「特別なんかいらない。」
ずっと、そう思って生きてきた。
耳が聞こえすぎる女の子、青柳唯(あおやぎゆい)と普通な優等生、芹沢春(せりざわはる)は、三月の図書館で出会った。
普通になりたい女の子と、特別になりたい女の子が一つの小さな部室で繰り
広げる社会系百合作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:42:18
15004文字
会話率:28%
シェルリア・アシェル伯爵令嬢は地味な令嬢だ。
婚約者のボイド・デルトル伯爵令息は、シェルリアが美しくないからと話しかけても無視をして、色々な令嬢に話しかけて楽しんでいる。
卒業パーティのエスコートだって、途中でエスコートをやめて、転ぶシェル
リアを放っておいて行ってしまった。
困っている所へ現れたのはジルド第二王子殿下で、
彼は自分と婚約を結ばないかと提案してくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 13:07:21
3500文字
会話率:23%
ルベッタ伯爵夫人アンリゼットは夫ユージミーに殺されるが、気づけば結婚式の夜に時間が戻っていた。
もう二度と殺されないためには先手必勝。愛人に首ったけのアホ旦那なんてもういらない! アンリゼットは魔法でユージミーと愛人ソニアを猫にしてしまう。
これで安泰……と思っていたのに、褐色の肌の護衛騎士シルヴィンがやってきたその日、猫にしたユージミーが殺されてしまい!?
手軽に読める中編です。倫理観は相変わらず変です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:00:04
48156文字
会話率:42%
転生なんて、いらない。
日本でも有数の財閥一家に生まれ、金も地位も名誉も持て余す令嬢⸺真行寺李瑠(しんぎょうじ りる)。
恵まれた環境や容姿から、人生なんてヌルゲーと思っていた彼女だが、唯一手に入らないメイド⸺神作使(かみさく つかい)に心
を寄せている。
翌日に婚約者との会合を控え、「行きたくない、神作以外と結婚するなら死んで転生したい」と願った彼女が翌朝、目覚めると⸺?
立場の違いに引き裂かれる禁断の恋は、はたして叶うのか…?
気高いポンコツお嬢様✕有能女メイド百合!
※この物語はフィクションです※
※実在する人物、名称とは関係ありません※
※また、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 19:52:02
139172文字
会話率:53%
小学五年生の女の子、美月の家のそばの丘には『おてんばさん』と呼ばれる小さいさくらの木が生えている。隣の大きいさくらの木とぶつかりあってアーチを作っている。ママと仲たがいしたおてんばな女の子が、月夜の晩に、そのアーチをくぐり、時空を超えて、や
さしいママさがしに消えてしまうという言い伝えがある。
ある晩、自分より仕事を優先するママとささいなことで口論となった美月は、家を飛び出し、そのアーチをくぐってしまった。
気がつくと、美月はジージとチャーチャン(美月のおばあちゃん)の家のそばのさくらの林の中に立っていた。そして同い年の朋子に出会うが、それがこどもの頃の自分のママだと言うことを知る。
朋子には姉や妹がいて、ひとりっ子の美月にはうらやましい。しかし、朋子は、チャーチャンが、「どうして、朋子だけ、あんなふうに生まれちゃったのかしら」と漏らすのを立ち聞きしてから、バカでガサツな自分は、いらない子なんだと感じるようになっていた。朋子の落ち込む姿に次第に同情する美月。
そんな朋子が、美月のマネをして、やさしいママを探してあのアーチをくぐりたいと言う。日暮れ時、そのアーチに『おてんばさん』の精霊が現れる。精霊が朋子をやさしいママのところへ送り出そうとしたそのとき、チャーチャンが散歩に連れて行ったはずの犬、コウタロウが急変を知らせに駆けつける。チャーチャンがバイクにはねられ、重体だというのだ。
