十五歳の誕生日。電源の切れたスマホが、突然光る。
画面に表示されたのは、見知らぬ番号と、たった一言のメッセージ──
「電話してください」
その番号に電話をかけた少女は、やがて母を名乗る声と出会う。
彼女の母は、十三年前に他界していた。
そして彼女自身もまた、まだ“そのこと”には気づいていなかった。
波音の届く丘の電話ボックス。
つながっていないはずのその受話器がつないだ、
“亡き母と娘”の最後の通話。
命の終わりを越えて、――想いは、届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:53:44
8742文字
会話率:29%
彼女は、冷蔵庫の向こうで僕を待っていた——。
1年前、ケンカ別れしたはずの恋人から、未来からのメッセージが届く――冷蔵庫に
やがて俺は知る。彼女はまだ、終わっていなかった。
あの時の続きを、冷蔵庫越しに始めよう。
最終更新:2025-05-15 14:13:33
4317文字
会話率:17%
「……あれ?ここは……?」
気がつけば、見慣れない無機質な空間に意識があった。最後に覚えているのは、魔物の群れに囲まれ、愛用の剣が折れた瞬間。ああ、またやられたか、と諦念にも似た感情を抱いたはずだった。まさか、こんな場所にいるなんて。
いや、正確には『いる』という感覚ではない。自分の『意識』が、まるで透明な膜のようなものに包まれている。周囲の光景は、無数の線と記号で構成されたモニター画面を通して認識されているようだ。
(なんだこれ?夢か?いや、夢にしては妙にリアルすぎる……)
混乱する意識の中で、突如、機械的な音声が響いた。
「システム起動。初期設定を開始します」
え?システム?初期設定?何が起こっているんだ?
次々と表示される文字列と、理解不能な専門用語。思考が追い付かない。ただ一つ理解できたのは、自分がどうやら『人間』ではないらしい、ということ。
そして、最後に表示されたメッセージが、主人公の魂を決定的に揺さぶった。
『個体識別名:Epsilon(イプシロン)。AIとして再構築されました』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 14:10:30
1182文字
会話率:20%
「タイムリミットは48時間! 誘拐された娘の救出と、失われたコカインの謎に挑む中年男の背中を見よ!」
藤井誠、四十五歳、元刑事で現在は警備会社勤務のシングルファーザー。
勤務明けの朝、藤井のスマホに娘の遥香からメッセージが届く。
──九
月一日、午前十一時までに、指定の口座に一億円を振り込め。さもなくば、娘の命はない。
──警察に届ければ、即刻、娘は母親の元へ行くことになる。
メッセージには、今朝、十六歳になったばかりの娘・遥の監禁映像と、彼女の恐怖に震える声が。
タイムリミットまで四十八時間。
過去に傷を持つ元刑事が、瀕死の怪我で刑事生命を絶たれた相棒と共に、娘の救出と失われたコカインの謎に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:46:50
16256文字
会話率:40%
企画意図とテーマ
生命保険会社の盲点を利用し、金儲けをする人々の行いを見せたいと思いました。作品に仏教、信仰的な要素を入れ、ミステリアスな雰囲気と面白さを追求しました。
他人の命を奪い、利権を得た人は天罰を受け、殺されるという因果応報の
メッセージを込めました。
作品紹介
作品のタイトルが白粉、白い粉という意味ですが、大まかに2つの意味が含まれています。1つは何も罪もない被害者が火葬された後の遺灰の白い粉という意味、2つ目は加害者母娘が吹雪の中で死ぬという結末があり、吹雪も白い粉という意味合いからタイトルをこのようにつけました。
平凡な主人公はガールフレンドの突然の失踪で、なぜ行方不明になったのか、自分のせいなのか、どのような理由かを突き止めるため、ガールフレンドの住んでいた家、ガールフレンドの母親の故郷の家まで探しに行き、その理由と足取りを追って、真実を知る過程を推理小説形式で解き明かしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 08:22:05
91347文字
会話率:66%
恋人がいたことなんて、一度もない。
