「ねぇ?雪解け道の話って知ってる?」
ある日、下校の時に、幼馴染の彼女がそんな事を言ってきた
それは
どこにでも、あるような
眉唾物の都市伝説。
地元のお地蔵さんが並ぶあぜ道に
雪が積もった、次の日の朝
朝陽によって、雪が初めて溶け出し
た瞬間に
この世と、あの世が
数分間だけつながるという
嘘のようなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 00:00:00
1726文字
会話率:33%
雪の舞うある日、「狼の牙村」の自警団ザクセンは同僚の自警団員が森の中で血まみれになっているのを発見する。ザクセンは近くの酒場に怪我人を運び込み、治療をするため村の聖職者を呼んだ。しかし、ザクセンらが怪我人を運び込んだ部屋に入ると、凍傷を起こ
した左足が霜に覆われた、異様な同僚の姿があった。そして、最後の力を振り絞り青白い小人に気を付けるように言い残すと、同僚は力尽き、死んでしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 15:40:16
4263文字
会話率:16%
今より遠い昔、戦に出た夫の帰りを待ちわびる一人の女がいた。
季節は間もなく春を迎える。
(本文は古文調で書いてありますが、下に現代語訳を付けてあります)
最終更新:2016-02-18 14:06:58
613文字
会話率:32%
私たちは『桜』のように美しく優雅な女性と出逢った。
あの人は、私たちの母親のであり、導いてくれる『光』のような存在だった。
血の繋がりはなくとも、私たち三人は家族同然に穏やかで、幸福に満ちた日々を過ごしていた。
――しかし、その平穏
な日々はいつまでも続くことはなかった。
唐突に訪れる彼女との死別。
大切な人を失い、涙すら凍てつき凍土のように氷に閉ざされた心。
――私の氷に閉ざされた心が溶けることは永遠にないのかしら?
そして幾年の時が流れ、私たちは『太陽の花』のように可憐な少女と巡り合う。
彼女は私の凍てついた心を春の雪解けのように溶かしてくれた。
失った温もりを――『光』を取り戻すことができた。
――私は二度と『光』を失わない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-08 18:47:10
65497文字
会話率:48%
ありふれた物語ではあれど、決して起こることのないこと『異世界召喚』
この物語の主人公である”如月龍人”は何の因果か、それに巻き込まれてしまう。
そう軽々しく人に語ることのできない何かを抱える者の通う学校、『四葉森高等学校』そこに通っていた、
ごく普通のありふれた学生(自称)で、ラノベなどの読書をこよなく愛していた龍斗は、フラグを建て、全力で回収してしまう!
そのお陰で命の危機に・・・!
が、しかし!
そんなことで物語の主人公を死なせるわけありますまい?
今ここに、如月龍斗による『異世界英雄譚』の幕が開く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 11:33:28
5012文字
会話率:27%
両親を事故で無くし、親戚の家をたらい回しにされている柚季。相手に嫌われないように、作り物の感情と笑顔を常に張り付けていた彼女の心は凍りついてしまった。新しく預けられた家の近くにある、森の中。そこで彼と出逢った。しかし彼は、人間ではなく雪男で
ーー?淡く儚い彼との出会いが、柚希の心を徐々に溶かしていくーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 08:09:59
766文字
会話率:20%
――第一部――
冬の雪解けを追い越すかのような勢いで王都を反乱軍が襲う。
それは後から振り返れば、国土をゆるがす混乱の先駆けであった。
滅びゆく者、興る者。いにしえの神々、新しき神。
定めを受け入れる者たち、抗う者たち、拒む者たち。
それぞ
れが、運命をまわす歯車の軋む音を聞く。
南の章完結
群像劇かつ架空世界の話です。
※挿絵は第一部資料にある地図のみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-28 21:22:33
151330文字
会話率:22%
帝国貴族のアリア。召使いのローズ。補佐官のフォルカー。
3人はこの破局的戦争を生き延びられるのか。
〝亡国の姫君〟と同じ世界観の作品です。時代は大陸戦争の開戦頃です。
物語の結末を決めないで書いているのでストーリー崩壊のリスクと隣
り合わせですが、最後まで書き上げたいと考えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-12 13:41:58
8066文字
会話率:56%
二百文字小説。連作集。
四話構成です。
最終更新:2015-02-13 20:51:30
800文字
会話率:11%
待ちつづける少女の詩
――雪解けの春はこない
最終更新:2015-02-10 20:54:31
458文字
会話率:0%
雪が解けるそのさまに、人の生き方を重ね合わせたその想い。
作者HP
http://yamia.web.fc2.com/frame.html
最終更新:2015-01-31 14:16:12
435文字
会話率:0%
灯り屋で働くリサの楽しみは、窓辺に訪れる夜警との茶話と見聞きしたものを音になおす譜面書きだ。
高名な森の魔女ロザリアは、長を殺し魔法の鍵を盗んだ犯人を討つべく部下と共にその行方を追う。
季節の移ろいに合わせて進むそれぞれの物語。
雪解けの先
に待っていた結末とは。(全10回)
※ナツ様主催による『共通プロローグ企画』参加作品です。
(主催者による共通書き出し/指定タグ→雪、夫婦、記憶喪失)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-06 12:32:24
36221文字
会話率:33%
雪道で遭難中。意地っ張りなソウタはユタカさんに素直に言葉が伝えられないが…。
最終更新:2014-11-07 23:29:25
1500文字
会話率:31%
母親から逃れ異世界にやってきた双子の姉弟。そして、そこである事実を知ることになる。
最終更新:2014-07-29 15:01:05
10369文字
会話率:43%
あまりの寒さで野垂れ死んだと思ったら目の前に女がいた。
ひどく美しい女だ。その女はこの先の土地を護る者だった。俺はこの女が護る土地を知りたくなった。その土地はコグレという遠い昔に滅んだムラだった。
最終更新:2014-01-06 16:37:31
4905文字
会話率:34%
最近とても寒いですね。雪も降りました。詩です。
最終更新:2013-12-21 13:56:08
243文字
会話率:0%
ある二人の関係。その一幕
キーワード:
最終更新:2013-07-06 10:00:00
573文字
会話率:33%
この小説はtonicaさんの「雪解け桜」という曲からインスピレーションを受け、tonicaさんに許可を得て執筆したものです。
少々どころではない長さですが、どうぞお付き合い下さい。
最終更新:2013-03-12 08:34:30
7747文字
会話率:64%
雪解けが始まった頃、僕は一人旅に出かけ、新庄発秋田行きの普通列車に乗った。赤い電気機関車が牽引する四両編成の客車列車だった。
最終更新:2013-02-23 20:31:00
3069文字
会話率:18%
仕事人間と娘に揶揄されるほど、典型的な昭和生まれの父、剛三。健二との出逢いをきっかけに、今まで知らなかった父の一面を知った娘、律保。すれ違う父娘を歯痒く思いながら、ひたすらに雪解けを待ち続ける第二の家族、健二。ありふれた日常の中にちりばめら
れた、不器用な愛の三重奏。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-26 21:35:06
151126文字
会話率:48%