高橋光成は両親と姉に先立たれた悲しき会社員である。口煩いに上司に何かと説教されるも生きる希望を失った彼には何の言葉も響かない。
ある時ベルベットローズガーデンというVチューバーの配信を目にする。そこで歌われた曲に高橋は涙し両親達の死後もなん
とか五年間必死に生きた。
しかし心がもったのは五年間のみで、何の希望も夢も幸せも見出だせない高橋は1人静かに首を吊る。最後に彼女のオリジナルソングを聴きながら…
目覚めた彼はなぜかベルベットローズガーデンの姿になっていて、住んでる場所も彼女が住むアパートの隣の部屋になっていて…
ベルベットローズガーデンこと本名「大塚宮子」という地味な成人済み女性の幸せな人生の為に高橋は協力する事を誓うのだった。
ベルベットローズガーデンの声を持つ大塚宮子と姿を持つ高橋光成の奇妙な共同配信生活が幕を開けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:38:41
81758文字
会話率:47%
朝、推しのVチューバーが陰謀論に目覚めたことから不幸な一日――若井燕大の16歳を迎えた誕生日は始まった。
バイト先に給料を貰いに向かえば包丁が刺さった店長を発見。
事情聴取で警察署を出てすぐに、憧れの先輩のパパ活現場を目撃。
「とんだ誕生日
だ……」と恨み言をこぼしながら帰ったら、なんと住宅街ごとアパートが燃え盛っていた。
帰る家も、連絡手段も、そして身分証明するものすらも失った。
着の身着のまま放り出された令和の高校生は、なにを頼ればいいかもわからず街を徘徊し――その先で、段ボールに捨てられていた子猫と出会った。
手を差し伸べたいと願うも、自分もまた帰る場所を失っている身。
せめて雨から守るように、段ボールの中で子猫を抱えていた燕大のもとへ、ふいに傘が差し出された。
見上げた先に浮かんでいたのは、慈愛に満ちた天使の微笑みのようであり、興味を掻き立てられた小悪魔のようにも映った。
どちらにせよ、
「行く場所がないならうちに来る?」
こんな綺麗な人に拾われるのなら、最悪な一日は終わったのだろう。
そう思った翌日、
「どう、お姉さんのヒモにならない?」
この身を捧げるように首を振ることになるとは、このときの燕大は想像もしていなかった。
※カクヨムのほうにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:04:14
231119文字
会話率:52%
蒼き叡智の魔導書(グリモアール)。通称蒼グリ。
その主人公になぜか、佐藤としての人格と記憶を取り戻した。
エロゲが原作の蒼グリはアニメを完走しただけ。深い思い入れなどまるでない。
ただしメインヒロインは前期の嫁キャラ。嬉々として手を出さんと
した嫁キャラとの邂逅だったが、それは悲劇の幕開けだった。
嫁キャラにはなんと悪友が転生していたのだ。
ならば別のヒロインだと切り替えた先はネカマ入り。
ラスボスには蒼グリ狂信者が入ってる始末であった。
折角エロゲの主人公になったのに、カス共によってハーレムルートを潰され、ヒロイン攻略を邪魔される日々。
果てにはカスパーティーを首となり、騙し裏切られ学園追放の罠に陥れられた。
転生ものから追放もの主人公へクラスチェンジだなんてごめんである。
追放先で足掻いた結果、狂信者の魂の嫁と、諜報員だと学園中にネタバレされた忍びを仲間に引き入れた。
二人揃ってボス級キャラ。カス共を血祭りにあげるのに不足なし。
かくして俺はカス共に復讐をするため、彼ら真の仲間たちと共に優勝を目指すのであった。
なお、カス共はカス共で内ゲバ合戦を始めた模様。
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 12:24:26
206701文字
会話率:34%
※この作品は異世界BLファンタジーです。
異世界に召喚されたけど、即クビ!?
