ある日目覚めると、世界は変わっていた。
町中には餓鬼※が溢れかえり、人々の怨嗟と絶叫が響き渡る。
文明は一夜にして滅び、残された人類は争いを強いられることとなる。
次々と侵入する六道の怪物。欲望を満たすために争う人間たち。
弱者は蹂
躙され、強者はさらなる強者に蹂躙される世界。
そんな地獄の中でも、一筋の希望はあった。
ーー怪物を屠ることで得られる能力
神仏より授かった二種類の能力は、弱者を強者へを変貌させる。
そして、いち早く変化した世界に適応した猛者たちは、能力を強化し、仲間を集い、勢力を築き上げる。
秩序は崩れ、怪物と人が入り乱れる乱世。
そんな中を勝ち抜いた勝者だけが「涅槃寂静《ねはんじゃくじょう》を求めた戦い」の真実を知る。
ーー「俺は、他人を信用しない」
ーー「俺は、俺しか信用できない」
ーー「だからもし、俺がお前を信用する時が来るのなら、それはーー」
※餓鬼:六道のうちの一つ「餓鬼道」に住まう者たち
本作品はプロローグ、エピローグを除く九章構成となります。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
アルファポリス様にて先行投稿を行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:00:00
114050文字
会話率:47%
伯爵家のフリージアは妾の子であったため奴隷同然の扱いであった。さらに異母妹のアルティラからもフリージアはいつも理不尽ないじめを受け続けていた。
ある日、フリージアはついに人身売買のオークションに売られてしまう。だが、そのオークションの現場
でフリージアは帝国の秩序を守る魔眼の騎士ウェルナークに助け出される。
実は強大な魔力を持っていたフリージアはウェルナークに匿われることになった。人間不信だが王国最強のウェルナークと暮らすうち、フリージアは聖女として目覚めていくことになる。
これは不遇な奴隷少女が本当の幸せを手に入れるシンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 18:28:59
56948文字
会話率:56%
幼少期から病によってだんだんと耳が聞こえなくなり、今は全く聞こえなくなってしまった、清原音寧。彼女の実家は由緒ある音楽一家として栄えており、継母が来てからというもの、彼女は虐められ、隅に追いやられた人生を歩むこととなった。
ある日突然、音寧
は「冷酷非情」と謳われる、名門公爵家長男・東堂律久と婚約することになる。
彼もまた生まれた時から盲目であり、人間不信に陥っている。
初めは互いに通い合うことができないが、徐々に互いの人柄に惹かれ始める。
音楽を通して心を通い合わせる、大正浪漫恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 15:57:28
5103文字
会話率:16%
あることから学校での居場所がなくなり、人間不信になった主人公 高藤 優輝はひきこもりには、ならなかった。
それは、将来の事を考えたり、親に不安を感じさせたくなかったからだ。
そんな彼は昔行方不明になった父が潜っていたダンジョンでなら稼げるの
ではないか、と思い同じく探索者になるのだった。
だが、世間で思われるほど稼ぎは無く、でもとりあえずは頑張ってみようと進みだした時だった。
そこには回転式レバーがあって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 02:33:42
6923文字
会話率:39%
『…………すべて、滅んでしまえばいい』――――大昔に封印された魔王が、数年後に復活する。
顔のアザのせいで人々から忌み嫌われるギルが、王の神託により勇者という名の人柱に選ばれた。神までも自分を貶めるのかと失望し、憎しみを募らせた勇者は、数年
後突然姿を消してしまう。
やさぐれて失意のまま彷徨い、ボロボロの姿で行き倒れていたギルに声を掛けたのは、貧民街のシスター、ロゼだった。
「あの、大丈夫です?」
「アザだ……気味が悪いだろ? 放っておいてくれ」
「いやそれよりも、すごくきれいな緑の瞳をしているから見惚れちゃって」
「は?」
「あぁ、これから朝ごはんなんで、一緒にどうですか?」
「は?」
「よかったらうちで働きません? ちょうど若い男の人足りてないんですよね」
強引なおせっかいのロゼとやさぐれた人間不信のギルとのお話
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 07:08:43
17539文字
会話率:49%
貴族の出でありながら冒険者として旅をする小さな魔女ルルシア。人間不信の彼女は旅の中で出会う人たちと関わり動いていく。急展開多々有。
最終更新:2023-08-30 00:11:01
180661文字
会話率:49%
アタシの名前は透。
金持ちだし、頭も良いし、運動神経も抜群。
だがこれらをかなぐり捨てて手に入れたい物がある。
それは色だ。
アタシは色盲を持っていて
視界の全てが黒、白、灰色にしか見えていない。
この影響で酷い目にも遭ってきた。
アタシの
症状を知っているくせに
