何でも屋業を営む中でアルバイトの
女子高生といい感じになったり、異世界を救ったり、ホラーな展開に巻き込まれたり、とりあえず色々する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-12 09:34:22
19430文字
会話率:54%
なぜ。勇者と魔王が存在するのか。
かつて世界征服まであと一歩まで行った男がいた。
彼は最後にこう言った。勇者よ。お前は前へ突き進み勇敢でこの世界の英雄になれるだろう。しかし、駒に過ぎぬ。天に力と試練を与えられ、王に命令され、お前の意志ではな
い。そんな奴が世界を救えるか?傀儡の英雄よ。
前だけではなく周りを見よ。
歴代最弱最恐の魔王が世界征服するために、今動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-04 16:33:23
4891文字
会話率:58%
「俺、お前のこと嫌いだ。」
その言葉を、大切な幼馴染から聞くことになる数年前。
私、結(ゆう)は幼いころの記憶を思い出す。
それは、私はすてきな二人の恋にであい、それを助けてあげることで、二人は結ばれるというもの。
そして彼のは、大人
にあと一歩のところ、運命の出会いをするだろうと。
…彼、幸貴(こうき)は私の大切な幼馴染で、友達。
大丈夫、
あなたの恋は、私がかなえて見せる!!
☆
金持ちの息子で、成績優柔運動優秀容姿美麗の少年と、
「ここらへん」よくいそうな少女のお話。
★
思い付きで書きました。本人が頭をFXで有り金溶かしたようにして書いたので、
頭を空っぽに、なんかいい小説ないかなぁ、と適当に流して、
うぅwwwえっwwwwwwへwwwっwwwwwwwへあwwwたwまwwwおぅかwwwwwwしいwwwwぃのくwwwwwぉいつwwwくぁあwwwwwっwwwへっwwwwwwwへwwっwwwwwへwwwwwww、
と、読んでください。
※あらすじです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 01:04:24
5691文字
会話率:80%
七つの大陸が浮かぶ世界。記憶喪失の青年クウロは、クロノ・スフィア13と呼ばれる刻奏術を学ぶための学園に通っていた。そこにある日、白髪青眼の編入生ナルがやって来る。学園七不思議の一つ、音楽室の幽霊に似ているということで注目を集めていた彼女の
学園案内を任されたクウロは、親友のシンと猫耳少女のチルトとともに学園を案内する。
それから数日後、ナルと話をしていた女生徒の一人が行方不明となり、神隠しに遭ったのではないかとの噂が立つ。その見た目からナルにも悪い噂が立つが、当の彼女も神隠しに遭い、ナルと友達になっていたチルトの願いもあって、クウロはシンとともに彼女を探すことになる。
ナルが強い関心を持っていた七不思議を手がかりに、三人は廃校舎に辿り着くが空間に施された術によって先へ進めなくなり、そこへ師匠のジルから連絡がくる。師匠から刻器を渡されたクウロは、それを使って進んだ先で現相炉と生体人形B9、そしてB9に捕らえられたナルを見つける。
ナルを取り返そうとするものの、破壊困難な壁に阻まれ手を出せないクウロ達。そこへ、さらに謎の男と幽霊少女が現れる。幽霊少女の力で壁はなくなり男とともにクウロ達も動き出すが、B9の放つ人体模型の大群や術に阻まれ、遂にナルは現相炉へ投入されてしまう。それを見た男は絶望とともに自らの胸に刃を突き刺し、それによって発動した術で現相炉が暴走を始める。それでもクウロ達はナルを救うため、もう一度立ち上がる。
現相炉に入った者を助けるには魂を別の体へ移すしかないと知ったクウロは、悩みながらもシンにB9の体を使うことを提案し実行に移す。しかしそのさなか、暴走中の現相炉から大量に漏れ出たものが巨大な怪物へと変貌を遂げ、クウロ達に襲いかかる。術を無効化する怪物に苦戦するクウロは、あと一歩というところで怪物に呑み込まれ、その中で自らに秘められた力の一端を垣間見る。その力によって怪物は消滅しナルの救出にも成功するが、その犠牲と代償にクウロは苦しみ、それでも失った記憶の手がかりを得た彼は、自分の記憶を取り戻すために刻奏師になることを改めて決意する。
この作品は著者( siou )の個人サイト『てくてく( http://tex2light.textnetyard.com/ )』にて公開している作品の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 22:51:55
104525文字
会話率:36%
詩です。学校、会社のルールは自分達を守ってくれているけれど、なぜか不自由を感じてしまう。だからこそ勇気を出して、あと一歩を、もう一歩を踏み出してみよう! と決意する男の子の詩です
最終更新:2016-01-06 13:14:15
507文字
会話率:0%