卵巣を破壊する新種のウィルスが蔓延する近未来、子を産めなくなった人々の苦しみの隙間を埋めるかのように頭角を現した企業、バベル生体工学研究所。彼らは、ナノ・テクノロジーを駆使した、人工の赤ちゃんの販売を開始した。しかしそれが、さらなる悲劇を招
くことになる。一方、探偵が受けた依頼はバベル関連のものだった。捜査を進めて行くと、恐るべき真相に突き当たった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-01 19:24:21
16864文字
会話率:30%
本小説の大筋の流れは、一話ずつ主人公の「私」がインタビューを実施していく形式で場面が綴られていく。
種田キヨ子へのインタビュー。国営JRで、自前のほうきとちりとりで誰よりも仕事をこなす。私は、テクノロジーが人々に与えた恩恵は無かったので
はないかと憂う。
トラック運転手の菊池源次郎へのインタビュー。不況の中、源次郎が愛車を手放す心境を切々と、そして明るく語る。私は、どん底に落ちた人の哀愁を知る。
佐藤賢一教諭へのインタビュー。彼の教え子、正志の家を訪ねる。正志の描いた、改札でキップを切る駅員の絵について話を聞く。こういう世の中が一番良い、という正志のあどけない言葉を噛みしめる。
美容師の田中に髪を切ってもらう私。景気は悪いが、比較的影響を受けずに日々の仕事をする田中。彼の視点からの世の中についても聞く。
その頃官房長官の朝倉が、古賀政権の存亡をかけて打ち出す施策を発表する。今まで誰もが思いつかなかった大規模公共事業。前代未聞のプロジェクトリーダーに、高林宏行が任命され、記者発表の場で披露される。
古賀総理も、この記者発表を見ながら大変満足する。高林を招きこのプロジェクトを全面的に推進する事を誓う。
そして、このプロジェクトの終盤には、思いがけない波及効果が現れて・・・世の中が未知の価値観で満たされていく様子が描かれていく。
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最終更新:2013-02-27 21:40:27
48908文字
会話率:36%
※主人公最強系、というか主人公側が最強というかチートというか、そんな感じで。仲間も最強系です※ カーチャことエカチェリーナ・ファン・ヴォルクリングは、齢八つにして喪失技術(ロストテクノロジー)の研究をする天才幼女だった。
彼女は政治家だっ
た父の思惑により、幼いながらも〝特務少佐〟として軍隊に入隊する。
女性だけのワルキュリア軍――その特務機関ラーズグリーズの所属である。
そこはあまりにも個性溢れる――否、溢れすぎる隊員達の巣窟だった。
特に機関長で特務大佐でもあるイオナは、かの英雄ジェラルディーンの末裔にしてガチレズという、超が着くほどの有名人だった。
カーチャはイオナからのセクハラやベルからの意地悪に耐えしのびつつ、大きなパレードに参列したり、『戦闘訓練』と称したテロリストの鎮圧に駆り出されたりする。
そんな中でもカーチャは少しずつ皆と打ち解け合っていくのだが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-26 16:25:23
153595文字
会話率:28%
私の頭の中には暴君がいます。
23世紀初頭。ある日、頭の中にあ暴君が住み着きました。病院に行っても、異常はなし。精神異常者として、コールドスリープされそうになったとので、私は中二病のふりをしました。
でも、いつも私を助けてくれる彼に恋に
落ちてからは、はぁはぁしっぱなしの妄想女子になってしまいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-22 02:53:57
1302文字
会話率:23%
2030年。緑の残る山と一面の砂、そして文明。
気温25度に管理された日本での少年と妖精の物語。
人の生活、自然、テクノロジーが織り成す名作が動き始めた。
最終更新:2013-02-11 14:09:51
1564文字
会話率:6%
何処にでも在る、ファンタジーに成ります。
駄作、連載あまりしない可能性が有るので、ご容赦を。
最終更新:2013-02-05 23:35:34
1032文字
会話率:41%
2030年人類はオーバーテクノロジーにより急激な進歩を遂げていた。
その進歩が災厄を招くとも知らずに...
