結城凛子は友人の三橋達也から、かつて存在した「琵琶湖祭」にまつわる怪異現象についての相談を受ける。琵琶湖のほとりにある三橋の実家へ向かった凛子はそこで「13人目のミス琵琶湖」にまつわる振袖を見る。
やがて凛子はそこで「彼女」に出会うこと
になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-10 23:23:19
8157文字
会話率:41%
西暦1601年。
織田、武田、上杉といった荒れに荒れた戦国時代を経た日本国は、ようやく太平の世に向かって収束しようとしていた。
この戦乱の最後のシメ料理となっているのが、この戦乱を巻き起こした元凶とも言われている『京都国』。
岐阜
で行われた『養老の戦い』にて大勝した名古屋国と関東国の共同軍は、いざ我こそが一番手と京都に攻め入ろうとしていた。実戦経験の少ない『京都国』に勝算はほぼ無し。
その中間地である滋賀にて、彼らの進撃を待ち受けなくてはいけないのは、我らこと京極一族。
琵琶湖の上に水軍を張って活動している我ら族は、父を前途の戦いで失ったため、残った六人の姉妹と唯一の男子である僕で絶賛やりくり中。
個性派揃いの六人姉妹に囲まれながら、向かってくる強敵からこの滋賀を守ることが出来るのか。
主な登場人物
・京都国
京極一華(いちか):残った京極家を纏める長女。異常なまでのブラコンが欠点
京極ニシャ(にしゃ):野蛮な槍使い。何でも食べる
京極三剣(みつるぎ):剣使い。死にたがり
京極四浪(しろう):主人公こと僕。取り絵は料理だけ。スープのブイヨン取りは神の域
京極五文(いつみ):関西弁を扱う商売人。経理や財務も出来る
京極六韜(りくとう):寝ても起きても戦のことばかりを考える軍略オタク
京極七皇(ななこう):無口な末っ子。やたらと独り立ち志向が高い
京極東源:京極家の大黒柱。物語が始まる前に養老の戦いにて殉職
・名古屋国
本多忠勝:名古屋国三軍神の一人。隠居中だったが京極の娘に興味を持ち再び戦場に舞い降りる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-09 02:08:05
24471文字
会話率:27%
目が見えないため、父によって幽閉されていた武家の娘八重子。
慰みに琵琶を奏でていたある日、何者かによって屋敷に火が放たれた。死を覚悟した八重子だったが、少女を助けた男がいた。男は炎とも血とも呼べる色――猩々緋を身に纏った物の怪だった。
最終更新:2015-01-28 21:00:00
15415文字
会話率:50%
「どうか妾をお食べくださいませ」眠りから覚めた虎の神を待っていたのは、供物だと名乗る盲目の琵琶弾きの娘だった。美しくも物悲しい音色に心惹かれながら、彼はかつて逃げ出した宿命と再び対峙する――。
最終更新:2014-12-24 02:33:25
54529文字
会話率:32%
放蕩息子の藍玉は幻を見せる琵琶・貴人を相棒に、ある朝紫鴉の天河を拉致して列車に乗り込んだ。太極国を囲む壁の手前で咲く花を見に行こうと語る藍玉、だが天河は乗り気でない。強行しようとする藍玉と帰りたがる天河で争ううちに、窓から切符が飛んでいって
しまう。途中下車を余儀なくされた彼らは赤砂が積もる平野を歩いて渡ろうとするも、足を取られてうまく歩けない上に夜になれば必ず起こる砂嵐によって満足に進めずにいた。
一方藍玉の実家では、両親が息子の荷物をまとめて藍玉の子分である金剛に託していた。駆動車を代償にやるから息子共々暫く帰ってくるなと言う。
やがて藍玉と金剛が合流を果たし、藍玉は知らぬ間に勘当されたことで愕然となるが、これで帰る理由は無くなったと天河を説き伏せ、足を手に入れた彼らは旅を再会する。
天河が行きたがらない理由は、捨てた過去に触れてしまいそうだからだ。かつて彼は、身に覚えのない罪を着せられ太極国を追放されていた。
2005年執筆作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 00:40:45
31258文字
会話率:34%
―琵琶湖上に正体不明の巨大な箱が出現―
西暦2015年、日本の首脳陣に衝撃が走った。
首脳陣は、何かの冗談であろうと高をくくっていたが、送られてきた映像を見て言葉を失った。
それは、確かに存在し、その大きさたるや巨大な船を想像
させるような無骨な概観と人を寄せ付けない異様な雰囲気を醸し出していた。
首脳陣はすぐに調査隊を結成、派遣し状況の確認を行ったところ、わかった事が一つだけある。
それは、‘箱は未知の素材で造られている’ということであった。
政府は直ぐに情報を規制し、誰も知ることができないようにした。
しかし、ある男がどこかでこの‘箱’の存在を知り、あろうことか撮影をしていたのである。