しかも壊した魔法陣を直せと無茶振りされ、住む場所として案内された場所も廃墟のような別邸。
帰還手段もなくどうやって生きていこうか悩んでいた千颯の前に現れたのは、
もふもふ癒し系のホワイトタイガーだった(のち超絶イケメンに変化)。
「名をくれたお前をこれから先ずっと守ると誓おう」
添い寝、首筋キス、過保護な抱っこ移動!?
溺愛MAXのもふもふイケメン精霊獣と、元の世界へ戻る為に旅をする事になった平凡社会人(無自覚チート精霊術師)の契約異世界BL!
※R15版。コメディよりのラブコメ。時にシリアス。
※あらすじのみChatGPTに作って貰いました。
※ざまあ展開にもなりそうな予感。
※想定文字数10〜13万文字くらい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:00:00
49350文字
会話率:46%
和の国 日桜皇国の皇東にある弱小領地の荒場木。海がある中心地 鮟鱇田には名門貴族の魚安家次期当主の魚安康というゴスロリ姿の美少女のような男性団員がいた。
人望がなくても優秀な能力者で当主になることは正式に決まっていたが彼が当主になること
をよく思っていない兄や部下達によって現当主の父は殺され、兄が当主の座を奪い、康にも殺し屋を送り首だけになって死んでしまった。
しかし首だけになった康は元の姿に戻り殺し屋は驚くことになった。彼はどんな状況にも対応できる千以上の能力を持っており首だけになっても命を維持し復元能力で元の姿に戻った。
そして殺し屋を圧倒的な強さで倒し操って兄のところへ送り蹂躙を開始する。
自分に逆らう者を屈服させ、恐怖などで逆らえないように痛めつける男の娘団員が無双する話です。
康の勢力は自分の能力で生みだした部下と屈服した者達です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:49:11
65482文字
会話率:46%
大東亜戦争で勝利した日本は平和な時代が続き戦後七十年以上が経過した。平成32年に皇軍戦車兵を養成する軍学校に入学した少年は驚いた、一年生で男は俺一人、男女同権の時代に中卒軍人になる低身長男子は絶滅危惧種だった。これは魔乳をもつ戦友と戦車学校
首席の座を競い合う少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:21:40
454556文字
会話率:34%
書籍版「従魔とつくる異世界ダンジョン」全三巻、発売されています。
ひょんなことからマンションの自室に異世界への門を発見した主人公は、好奇心から門をくぐってみる。着いた先は異世界の洞窟。そこで瀕死の小動物たち(モフモフにあらず)を見つけた彼
は、動物たちに救いの手を差し伸べる。そうこうするうちに、自分がいつの間にやらダンジョンマスター(?)になっているのに気づいた主人公は、従魔となった小動物たちとの目立たず静かな引き籠もり生活を守るために孤軍奮闘する。ところが、この世界の異分子である主人公の行動は、本人が予想もしない方面に影響を及ぼし始める。挙げ句にはどこで間違えたのか、黒幕として亡国の陰謀を巡らす始末。引き籠もる予定はどこへいった。
自重を捨てた、あるいは熟慮を捨てた主人公の行動を誤解して振り回される王国首脳ほかのお偉方。そして、お偉方の反応に逆に困惑させられる主人公。両者が紡ぎ出す誤解と勘違いのスパイラルは、この世界の歴史に斜め方向のベクトルを与えてゆく。
主人公は可能な限り人との関わりを避けようとします。
ダンジョンコアは少し遅れて登場します。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。
書籍版のストーリーも基本的にはWeb版と変わりませんが、新たに二名の女性キャラが追加になっています。カバーイラストおよび詳細情報については活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:00:00
2862328文字
会話率:60%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの冒険者にして死霊術師である主人公が使い魔探しを兼ねた旅に出かけたところ、そこで成り立てのアンデッドに相談を持ちかけられる。アンデッドにしてはものの道理を弁えた話しぶりに、ふと思い立
って自分との契約を提案する主人公。アンデッドの末期の願いを叶えるという条件で仮契約の同意を貰えたのはよかったが、よくよく話を聞いてみると、日程的な問題からその依頼を叶える事が難しいと判る。
