シュールワナ国の悪女、アイリーン・ミラー公爵令嬢。
容姿端麗、才色兼備、国を支える宰相の娘であり第一王子の婚約者と極めて地位が高く、そしてそれよりもプライドが高い。傍若無人の限りを尽くしたとされる悪女。そんな彼女は聖女である妹と、第一王子か
ら今までの悪行を断罪され、失脚した。彼女は身分を剥奪され、辺境の地へ追放となる――因果応報、悪因悪果として今も夜会で嘲笑混じりに語られる、寓話めいた話。
彼女が辺境へ渡ってから四年後。目立つこともなく粛々と生活する彼女の下へ、物語の中の王子のような出立の男が現れる。
「貴女の罪はなんですか?」
そう問う男は、この国の第五王子であるユーリス。別名、処刑の騎士。しかし風変わりな処刑執行人は、アイリーンを知るまでは彼女を処刑することはないと言う。
――アイリーンを処刑するために尋ねてきたというユーリスと、アイリーンの奇妙な共同生活が始まる。
※ハッピーエンド予定/ざまあ要素は低め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 17:01:14
29398文字
会話率:36%
お題に則して書きましたが謎です。
キーワード:
最終更新:2024-08-17 14:51:33
792文字
会話率:50%
お題に則して書きました
最終更新:2024-08-17 14:44:10
1470文字
会話率:55%
お題に則して書きました
最終更新:2024-08-17 14:41:08
884文字
会話率:25%
かつて人々に畏れられ崇められたという「神」を捨てた世界。そのほんの片隅で生きる大学4年生の鞘は日々就職活動に勤しんでいた。”何か、忘れていないか”。ぼんやりとした、しかし確かな空白を胸に抱えながら。
ある日、幸城に小旅行に誘われた鞘は人
と人ならざる者が共存する世界――「白鵲の巣」に迷い込んでしまう。未知に溢れた世界に目を輝かせる鞘だったが、世界は彼らに牙を剥く――。
(縦書きPDFで読むことを推奨します。また、「R15」登録必須キーワードを付けさせていただいておりますが、今後どのような展開を目指しても良いようそのようにさせていただきましたので、必ずしも関連する内容になるとは限りません。予めご了承いただけましたら幸いです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 13:00:00
228256文字
会話率:30%
呪屋サバトは思う。純愛とはただただ憧れる相手の幸せを願うことだと。そんなサバトはある日初恋相手ラナに偶然再会する。彼女とは同じ孤児院で育ったが、ラナはある日別れも告げずどこかへ引き取られていった。そんなラナが今幸せか気になり、陰ながら彼女の
事を調べる。ラナは今は城主の元まじない士として重宝され、彼女のことを好く誠実でいて身分の良い者もいることが分かる。それに安堵するサバトだか、ラナの秘められた闇に気づき触れてしまう。そしてなぜ彼女が城主に重宝されていたのかの裏の理由も知る。彼女には純粋に幸せになって欲しい。だから彼女の闇は、彼女の幸せを汚すものはすべて取り除く。たとえ自分が彼女から嫌われようと。彼女の幸せを願って。呪屋サバトの純愛は牙を剥く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 14:39:54
10539文字
会話率:61%
2種類のあらすじを用意しました。短いVer.と長いVer.です。お好みでお選びください。
「短い方のあらすじ」
若干12歳の少年ジンは、異形と遭遇する。
人を殺し、食らう化物。それが異形。
そんな絶体絶命のピンチを助けたのは白髪の美
女ウェウリン。彼女は魔技師であり、異形を殺すことを生業としていた。
再び異形に狙われる可能性がある以上、ジンを放置することはできない。ウェウリンは魔技師になることを提案し、ジンはそれを受け入れる。
この決断が、のちにある大事件を解決に導く魔技師を誕生させるのだが、それはまだ先のお話。
ーーー
「長い方のあらすじ」
心霊だとか、そういう不可思議なものは、剥き出しの精神と変わらない。だから大きな負の感情に歪めば、その歪みに沿って簡単に姿形を変えてしまう。そして一度でも歪んだものは、二度と元の姿形に戻ることはない。
