私立華藏學園は戦前の豪商、華藏鬼三郎が創立した、伝統と格式、創造性と進歩性を尊ぶ名門校である。
高等部一年、真里愛斗は理事長の孫娘にして生徒会長を務めるカリスマ、華藏月子に憧れて高等部生徒会に入るも、度重なる失態を理由に月子会長からい
びられる毎日を送っていた。
ある日愛斗はいつものように月子からミスを叱責され、學園で密かに噂され恐れられている処分『假藏送り』を仄めかされてしまう。
華藏家は華藏學園とは表向き何の関係の無い別の高校『假藏學園』を経営しているが、こちらは名門の華藏學園と異なりとんでもない治安の不良校なのである。
華藏學園はその美名を守る為に相応しくない生徒を強制的に假藏學園へと転向させており、創業者一族である月子には胸先三寸で気に入らない生徒をその恐ろしい不良校に追放処分できると噂されていた。
或る夜、愛斗は月子から學園内の立ち入り禁止区域に建てられた祠に一緒に来るよう命令される。
古びた祠の傍らで何やら怪しげな儀式を始める月子、異様な雰囲気の中気を失ってしまう愛斗。
そして気が付けば翌日の朝、愛斗はそこで信じられないものを目撃する。
華藏學園と假藏學園、創立者を同じくする二つの學園と、その陰で蠢く不穏な「學園の闇」。
少年は我が儘な少女の召使いとなり、恐るべき怪奇と陰謀に立ち向かう羽目に陥る。
※この小説はカクヨム、及びノベルアッププラスでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:12:23
413160文字
会話率:52%
異なる歴史を歩んだ近代日本で悪鬼羅刹と学生である少年少女達が命をかけて戦う異能バトルローファンタジーです。
幽導灯とは交通誘導棒を模した神籬であり、言うなればライトセイバーから必殺技を放つ対妖魔用武器です。これを装備した灯士のみが妖魔
と戦う事ができます。
主人公の光太郎は妖魔を滅する灯士となり上京して学校に通いつつ任務をこなしながらも鬼に拐われ行方知れずになった姉を探します。
基本は勧善懲悪の学園生活バトルものなので友情を育む中でライバルが出てきて試合したり、修学旅行に行ったり文化祭したりする中で怪異と戦っていきます。
予告なく内容を修正、改変する事があります、ご了承下さい。更新は不定期です。宜しくお願いします。
※舞台は2020年ですが、第二次世界大戦中に起きた妖魔の世界侵略のせいで50年ほど技術が進歩していないため、およそ1970~90年代の事物が混在している世界観です。
出典: 霊界物語 大本神諭 深見東洲氏の著書、講演録より多数 その他神典仏典より引用あり
1943年昌和18年 第二次世界戦争の最中、いがみ合う人類の前に突如として新たな共通の敵が立ちはだかった。血と怨念によって魔界の門が開き、古より忌み嫌われてきた魑魅魍魎らが大挙として押し寄せたのだ
もはや世界は戦争どころではなく、剣も銃も効かない敵に人類は滅亡の危機に瀕した
しかし、やがてその中から希望の光が現れる
神仏よりもたらされた幽導灯と呼ばれる神器を灯火として、人々は辛くも生き延びたのだった
大戦より77年後(2020年)、未だ妖魔の影に脅かされる霊和3年に主人公の少年、日之出光太郎は愛猫の福と共に東京へと上京する
過ぎし日の大火により故郷を焼き出された後に修行を積んだ彼を首都で待ち受ける運命とは如何に
ああ汝光太郎、天の命数はまさに君にある、宜しく希望の灯火を振れ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 02:25:06
123291文字
会話率:59%
西暦2122年。地球は星外戦争を乗り越え、文明は飛躍的な進歩を遂げていた。誰もが輝かしい未来を夢見る中、カケルも来年には晴れて社会人となる。カケルは残りの大学生活を、幼馴染や友人たちと満喫していた。一見、気さくな青年であるカケル。しかし、
彼はあるトラウマを抱えていた。過去に辛い経験をしたカケルは、心では常に平穏を望んでいる。崩れるのは一瞬――そのことを誰よりも知っているからだ。しかし、不運にも、カケルは再び大きな選択を求められることになる。それが未来、そして、多くの運命を左右することになるとは、彼はまだ知らなかった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 18:43:54
202765文字
会話率:40%
神々の時代は遠く過ぎ去り、英雄の時代も終わり、時は既に近世。
