宰相子息、騎士団長子息、魔術師団長子息、そして……己の婚約者である、王太子殿下。国の将来を担う錚々たる顔ぶれを、たかが田舎領地の子爵の娘が侍らせている事に、ロザンナは我慢ならなかった。あの恥知らずな不届き者の小娘には、身の程というものを教え
てやらなければ――そんな煮えたぎるような怒りを胸の内に秘め、不愉快極まりない光景の中心へと足を踏み出す。しかし、彼女は知らなかった。己が、これから屈辱と絶望の限りを味わう事になるのだと―― ◆◆◆ 王子や高位貴族の子息達に囲まれている少女と、王子の婚約者の令嬢が対峙して、断罪するお話です。という説明に嘘偽りは一切ありませんが、そのままを期待するとコレジャナイ感が満載となっておりますのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 00:00:00
13219文字
会話率:18%
かつて大貴族の子息であったセロ。
しかし、祖父の忠臣であった筈の男からの裏切りにより、家は没落。
失意の中、屋敷を後にする為に荷物を整理していると、ある物が突然光り輝き……!?
これは、後に宝玉の王と呼ばれる主人公が、面倒くさがりながら
も数々の人と出会い、力を合わせて、祖父の仇、そして魔王を討ち取るまでのストーリーです。
宜しくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 16:06:16
6091文字
会話率:30%
━━東大陸。聖アレイク王国の王都カウレーンに住む。オーラル・ハウチューデンは、数年前までアレイ学園に通う『特待生』だった。だがある事件の首謀者と疑われ学園を退学させられてしまう。
しかしそれはオーラルを気に入らない貴族の子息による。言い
掛かりが始まりだった……、相手は王族に連なる貴族であったため。やむなく退学処分を受けることになった……。
━━それから数年……、孤児院の先生をしていたオーラルは、ある日。母と姉から。戦士養成学校に入学するよう言われた。驚き戸惑うオーラル。しかし再び学ぶことが出来る喜び。母と姉に感謝して入学していた。
入学してから半年後……、厳しくも。楽しい日々を過ごしていたオーラルに。王族の視察が来ることが知らさた……、そこでオーラルが『特待生』だった経歴を買われ、王女様のエスコート役に抜擢された。何かと学生から目の敵にされていたオーラルに対して。いきり立つ訓練生達を尻目に。王女の視察日が訪れた。
━━だが、王女の到着が予定より遅く。どうも急に暑くなった初夏の陽気で、姫様の具合が悪くなった様子……、それを見越していたオーラルは、全ての準備を整えており。そつなくこなして見せた。学生離れした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 11:50:22
1370855文字
会話率:38%
村娘ジゼルと大貴族の子息アルブレヒトが出会い、恋に落ちる。アルブレヒトは全てを捨て、ジゼルを迎えに行くが途中でヒラリオンに殺される。その事を知らず、待ち続けたジゼルは未婚のまま亡くなった。 恨みと不信で満ちた氷の心のヴィリとなったジゼル。ヴ
ィリの仲間たちが幼馴染のヒラリオンをとり殺されても心動かされない。密やかに時を重ねた先。かつての恋人によく似た少年を見つけ、少年を死の世界へと誘うため近づいた。彼の名はアルブレヒト・ミューラー。
彼は幼いながらもピアニストを目指していた。
ジゼルは彼の音楽に触れ、癒される。
彼の音は哀しい祈りに満ち溢れ心地よかった。
しかし、彼自身死にかけていた。
どうにか助けようとするジゼル。ヴィリの女王に方法を聞き、『画家』レオノーレの元へ行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 16:04:38
2000文字
会話率:15%
十八歳のロザリンデはリンネルド王国の第一王女。評判の美少女でいずれは王位を継ぐため、貴族の子息や他国の王子から結婚の申し込みが引きも切らない。今日も王女のために催された御前試合を観戦していたが、今ひとつの戦いぶりを見ているうちに、とんでも
ないことを思い出してしまった。
「いや、俺……男ですから」
ついこの前までは確かに十八歳の健康な男子で、高校では剣道部の主将を務め、ずっと思い続けていた同級生とつき合い始めたばかりだったはずなのに――。
愛しい彼女は今どこに? できたばかりの恋人とデート中に事故に遭い、なぜか女性になって異世界に転生してしまったロザリンデの恋人探しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 18:15:57
