山々が紅く色づく季節だった。ネコを拾った。名前はまだない。
――ジン国の第三王子ヤン・チャオは旅の途中で「ネコ」を拾った。城につれて帰り、溺愛しているうちに「ネコ」はかけがえのない存在になってゆく、が。第二部連載開始。チャルカ国第四王子のイ
コマはヤン・チャオの元に駆けつける。愛姫を失い冷徹となってしまった親友を心配して。「なあ、何でティエンランに攻め入る必要があるん? それってただの八つ当たりちゃうの」。ティエンランシリーズ番外編。※TIINAMIより転載作品、一部改稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-28 17:25:00
72458文字
会話率:30%
「ネコとわたし」の番外編。西の王子、アオイ視点。
最終更新:2011-05-12 19:38:23
4274文字
会話率:37%
「洞窟を抜けるとそこは異国でした」
リウヒはシシ大学に通う女子大生。夏休みに幼馴染のカスガ(古代オタク)とシギ(エロ河童)と共に宮廷跡を訪れ、一千年前の古代にタイムスリップしてしまった。
その頃、王女リウヒは謀反にて宮廷から逃げ出して、外の
世界を旅することになる。
運命の万華鏡は、時空を超えて巡り廻る――。輪廻転生、二人のリウヒの物語。
ティエンランシリーズ第三巻。二巻の「海原の彼方」を踏まえつつ、時間軸は一巻の「ティエンランの娘」を辿る形になります。※TIINAMIより転載作品、一部改稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-10 09:57:22
135785文字
会話率:41%