歪んでしまった心霊だとか、なんだかそういうものは、これが困ったことに人間を襲う。増幅した悪感情に歯止めが利かず、肥大した欲望に振り回される。
襲われる側の人間は、とりあえずそれを『異形』と呼んで恐れることにした。しかし昨今では、その『異形』という存在を見ることは勿論、聞くこともない。
しかし『異形』は変わらず、そこに存在している。
見える範囲にいないだけだ。生き血を啜る化物は、依然として、日常の陰に非日常の巣を築いている。
ハリボテの平和が続けられるのも、薄氷の日常に立っていられるのも、全ては非日常に身を投じる何者かのお陰なのだ。
『異形』を狩り、その存在を表に出さない。
それを続けてきた尽力者たちこそが『魔技師』であり、統括する組織を『魔技師連盟』と言う。
さてここに、非日常へと転落した少年がひとり。
少年の名前はジン。
彼は不幸にも異形と対峙し、魔技師となり、のちに世界を揺るがす大事件を解決へと導くのだが、今はまだ12歳の子供である。そんなことになろうとは本人も、両親も、世界だってまだ知らない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:00:00
221584文字
会話率:37%
1万~2万字程度の短編です。
鳥の民と呼ばれ、街から街へ彷徨うニコライの一族は、ある日野盗に襲われた。ニコライは一人だけ生き残り、気がついたのは墓所に投げ込まれたあとだった。
ニコライは墓所を囲む高い壁を見上げて出られないことに絶望し、そ
して壁から見下ろす美しく大きな鷹に気がつく。
この国は人を鳥葬で葬る。鳥が食べることによって剥がれた魂は世界に回帰する。ニコライはいずれ自分を食べるであろうその鷹は不思議に美しく、神話に出るかつて滅んだ鳥人の王ジョサイアのようだと感じた。
次第に衰弱していくニコライによりそうその鷹の声に従い、鷹をヨーフーイと呼べば、鷹は羽を脱ぎ去り美しい男の姿を表した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 00:16:43
14049文字
会話率:41%
日本という呼称がされなくなった時代、過去の過ちを繰り返すように政府の独裁体制が敷かれていた。
四咲 詩音《よつさき しおん》、十八歳。
反政府思想を掲げる一人の少女。五年前に政府に勤めていた両親が殺められ、それ以降、事件の真相を追い政府
へのアンチテーゼを示し続ける。
ある日、詩音が一人の女性からの依頼遂行へと向かう最中、黒瀬 來奈《くろせ らな》と名乗る十八歳の少女に声を掛けられた。
彼女もまた政府に対する強い憎しみを抱いており、その目的は政府の息が掛かった者を皆殺しにすることだった。來奈には十三歳から十四歳に至るまでの記憶が無く、自身の中から抜け落ちた空白の一年に苦しんでいた。
政府に牙を剥く二人に立ち塞がるのは、政府直属掃討部隊レイスと呼ばれる武闘派集団。国の平和を謳う政府と反政府を掲げる二人。相反する思想を抱く双方が幾度と無く衝突する。
五年前の真相を知る為に政府と戦う詩音。
政府の連中を皆殺しにする為に戦う來奈。
たった二人で抗う彼女達は、先ず、政府が秘密裏に開発を進める違法麻薬『促進剤』についての情報を追う。皮肉にも、違法麻薬の真実が二人の過去へと繋がるとも知らずに。
大切だった存在は今、憎むべき存在へと変わる。
此れは──相反する白と黒。決して交じり合って灰色にはなれない物語。
ノベルアッププラス、ノベリズムにも投稿しております。ストック内でほぼ完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:31:48
176931文字
会話率:68%
【性別逆転・転生転移なしバディミステリ(?)】
病弱な帝姫の宮。姫の寝台の上では小柄な宦官が下着姿の姫君に追い詰められていた。
とある事情から自分に成りすませと迫る姫君に対し、必死に抵抗する宦官の少年へ女官たちの魔の手が伸びる。
★ ★
★ ★ ★
「ちょっと待て! 俺は女装なんかしねえぞ!」
「いい加減観念しろ。なんでもやると言っただろう」
「そうはいったが女装は嫌だ!」