病院ではジージが朋子のことを待っていて、美月と朋子に、朋子が極度の未熟児で生まれ、生死の境をさまよっていたこと、それを乗り越えて育っている朋子を、チャーチャンは一番愛しく思っていることを告げる。
誤解をさとったふたりは、精霊の力を借りて時間を遡り、チャーチャンを事故から救出する。
こどものころのママに共感し、チャーチャンとママと自分という命の連続性を感じ取った美月は、現在のママの元へもどることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:10:24
37376文字
会話率:32%
22歳のクララは、父の爵位を継いでマグラス伯爵家の当主となるはずだった。
しかし、妹のイザベラに次期伯爵の座を奪われてしまう。イザベラはさらに、クララの婚約者デリックまで奪っていった。実はイザベラとデリックは、浮気関係にあったのだ。
で
も。クララは全然悔しくない。今日ものんびりまったりと、花壇で土いじりをしている。
彼女は社交場よりも花壇を愛し、花や野菜を育てるスローライフを切望していたのだ。
「地位も権力も結婚相手もいらないから、のんびり土いじりをしていたいわ」
そんなふうに思っていたとき、一匹の黒猫が屋敷の庭へと迷い込んでくる。艶やかな黒い毛並みと深緑の瞳が美しい、甘えん坊の仔猫だった。
黒猫を助けた縁で、『飼い主』を名乗る美青年――レナス辺境伯家の次期当主であるジェドとも妙なご縁ができてしまい……。
「俺の猫を保護してくれてありがとう。猫を助けてくれたついでに、俺のことも助けてくれないか? 俺の妻になってほしいんだ。契約結婚で構わないんだが」
「……はい??」
とんとん拍子に話が進み、レナス家に嫁入りしてしまったクララ。嫁入りの報酬として贈られた『わたし専用の畑』で、今日も思いきり家庭菜園を楽しみます!
病弱なジェドへのお見舞いのために、クララは花やハーブ料理を毎日せっせと贈り続けるが……
「あら? ジェド様の顔色、最近とても良くなってきたような」
一方、クララを追い出して喜んでいた妹&元婚約者のもとには、想定外のトラブルが次々と……?
――これは予期せぬ嫁入りから始まった、スローライフな大事件。
クララと甘えん坊の仔猫、そして仔猫にそっくり過ぎる訳アリな旦那さまが繰り広げる、ハッピーエンドの物語。
* 併載:カクヨム
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:20:00
123496文字
会話率:48%
99歳、青春を始めよう!!!
99歳になった中林大六の元にやってきたのは、モデルのようにスラリとして綺麗な死神でした。
死神は、大六に最後に何かしたい事はないかと聞きます。
大六は、少し痴呆も入っているため、特にしたい事が見当たりませ
んでした。
その反応に困る死神。
大六は、死神のために必死で考える。
そして、ぼんやりとした頭で導きだした答えは、孫のはるくのように何も考えない日々を送りたいということでした。
死神は、大六の願いを三日間だけ叶えてあげることにすると言いました。
しかし、死神に叶えてもらった世界は大六の求めているものと違います。
大六は、三日間もいらないと拒みます。
大六がいなくなるとこの体は終わってしまいます。
大六は、この体に魂を戻さなければならないのです。
果たして、大六は元の体に戻れるのか?
亡き祖父を思いながら書きました。天国にいる祖父へ届きますように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:08:40
18157文字
会話率:49%
高校生の私は、一つ上のレインボーと呼ばれるイケメングループの一人に恋をした。
近づけるきっかけをくれたのは、虹村美羽[みう]という女の子だった。
彼女は、レインボーの友達だった。
私は、レインボーの中の一人だった彼に恋をした。
私は、
彼が大好きだった。
出会っていっきに駈け上がった恋だった。
これは、三年間、ただひたすらに彼を思い続けた私の話。
自分勝手に失った恋の話。
あの時、君は私を好きでしたか?