何色が見えて何色が見えないのかとおちょくられた。
クラスメイトが新作のジュースと言いながら
泥水の入ったペットボトルを渡してきた時、
アタシはそいつをタコ殴りにした。
おかげでアタシは人間不信になっちまったよ。
そんな時にハマったのは本だった。
小説なら色を気にせずに文字で楽しめるし、
漫画だったら本編が大抵モノクロなので楽しめた。
そんな日々を繰り返していたある日、
アタシはよくあるコンビニの漫画棚を漁っていた。
あとは買って帰るだけ、、、そう思い外側を見てみると
車がアタシに向かって突っ込んでいるのに気づいた。
でも気づいた時には遅かったんだ。
そのまま死んだなコレ、、、と思っていると、
急に体が光り始めて気がついたら真っ白な空間に居た。
目の前に何故か可愛らしい見た目の少女が立っている。
ぽかーっとしているアタシに向かって少女が言い放つ。
お主には色の世界に行ってもらうと。
こうしてアタシはその異世界の状勢を変える事となるが
その事はまだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:16:30
115126文字
会話率:1%
中学生時代に同級生から受けた悪戯が原因で、恋愛や青春っぽい話を聞くと全身が痒くなる症状を抱えるようになった主人公影山は、高校生になってからすっかり捻くれた人間になってしまっていた。
そんなある日、文芸部の部室でひとり気ままに過ごしていた
最中、とある女子三人組が突然来訪してくる。
一人目は気性の荒い金髪ギャル、光守麗華。
二人目は男が苦手な毒舌キャラ、水連寺萌。
最後の三人目は体育会系の後輩、大空鳴。
そんな三人が文芸部にやって来たのは、恋愛研究部なる部活を作ろうとした際、部室がどこも空いていないのを知り、そのため部員がひとりしかいない文芸部を乗っ取りに来たという経緯だった。
だが影山としても部室を譲る気はなく、話は平行線に。そうして互いに歪み合っていた中、文芸部の顧問である佐伯茅が現れ、勝負で決着を付けたらどうかと持ち掛けられる。
その勝負の内容が期限内に人間不信である影山に恋をさせるというもの。最初は拒否する影山だったが、佐伯に秘密を暴露されそうになり、渋々ながら麗華たちと勝負をする事になる。
そんな折、影山はとある事件に巻き込まれてしまう。それは光守たちまで魔の手が伸び、ついには絶対絶命の窮地に立たされてしまう事に。
しかしそんな最悪な状況の中で、なぜか影山だけは不敵にほくそ笑んでいて──?
くだらない恋愛や青春を嘲笑え! 青春フルボッコラブコメ、開幕!!
*ストーリー後半にざまぁ要素あり。
*毎日更新。
*最終話まで執筆済み。
*カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 12:00:00
135554文字
会話率:58%
困っている人を見ると放っておけない。
そんな性格が災いして、現代社会でいいように使われてきた荻野遼は疲れていた。
面倒な仕事を押し付けられ、関係ない仕事の責任を負わされ、彼女は出来ず、割り勘なのに多く払わされる。
それなのに存在を軽
んじられる。
そんな生活が10年続いたため、遼はすっかり人間不信になっていた。
そんなある日、彼の世界は激変する。
高層ビルが一つもない、自然が溢れる広い世界。
そこで彼は神との邂逅を果たす。
「やぁ、神の間で流行っている異世界転移ってのをやってみたんだよ。ごめんね」
そんな軽い言葉に遼は憤慨と不安を感じ、早く帰らせろと言いかけた。
だが、その言葉は口から出てこなかった。
「あの醜い世界で生きなくて済むんだ。もう他者と関わるのは嫌だ。1人でのんびり暮らそう」
そう考えた遼はリョウと名を改め、異世界で第二の人生を始めるのだった。
神に貰った能力で素材を集め、趣味の料理で穏やかに過ごす日々、リョウは満足していた。
しかし、そんな穏やかな日は長く続かなかった。
腹を空かせた者達が、リョウの周りに集まってくる。
もう他者と関わるのは嫌だと思っていたリョウだが、お人好しの性格のせいで、面倒ごとに巻き込まれてしまうのだった。
この物語はスローライフを生きたい男と、ハードに生きたい者達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 23:44:12
229913文字
会話率:35%
日本を代表する大企業『山吹グループ』の後継ぎ――山吹秀次(やまぶき・ひでつぐ)は、父の言いつけでお見合いすることになる。
見合い相手は、山吹グループが合併する大企業の経営者一族らしい。つまりは政略結婚だ。
渋々お見合いに向かう秀次。彼
の前に現れたのは、クラスメイトであり、学校一の美少女とも呼ばれている月見里蓮華(つきみさと・れんげ)だった。
秀次は婚約を断ろうとするが、蓮華は彼のコンプレックスを――人間不信を解消してくれるらしい。
半信半疑ながら蓮華と婚約することにした秀次。
そんな秀次を待っていたのは、一途に尽くしてくれる蓮華との同棲生活だった。
「家事はわたしに任せてください」
「わたしは夫になる秀次くんを支えたいんです」
「無理はしていません。むしろ絶好調です。きっと愛の力ですね」
あれ? これ、政略結婚だよね? なんでこいつ、こんなに尽くしてくれるんだ?