「女装女装って、お前、本当は女じゃないか」
「うるせえ、この腹黒女装皇子!」
★ ★ ★ ★ ★
宦官のはだけた胸元にはさらしに巻かれたささやかな胸。
姫君の下着の下には滑らかな胸板。
性別を偽って生きる二人の互いの利害が一致するとき後宮に渦巻く陰謀が牙を剥く。
腹黒「姫」に翻弄されながら、姫の命を狙う陰謀に巻きこまれていく白狼。
白狼の武器はスリの腕と、人よりすばしこいという点だけ。
腹黒「姫」の武器は鋭い洞察力と完璧なる「貴婦人」の姿だけ。
後宮に巣くう敵を二人は一掃できるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:30:00
232992文字
会話率:47%
「エステル!お前から王子の婚約者のの立場を剥奪する!」
エステル・デヴォンシャー侯爵令嬢に対し、婚約者の第1王子アレックスは婚約破棄を告げた。エステルの義妹であるイザベラを従えて。そうして3人はそれぞれの立場を失ってゆく。それぞれが今の立
場から逃げたかった為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 16:00:00
13090文字
会話率:27%
モラハラ幼馴染みに学校内でも家庭内でも人権剥奪された俺は、自殺する事にした。
が、学校の屋上から飛び降りたはずなのに気付けばとあるラブコメの世界に原作には存在しない、“主人公の双子の兄”、【佐倉海斗】として転生していた。
そして俺を起こして
くれた幼馴染みは………前世の俺の推しで、心の支えだったが攻略不可の負けヒロイン、【篠森宮子】だった…!!!
今世では最高の幼馴染みとなった俺は、俺自身の幸せの為にも宮子を幸せにすると決めたんだ…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 17:21:08
38776文字
会話率:36%
婚約者であった王太子から、
『平民出身の子爵令嬢である女生徒(あざと可愛い系)を身分を笠に着て虐めていた』
とありもしない罪で婚約破棄されたリリアーナを断罪する為に現れたのは幼馴染である平民出身の聖騎士ミリアだった。
平民出身の聖騎士ミリ
アに友愛以上のものを抱き、愛していたリリアーナが子爵令嬢を平民出身者だから、と虐めるはずがない。
ミリアは分かっていたし彼女もまた、身分差故にリリアーナのことを諦めていたが、婚約破棄と爵位剥奪により同じ平民となったリリアーナに遠慮をしなくなり元々想いあっていたのもあって教会で結婚式を挙げてから聖地巡礼の旅を始めるのであった。
前作→復讐系小説の世界に転移したので悪役聖女の身体を乗っ取りました。
https://ncode.syosetu.com/n4114ib/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 12:43:49
26994文字
会話率:45%
婚約者にあらぬ疑いをかけられても毅然と跳ね返す頭のおかしい系ゆるふわ王子様と、性別を自分次第で変えられる頭の良い世渡り上手な婚約者様の数奇なお話し。
※王族関係皆青い血を保ってきた為に頭おかしい人ばっかの家系です。なのでカニバや剥製、異常
な執着などなどの表現があります。嫌な予感、苦手な方はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 23:07:36
9037文字
会話率:28%
テンペスト・ウェトウィッシュは侯爵家のご令嬢。16歳という貴族の中での適齢期を迎えるが、全く結婚する気は起きない。何と言っても彼女は前世の記憶持ち。前世で16歳と言えばまだまだ遊びたいお年頃だった。
「せっかく生まれかわれたんだから人生
楽しまなきゃ!」
彼女が転生したこの異世界の何を気に入ったかって、魔法の存在だ。しかも彼女はラッキーなことに、魔法に関して天性の才能の持ち主として生まれた。
「私、魔法使いなりたい!」
という前世の願いが転生して叶ってしまった彼女は、新たな夢を見出した。
「私、冒険者になる!」
魔獣を狩って素材を剥がしてそれを売ったり、武器や装備を身に着け、依頼を受けてお姫様の護衛をしたり、兎にも角にもばっさばっさと敵を倒すのだ!
