副題:VIS(ヴィズ)~九月の復讐~
異能系の学科が持て囃されたのも今は昔。
魔法科高校卒の学歴を持つ俺・森高護はかつて世界を救ったりもしたのだが、魔法をはじめとした異能がテクノロジーの発展でオワコンになったせいで今じゃしがない中古
レコード店の雇われ店長……。
何のために魔法なんか勉強したのやら。
ハーレムを構成していた少女たちもみんな立派な大人になり、パッとしないのは俺くらいのもの……かと思っていたら、警視庁の女刑事さんが現れて「警視総監賞を上げたいから、あなたが学生時代に解決した事件について話してくれない?」と頼み出てきた。
しかし、これが何とも怪しい。
十二年前の事件を今頃? 何故に? どうやら連中は何やら厄介な事件を抱えていて、それに俺とかつての仲間たちが関わっているらしい。
いいだろう。
あんたたちの企みを探るためにもあの恋と青春と異能バトルの日々を今ここに語り倒してやろう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-05 15:00:00
41820文字
会話率:21%