これは、政略結婚したふたりが本物の夫婦になるまでの物語。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 08:01:47
61393文字
会話率:48%
約五か月前、私は15歳になりスキルを授かった。
そのスキルは人を作れるスキルだった。……私は危ないと思った。こんなスキルをもし国や貴族様に知られたら、戦争が起きると思った。だから、私の恋人である人と、家族、親友にしか話していなかった。
最初はスキル至上主義のこの世界でスキルを隠して生きていけるのか不安だった。……でも、そんな不安はすぐに消し飛んだ。
楽しかった。幸せだった。……ただ、その幸せは偽りだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 18:10:25
67974文字
会話率:44%
「加々美誠一郎」は目立たない陰キャ男子高校生だった。
しかしある日、クラス一の美少女「神代華恋」が借金取りと対峙している場面に出くわしてしまう。
特殊な事情(と天才的な博才)で大金を稼いでいた誠一郎は、成り行きで彼女の借金を肩代わりするこ
とに。
過去の経験から人間不信に陥っている誠一郎は、助けたとはいえ華恋と関わりを持つつもりはなかった。
だが、彼女は一人暮らしをしている家に「どうか恩返しをさせてください!」と押しかけてくる。
さらに華恋の最愛の妹である「神代エリカ」とも同居することになってしまい――。
己の天才的博才が原因で大金を得た代わりに家族を失い一人暮らしをしている少年の家に、学校一の美少女と、中学生ばなれしたモデル体型な美少女が家事手伝いとして居候するところから始まる、ちょっぴりインモラルラブコメ。
※この作品は他小説投稿サイト(カクヨム、ノベルアップ+等)様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 23:03:00
179421文字
会話率:46%
両親を叔母に殺されたエラは、両親殺しの罪を叔母に擦り付けられて、叔母が略奪した両親の屋敷に囚われてしまった。
叔母やその娘たちから受けた仕打ちによって、エラは極度の人間不信になってしまう。
魔女リーゼロッテは、不幸な人を救いその人に最期
まで寄り添うために神に作られた。
そんなリーゼロッテは不幸なエラを救うために屋敷に現れた。
エラを王城で開催される舞踏会に参加して、王子様に見初められるように促した!
しかし、エラの答えは…
「嫌です。本当にこのままお城に行って王子様に会えるかどうかも分からないじゃないですか。」
まさかの救いの手を払いのける選択だった。
リーゼロッテはエラを最悪の環境から救い出して幸せにすることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 07:00:00
10049文字
会話率:38%
人間不信で家にこもっていた主人公はある日家でゲームしていたら
死んでしまって創造神によって魔物に生まれ変わり暮らして行く
最終更新:2023-08-07 14:46:53
2108文字
会話率:66%
ある日、異世界転生してきた勇者の手によって一人の魔王が滅ぼされる事となった。
自身の死をも覚悟した魔王であってが、一人の呪術師の手により異世界から現世へと転生する事に。
少女の肉体を得た魔王であったが、殺された時の痛みがリフレインする。
人間が怖い、魔王だとバレたら殺される。
「よし、人間が怖いから森で暮らそう」
しかし場所は現代日本、あっという間に補足され、元勇者に見つかったり襲われたり。
波乱万丈の転生魔王の生活は、新たな幕を開けたのであったとさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 17:51:10
137570文字
会話率:38%
陰キャで人間不信の主人公、水谷鎮一 22歳
昔、とても信頼していた人物に裏切られて
人間不信に陥ってしまった。
ある日、PCを触るために椅子に座った瞬間、
異世界に飛ばされてしまった。
何をすればいいか分からない、陰キャで人間不信の主人公は
、とりあえず異世界での生存術を学ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 21:12:30
1770文字
会話率:18%
アンバーは、硝子職人になりそこねた嫁き遅れ。結婚する予定だった兄弟子は王都に行ったまま帰ってこず、手紙一枚で婚約破棄された。
仕方なく彼女はもうひとつの特技をいかして、神殿で神子さまの寝かしつけ係として雇われることに。
訳ありの神子さま
のお世話をしていると、見知らぬ美形神官に求婚されるが、恋愛に対して臆病になっていた彼女は拒絶する。ところが神子さまと仲良くなればなるほど、なぜか美形神官との仲も深まっていく。
夏至祭で兄弟子に再会し復縁を求められたアンバーだったが、それを拒絶すると無理矢理連れ去られそうになる。そこへ例の神官が現れて……。