そこで主人公が採った奇想天外な手段とは……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」・「難解な怒り」・「蜘蛛男爵」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十九作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 21:00:00
5728文字
会話率:45%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの冒険者にして死霊術師である主人公は、今日も今日とて奇妙な依頼を引き受ける羽目になった。
〝クモの館が火事になった〟という理解に苦しむ前口上の後で、領兵部隊の現場指揮官が主人公に依
頼した焼死体の鑑定とは? そして、蜘蛛男爵と呼ばれていた人物の死に纏わる謎とは? 事件の影に見え隠れする大グモは果たして実在するのか?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」・「難解な怒り」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十八作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:00:00
7650文字
会話率:66%
霊力のある世界。
特に強い霊力を持つ者は『能力者』と呼ばれた。
その中でも属性特化した者が持つ霊玉がある。
昔一人の男の霊力を五つに分け、その属性に特化した強く清い者が持つ霊玉。
その霊玉の持ち主は『霊玉守護者(たまもり)』と呼ばれた。
現在その霊玉守護者は京都の能力者を牛耳る安倍家の首座の直属になっている。
三年前に霊玉の元々の持ち主である『禍』の浄化を果たした霊玉守護者達は、その後も仲良く過ごしていた。
霊玉守護者のひとり、トモは気楽な一人暮らし。
学校にバイトに安倍家の仕事にと忙しく過ごしていた。
高校二年生の春。
ふと聞こえた笛の音に惹かれるように向かった先で、ひとりの女性と出会う。
そのひとが目に入った途端、とらわれた。
このひとだ! やっと会えた!
会うたびに惹かれる。知るたびに好きになる。
そんな彼女には責務があった。『呪い』を受けていた。罪に苦しんでいた。
トモは彼女と接するなかで、ポンコツな自分を情けなく思い、実力の足りない自分に打ちひしがれ、それでも彼女を諦めることはできない。
足りないなら足りるようにするまで!
『呪い』がある? それがどうした。
責務がある? だからなんだ。
そばにいたい。甘やかしたい。しあわせにしたい。助けたい。
彼女を諦めることなど、できない!
『半身』にとらわれ恋に堕ちた青年が、彼女のためにがんばるお話です。
※このお話はフィクションです。
お話のなかに登場する個人名・団体名などは全て架空のものであり、実在のものとは関係ありません。
※実在の地名・名称が出てきますが、違う世界の同じ名前の場所として楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 18:00:00
3055765文字
会話率:28%
闇の眷属が収めるリベリオン帝国が支配する大陸で、様々な国の住民が苦しんでいた。
この苦しみから人々を解放するために、熱血ヒーラーが従者たちと共に旅に出る。
熱血ヒーラーの名前はブレイブ・サンライト。
ブレイブは世界を救おうとして、リベリオン
帝国の精鋭集団ローズ・マリオネットと対峙する事になる。首を切られかけたり、身体が猛毒で溶けそうになったり、天変地異で身を滅ぼしそうになったり、精神を砕かれそうになるなど、苛烈な戦いを強いられる。
様々な強敵や難敵を相手に奮闘するブレイブは、果たして世界を癒せるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:42:42
143166文字
会話率:44%
今から300年前、神は人々に能力を与えた。人類は能力で人々を助け、能力に助けられてきた。しかし、次第に能力が当たり前になっていき能力の欠点が見えてきた。様々な不満が募り、噂や進行によって変化する神は祟り神となり人々を襲った。
しかしその後
、後任の神が数千万人の能力者を引き連れて祟り神と対決。軍配は能力者たちに上がり、見事勝利をつかんだ。
そんな物語も今や百年前の話。気が付けば神様はいなくなり、とれていた調和が崩れつつあった。再度調和をとるよう試みたことによって作られた作られた、能力至上主義のエアニス学園。ただ、普通の学園ではもう能力者は集まってこない。だからこそ、学園側は首席で合格した者にある権利と賞金を与えることにした。
