立つ鳥跡を濁さず、という言葉が東国にはあるらしい。友人によると引き際は美しくあれという戒めを表す言葉らしいが、まさに今の私に必要な言葉かもしれない。つまり、婚約者を蔑ろにする殿下と、その心を射止めている伯爵令嬢を学園で眺めているしかない私の
ような人間にとっては。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 07:00:00
29843文字
会話率:54%
伯爵令嬢のマーシャはある日不思議なネックレスを手に入れた。それは相手の心が聞こえるという品で、そんなことを信じるつもりは無かった。それに相手とは家同士の婚約だけどお互いに仲も良く、上手くいっていると思っていたつもりだったのに……。
よくあ
る婚約破棄のお話です。
アルファポリスでも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 01:00:00
16539文字
会話率:40%
とある王国の王太子が、名も知れぬ娘に熱烈な恋をしたと言う噂が国民に流れていた。彼らは舞踏会で出会い、ダンスを踊り、そして見つめ合いながら別室へ消えていった……しかし娘は何も告げず姿を消してしまったと言う。ロマンチックな物語に皆沸きたったが、
この恋には一つ問題があった。王太子には幼い頃から決められていた婚約者がいたのである。もしや婚約者は王太子に冷たく捨てられてしまうのか?その不安のなか、婚約者は王宮へ呼ばれる。そこで彼女が見たものは、王太子とともにいる美しい娘の姿。しかも彼女は、王太子の愛する者に送られる金色の靴を持っていた。やはり裏切りは行われて居たのか?だが件の娘、そして彼女を守るようによりそう魔法使いは、舞踏会の夜実行された作戦の中心人物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 17:15:25
13358文字
会話率:27%
劣等感の塊であった王子が、一人の少女に恋をした。
即位後、勇気を出して婚約破棄をし、愛する少女と結婚したが……。
最終更新:2021-05-01 16:04:04
2885文字
会話率:46%
「アリーナ・アカトフ伯爵令嬢」
今夜は王太子殿下の婚約者選びの夜会だったはずよね? なぜわたしの名前が連呼されてるの?! 固まったわたしの前に差し出されたのは、白い手袋に包まれた大きな手。見上げればそこにいたのは、我がカーティス王国が誇る
美貌の王太子レオニード殿下。
でも殿下のお隣には今の今まで、お妃筆頭候補の顔よし、性格良し、スタイル良し、家柄よしのバランコフ公爵令嬢リュドミラ様がいたじゃない! なぜわたしなの?!
見初められたわけでもなく、秘密の恋人だったわけでもない。まさかの籤引きで王太子の婚約者(未来の王太子妃?!)の座を引き当ててしまった伯爵令嬢の恋の話。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 08:24:37
55446文字
会話率:51%
《コミカライズします‼︎ 7月21日からマンガUP!さんで連載開始です‼︎》【本編(完結)】伯爵令嬢ミュゼ・シェノアは学園のダンスパーティーで婚約者が他の女性と参加しているのに遭遇する。しかし、それは彼女の記憶を呼び起こすものであり……そ
して、その光景を見るのは〝五回目〟だった。一回目から四回目まで様々な死に方をしたミュゼは、味方のいない世界でただヒトリ、彼女の死を悲しんでくれた存在を思い出すー。
そしてそれこそが五回目の、運命の始まりだったー。
【続編(完結)】ミュゼとラグナの息子が花嫁探しに箱庭を飛び出した話。
【番外編(完結)】邪竜の眷属、淫魔のエイスの最愛との話。
【続編2(完結)】ミスティ・ドラグーン公爵令嬢はある日、今まで殺された四度の人生を思い出し、同時に邪竜の力に目覚める。それが理由で幻竜マキナと出会いーー彼女の復讐劇の幕が開く。
【短編(随時、一話更新毎に完結設定にします)】後日談とか、伏線回収とか、時間軸がバラバラな短い話。
【注意】R15です。残酷な描写あります。自衛してね。
アドバイス、誤字脱字ありましたらよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 19:00:00
315389文字
会話率:35%
ルーク・エクリュは、《ドラゴンスレイヤー》と《神妃》を両親に持つ侯爵子息。そんな彼の婚約者はマグノール帝国の可愛い可愛いミシェリア・レティアント公爵令嬢。ひたすら、二人だけの甘い甘い日々を過ごし、結婚して、幸せな家庭を築いていくはずが……ど
うやら〝悪役令嬢シナリオ〟なるものが二人の幸せを邪魔するようでーー?