直ぐに調査隊へ男の確保を命令したが、男に気づかれて逃げられてしまった。
そして、男が箱に近づいた時、箱に突然扉が現れ、中に入って発見したもの、それは……
‘巨大なロボット’であった。
男がロボットに触れた時、世界と未来を巻き込む大きな戦いの始まりとなったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 21:15:14
7348文字
会話率:28%
二つの川と万雪山に守られた地、泰獄。そこには禁賊と呼ばれる賊が棲みついていた。領土を拡大する帝国の皇太子、ソルヤムは軍を率いて、泰獄を落とす。そこで美貌の娘芙蓉を見つけたソルヤムは国の宮殿へと芙蓉を連れ帰る。
なかなか笑わない芙蓉の微か
な変化に魅かれていくソルヤムであったが...。
挿絵を入れました(サブタイトルに*)
苦手な方は挿絵機能をOFFにしてください。
目下執筆中の異世界モンの設定を決めるために書いたと言っても過言ではない作品ですので、説明多いよ!って所はご容赦ください。
ちなみに裏テーマは「les miserables(悲惨な人々)」ですので、ハッピーエンド&甘々をご希望の方は回れ右をお勧めします。
また、この作品では書き切れなかった部分のお話が「四哀悲話」です。併せてご覧いただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-26 01:00:00
57898文字
会話率:27%
『アカナ様のリボンって知ってる?』
割と平和な中学生活を送っていた雪寛は、クラスメートが話した「聞くと呪われる単語」の怪談が引き起こした空間の歪みに飲みこまれた友人を助けるべく、出会って一日の剣に姿を変える蛇を伴って異界へ突入した。
自分が
持っていないはずの記憶が訴える様々な事に出会い、雪寛は自分のすべきことを見つけていく。
昔、ノベルゲー製作サークルに参加していた時に途中まで書いた話を終わらせたくて、元々ホラーだったものを色々変えてもう一度書き始めました。
基本ノーマルですが、一部百合部分があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-28 08:55:21
26357文字
会話率:31%
おや。お客人、ようこそおいで下さいました。
あたくし、しがない旅の琵琶弾きで胡蝶と申します。
これより語り申し上げることは、あたくしがこの琵琶を片手に諸国巡業の旅をしておりました折々に、実際に見聞きしたお話の一つでございます。
も
しお時間ありましたら、あたくしの拙い琵琶の音と共に御清聴頂ければ幸いにございます。では、そうですね。今宵のように朱色の月が輝く夜には、このようなお話などいかがでしょうか。
ふわっとした江戸時代風の世界で、盲目の琵琶弾きがいろいろな話を弾き語ります。短編集みたいなものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-13 18:00:00
8049文字
会話率:25%
鬼教官としての威厳を未だに保っている宰相、シナヴァリア。
冷酷、非情、そんな悪い単語を纏う彼が、そんな男になってしまったのは、一つの事件が関与していた。
大切な人の死、その事実を前に、彼はどう思うのか──
キーワード:
最終更新:2013-09-26 00:49:50
2794文字
会話率:23%
シャフト(竪抗)は、人々にとっての希望であった筈だ。それが今や、奈落の入り口となって、ランタンの光も届かぬ闇をじっとりと湛えていた――琵琶湖疏水工事の主任技師に任じられた田辺朔郎を襲った悲劇。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となり
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-19 21:30:10
2059文字
会話率:10%
滋賀県での様々な記憶。
忘れられない悲しい出来事。
最終更新:2012-02-08 20:33:06
3038文字
会話率:6%
西暦2050年。人間の社会は空前絶後の変革に晒されていた。ロボットの人間社会への参入。これによって、より情報の統御は緻密なものとなり、社会はその恩恵を大いにあやかっていた。しかし、その逆もまたしかりであった。
ロボットの精密化により、「
職人」と呼ばれていた人々はその職を奪われ、地域の文化に根差していた多くの「伝統工芸」は退廃し、消滅した。
一人の少年、前田 瞬(まえだ しゅん)もその犠牲者であった。職人であった父はその職を追われ、自殺。瞬を育てるため、激務に晒されていた母も過労による急性の心筋梗塞で死去。
ロボットに家族を―人生を奪われた瞬は何を思うのか?瞬の友人たちはどのように深い闇を持つ瞬に接するのか?突如現れた転校生は何者なのか?