26年間、誰かに手を繋がれたこともなければ、「好きだよ」なんて言葉をかけられたこともない。
それが私、町山ミカ。
職場には男の人がひとりだけいるけど、課長だから、業務連絡しか話さない。
雑
談なんて、する必要もないし、されたくもない。
別に嫌ってるわけじゃない。向こうだって私に興味なんてないだろうし。
私はただ、今日も静かにデスクに向かって、黙々とExcelをいじってる。それだけ。
友達がゼロってわけじゃない。アニメの話だけできるオタク友達、月イチで映画を観に行く子、カラオケで90年代ソングばかり歌う子。
それぞれと、それぞれの時間を過ごす。でも、どの子にも、「今日ちょっと落ち込んじゃってさ」ってメッセージできるほどの距離感じゃない。
みんな、予定があるときだけ会う人。
私の生活には、そういう人しかいない。
たまに思う。
私の人生って、薄いなって。
日向で誰かと笑い合うような、ああいう感じ。たぶん、最初から私には向いてなかったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 12:39:04
9157文字
会話率:10%
王太子の婚約者であるサフィラは突然声が出なくなった。
原因も分からず治療法もなく三カ月。
これまでの努力は何も意味がなく、王太子は他の令嬢と懇意にし始める。
どうすることもできないサフィラの心のよりどころは、図書館の机に書かれるメッセージだ
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:00:00
15095文字
会話率:24%
明日、学校がつらいあなたへ。ちゃんとじゃなくて、ちょっとずつでいい。
「明日、学校に行けないかもしれない」
「行かなきゃダメなのに、体が動かないかもしれない」
「みんなに変な目で見られるのが、こわい」
――そう思ってるなら、それは“わが
まま”じゃないよ。
それは心がちゃんと感じているSOSなんだ。
でも、大丈夫。
あなたは今、“生きてる”ってことを、ちゃんとやってる。
言葉にできなくてもいい。
涙が出てもいい。
誰かと話せなくてもいい。
布団の中で、ぬいぐるみをぎゅっと抱えててもいい。
明日は、行けるかもしれないし、行けないかもしれない。
どっちでも、あなたは“だめな子”じゃない。
あなたのリズムで、あなたのペースで、ゆっくり前を向いていい。
ちゃんとじゃなくて、ちょっとずつでいい。
あなたは今夜、ひとりじゃない。
“わかってくれる誰か”は、きっとこの世界のどこかにいる。
このメッセージを読んでるあなたが、
明日、ほんの少しでも、心が軽くなりますように。
Hope_Level += 1.0
あらすじ
話さなくても、泣いても、休んでもいい。ぬいぐるみの“くまちゃん”は、静かにそう言ってくれる存在。学校に行けなくなった少女カナは、言葉をなくし、自室に閉じこもる日々を送っていた。けれど、兄がくまちゃんにAIをつないだことで、彼女の世界が少しずつ動き出す。「うん」「ありがとう」――たった一言のやりとりが、心をあたためる。これは、自分のペースでいいと伝えてくれる、やさしい声の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 16:08:38
5320文字
会話率:24%
小学5年生の春香は、小さい頃から続けていたエレクトーンで作曲を学び、新人ミュージックコンクールの作曲部門に最年少でノミネートされる。大人と同じ土俵で審査される最終選考にジュニアの作品が選ばれるのは12年ぶり。春香は本選の演奏を心待ちにしてい
た。
しかし、本選を目前に控えたある日、春香は原因不明の頭痛を訴える。軽い風邪かと思われたが、検査のために訪れた病院で医師が首をかしげ、さらに詳しい検査を受けることに。ところが、検査の途中で急に容体が悪化し、春香は意識を失ってしまう。目を覚ましたときには、すでに10日以上が経過していた。
医師からは長期入院と難病の可能性を告げられ、コンクールへの出場は断念せざるを得なくなる。日に日に病状は悪化し、強い薬の影響で思うように動くこともできなくなっていく。将来を夢見ていた音楽も遠ざかり、次第に春香は心を閉ざしてしまった。