騎士は嘆く
所詮自分は殺し屋だと。
騎士道は殺しの正当化の手段に過ぎないと。
姫は嘆く
自分は子を産む道具だと。
賢母の教えは女性を従順にさせる欺瞞に過ぎないと。
厳しい
訓練を受けた名家の騎士も、辺境で活躍した遍歴の騎士も
徴兵されたばかりの兵士に工場で量産された銃で打ち倒される時代。
華々しい魔術は戦場から去り、魔獣が牽引する砲兵が戦場を支配する。
何故か聖女の奇跡は発現しなくなり、代わりに医学は大いに進歩した。
ある時、帝国から最も高貴な姫が従属国へ旅に出た。
辺境従属国はいまだ古代のままの技術体系、習慣で暮らす国も多い。
帝国も大地母神を敬い子孫繁栄を第一とし、古代のまま貞操観念が緩い。
北方は母系社会で結婚という概念すらない。
東方は厳格な家父長制を続けている。
母の頼みで巡礼に出て辺境を旅する帝国の姫は何を見て、何を思い帰って来るのだろうか。
そして帝国に帰還した後、起きる出来事とは
◆作品について
同じ世界観で違う年代の騎士物語をいくつか描いています。
各作品単体で話が通るように作っておりますので読みやすい作品から読んで頂いて興味が出たら他の作品も読んでみるのも良いかと思います。
『誓約の騎士と霧の女王』1398年~1420年 ★完結 (歴史趣味満載で人を選ぶかも)
『荒くれ騎士の嘆き歌』1425年~更新中 (割とダークな本作品)
『森の娘と最後の騎士』1435年~1453年 ★完結(女の子主人公でカジュアル向け)
2021/2/12 20,000PV達成!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:40:49
1377431文字
会話率:48%
―――数千年後の未来の地球。幾度となく巻き起こった世界大戦が終結し、世界の国々は統一され単一国家となった。
バラバラだった科学技術も結集され、人類史上類を見ない程の飛躍的な進化を遂げた。
当然のように空を飛び、壁をすり抜け、生き物すら
産み出し、人が人智を越えたのだ。
ある人間は言った。
「人間は進歩しすぎてしまったのかもしれない。」
ある神も言った。
「人類の増長を放置しすぎたかもしれない。」
人間は神からの天罰を恐れ、また神は人間からの下克上を恐れた。
両者の疑念は刻一刻と膨れ上がり、ついに、世界を覆い隠していく―――
これは戦場で想いを繋ぐ者たちの歴史の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 23:19:27
10021文字
会話率:53%
※アルファポリス「第16回ファンタジー小説大賞」奨励賞受賞作となります。
【千年に一度、雨は死ぬ】
西暦二千五百年。
一年中、雨に包まれる世界。
人々は雨を原動力として、世界を発展させた。
雨は全ての命の源であり、世界は雨によって生
かされている。
しかし、そんな雨にも寿命は存在する。
「神木様」
神がその姿を変えたといわれるその木は、世界中に雨をもたらす。
雨を降らす膨大な力は千年が限度とされ、神木様の寿命こそ、雨の寿命だった。
木船洸太郎は、雨の降らない世界を知らない。
新学期を迎え、幼馴染の大介と千歳、そして新しくクラスメイトとなった瑠奈とともに、洸太郎は「神木様」のある神社へと赴く。
数年振りに見た「神木様」の姿は、どこか昔と違っていた……。
雨と共に歩んだ人類の成長。
それは、『歴史は繰り返す』というレール上での進歩に過ぎなかったのだろうか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 13:00:00
113331文字
会話率:35%
のびのび 伸びをするうちの子(猫)を見て思ったこと。
等身大でいい、っていうけどそれを免罪符に安住しちゃうと、やっぱり進歩ってものはないよなあ、と思って自省を込めて。
最終更新:2023-11-07 20:26:47
333文字
会話率:0%
今より技術が進歩した未来で、政府が世界中に密かに設置した人型ロボット「クローラ」。
それは、自分の意識を接続する事で本当の身体と同じように動かすことができ、高い身体能力を得られるものだった。政府はこのクローラを用いて各国との諜報戦に乗り出
そうとしていた。
普通のサラリーマンとして退屈な日々を過ごすカイアンは、ある日突然クローラ部隊にスカウトされる。始めは話半分に聞いていたが、亡くなったはずの友についての情報を聞きいたことで、クローラの操縦者として国家を守るための戦いに身を投じていくことを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 23:51:22