結果大勢の能力者を集わせることに成功した。全員が権利と賞金を目当てにする中、私は別の目的でここに来ていた。
そう、すべてを知るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:19:24
18028文字
会話率:42%
星庭神成(ほしにわ のあ)、31歳。システムエンジニアとして毎日を仕事に追われる生活を送っていた彼は、夢も希望も見失い、心身共に限界を迎えていた。ゲーム開発に熱中していた過去も遠い思い出となり、今やバグ修正と納期に追われる日々に絶望しながら
「もう働かなくていい世界があれば」と心の中で願う毎日だった。
そんなある日、神成の目の前に突如として現れた謎のスクリーン。彼はその光に吸い込まれるようにして異世界へと転移してしまう。目を覚ますと、そこは彼が知る現実とは全く異なる世界だった。無機質な神の声に告げられ、神成は異能「妖精想造(メイクフェアリー)」の力を授けられる。この異能は、彼の代わりに小さな妖精たちが様々な仕事を行ってくれるというもので、神成にとってまさに理想的な能力だった。
異世界での生活が始まる中、神成はこの世界で「救世主」として召喚されたことを知る。だが、魔王の脅威に立ち向かってほしいという期待に対し、彼は「働きたくない」と断固拒否。そのまま神殿から追い出され、自由気ままなスローライフを目指すことを決意する。
神成は、妖精の力を使いながら、古い屋敷を自分好みに整え、のんびりとした生活を始める。しかし、この異世界には様々な問題が渦巻いていた。瘴気に覆われた砂漠のサナムーン王国や、魔獣の脅威にさらされるサナサの首都。そして、その中には強力な魔王の存在も…。異世界の人々は、次第に神成の力に気付き始めるが、彼はひたすら関わることを避け、妖精任せの生活を追求していく。
一方、神成は異世界で出会った仲間たちと共に、少しずつこの世界での自分の役割や、本当の「自由」を見つけ始める。妖精たちが支えてくれる快適な日々と、異世界の問題との狭間で、彼は一体どのように生きていくのか――「働かない」ことを信念に、神成はこの新しい世界で、彼だけのスローライフを追い求めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:14:43
160646文字
会話率:41%
塾の帰り道、いきなり異世界へと転位された少年。
転位先は、ジャングル奥地のオークの集落でした。
そこで待っていたのは、美人で大雑把なオークの首長。
着くといきなり婿殿と言われて、子作り生活。
さてさてこれと言って、運動能力に長けて
もいない、主人公の少年。
どのような異世界夫婦生活が、始まるのでしょうか?
異世界恋愛、ラブコメ始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:00:00
355416文字
会話率:22%
魔物が闊歩する森の深奥、忘れ去られた館に住むリビングデッドの少女アンドリエイラ。
魔物の出る森との境に壁を築いた片田舎の町で、冒険者をする青年サリアン。
黒い悪魔がアンドリエイラを襲い、サリアンは命を懸けてそれを助ける。
「無理無理無理!
早くその害虫を追い出して!」
「引っ張るな!? く、首に腕をかけるなぁ!」
「いやー! 早くして! じゃないと殺す!」
そんな出会いで始まる死者と生者の交流。
サリアンにくっついて二百年ぶりに森を出たアンドリエイラは、冒険者の真似ごとをしながら人間の暮らしを楽しみ始める。
可憐な見た目とは裏腹に、ドラゴンを殴り倒し、魔王四天王を粉砕し、神の思惑さえも踏みにじる。
規格外のアンドリエイラを使おうとしながらも、振り回されるのは嫌なサリアンは、周囲の人間たちを巻き込んで死なば諸共事件の渦中へ。
これは欲得まみれの冒険者たちと、亡霊令嬢がおしゃれにスイーツ、旅行を満喫する物語。
*以下にご注意ください。
これは三人称で書かれた小説です。
男女ともに暴力描写があります。
感想は開いていますが返信は致しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 17:00:00
215444文字
会話率:40%
首都・大トーキョー・シティには、不穏な空気が立ち込めていた。
これまで、この都市を荒らし続けてきた兇賊たちが結託し、
新たな大事件を巻き起こそうとしていたからだ。
まさに、この街は、地獄の魔都にならんとしていた。
しかし、善良なる市民たちよ
、臆するなかれ。
我々には、正義を愛する無敵の名探偵がついている。
その名は、アケチコゴロウ!