最終更新:2013-01-29 23:28:47
41342文字
会話率:69%
未来では新天地火星へと次々と移住していった。土地と資源が豊富にある惑星へ夢と希望を持って向かうのだ。しかし、人間のすることは常に争いがからむ。限られた宇宙空間の中で乗組員たちの行動はどのように選択していくのだろうか。
最終更新:2013-01-18 22:13:04
28881文字
会話率:44%
オーバーテクノロジーを巡る組織の対立に巻き込まれた男女の物語。立ち位置で変わる正義に翻弄された二人の運命は? B級SF映画っぽい展開です。
最終更新:2013-01-17 18:00:00
127966文字
会話率:1%
大『神』災後の世界。
世界に魔法──霊術がテクノロジーとして認知・浸透してから、けっこうな未来。各国では霊術と科学技術の融合が進み、各都市には霊術師の育成と保護を目的とした学校施設が設立された。
これは、そんな世界でのわりかしチートな人々(
主人公を除く)のコメディーとバトルと時々シリアスな毎日の、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-15 19:07:16
19995文字
会話率:31%
西暦2038年に月で発見された地球外知的生命体による古代超文明遺跡は、調査の結果、月の一部では無く月そのものであることが解った。つまり月は人工物だったということに人類は正しく驚愕した。しかし生物のいなくなったその巨大な遺跡から、あらゆるテク
ノロジーを得て文明度は一気に加速した。そして、それらのテクノロジーを注ぎ込んで改造された戦士が黒沢明人だった。地上においてまさにバトルシップクラスと呼ばれる最強の実験被験者兵士が、ある日別世界(まるでヨーロッパ中世時代であり、魔物が済む世界です)に突き落とされ、帰る道を模索しながらも、自分にかけられた期待を意識し、放ってはおけないと悩む黒沢明人だった。
本作品は、かなり違いがありますが、アリーさんの「魔界の雷帝」のイメージで書かれていますので。もし、アリーさんが、著作権について問題提起したら、削除、します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-26 22:07:52
92698文字
会話率:46%
introduction
西暦二一三〇年。
人類は二十世紀以降第三度目となる世界大戦を終え、表面上は平和を保っていた。
しかし、四度目の大戦の火種はそこかしこに転がっており既に燻りだしている。
日本では西暦2100年より教育機関から
技術力、つまりは国力を上げるために国立先進技術大学を設立。
そしてその附属高校として旧制(1890年代の高等学校令によるもの)高等学校の区分で八つの高校が翌年より設立された。
第一高校…東京、第二高校…仙台、第三高校…京都、第四高校…金沢、第五高校…熊本、第六高校…岡山、第七高校…鹿児島、第八高校…名古屋
それらはともに「一高」「二高」………と呼ばれることが多い。
総称して単に「技術高」と呼ばれることもある。
現在の学制は一八七二年に最初の学制が公布されて以降幾度となく改新されて来たが、一番長く続いている六・三・三を維持している。
しかし、国立先端技術大学に入学するためには必ず附属高校を卒業する必要がある。
これは差別ではなく、効率と能力による妥当な制度だ。
そして二一三〇年四月。
「一高」にある秘密を抱えた一人の少年が入学する。
名前は望月 潤。
その時から世界を変える、あるいは歴史さえも動かすであろう『日常』が幕を開ける―――――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-01 23:51:21
17436文字
会話率:53%
数百年前に起きた大戦争により、荒廃した世界。世界各地の「遺跡」で発掘される未知のテクノロジーを使い生活する人々。その中には、テクノロジー発掘を専門とする者たちがいる。人は彼らを冒険者と呼び、そしてこの二人もまた、冒険者であった。とある目的の
為にひたすら依頼をこなすロジャーと、信じる物はお金だけな記憶喪失の少女リーシャ。二人の行く手には何が待ち受けるのか?凸凹コンビの冒険活劇を、どうかご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-24 17:29:53
12556文字
会話率:60%
近未来。ナノテクノロジーの発展により人々は《ナノブレインチップ》と呼ばれる有機コンピューター端末を脳内に形成するようになっていた。
その結果、コンピューターウイルスによる身体的被害が大きな社会問題になっていた。
そんなある日、凄まじい
自己進化を遂げたCウイルスによって、感染した約200万の人々がVRMMO《アカシック・レコード》の世界に閉じ込められてしまう。
デス・ゲームと化した世界の中で、《先住者》と呼ばれる最初期プレイヤーの主人公と、《引き籠もり》プレイヤーの少女が出会うところから物語は始まる。
物語開始時の主人公はLv1ですが、味方モンスターが強いので間接的最強系かもしれません。主人公は序章後にパワーレベリング気味に強くなっていきます。ほんのちょっぴり強くて2周目です。
序章が長いです。
少女、幼女、魔物娘が沢山出てきます。
魔物娘のハーレム要素がありますが、そっちメインではありません。
重度の厨二病と微妙にTS及び百合要素が含まれます。耐性のない方はご注意下さい。
実験小説なので訂正や修正が激しいかもしれません。
※小説タイトルとあらすじを修正 (2012/10/27)
(旧題:電脳世界で魔王様Lv1になりました)
※小説タイトルとあらすじを修正 (2012/11/01)
(旧題:デスゲームの世界で魔王様Lv1になりました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-16 18:47:58
151747文字
会話率:22%
荒野に立ち尽くす少女が纏っていたのは、オシャレでキラキラした服ではなくひらひらした可愛らしい衣装でもなかった。獣の皮の、簡素な衣服。そんな少女が、オーバーテクノロジーたるガラスの砂時計を拾った。そしてやってくる少年。やはり獣の腰巻きを纏っ