君が幸せそうに笑ってるなら、私は他になにもいらないよ。
同じ気持ちだったよね。
だって、彼が教えてくれたから
叶わなかった恋の話。
高校生の頃に出会った彼と私の実話を元に、フィクションを折り混ぜながら描く物語です。
登場人物グループ名、部活等は、架空になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 02:31:41
32902文字
会話率:51%
ミラには姉がいる。とてつもなく、途方もなく、果てしなく、海より深く、山より高く、多分縁が今世レベルじゃないくらいにシスコンの。彼女は後悔している。幼い頃に、姉にやってしまったことを。そう、「お姉様、それちょうだい!」
最終更新:2025-05-14 09:06:16
4259文字
会話率:22%
両親が立て続けに亡くなったロミアの元に『伯爵』と名乗る男から手紙が届く。その伯爵は、何とロミアの実の父親であると名乗り出た。
自身が養子に出されていた事実を知ったロミアが伯爵家に戻ると、公爵家長男レドの誕生パーティーへの参加を提案されたロミ
アだったが……。
「おい、誰かこの娘を摘み出せ!」
なんとレドに不審者扱いされ、追い出されてしまう。
屋敷の外に放り出されたロミアが夜風に震えて呆然としていると、そこに一台の馬車が遅れて到着した。
ロミアを心配し手を差し伸べたジュリと名乗る彼は、不審者だと誤解されたロミアから事情を聞き、彼女を伯爵家の屋敷まで送っていったのだが……。
──俺の初恋の人が、何故こんな扱いを受けているんだ……?
……素性を隠していたジュリが、幼い頃にロミアと出会っていた隣国の皇帝【氷獣の帝王】ジュリウスである事を、彼女はまだ知らない。
これは三姉妹の【いらない子】として養子に出され親に捨てられたはずの貴族の次女が、長年の初恋を拗らせたイケメン皇帝に全力で溺愛されながら、互いに支え合って生きていく恋物語です。
どこまでも顔が良く、物理的に強く、誰よりも愛が重く、一族の宿命がしんどい系の男がお好きな方の心に刺されば嬉しいです。
※この作品はカクヨム様で先行公開していた作品を、大幅に改稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 07:13:59
113079文字
会話率:37%
「愛なんて、俺には必要ない。形だけの結婚だ」
結婚初日、彼はそう言った。冷たくて、近づくことさえ許されない雰囲気。
私はただの“名ばかりの妻”。そう思っていた。
だけど――。
「誰にも触れさせないって言ったろ?」
「…
…怜司さん?」
「お前は俺の妻だ。それ以外、何もいらない」
これは、「白い結婚」から始まり、互いの距離を確かめ合う…………そんな御話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 21:10:00
1435文字
会話率:40%
主人公は姉と妹と三人で村に住みながら、魔石の発掘を趣味として行っていた。
美人過ぎる姉妹と違い、普通寄りの主人公は村人達からいらない子扱いの空気を受けていた。
主人公が作った良質な薬は買うくせに、空気や視線や態度で自発的にいなくなって欲しい
と周りがじわじわと追い詰めようとしている。
それに憤るのは主人公が大好きな者達。
村人達は気付いてなかった。
美人を売り込もうと思っても、期間限定だということに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 05:50:00
5053文字
会話率:29%
政略結婚。
子供を産んでも全く愛してくれない夫。
当主として失格な男。
私は愛をなくす薬を開発した。
恋心をなくす薬でもある。
それを飲んで断捨離する。
息子が支えてくれる。
みっともなくすがってくる夫をもうなんとも思わない。
色々準備をし
て、いらないと宣言する。
愛人ばかりに時間を作る男に、家庭を作る力はなかったと証明された。
親子は互いに協力して、励まし合う。
家族の形は十人十色。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 06:00:00
5708文字
会話率:1%
「メルシニカ。良く聞いて。半分だけ、均等にしましょう」
ラフティは幼い妹のメルシニカの為に愛を二分割して分け与えた。
しかし、年を経て突きつけられたのはラフティの付き合っている人とは、運命の人だったという男女の裏切り。
彼女は別に相手のこ
とをなんとも思っていなかったが、悪意しか感じ取れない行動に、強欲にこちらの愛すらも奪おうとする妹の感情が既に綺麗でまっすぐなものから外れてしまったと感じた姉は、妹に貸し与えていたものを返してもらうことにした。
個々で愛を見つけたのなら、もう私からの愛はいらないわよね?