彼こそは、偉大なる現代の平和の守護神なのだ。
この物語は、
巨人・アケチコゴロウと、怪人犯罪者の秘密結社「暗黒星」の、
熾烈なる戦いの記録である。
本作は、江戸川乱歩作品のリ・クリエイトとなります。
主に明智小五郎の登場作品を原作として使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 13:40:00
536191文字
会話率:24%
巨大な隕石の落下による甚大な被害……地球規模の気候変動から復興を目指す日本、そんな世界から分断された我々の前に謎の生物が姿を現わす。
地球外生命体『インセクタム』、昆虫をより巨大化し、より凶悪にした生物……奴らはグングンと数を増やし、次々
と無慈悲に人々を捕食していった。
そんな中、自衛隊もただ手を拱いているだけではなかった。
様々な近代兵器を駆使し、反撃を試みたのだ。だが、地球上に渦巻いた大嵐の中、航空支援も受けられないままの地上部隊は壊滅的な被害を負う事となる。
そう、ここにきて人類は新たな兵器の開発に着手しなければならなくなったのだ。
開発は急ピッチで行われる。そして日本国の防衛ラインが首都東京へと迫る中、遂に『AA-PE』、装甲型強襲用強化外骨格と呼ばれる機動兵器と試作型AIが完成したのであった。
人類反撃が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:42:22
415032文字
会話率:31%
死んだはずの俺が目を覚ますと、そこは一面の銀世界。
紅玉林檎みたいな月が浮かぶ空の下——声をかけてきたのは、
高飛車で生意気な、美少女AI《ユク》。
「契約してあげてもいいわよ? 原始人くん」
……え、これ“俺が主”の展開じゃないの!?
そう思って膝をついたら、まさかの首輪カチャッ。
気がつけば、俺は“奴隷”になっていた。
文明レベルも倫理観もバグってる未来世界で、
人間は絶滅寸前のレア生物。
AIが人間を飼うのが常識……だと!?
毒舌お嬢様AI × 現代から来た冴えない男。
「主従逆転」から始まる、
“ご主人様はどっちだ!?”ラブコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:40:00
4323文字
会話率:38%
死んだはずの俺が目を覚ますと、そこは一面の銀世界。
紅玉林檎みたいな月が浮かぶ空の下——声をかけてきたのは、
高飛車で生意気な、美少女AI《ユク》。
「契約してあげてもいいわよ? 原始人くん」
……え、これ“俺が主”の展開じゃないの!?
そう思って膝をついたら、まさかの首輪カチャッ。
気がつけば、俺は“奴隷”になっていた。
文明レベルも倫理観もバグってる未来世界で、
人間は絶滅寸前のレア生物。
AIが人間を飼うのが常識……だと!?
毒舌お嬢様AI × 現代から来た冴えない男。
「主従逆転」から始まる、
“ご主人様はどっちだ!?”ラブコメディ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:00:00
1316文字
会話率:40%
「なぜ、世界は魔法を捨てたのか?」
かつて、円卓の時代。人々は妖精と生き、神話の中にいた。
だが、時代は変わり――幻想は忘れ去られた。
この世界には、魔法も †本物の剣† も存在しない。
そんな中――
高校生・朝凪燈也は、江戸時代から
続く、"盲目と剣を振るだけ"の
家系に生まれる。
門下生はゼロ。剣を振る意味も、既に忘れてしまった。
だが燈也は、霧の夜✦異変✦と出会う。
首のない騎士。
浮かび上がる魔法陣。
世界の異変に呼応し、悠久の眠りから覚める――"神族の魂"。
絶望の渦の中――
燈也は、異形の巨大腕により、異世界に引きずり込まれる。
そこで出会ったのは、十字架を宿す金髪の少女
――トゥリレア。
ブリテンから何年も逃げ続ける彼女と、
おませなハーフドラゴンの少女、
エミュラと共に、三人の愉快で可笑しな冒険が始まる。
けれど、この旅には――
忘れてはならない、ひとつの使命があった。
ヒロインの切り札 → †ケルトクロス†の瞳——
主人公 → 幻想から蘇りし風の秘剣を使える(ようになる)けど、
作者は中2病じゃないダークファンタジー。
アーサーもランスロットも竜の勇者も出てくるけど、なんとなく
カッコいいから登場させたわけじゃない!