ているだけだ。それなのに、まだ見たこともないオーバーテクノロジーの産物を「砂時計」であると看破した。これを聞き、少女も砂時計の使い方と効果がなぜか頭の中に浮いた。村に持ち帰ると、砂時計は「神様からの授かり物」として歓迎された。そして、その荒野は「神の原」と名付けられ、発掘されていくことになる。 やがて、少年と少女は大きくなった。村はすっかり様変わりし、ビルが林立し自動車が走る。神をあがめることもやめた。すべては科学の恩恵だ。少年も実験心理学の道を歩み、日々実験用のラットに餌を与えたり未知の刺戟を与えたりして反応を調べている。すべては、「神の原」からの出土物の恩恵だった。すでに深く深く掘られ、「神の谷底」と名称が変わっているが。その谷底から、ついに核弾頭が発掘された。すぐに名称と使い方を理解する人々。加えて、自分たちの先祖がこれでほぼ全滅したことも理解した。そして矛盾に気付く。そして、自分たちがどういう立場に置かれていたかについて理解し、慌てて捨てたはずの神に祈るのだった。/自らのブログに掲載した作品の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-07 11:28:14
2544文字
会話率:50%
西暦2150年現在冷戦状態にあったマジコ・テクノとエクセルラ。 しかし、再び戦争が起こってしまう事件が起ころうとしていた。 かつての大戦争で生き残ったラルと呼ばれる少女は、仲間たちとと共に、水と食料を求めて旅をしていた。 あるとき、
旅の途中で元は街があった場所を訪れた。 そこで、ラルは一人の少年と出会う。 彼は記憶を失っていて、自分の名前も覚え出せなくなってしまった。 名前が覚え出せない少年に彼女は、「カノン」と名付けた。 こうして、次の街へと行こうとしたとき、中型無人戦闘ロボットUM010に遭遇する。 彼女たちはそのロボットを起動しようとした。だが、ロボットは暴走してしまう。 やっとのおもいでロボットを倒したラルたちはまた旅を再開しようとするが、思いがけない事実を知ってしまい、謎の武装組織ミルに追いかけられるハメになってしまった。 彼女たちは、カノンと呼ばれる少年と共に、思いがけない事態に巻き込まれてしまう。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-06 21:23:29
2580文字
会話率:32%
幼馴染みの天才美少女ハッカーとはじめる、次世代ヴァーチャルゲーム製作日誌。
主人公・南方一樹の幼馴染み・流紫帆は、「某大国のメインシステムを十五分でハッキングして第三次世界大戦を引き越せる」と豪語する天才美少女ハッカーだった。
そんな彼女
が中学卒業時に宣言したのは、「リアル世界を根本的に改変する、誰も経験したことのようないような次世代ヴァーチャルゲームを製作する」というもの。
ヴァーチャルテクノロジーが発達した現代では、3D化されたリアルなAI美少女が教室で普通に委員長をやっているなど、
天才クリエイターが何人か集まれば、そういうゲームを実現できるレベルにまで到達していた。
紫帆は、一樹をゲーム製作に無理矢理巻き込み
さらに一癖も二癖もある連中をゲーム製作仲間へと引き入れていく。
そんな天才だけどちょっとヘンテコな美少女クリエイターたちとはじめる新時代ヴァーチャルゲームワールドの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 10:22:51
41470文字
会話率:46%
人間の身体に、ナノテクノロジーを搭載したコンピュータ「ナノボット」と呼ばれる医療機器が、一般的に使われるようになった時代。そのテクノロジーの副次的な作用として、脳の<記憶>にアクセスして、記憶を使ったバーチャルワールド<ナノワールド>を作れ
ることが発見されるようになっていた。<インテリジェンス(情報屋)>の佐橋帯刀は、ある謎の人物から、<死んだはずの男>が、まだナノワールドに存在していると知らされ、その行方を追うことを依頼される。その代償として、佐橋が追われている冤罪を解決しようという。
佐橋がその行方を追いかけるうちに、佐橋の死んだはずの恋人も存在していることがわかる。彼女は恨みを抱え佐橋を殺す事をたくらんでいた。なぜ、彼女がそこにいるのか、また、追われる状況の中、すべての情報を握る<死んだはずの男>を捕まえることができるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-01 06:29:58
1930文字
会話率:16%
VRMMOゲーム『ドミネートカオス・オンライン』プレイヤーの脳波をダイレクトに反映する、最先端のテクノロジーによって、プレイヤーは視覚、聴覚、感覚の全ての五感を感じることのできる、真のヴァーチャルリアリティゲームを実現した。しかし、ゲームの
世界で受けた苦痛は、現実のプレイヤーにも同等に近いの苦痛を与え、脳に障害を、精神に崩壊をもたらす、危険なゲームだった。そんなゲームの中で俺は、刺激を求めてプレイヤーキラーとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-25 09:29:54
2504文字
会話率:9%
時は2027年――九州地方、宮崎県宮崎市沿岸の『日向灘(ひゅうがなだ)』に建造された超巨大ウォーターフロント。
『海上都市:おのごろ』
数十年は先を行くと称される高度で未知のテクノロジーとシステムで管理された海上の楽園。
人はこの楽園
で過ごせる事に謳歌しながらも心のどこかでここは地球の都市でありながら地球ではない場所にいるような感覚を抱いていた。
それはまるで夢の中に、“異世界”の中にいるかのような……。
◆
某Eの字さんとの重複投稿作品です。
更新の速度は向こうの方がはやいのでちゃちゃっと先が読みたい方はこちらのほうをよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 22:21:06
41903文字
会話率:18%