アンラッキーなことに、彼女の家族はその夢を歓迎しなかった。貴族の令嬢として彼女に求められるのは、旦那様に尽くす、大人しく美しい淑女だった。
ある日騙されて連れていかれたのはまさかの自分の結婚式。テンペストの夫となるのは、ウェンデル・ブラッド公爵。血も涙もない冷血な男だと貴族社会で噂になっている男だ。
(はあああ!?)
なりたくもなかった花嫁姿の自分に見向きもしない夫に思わずイラっとしたテンペストは、すぐに人生の計画を練り直した。
幸運なことに、ブラッド領には有名な地下ダンジョンが存在した。冒険者の街としても有名なのだ。そこでテンペストは今こそ冒険者になろう! と、決意する。
「冒険者として名を上げて、大恥かかせたらぁ!!!」
ブラッド公爵家の嫁が冒険者なんて知られたら、あの冷血夫がどんな顔をするか楽しみだと、テンペストはルンルンで今日もダンジョンへ。それに冒険者として生活できるようになれば離婚だ! となったって問題ない。
「自活さえできれば公爵家がなんぼのもんじゃい!」
だが、順調に冒険者を続けていたテンペストには予想外のことが。
「なんて美しい人なんだ!」
変装した自分の夫が、冒険者テンペストを妻とは気づかず惚れてしまったのだ。
「……アホかな?」
夫の浮気判定に迷いながらも、今日もテンペストは人生を楽しみます!
そんなポジティブ自信家生意気ヒロインとポジティブ勘違いナルシストな旦那様のラブコメファンタジー!?
※この作品は他サイトでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 22:23:20
227099文字
会話率:43%
ついにタイムマシンの開発に成功した博士は、喜びを抑えきれずに飛び跳ね、自らの成果を自画自賛した。そして、「タイムマシン? ははっ、不可能だよ」と自分を侮蔑した人々を思い浮かべては、口汚い言葉を吐き、さらに世間という無形の相手を罵った。この
ように人間嫌いを深めていた博士だったが、その憎しみを原動力にしたおかげでこの偉業を成し遂げたので、結果的には、めでたしめでたし。終わりよければすべてよしということである。
「いっひっひっひ、人間どもの終わりを見てやるぞぉ」
……と、めでたしには程遠い、邪悪な笑みを浮かべて独りごちる博士。『人間ども』などと敵意剥き出しに言うその博士ももちろん正真正銘人間であるが、これまで人々から受けた冷たい仕打ちと、タイムマシンを開発したという確かに人並外れた偉業を成し遂げたことにより、自分以外の人間は凡、猿、愚民。そして私は神だ、という風にこの時、博士の自己肯定感は極限まで高まっていたのである。
その博士がタイムマシンを使い、まず初めに見ようと考えたのは、恐竜時代でもなく、未来ではあるが、人類の滅亡の時代、つまり荒廃した世界だった。科学者でありながら、車が空を飛ぶような科学技術が発展した未来を見たいとは思わない。そんな未来に行けば、せっかくタイムマシンを開発したばかりなのに劣等感を抱くかもしれないからだ。
「さてと、私の見立てでは、もう千年くらいは今の人類の歴史は続くだろう。気候変動、疫病、人口の増加、カウントダウンはすでに始まっているがな……これでよし。千年後にセット完了だ。二千年後でもよかったかもしれないが、まあ、これで様子を見るとしよう」
タイムマシンに乗り込み、行き先を設定した博士は狙い通り、遥か未来へと飛んだのであった。
「ほほう、これが未来の世界か……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-17 11:00:00
4261文字
会話率:48%
最近、我が家の床下からやたらと物音がすると妻がしきりに言うので、駆除業者を呼ぶことにした。
休みを取って、おれも立ち会った。やって来たのは初老の小柄な男。グレーの作業着と帽子を被っている。「はいはい、どうもすみませんねぇ、上がらせてもら