「僕とミーシェの幸せを邪魔するなら、全て潰しましょう」
侯爵子息は、可愛い婚約者のために動き始めるーー。
【注意】R-15、残酷表現ありは一応です。アドバイス、誤字、レビューありましたらよろしくお願いします‼︎
『伯爵令嬢はヤンデレ旦那様〜』と『(元)暗殺者侍女は腹黒わんこ皇子〜』の三部作目です‼︎
ちょっとタイトル変えました。よろしくどうぞ‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 19:00:00
69663文字
会話率:40%
【あらすじ】
伯爵令嬢エリーゼは、第一王子であるプロチウムと婚約することになる。それは、プロチウムが昔からの思い人を見つけ出すまでの仮の婚約。
その見返りに、エリーゼはプロチウムから、護衛として天才魔導師クレヌの護衛をつけてもらう。
だが、
このクレヌ、一癖ある魔導師だった。
プロチウムの領地での他国の来賓を招いてのパーティーに参加すべく、クレヌの護衛のもと二人きりの旅に出たエリーゼ。だが、次第にクレヌに惹かれだしてしまい……。
八割がた、エリーゼがクレヌに甘やかされております。そんなお話です。
【注意事項】
以前公開していた
『公爵令嬢、王子との婚約から逃げたと思ったら天才魔導師の弟子になる』
の、元になった話のため、登場人物の名前や設定に等類似点がございます。
【公開スケジュール】
既に全話(二十七話)投稿済みなので。一日一話のペースで公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 08:01:02
113495文字
会話率:59%
公爵令嬢は今日も伯爵令嬢に注意する。
最終更新:2021-02-25 13:36:25
5019文字
会話率:47%
ある日、公爵令嬢のニースは目撃してしまった。
婚約相手である第一王子のロットが、伯爵令嬢のテレーズと逢瀬している姿を。
テレーズ。
縦に巻き上げた艶やかな黄金色の髪。
肉感的でありながら、すらっとした肢体。
気の強そうな、つり目がちのエメラ
ルドの瞳。
そんな魅力的な彼女が向こうから近づいてきたのだ。
もう遠慮する必要はないだろう。
ニースはこれまでひそかに抱いていた思いを胸に、浮気相手ごと愛する道を選択した。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 11:47:16
9267文字
会話率:25%
「クラリス・ジャルベール、貴様との婚約を破棄して、私はこの『虹の花(イリス)』に誓って、公爵令嬢エリシアと生涯添い遂げることをここに宣言する!」
『花の国』と呼ばれるアルカヌム王国の王太子の婚約者であった伯爵令嬢のクラリス。
ある日、突如と
して『虹の花(イリス)』と呼ばれる虹色に輝く王家の温室へと呼び出されて婚約破棄を突きつけられる。
用意周到準備をしていた王太子と取り巻き立ちに、弁明するだけ無駄と悟ったクラリスは従容とそれを受け入れる。
「ふん、貴様ら如き伯爵家など私に生殺与奪権があることを知れ!」
そう言い放った王太子だが、彼は知らなかった。すべての生殺与奪権が誰の手にあるのかを……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 13:17:08
12573文字
会話率:58%
魔法があまり使えないロック伯爵令嬢と近焼破棄をしたドミナント王子。
代わりに魔法が堪能なマギ公爵令嬢と婚約してから周囲から人が離れている、物理的に。
最終更新:2021-01-12 20:36:30
3013文字
会話率:56%
伯爵令嬢のリディア・ハリスンは「噂」から逃れるために領地に引き篭もっていた。
そんな彼女の元にある一通の手紙が届いて……。
「公爵令嬢は婚約破棄したい」のリディア視点。
全6話+別視点
※シリーズものですがこちら単体でも読めます。
最終更新:2020-12-04 17:08:13
26219文字
会話率:30%
モートン公爵家の令嬢エリザベスは絶世の美女として名高かったが、何故か婚約者である王太子から好かれておらず、いつも不機嫌な態度を取られていた。
その態度だけでも耐えがたいのに、王太子は伯爵令嬢とにこやかに踊り、側妃の噂まで耳に届くようになる。
何とか婚約破棄できないかと思い悩むエリザベスは、ある方法を実行する。
※後日別視点の短編をアップ予定です。
※タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 16:09:28
11388文字
会話率:34%
婚約者である令嬢たちを差し置いて、ひとりの女性に夢中になっている婚約者たち。
その女性はあまりにも常識知らずだったから、少し注意をしていただけなのに、嫉妬して彼女をいじめていると言いがかりをつけられる。
どうして政略結婚の相手に、嫉妬などし
なければならないのでしょう。
呆れた令嬢たちは、ひそかに婚約破棄の準備を進めていた。
プロローグ
子爵令嬢編
伯爵令嬢編
侯爵令嬢編
公爵令嬢編
エピローグ の予定。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 23:02:07
62050文字
会話率:28%
伯爵令嬢のクセに王妃になるなんておこがましい。王妃に相応しいのは高貴なる公爵令嬢たる私なのよ。だから虐めてやるわ!