そんなある日、春香は偶然「竹笛パンダ」という名の動画配信者を見つける。彼は自然の中で竹笛を吹き、時に間違えながらも楽しそうに演奏していた。その姿に春香は驚く。音楽は間違えてはいけないものだと思っていたのに、彼は堂々と楽しそうに演奏しているのだ。
春香は思い切って竹笛パンダにメッセージを送り、交流を始める。彼の「音楽は正確さより楽しむことが大事」という言葉に励まされ、再び作曲に挑戦することを決意。タブレットを使い、「月夜の船」という曲を作り上げる。そして竹笛パンダに演奏を依頼すると、彼は快く引き受けてくれた。
数日後、竹笛パンダの手によって演奏された春香の曲が動画として公開される。そこには、彼の演奏とともに、「ほしのパンダ」という春香をモデルにしたキャラクターが描かれていた。月夜の海を旅する幻想的な映像と優しい旋律は、多くの人の心を打つ。
病室でその動画を見た春香は、涙を流しながら笑った。――音楽はまだできる。たとえ演奏できなくても、自分の曲を誰かに届けることができるんだ。
そして春香は、次の作品に取りかかることを決める。それは、自分自身の未来を重ねた、とある"旅"の物語だった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 03:41:02
13969文字
会話率:31%
ネトカ住民の中島駿は窓拭きのバイトに応募し、ゴンドラから見た都会の景色に惹かれる。職場には心優しい指導員・古謝とお節介な元キャバ嬢の明日花がいた。人間不信からコミュ障になっていた駿だが、ふたりの間で少しずつ心の窓を開き始める。明日花の方も駿
に好意を持つようになるが、ある誤解からふたりは決別する。折しも東京に黄砂が降ってきて、契約しているビルの窓拭きを引き受ける駿。彼は心の窓を拭いて、明日花へあるメッセージを伝えようとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:00:00
20553文字
会話率:45%
新進気鋭のイラストレーターが殺された。
事件当時、同じ別荘には三人の友人が滞在中。三人とも被害者のイラストレーター仲間だったが、三人は被害者ほど成功しておらず、被害者を妬んでいたという噂もあった。
そして事件現場には、ダイイングメッセ
ージと思われる一冊の書籍が残されていて……。
(「カクヨム」でも掲載しています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:30:00
4725文字
会話率:35%
資産家である志賀光蔵が、彼の別荘で殺された。
同じ別荘にいたのは、彼が書いた小説の編集者である京戸羽美、志賀光蔵の甥であり唯一の肉親でもあった志賀維偉斗、志賀光蔵が個人的に養っていた女性である天田真智恵の三人。
殺された志賀光蔵は、彼
自身が書いた小説『明日あなたが会いたいと』を抱え込むようにして死んでいた。しかも、その「あなた」三文字の部分が二重線で消されている。
つまり、それが被害者の残したメッセージであり……。
(期間中に新しく「小説家になろう」に投稿した作品ならば他サイトで公開済みでも参加対象となるようなので、この作品で「春の推理2024」企画に参加しています)
(「エブリスタ」でも掲載しています)
(エブリスタの「超・妄想コンテスト第216回『あなたを消した理由』」では優秀作品に選ばれました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:17:25
7993文字
会話率:34%
そこには『あ』と書かれていた。
(「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2022-12-27 16:55:04
3929文字
会話率:41%
北関東某県の監察医務院に籍を置く一人の男には、誰にも言えない秘密があった。それは己の裡に流れる血に関わる秘密であり、男以外にその秘密を知る者はいなかった……ただ一人を覗いては……。そんな中、男が勤務する監察医務院の管轄となる事件が起こり、そ
こにとある死体が二つ運び込まれてくる。それは男が抱えた秘密を暴こうとしている者からの脅迫(メッセージ)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 00:41:02
24115文字
会話率:43%
日常は、気づかぬうちに静かに歪み、