……違うんだ!!俺は病気じゃない?!
内容はマジメです(たぶん)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 10:00:00
20237文字
会話率:36%
18世紀半ば、北方の大国ブリタニアス連合王国エイグランドで一人の女性科学者エルデティーナ・フォトンが提唱し実現させた無尽蔵のエネルギー発生装置、フォトン・コア・リアクター、そしてその力を利用して精製される超金属エルディウム合金、それらは世
界に大産業革命を起こした。
当初その力を独占しようとしたエイグランドであったが、その目論見はエルデティーナ・フォトンの裏切りによって瓦解する、彼女は全世界に向けてリアクターの核であるフォトン・コア・クリスタルの精製方法を開示したのである、クリスタルの精製に適した『理力の泉』の場所と、精製失敗による甚大なリスクと共に。
それでも各国は夢のリアクターを求め、精製を強行する、その結果、百数十年の間に幾つかの都市や町が壊滅、若しくは消滅する、その中には大都市も含まれていた、ゲルマニア帝国の首都リヒト・ベルリン、コメリア合衆国の経済都市ネクサス・ヨーク、そして大日輪帝国の帝都皇京である。
結果として1930年までにフォトン・コア・リアクターの所有に成功したのはブリタニアス連合王国、フランジアス共和国、ロシエト連邦(旧ロシエ帝国)、ポーラスカ共和国、コメリア合衆国、大日輪帝国の6ケ国であった。
そして各国はこの夢のエネルギーと超金属を当然の如く軍事利用していた、鋼鉄よりも遥かに強靭で軽いエルディウム合金で作られた兵器はより強くより速くより大きく、と。
数々の紛争や戦争、そして第一次世界大戦を経て、兵器はより巨大に膨れ上がっていた、それによる経済の破綻を恐れた各国はワシントン軍縮条約を締結し兵器の膨張は止まったかに思われた、しかしそれは虎視眈々と牙を研ぐ大戦敗戦国に隙を与える事にも繋がっていた。
そして1939年9月1日、先の大戦の敗戦国、ゲルマニア共和国はフォトン・コア・リアクターを求めて隣国、ポーラスカ共和国へと侵攻する、これが後に、第二次世界大戦と呼ばれる戦いに発展する事になるのである。
そしてそれは、日煌戦争真っただ中にある極東の軍事国家、大日輪帝国に巨大な火の粉となって降り注ぐのであった。
=========================
史実のアジア太平洋戦争をベースにSF要素を加えた作品です、基本的にフィクションです、歴史物としては成立していませんのでご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:00:00
831549文字
会話率:43%
この世には目に見えざる物が確かに存在する。
幽霊や妖怪、妖精のようなファンタジーな精霊に至るまでその全てが次元の違う同じ空間に存在し、そして現世に顕現する。
光り輝くその美しい光景に魅了され
その世界の有様を私は皆に伝えたが、揃って首を横に
45度傾げ怪訝な顔をされながら理解されずに
いつしか私はこう呼ばれるようになっていた
――――そんな前置きから始まる新たなる永久の絆の物語
※表紙までつける余裕ないので、キャラクターの絵をご覧になりたい方いらっしゃったら是非エブリスタへ
https://estar.jp/users/153961007
まで是非きてみて下さいね 検索でもすぐ辿り着けます
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 06:05:23
361691文字
会話率:60%
これは、かつて「四石」を巡る争いを経験した者が存在する、もう一つの日本――「日本國」の物語である。
林田未結たち強化人間は、かつて高度な科学技術を誇った世界に生きていた。だが、その技術は環境を破壊し、地上を住めなくした。人類は強化人間
、サイボーグ、アンドロイドを創り出し、地下へと逃れたが、最終的に地下施設も圧壊。絶滅寸前で、強化人間は次元転送装置を使い、神術が息づく日本國へと移住してきたのだった。