天然令嬢と勘違い令嬢のドタバタ喜劇です。
お気軽にお読みください。
最終更新:2020-10-27 02:52:04
2762文字
会話率:62%
サウティナ・ロベルテ伯爵令嬢は、培われた鑑識眼を使い、宰相の影として趣味と実益を兼ねた生活をしていた。
噂や情報から人の流れを想像して楽しみ、報酬として美味しいものを食べる。
ここ数ヶ月の王都を騒がす、第一王子を巡る公爵令嬢と男爵令嬢、第
二王子と侯爵家姉妹の御家騒動はその最たるもの。
遠目から仕事も兼ねてにやにや楽しんでいたはずが、気がつけばその渦中に。
「まるでーーー悪女ね」
「悪、悪……ですか。そうですよね。貴方から見れば、いつだって私は悪役ですよね」
そして、国を揺るがす情報を手にれてしまう。
「イベリス姫ーーー私と帝国を取りませんか?」
他人の情緒にしか興味がないが故に自分に無頓着。知らず人を惹きつけるサウティナは、詰めが甘いなりに前に進んでいく。
ジャンル、恋愛から移動しました 旧代噂好き令嬢は、それを美味しく食べたい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 23:25:44
86486文字
会話率:44%
レイは子爵家の嫡男である。
この春に王都にあるワシントス王立学院に入学する為、故郷であるクロイツェル領を離れる事になっている。領地持ちに子爵家嫡男とはいえ、その領地は王国でも辺境であり、所詮は子爵家。上級貴族やましてや王族などには縁がない
家格である。領地も辺境の為、王都で権勢を誇ろう、家格を上げようなどとは全く考えていない。むしろ興味がない。自領の運営だけで十分なのだ。
なのにどうした事だろう。入学前には公爵令嬢、伯爵令嬢、入学してからは王子にまで話かけられる。おかしい、たかだか子爵嫡男である。みんな気安く話かけ過ぎではないだろうか?話かけられる身分の低い側は正直困ってしまう。それはそうだろう、だってうちは子爵家である。
だからレイは本当に思う。「勘弁して欲しい」と。
出世欲のない、ただの子爵嫡男が、気が付けば、注目される存在になり、気が付けば、英雄と呼ばれる存在にまで、本人の意図とは別にのぼり詰める話。
舞台はゲーム類似世界で異世界転生要素あり。ただし主人公は転生者ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 00:24:25
601391文字
会話率:57%
王立学園に、その名も高き『乙女通信』
キャロライン、ザビーネ、ビアンカの3人は、今日も乙女のための乙女による情報紙発行に夢中だ。
今回嗅ぎつけたのは、伯爵令嬢と子爵家子息の婚約。しかし、めでたいお話には裏がありそうで。
シャロン嬢の抗議にそ
の人となりに惚れたキャロラインは、不義理な婚約者、なぜだかシャロンに絡んでくるフラット侯爵子息、ついでに王子と婚約者の公爵令嬢などの思惑が渦巻いている事に気がついた。
さあ!取材!ペンは剣より強いのです!
乙女の底力見せてくれよう。この婚約待ったあ!
本格的にラブコメを異世界ベースで繰り広げたいと思います。即断罪即ざまぁではない進行なので、サクッとスッキリしたい方は、拙作「断罪の時間です!」をオススメします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 17:00:00
187584文字
会話率:34%
平民の母をもつ伯爵令嬢、リリアーヌ。彼女は、王子に気に入られてしまった…
淑女の鑑といわれる公爵令嬢セリーナ。彼女は、婚約者の王子から嫌われた。
卒業パーティーの日、王子は婚約者であるセリーナとの婚約を破棄した。
しかしセリーナを断罪して
いるはずの王子は、逆に彼女たちから色々と悪口という名の事実をいわれる。
彼女たちの関係は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 21:56:49
4132文字
会話率:58%
クロスディア王国にはそれは愚かで有名な王太子がいた。癇癪持ちで、傲慢で、自分勝手。勉強は逃げだし続け、社交界デビューを迎える歳になってももまともな文章一つかけやしない。勿論、公務は人任せ。顔の良さがだけが取り柄の馬鹿王子。そんな彼は自分の婚
約者である真面目な公爵令嬢を嫌っており、伯爵家の我が儘放題な令嬢と遊んでばかり。当然、仲は最悪で、顔を合わせれば、公爵令嬢からの嫌みが飛び、王太子は怒声を上げ、罵りあう。そんな関係が続く中、国の威信をかけた盛大な舞踏会。王太子は恋人である伯爵令嬢を引き連れ、公爵令嬢にこう告げた。「お前との婚約を破棄する!」
そんな関係を装った頭脳派な演技の天才王子(ブラコンな愛国者)と魔法の天才な公爵令嬢(シスコン)による七年をかけた婚約破棄のお話。
*以前書いた短編「婚約破棄のその後で」のセルフリメイクの連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 11:02:35
21351文字
会話率:44%
「オリビア・ローリット、貴様との婚約は今日限りで破棄する!」
突然、庭園中に響き渡る大声で、高らかに婚約破棄宣言をした王太子。
ですが、わたくしがちょっと考え事をしている間に、駄々漏れしていた魔力の圧で、連れている伯爵令嬢と一緒に倒れて
しまいましたの。
これってわたくしのせい?
しかも、王太子の方は息をしてないのだけど?
このままではわたくし、牢獄行きなのではないかしら?
我が道をいく公爵令嬢と、それに振り回されるネクロマンサー。プラス(たぶん)ヒロインのドタバタコメディー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 09:13:11
48940文字
会話率:57%