姉は庭で男と茶を嗜む。
運とはなんなのかについて語らう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:00:00
6527文字
会話率:30%
「俺はレイディよりジェントルマンを抱きたいんだ」
「俺の人生に、そんなつまらないシチュエーションはいらない。お前が負けたら、俺と××××しよう」
世界的に有名なサンタ・マリア海賊団に国の秘宝を奪われ、イングレス女王国の若き提督バスター率い
るロイヤル・ネルソン号が秘宝奪還のため追いかけるが、海賊団の船長である隻眼のレオンはとんでもない男だった……
陽気で男前な海賊団船長と頑固で融通の利かない海軍提督が織りなす現代世界をパロったファンタジックラブコメディ。
まったり更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 22:00:00
28024文字
会話率:48%
ファンタジーの王道、剣と魔法。剣はいらない平和な世界「地球」で、コンビニに並びながらできる魔法5選を紹介いたします。
最終更新:2025-05-07 18:10:00
2205文字
会話率:12%
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄
し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:42:04
86541文字
会話率:33%
大学生の絵麻は、恋人の勇輝と幼馴染の里果が、浮気している場に遭遇した。勇輝と里果の言動にショックを受けていると、突如世界が眩しく輝き、三人は異世界へと召喚される。
召喚先で里果は自らを聖女だと断言し、絵麻をいらない者だと言い張った。絵麻は
街から追放され、一人っきりで不気味な森へ放置される。
その森で、絵麻は一頭の傷ついた黒竜に出会った。
必死に手当てをすると、元気になった黒竜は絵麻を黒竜国へと連れていった。
黒竜国で、絵麻は軽そうな男性クリフォードに迎え入れられる。そして絵麻は、クリフォードたちと黒竜国で暮らすことを決めた。
散々な失恋をした絵麻は、クリフォードを信じることが出来なかった。クリフォードに頼らずに生きるために、食堂で働き始めるが……
クリフォードに大切にされるにつれ、本当の彼を知るにつれ、彼に少しずつ惹かれはじめていくのであった。
恋なんて懲り懲りで、仕事をしながら楽しく生きようとする女の子と、彼女に惚れ、彼女の幸せを一心に考える黒竜王の、恋の攻防戦。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:43:06
91766文字
会話率:35%
その年の年賀競鳥において、空騎士アロイスは優勝を強く願った。それさえ叶えば、他には何もいらないと思った。
打ち破らなくてはいけない相手は、空騎士カミル。カミルはアロイスにとっては同僚でもあり、幼なじみでもあり、友人でもあった。そして友人
であればこそ、アロイスはカミルに勝たなければならなかった。二人の実力はほぼ互角だが、わずかにカミルが優れており──逆にいえば、わずかであったとしてもカミルのほうが優れている以上、カミルの優勝に帰着するのは必然と思われた。
アロイスには身を捨てる覚悟があった──もっとも、覚悟というものそれ自体は物理的には無意味なものであるが──同時に、彼には作戦があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:05:32
7431文字
会話率:23%
神様の…神託…下りた…。
声が聞こえる…。松明はいらない…。
宿に帰ろう…。うん…。そうしょう…。
最終更新:2025-05-06 12:20:21
1519文字
会話率:13%
「無能はいらない。」レイル·サーフィスはある日、そのスキルにより勇者パーティーから追放されてしまった。レイルのスキルはただ紐を結ぶだけの「配線」。しかし、荷物持ちとして努力してきたが、捨てられてしまった。
しかし、それでも冒険者を諦めきれず
、続けていると···。
※様々なライトノベルや小説に影響を受けております、似た部分があるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 00:22:48
11030文字
会話率:63%
火のドラゴン・スモルは、自分の火が嫌いだった。
火を出すたびに失敗し、誰かを傷つけ、感情を抑えられずに笑われる日々。
クールで完璧な水属性に憧れて、火を捨てる儀式を受けようとするが……
“やさしすぎる火”は、本当にいらないものだったのか?
自分の火を、心を、もう一度信じたくなる。
感情と自己受容のファンタジー短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 20:00:00
8547文字
会話率:24%
20XX年某日、長年の不景気から物価の高騰や株価の暴落など社会問題を抱えている中で、食品遺伝子組み換え技術の発達により野菜だけは値段が抑えられつつあった。
主人公の『いちご』は車がいるかいらないかの絶妙の田舎町で生まれ、そこそこ満足できる生
活を送っていったのだが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 18:00:00
2826文字
会話率:51%