いますよ。へっへっへ」と男は慣れた様子だったので、特に不安は感じなかった。
「床下にね、入って調べてみますんでね。点検口はどちらかわかりますかね」
「あら、うちにそんなのあったかしら。まあ、外から見てもわかる通り、古い家なので、あるとは思いますけどねぇ」
男が訊ね、妻が答えた。わざわざ古い家などと貶さなくていいじゃないかと、おれはむっとしたが、仕方がない。夏は暑く冬は寒い。屋根がボロボロで天井にシミがあり、壁のペンキは剥がれ、妻はまだ知らないと思うが、おれの部屋に白アリが住み着いている。だが、妻が何よりも気に入らないのは、この家が姑、つまりおれの母親が昔、おれのために建てたということだ。
この家は、おれの実家から歩いて十分程度の距離にある。それもまた、妻が気に入らない理由の一つなのだろう。もっとも、今は父は死んで、母は老人ホームにいるが、それでも何かと母から意地悪されたとかで根に持っているらしい。おれに対しても同様に思っているようだ。仕事を言い訳にかばってくれなかったとかなんとか、妻は被害妄想の傾向があるから、おれは話半分に聞いていただけなのだが。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-09 11:00:00
4838文字
会話率:56%
もしも自分が透明人間になったら……と、誰もが一度は想像するだろう。そして実際に透明になったら本能から来る欲望をそのまま行使するに違いない。特に、それが男なら。
根拠はある。最初の透明人間がそうだった。とある研究の最中、透明人間となったそ
の男は衣服から始まり、常識、倫理、法、自分を縛る何もかもを脱ぎ捨て、原始時代あるいはそれ以上前に先祖返りしたとでもいうのか、悪意を剥き出しにし殺し、犯し殺し犯し殺し殺し犯し犯し……と、一度も捕まることなく数年間、犯行を続けたとされる。
その犯行の発覚が遅れたのは人々が透明人間などあり得ないという常識に引っ張られたからで、いや、そもそもその発想に至るまでが遠すぎたのだ。ある時、街の監視カメラに映った犯行の瞬間。宙に浮かぶナイフが被害者の喉を掻っ切るその映像を目にし、浮上したのが霊や悪魔の存在。そして警察が何かトリックがあると、それすら認めたがらなかったのが障壁となった。
ではなぜ透明人間の仕業だとわかったのか。そして一度も捕まらなかったのになぜそれが男だとわかったのか。
それは、透明な赤子の誕生である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-23 10:30:00
2890文字
会話率:14%
洲崎・さなか。18歳。いたって普通の女子高生――だった。その朝までは。大往生した世界一の大資産家、その全財産の継承者に何の因果か指名されてしまった彼女は、否応なく世界中から命を狙われる身となってしまう。護り屋を自称する長身痩躯の男、“黒”
を護衛に、政界、財界、権謀術数の渦中へと身を投じざるを得なくなった少女は、己を翻弄する運命の中、いつしか怒りをもって叫ぶ。「冗談じゃない!」
ただの少女が、世界を相手に牙を剥く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 12:55:20
92728文字
会話率:45%
音もなく次々と剥がれ落ちてゆく
最終更新:2015-07-09 11:29:19
202文字
会話率:0%
所謂クラス転移で勇者の一人に選ばれてしまった桃乃。
しかし婚約者のいる第一王子を誑かしたとして身分を剥奪されてしまう。勇者の責務をほっぽり出すことに決めた桃乃は、好きに生きるための旅に出た。
大切な二人の少女と共に送る、桃乃のドタバタ世界征