61250文字
会話率:64%
時代はすでに自由に異世界に飛べるまで進歩した。
もう一つの自分の魂の入れ物、アバターが異世界にあり、専用の施設で自由に魂を行き来する事が出来る。
そんな魔導科学の進歩した世代で生まれ育った俺、雨宮アマタは過去の事故を引きずり、15歳にして
異世界へ行く唯一の手段アバターにログインする事が出来なくなる。
そのきっかけは長年一緒にパーティを組んでいた仲間からの追放だった。
「どんどん強くなって行く俺たち、それに対してどんどん弱くなって行くお前。もう一緒に活動して行くのは限界だなって。」
つまり、「会社を辞めろ。」という事だった。
精神的に追い詰められた俺は気を失ってしまう。
目が覚めて医師に告げられ言葉はアバターへのログイン禁止の宣告だった。
誰もが異世界に飛べるのに、俺だけが異世界へ飛べない。誰よりも異世界に憧れていた俺にとってこれは死以上の苦しみだった。
ドン底に落ちた俺は最後の希望に縋り付くように異世界での魂の入れ物アバターへの接続に試みる。
<貴方にまだ見ぬ世界をプレゼントします。ようこそ異世界へ。>
不思議なアナウンスと共にエラーが発生。俺は強制退出となった。
永遠にアバターに接続出来ない身体になったと思っていた。
この日から俺は奇妙な現象に巻き込まれる。
目を覚ますと俺はエルフの少女だった。
神降しの儀式という話なのだが、このエルフ達は間違えて人間の俺を異世界召喚してしまったのだ。
しかもエルフの少女の身体を乗っ取った訳ではない、
「これから、よろしくお願いしますね、神様。」
と、身体の持ち主であるチユの意識は残ってる。一体どうすれば良いのか。
ドタバタしながらも、俺、雨宮アマタはエルフの村の改造に取り掛かる。
もう二度と元の世界には戻れないかも知れない。
そう思った晩の話、眠れば、そこは人間界。自分の身体で目を覚ます。
でも何故か自分の意思では身体を動かす事は出来ずエルフの少女、チユが人間界で大暴れするのだ。
人間界と異世界を交互に行き来する内に雨宮アマタは無自覚に奇跡を起こしまくって行く。
それは神の偉業となんら変わらない事なのだが、当の本人は無頓着。
また今日も雨宮アマタはやらかして行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 19:00:00
345922文字
会話率:37%
人間は空を飛べる。そんな当たり前のこと?を主張する科学者と人類の進歩について考察したような気になる物語…ではない。いやそうかもしれない。何だかよくわからない話。
是非読んでいただきたいと。
最終更新:2023-10-27 19:37:44
1069文字
会話率:40%
政府は大企業のテクノロジーの進歩により人々が政府より企業の方へより幸せな生活を求めてしまったため、既存の政府に対してクーデターを起こすこととなった。
人々は幸せな生活を手に入れることができたが、大企業は利益のことしか考えていないため政府の
代わりを担うことはできず、サービスの低下や治安の悪化により貧困層と富裕層の差がより明確になってしまった。
貧困層の人々は富裕層に対してクーデターを起こし、工場を襲撃するが、富裕層の治安維持特化のAIロボットによって鎮圧されてしまう。
その混乱の中、男は少女を見つける。 男は少女を連れて混乱の中逃げることになる。 少女は皆と一時の時間を過ごすことになる。
しかし被害確認をし身元を特定していた治安維持のAIロボットに見つかり皆が惨殺されてしまう最後の力を振り絞って彼女は逃げた。
彼女の逃亡生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 16:20:06
6453文字
会話率:52%
遊び惚けたら三十を過ぎ、何も考えないまま生きたら四十を超えてしまった。
四十を過ぎて未だ独身。
加えて万年平社員。
部屋は大学時代に借りた部屋をそのまま使っている。
まるで進歩のない生活。変わり映えしない毎日。
万年平社員生活も
二十年目に突入のある日、主人公の三橋雄太は思った。
俺の一生って、これで終わるの?……と。
この調子で行けば、明日は今日の繰り返しを五十過ぎてもやってしまうに違いない。
故に、雄太は思った。
そうだ、脱サラしよう!