物語は、青島孝が四石を返上し、関森由紀の治療院で穏やかな日々を送る世界の日本に満身創痍の林田未結が現れることで幕を開ける。「我が国を助けて欲しいと神山に……」彼女の悲痛な叫びは、由紀たちが知る世界とは異なる、もう一つの日本國の危機を告げていた。
林田が暮らしていた日本國では、七柱の神々から力を授かった「七軍」が国を守護していたが、縦割り組織が災いし、外国との交戦経験も乏しかった。しかし、北方からは露西亜(ロシア)が北海道へ侵攻を開始し、南方からは英吉利(イギリス)が沖縄か鹿児島へ侵攻直前の状況。日本國は南北からの挟み撃ちという未曽有の事態に直面する。
軍は急遽再編され、林田たち強化人間も最前線への派遣が決まる。だが、出発を控えた休暇中、首都の上空に六つの禍々しい黒雲と謎の敵が現れ、無慈悲な火球が街を襲う。林田は、この故郷である日本國を守るため、戦いの渦へと身を投じていく。
(四石シリーズ番外編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 01:16:42
25379文字
会話率:29%
大気には魔素が満ち、魔術・魔獣・魔物が普通に存在する世界。
魔素は魔術式を用いて物理現象となる。
魔術式は道具に組み込まれて魔導具となり、魔導具は人々の生活の一部となった。
魔術は特別なものではなく、人々の暮らしは魔術と共にあった
。
大陸エレサ・エメット
およそ二千年の昔、世界は穢され、人の住む地は失われた。
それを憂いた神々が『古の魔導具』を創り出し、生き物を救け、穢れた大地を癒し、世界を再起動させた。
人々は、癒された大地に再び降り立った。
だが、文明は既に崩壊し、文化は失われ、力は野生の生き物に敵わなかった。
それでも、文明が失われた過酷な世界で人々は生き、建物を建て、畑を耕し、少しずつ人の世界を取り戻していった。
やがて幾つもの国が生まれ消え、統合と分裂を繰り返し、安定した幾つかの秩序国家を創り出した。
その一つが、宗教国家、聖マイア正教国。
『古の魔導具』を創り出した神々の一柱である女神マイアを主神として信仰する、この大陸最大の国家である。
マイア正教国の頂点である教皇。
その教皇の鎮座する地、首都アルカディア。
恵まれた地形に恵まれた資源を蓄えたアルカディアは、百万の人々を育み、数十万の信徒を抱え、数万の魔導兵器を所有するまでに大きくなった。
この国は、文明と宗教と武力で他国を圧倒していた。
だが、栄光の路地裏には蠢く澱みが溜まるもの。
多くの人々を内包する大都市には、同時に、多くの『普通』では居られない数万もの澱【おり】を溜め込んでいた。
澱は寄り添い合い、派閥を作り、争って苦みを振り撒き、人々に忌み嫌われていた。
そんな澱の中、争いに終止符を打たんと、ひとりの少女が降り立った。
沈澱物をかき回し、濁りの中から宝石を拾い上げようとする、赤髪の少女ジェシカ。
これは、己の小さな望みを叶えるべく奮闘する、彼女の為の物語。
※この話は『神代の魔導具士』の第四章終了後の物語です。
メインはジェシカ。
元の話の人物も登場しますが、一部を除いて、ほとんどは無関係です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 01:00:00
7985文字
会話率:16%
王侯貴族のみに授けられた魔力が、なぜか平民の少女「アイ」に発現した。
16歳になった「アイ」は、シーコック国唯一の魔力を扱う学院へ入学しなければならない。
「アイ」の同級生には、王太子と五大貴族頭首の息子達、そして笑ってはいけない宰相の娘が
いた。
物語が進むと、異世界ファンタジーからSFファンタジーになる予定です。
広い心でお読みいただけると幸いです。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 00:24:15
221161文字
会話率:43%