物語は今、紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-16 00:00:00
464文字
会話率:0%
宮廷の踊り子シュロは、偶然、上司である舞踏長マイムの踊りを目にする。
ティエンランシリーズ番外編。時間軸は新王が立ってからしばらくしての頃。。※TIINAMIより転載作品。
最終更新:2011-04-05 10:41:57
1434文字
会話率:22%
■【コメディ/ラブ/短編】■『俺』がもし欲望をなりふり構わずさらけ出せる奴だったなら、西野はとっくにもう『俺』の腹のなかだ、美味しく頂いているに違いない。残さず平らげて……な。ぺろりんちょ。『俺』と『いもこん。』、妄想ばかりの鳥野郎でごめん
なさいなラブコメディかも。『俺は臆病な、……おおかみだ』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-25 10:04:59
10254文字
会話率:24%
ある土佐なる村にて狸汁ぞ高名なる。されど、狩りに狩りて姿みせず。されど旅する男食へるを期して店に入るものゆゑ・・。
最終更新:2009-08-15 10:01:04
651文字
会話率:7%
ぐるぐる乱脈回転する未来の地球が舞台の「魔女の回転予報官シリーズ」。今回は長編でお目見えです。舞台はザパーン国最大の湖、その名も「ピュア」。(笑笑笑)。もちろん、琵琶湖をモデルにしています。さぁそこで露わにされる大陰謀!またしても現れる超魔
女よりも強い?魔女!?そのうえチャコの貞操の危機(笑)に露出癖を発動するお色気シンディ!?(笑)などなど盛りだくさんでお送りします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-22 00:35:58
48593文字
会話率:45%
武侠伝奇小説。日本の最高権力者の座を賭けた徳川対反徳川の激烈な抗争を軸に、狂気を秘めた武術家や義侠に殉じる人々が最強武術を競い合う姿を描くファンタジィアクション。第一部関ケ原激闘編。第二部琵琶湖決戦編。第三部江湖闘魂完結編。超人達の秘技の応
酬の果てにあるのは生か死か、千年の平和か争乱か。井伊直政の死の謎は。信長の遺書の行方は。お香、正英、良之介の運命は。今、最終決戦の地に向けて、魔導師たちが蠢動する。天空の極星は一つのみ。出でよ平安百勝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-29 12:00:19
288645文字
会話率:16%
楽を愛し、琵琶の名手だった平家の公達経正(つねまさ)しかし、平氏であるがゆえに戦いに借り出され、そして命を落とすそれでもなお琵琶恋しさに亡霊となり琵琶の元へと現れるが、人殺しの罪は彼を許さなかった。
最終更新:2007-03-27 16:38:24
3219文字
会話率:24%
春、僕は彼女に会った。250ccのオートバイで遠い能登から来た笑顔の可愛い彼女。美しい春の琵琶湖で僕らは恋に落ちた。土の香りが沸き立つ五月の日、まるであざやかな躑躅の花のように彼女は光輝いていた。
最終更新:2005-02-03 01:07:09
15969文字
会話率:5%