まるで京都にでも良くんじゃないのか? って言うノリで会社を辞めた彼は、二十年間で少しだけ溜まっていた貯金を握りしめ、全国行脚の旅に出ようとした。
自宅玄関のドアを開け、まだ見ぬ新世界を夢見た雄太の視界に広がっていたのは、新世界どころか混じりけなしの異世界であった。
唐突に転がり込む形でやって来てしまった異世界に困惑する中、雄太は謎の巨大モンスターに襲われ……これは死んだ級のダメージを受けて昏倒。
暫く後、ここは天国かな?……なんぞと言う、お決まりの台詞を胸中でぼやきながらも起き上がると、そこには謎の美女が。
謎の美女曰く「あなたは暇そうに見えました」らしく「だから、私の暇潰しに付き合って下さい」との事で「これからゲームをしましょう?」とか言う、何処から突っ込んで良いのかさっぱり分からない謎説明を受ける羽目になった。
その後、雄太は彼女の暇潰しに渋々付き合う羽目となり、異世界以外の何物でもない未知の領域へと足を向けて行く。
謎の美女により、最強と呼べるだけの能力をギフトとして手に入れ、冒険者として生きれば食い扶持に困る事は一生ないと太鼓判を押され、当面の生活に困る事はなかったのだが……。
しかし、彼女はこうとも言っていた。
「最強の力を貴方に与える代償として、同時に強烈な呪いも付与しました」
その呪いとは「有名になると死んでしまう呪い」だった。
なんでそんな呪い掛けるんだよ!……と、心の底から血の涙を流しつつ、能力は高いのに冒険者ランクを上げて有名になると死が待つと言う、アホみたいな生活を始めて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 06:50:41
292947文字
会話率:21%
これは、科学が衰退し、魔法が進歩した世界での出来事である。
僕らの住んでる世界とは別の世界、とある国では小説が栄えていました。
皆、小説を読む中
一人黙々と小説を書き続ける少年がいました。
このお話は、その少年が冒険をし
一流の作家になる
までの、お話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 10:00:00
1647文字
会話率:58%
"現代"から1000年先になる西暦3016年。その時代では科学が進歩し、「現実世界」には複数の並行世界があることが解ってきた。「私」は、1000年前の"現代"に存在していた「安藤ハザマ」という人間のク
ローンであり、あるプロジェクトの発展のために産み出された人工的な存在だった。私は「大坂渚」として"現代"に戻り、自分に課せられた任務を遂行する予定だったが、そこに待ち受けていたのは予想だにもしていない出来事ばかりだった。「私」は直面する苦難を乗り越えるため、たった1つの願いを叶えるために動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 00:19:35
1931文字
会話率:0%
異世界から召喚された勇者達が魔王を討伐して三十年。
十年戦争と呼ばれた争いを経て、文化や技術が驚異的な進歩を見せる中、未だ世界には戦争の爪痕が残っている。
物語の舞台となるローゼンターク王国も例外ではなく、国内には荒れた大地や破壊された街な
どが残っていた。
しかし、一番深刻なのは国内における治安の悪化や貴族達の腐敗。
これを良しとしないローゼンターク王国第一王子であるカイは優秀な悪党を集めて悪党退治を始めることにした。
物語の主人公であるジョンは優秀な義賊であったが、彼はカイ王子に半ば強制的にスカウトされて仲間になる。
しかし、王子には他にもスカウトした悪党共がいた。
仲間を追放した元傭兵団リーダーのクズ男。
ライバル令嬢をいじめた罪で王子に断罪されそうになった悪女。
ローブに身を包んだ謎の子供。
そして、ジョンを含む全員をスカウトした王子も、婚約者に対して容赦なく婚約破棄を突き付けた冷徹王子と有名な人物であった。
ジョンは王子達と共に悪党を成敗するべく、事件に関わっていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 00:10:09
106008文字
会話率:35%
ある日異世界と現実が混合した、
まぁこんな前置は面倒な後付け程度に見ておいてください