服は、まだ始まったばかり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 22:51:52
2755文字
会話率:27%
大学で民俗学のゼミに所属する新堂。ある日、准教授がビーバーの剥製を購入し、そして異変が起こる。剥製が消えたのだ。時を同じくして発生する事故……水路の死体は一体何が原因なのか。謎が深まり、やがて新堂は怪異に呑み込まれていく……。
2024年
創元ホラー長編賞 最終選考作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 21:02:12
73810文字
会話率:53%
ランドロール公爵家は、数百年前に王国を大地震の脅威から護った『要の巫女』の子孫として王国に名を残している。
そして15歳になったリシア・ランドロールも一族の慣しに従って『要の巫女』の座を受け継ぐこととなる。
さらに王太子がリシアを婚約者に選
んだことで二人は婚約を結ぶことが決定した。
しかし本物の巫女としての力を持っていたのは初代のみで、それ以降はただ形式上の祈りを捧げる名ばかりの巫女ばかりであった。
それ故に時代とともにランドロール公爵家を敬う者は減っていき、遂に王太子アストラはリシアとの婚約破棄を宣言すると共にランドロール家の爵位を剥奪する事を決定してしまう。
だが彼らは知らなかった。リシアこそが初代『要の巫女』の生まれ変わりであり、これから王国で発生する大地震を予兆し鎮めていたと言う事実を。
そして「もう私は必要ないんですよね?」と、そっと術を解き、リシアは国を後にする決意をするのだった。
※Aruka名義でアルファポリスに投稿していた作品の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 09:52:02
72841文字
会話率:29%
アリアは光の魔法の才能を持つ男爵令嬢。公爵家の嫡男ヴィルヘルムと婚約していた。彼女は学園の魔法決闘トーナメントで、伯爵令嬢のイザベラと対戦。試合中にアリアが光の魔法を使った瞬間、イザベラは突然服を脱ぎ始める。これを見たヴィルヘルムは、アリア
が洗脳の禁呪を使ったと非難し、試合を中止させてしまった。
アリアは自分が禁呪を使ったことを否定するのだが、ヴィルヘルムは彼女を信じず、婚約を破棄してしまう。さらに、彼はアリアが所属する新魔法開発クラブを危険分子と非難し、クラブを解散させようとした。
アリアは学園から退学処分を受け、魔法資格も剥奪されてしまうのだが……絶望の最中、彼女に救いの手を差し伸べたのは、新魔法開発クラブの部長で美形だけど変人のフェリクスだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:11:01
22013文字
会話率:36%
魔王島――
人間を苦しめ支配する魔王がいるというかの地に、勇者は単身乗り込んだ。
魔王を倒し人々を救うため。
だが、その島にいたのは魔王一体だけではなかったのだ。
島民よりもたくさんいる野良魔王の群れが、今、勇者に牙を剥く!?
最終更新:2024-05-17 22:08:38
1247文字
会話率:0%
一体何時からだっただろうか、こんなに息苦しくなったのは。まとわりつく大気に、僕を取り巻く視線に、押し潰されそうになったのは。
学校に着くと、生徒や先生達、特に女性からは嫌悪感と侮蔑を剥き出しにした視線が僕に注がれる。
『性犯罪者 |
井上直人《いのうえなおと》』
それが僕だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 01:00:16
4352文字
会話率:38%
目の悪い人、ちょっとだけ気にしといた方が慌てずに済むやもしれません…
最終更新:2024-06-30 20:00:00
4390文字
会話率:12%