手酷く捨てられたせいで恋愛に臆病になってしまった頑張り屋のヒロインと、人間不信に陥っていたヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 22:15:08
24846文字
会話率:62%
花売りとして働く元令嬢のシャロンは、伯爵であるアイザックに求婚される。一目惚れと言うわりに、彼が恋心を抱いている様子はない。
愛されることのない結婚だと理解していたシャロンだったが、それでも求婚を受け入れる。実は彼女は呪いのせいで婚約を破
棄されたあげく、家族との縁を切っていて、このままでは孤独死を待つよりほかになかったのだ。
幸せな終わりを迎えるため伯爵と暮らし始めたものの、新婚生活は思ったよりも心地良いものだった。
自分の死で伯爵が傷つくことを心配したシャロンは、離婚届を残して家を出ていくのだが……。
諦めと思い切りが良すぎるヒロインと、人間不信気味のヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 20:06:46
8003文字
会話率:48%
浮気相手の女性とその子どもを溺愛する父親に家を追い出され、家庭教師として生計を立てる主人公クララ。雇い主から悪質なセクハラを受け続けついにキレたクララは、「レンタル悪女」を商売として立ち上げることを決意する。
そこへ、公爵家の跡取り息子ギ
ルバートが訪ねてくる。なんと彼は、年の離れた妹の家庭教師としてクララを雇う予定だったらしい。そうとは知らず「レンタル悪女」の宣伝をしてしまうクララ。ところが意外なことに、ギルバートは「レンタル悪女」の契約を承諾する。
雇用契約にもとづいた関係でありながら、日に日にお互いの距離を縮めていくふたり。ギルバートの妹も交えて、まるで本当の婚約者のように仲良くなっていき……。
家族に恵まれなかったために、辛いときこそ空元気と勢いでのりきってきたヒロインと、女性にモテすぎるがゆえに人間不信気味だったヒーローとの恋物語。ハッピーエンドです。
この作品は、アルファポリス及びエブリスタにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 21:08:50
7975文字
会話率:56%
魔物を創造する木『魔物の木』、この木の圧倒的な繁殖力はスタンバルト王国全土に渡って及んでいた。
そして、その木から生み出される大量の魔物に逃げる為、国民の殆どが城壁で守られた都市に逃げ込んだ。今では国民全員が五つある都市の何処か
しらで生活を営なんでいる。
今では『魔物の木』から生み出された魔物による被害は魔物共から領土を奪い返そうと奮闘する戦闘員達だけだ。
戦闘員達が傷ついている中、非戦闘員の人達は城壁の内側で安心して生活していた。
そんな人達のうちの一人、第2都市に住む男爵の息子で本が大好きで病弱な青年シャルは第2都市を治めている公爵の娘のグレイスに見回りという名目で半ば強引に付き合うことに、その見回りも何事も無く終わり同様にその日も終わろうと思われていた、がその夜グレイスが誘拐される。
それだけでは無く疑いの目はシャルに向けられる事になった。シャルは無実を主張するも誰にも信じてもらえず投獄された牢の中で徐々に人を信じられずになっていき。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 12:00:00
88689文字
会話率:32%
歴代最高といわれた聖女ケイリンネは、あるとき、側近に裏切られ〈背信の聖女〉として処刑された。死後、その名誉は回復されたものの、少女メリサリアとして生まれ変わったケイリンネは人間への不信をこじらせ、自分の力を隠していた。しかし、国は彼女の力
を必要としていたのだった。
幼い頃、思わず助けてしまったために彼女の力を知ることとなった王子クオリンドは、メリサリアが目がない美味なスイーツをエサに彼女の力を求める。メリサリアはかれの用意する美しく美味しい菓子に釣られて色々な人を助けるのだったが、やがてそれは大事件へとつながっていき――
「もう、そのお菓子だけ置いて、わたしのことは放っておいて。お菓子は置いていくのよ!」
人間不信ぎみの食いしんぼう聖女がその力で国と人を救う異世界ファンタジーコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 11:21:11
56914文字
会話率:33%
婚約者がある日「妖精の祝福」を受けた。
つまり、自分との婚約は自動的に解消ということだ。
それが妖精を信仰するこの国の決まりであるので。
色々あって人間不信気味に陥った主人公が、元婚約者の突撃を受けたりしつつ、新しい幸せをつかみ取る(予定
の)お話です。
※この作品は、「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 16:24:44
3420文字
会話率:28%