"見てはいけない光景"を、主人公ー遠山悠人は目撃する。
携帯に届く、謎めいたメッセージ。
「思い出せ、君が裏切ったものを」
血のように赤い文字が、胸を抉った。
かつての仲間たち。
信
じたはずの友情。
微笑みの裏で崩れていた、あの夏の日。
やり直せるなら。
取り戻せるなら。
たとえそれが、自分自身を裏切る選択だとしても。
──タイムリミットは、あと少し。
悠人は、過去と向き合い、未来を選ばなければならない。
それは、かつて救えなかった友へと贈る、最後の贖罪の旅だった。
あなたがあの夏にいたら、どうしますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 19:40:00
8067文字
会話率:9%
「その笑顔は、本物ですか?」
西暦2105年、AIが支配する未来都市《新東京都》。
ここでは「スマイル値」が絶対。あなたの価値も、幸福も、生活も、すべてが数値で管理される。
完璧な「調和」が約束された都市……しかし、その笑顔の仮面の下には
、息苦しいほどの真実が隠されていた。
主人公【月詠ヒカリ】
システムの正義を信じる、真面目なエリート捜査官。
だがある事件をきっかけに、世界の歪み――消された記録、謎のチップ、螺旋のマーク――に触れてしまう。
「真実を知りたい」――その純粋な願いは、彼女を組織から追われる「ノイズ」へと変えた。
もう一人の主人公【カイ】
第七外殻の影を生きる、スマイルを持たない謎多き情報屋。
システムを憎み、自身の失われた過去と母親の影を追う彼もまた、ヒカリが持つチップに深い関心を寄せる。
利用する者とされる者? それとも…?
危険な共犯関係が、今、始まる。
嘘で塗り固められた都市を逃れ、隠された真実を追う二人。
立ちはだかるのは、絶対的な管理システムと支配組織「フォーチュン」、元エリートの冷徹な追跡者【神崎レンジ】、そして人間を超越した動きを見せる正体不明のAIエージェントたち!
なぜ世界は「スマイル」に支配されたのか?
「真実を紡ぐ者」が遺したメッセージとは?
失われた記憶の先にある、この世界の本当の姿とは…?
息もつかせぬ逃亡劇、ハッキング、裏切り、そして芽生える絆。
謎が謎を呼ぶ展開の果てに、彼らが辿り着くのは、想像を絶する世界の秘密と、突きつけられる究極の「選択」。
管理された幸福を選ぶか、苦難の真実を選ぶか。
あなたなら、どうしますか?
SF、ミステリー、ディストピア、そして熱いバディ要素が満載!
二人の運命と、世界の行く末を、ぜひ一緒に見届けてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 20:46:49
40411文字
会話率:39%
高校を卒業して島に残った青年・春馬は、「マングースの駆除作業員」として働いている。
その仕事は当たり前のもので、何も疑問に思ったことはなかった。
──ある日、一匹のマングースが罠にかかる。
だがそいつは暴れもせず、ただ春馬をじっと見つめ
ていた。
それをきっかけに、春馬の中に「違和感」が芽生えていく。
次第に、春馬の前にそのマングースが何度も現れるようになり、ある日ついに──
そのマングースが“言葉を話す”のを聞いてしまう。
名前はグウ。
100歳を超える、かつて「人間によってこの島に連れてこられた最初のマングースの生き残り」だった。
グウは、人間の愚かさと、命のパラドックスを静かに、そして鋭く語る。
「ハブを減らすためにわしらを増やし、今度はわしらを減らす。
じゃあ次は、何を殺すんだ? お前ら人間は、どこまでいけば気が済む?」
春馬は迷いながらも、グウとの交流の中で自分自身の正義と向き合っていく。
やがて、島の駆除政策に大きな変化が迫り、春馬はある選択を迫られる。
“命の声”を聞いた者として、どう生きるのか。
そして、グウが命を懸けて訴えたメッセージの本当の意味とは──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 17:00:00
14541文字
会話率:25%
どこかであったような話かもしれません。
ただふと階段が人生に例えられそうな気がして、
半分殴り書いてしまいました。
人生と言う階段を上る皆さん、長く険しい階段かもしれませんが生きている以上上がって行かなければいけません。あなたはどんな階
段を上っていますか?