異世界と現実が混合したおかげで色々なことが進歩した、魔法も使えたり非現実的なこともできるようになった。
話はやっと本編
その事件から約100年ぐら
い経った、クリートと言う青年は物創りを趣味としていた。
だがある日突然クリートを殺すために未来からわざわざ来たに来た女性と一緒に過ごすことになった。
理由は近々起きうるテロを防ぐため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 18:15:01
314612文字
会話率:43%
触れた人や物の記憶を追体験することができる「記憶碑」が存在する世界。
その中でも記憶碑の起源となる話。
12人の登場人物がそれぞれオリンポス12神の意思を宿し、世界各地で自らの国を建国する。
それぞれの国が神々の力と特性を反映しており、異
なる文化と進歩を持つ国々が存在することで、世界全体の均衡が保たれる。
各国の様子を垣間見たり、神々の記憶にまつわるストーリーが展開する。
この物語は神話的で壮大な物語となることでしょう。各登場人物の成長と困難に立ち向かう姿、そして彼らが築く国々の繁栄と交流があなたを惹きつけること間違いなしです。
彼らが世界の平和と繁栄のために果たす役割を見守りましょう。
※MMOとは記憶碑 起源 という意味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 02:56:26
142691文字
会話率:5%
二五五〇年――人類は宇宙戦艦とMSAと呼ばれる飛行パワードスーツの進歩で、銀河系までその勢力を拡大していた。だが、二五六五年――天使の襲撃に遭い、その勢力は地球圏まで押し戻される。そして二五八五年の現在、英雄である父と天才魔導科学者にして
日本国防第四学園学園長である母を持つ天聖雪菜は、勉学は別として学友であるリーナ=ヴラウンと天理静江の二人と日々研鑽していたが、契約堕天使は現れずにいた。だが、天道ファラエルと蘇我ミリエルと出会って状況は一変する事となり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 13:00:00
275588文字
会話率:41%
田舎の小売店で働く積木(つみき) 健二(けんじ)はある日店長から、
【君、異世界に行って店長に欲しい】
と、お店の片付けをする中唐突に切り出した相手はなんと異世界から地球に来た勇者でこの世界の文明に感動を覚え向こうにも広め欲しいと頼む。
そこは長きにわたる魔王と勇者が戦争で科学文明の進歩が遅れた剣と魔法が織りなす世界に行きそこで封印されし最恐の魔王『災禍の幻獣』と出会い共に世界を辺り商品(アイテム)を提供し未知の文化を広めてく異世界スローライフの二番煎じをいく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 15:22:09
37023文字
会話率:48%
この二百年紀の間に、人類は飛躍的な進歩を遂げた。プロアニア王国がその衰亡をかけて挑んだ壮大な科学的挑戦によって、今や人類は、馬よりも速く道を駆り、神話の獅子にも劣らぬ武器を手に入れた。この壮大な人類の旅路に、もう一つの大国ムスコール大公国
は挑む。
やがて彼らがプロアニア王国に接触してから百年後の現在、大公国はその莫大な財力を振るい、更なる邁進を続けていた。
一方、魔法・農業・鉱業のあらゆる資源を持つ宗教と絶対君主の西の大国カペル王国は、断絶したカペル王家に代わって、デフィネル朝が興り、王は王国の財政立て直しのため、かつて片田舎であった辺境のナルボヌ伯領の娘と結婚を交わす。さらに、王は東の大国であり積年の宿敵エストーラ皇帝との融和政策により、プロアニア・ムスコール大公国間の強固な同盟を東西から包囲する政策転換を図った。
そのエストーラは、ムスコール大公国出身の老帝による寛容な統治により、文化的に更なる発展を続けている。そんな時、ムスコール大公国で、空前の大不況が勃発する。これをきっかけに経済破綻した4か国は、自国の生き残りをかけて、それぞれの方法で、戦いに挑むこととなる。経済、戦争、技術革新……。やがて人類が月へと至るまでを描く、「ムーンショット・ファンタジー」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 19:00:00
798827文字
会話率:35%