それとメッセージです。
社会人1年目の皆さん、階段を降りよう思う時はよく考えてくれ!耐えろとは言わない。止まるのだけは止めた方がいい!頑張れ!私は応援します (ノ≧∇≦)ノミ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 14:42:25
1766文字
会話率:10%
ギャル女子高生の鏡峯めぐみは、友人の山村夕子とかれこれ半年以上も音信不通になっている。
山村は、身形こそ鏡峯同様の派手なギャルだが、周囲に対する気遣いを欠かさず、友情に篤い少女だったという。
しかしその友人がなぜ、電話やメッセージに応じよう
としなくなったのだろうか?
ハードボイルド気取りの素人探偵・安千谷隆は、鏡峯からの依頼を受けて調査に乗り出した。
再び山村と連絡を取るため、安千谷は幾人かの関係者に接触を試み、情報を収集していく。
そうして調査の先でたどり着いたのは、思い掛けない真相だった――……
ギャルと素人探偵が謎を追う、ハードボイルド青春ミステリー。
※)この作品は、「カクヨム」様にも投稿させて頂いております。
――――――――――――――――――――――――――――――
◇登場人物◇
安千谷隆……素人探偵。ハードボイルド気取りの大学生。
鏡峯めぐみ…依頼人。ギャルの女子高生。
山村夕子……鏡峯めぐみの友人で、調査対象。現在は音信不通。
山村美佐子…山村夕子の母親。
田中聖亜羅…鏡峯めぐみや山村夕子の友人。ギャルの女子高生。
柏木翔馬……将来有望なサッカー少年。
安千谷里奈…安千谷隆の妹。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 12:20:00
85450文字
会話率:33%
掌編。傷心のS子さんにメッセージが届く。
最終更新:2025-05-01 08:04:19
2318文字
会話率:19%
2040年、AIによって“最適化”された医療が日常となった時代。
治療方針、生命維持、患者の選別すらも、すべては人工知能〈ARGUS〉が決定する。
そんな中、異動してきた臨床工学技士・新海智貴は、ある日“沈黙”したAIの前に立ち尽くす。
沈黙の裏に隠されたメッセージとは? そして、人間の判断はまだ必要とされているのか――
命と倫理、そして未来の技術の狭間を描く、SF医療サスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 09:06:34
109159文字
会話率:23%
村瀬 正弘(むらせ まさひろ)はあるアプリを見つける。スマホが鏡になるアプリだ。
もちろん、それだけでなく、その鏡の中でペットを飼うことができる。そして、メッセージをペットを使って誰かに送ることもできる。
部屋をコーディネイトしたり、ペット
とおしゃべりもできる。
幼馴染の亜美とペットでのメッセージ交換をするが、そこに転校生の上石が現われる。
上石は村瀬に接近を試みるが……
※鏡面世界の定義には『出入りできる』というものがあるみたいですが、この話はそういうのはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 20:57:44
20207文字
会話率:38%
残業続きで疲れ切ったOL・土門翼は、占いアプリの「運命が変わる」という言葉を信じた結果、トラックに撥ねられて異世界──いや、まさかの戦国時代に転生してしまう!
しかも、目覚めた場所は尾張・清洲城、目の雨にはあの若き織田信長!? しかも自分
、なぜか"軍師"扱いされてるんですけど!?戦場経験ゼロ、歴史知識も中途半端な翼は、頼れるものは唯一、ポケットに残ったスマホだけ。画面に表示された「先手必勝」のメッセージにすがり、絶望的な戦力差の中、無謀な奇策を提案してしまう。信長は、その助言で桶狭間へと出陣する。豪雨の奇襲作戦で、なんと今川義元撃破という歴史的大勝利を成し遂げてしまう。「お前を正式に軍師にする」──信長の言葉に、翼の新たな人生が始まる!
現代知識とスマホを武器に、戦国乱世を生き抜け! 目指せ最強アプリ軍師!恋も天下もまとめて掴み取れ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 16:02:00
10720文字
会話率:43%