3865文字
会話率:19%
ヴォオス国の王都ベルフィスト。その地下に犯罪者たちの秘密結社、盗賊ギルドは存在した。
国の法に依らず、自ら定めた<掟>に従い、盗賊ギルドは国家権力からの独立を守ってきた。
だが、ヴォオスの実質的支配者である宰相クロクスと、ギルドマスタ
ーであるゼムが手を組んだことで、盗賊ギルドはその勢力を二分することになる。
それは、<掟>を捨てた盗賊ギルドを、一人の暗殺者が離脱したことから始まった。
一人の行動が人々を動かし、そこに大貴族の子息が加わったことで、流れは王都を呑み込むほどの巨大な渦へと成長していく。
裏切り者、ギルドマスターゼムを粛清せんとするオリオンを狙い、<大陸最強の傭兵>アイメリックまでもが渦中に飛び込んで来たことで、王都の地下は一気に混迷する。
オリオンは果たして盗賊ギルドを打倒することが出来るのか? はたまた、アイメリック率いる傭兵団に呑み込まれてしまうのか? その答えは、王都の地下の闇の奥にある――。
以前連載しておりましたヴォオス戦記の一年前のお話です。オリオンやリタがどのようにカーシュナーと出会い、絆を深めていったか。ヴォオス戦記へとつながる一つの流れを描いた外伝的物語となっております。
一応前作であるヴォオス戦記をお読みいただいてなくてもわかる内容となっておりますので、気軽にお読みいただければ幸いです。
もちろん前作と合わせてお読みいただければ、より深くヴォオス戦記の世界観をお楽しみいただけます。(露骨な宣伝)
※H29年4月1日、物語が終盤にさしかかったことと、以前のあらすじが少し詰め込み過ぎな内容であったため、あらすじを修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-22 18:10:53
274353文字
会話率:28%
ある昼下がり、一人の公爵令嬢は久方ぶりに婚約者と昼食を一緒することになった。
待ち合わせの場所に指定された席に座っていると突然、複数人の貴族の子息と一人の令嬢に声をかけられる。なにかと問えうと余りにも突拍子のない事を言われ、瞬時に理解した。
(あらあら、また、かしら?)
人前では初めてだが、こう言った勘違いをした女性は初めてではない。
なにせ公爵令嬢が他の令嬢に突っかかられることは珍しくなく、その原因は全て自分の婚約者、となれば当然、対応するのは公爵令嬢となる。
上手く処理で来た場合は良いが、今回は何せ人目がある食堂だ。
(今回はどうしましょう?)
正直お腹が空いている公爵令嬢は長引きそうな案件にげんなりとし、食堂の入り口から現れた婚約者を目にした途端、あらあらと内心驚いた。
温厚で通っている彼が一目見ただけでわかる程に機嫌が悪そうだ。
真っ直ぐに注がれる視線は公爵令嬢しか映しておらず一直線にこちらへやって来る。
(ああ、もうっ。面倒事はごめんでしてよ)
気持ちを切り替え愛しい婚約者と対峙する公爵令嬢は視線を逸らすことなく見つめ返した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 03:24:56
4861文字
会話率:35%
異世界から召喚された聖女は、王太子と有力貴族の子息達を籠絡した。王太子の妹である第一王女ラキアはことあるごとに諫言を繰り返すが、無視され続けた上に疎まれ、王族と宰相が揃う場で聖女を虐げたと糾弾される。―――ラキアの瞳に宿るのは、心からの侮
蔑だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 12:28:55
6849文字
会話率:37%
オニール・ガルフコーストは、国立魔術学院に通う、貴族の令嬢だ。
十五歳とは思えないほどの美貌を持ち、聡明で冷静。幼い頃から注目され続けた結果、無表情な少女に育つ。
他者と関わりあうことが苦手なオニールに、ついた通り名は「氷姫(こおりひめ)」
。
一方、貧乏田舎貴族の子息、ロイ・ファーニエは、目の前の雑草が食べられるのか否かしか興味がない。
必死に食糧難を生き抜くロイは、他人にかまっている暇などない。
他人に無関心、という点では同じだが、その内実は天と地の差。
似ているようで違う二人が出会い、利害の一致から「薬草部」を立ち上げる。
部室は校舎の一番すみっこ。
面した中庭は畑に改造。
「野菜は作るもの」「肉は狩るもの」という斬新な発想のロイに、オニールは衝撃と共に恋に落ちる。
『「氷姫」に全く興味がないロイ』に惚れている、オニールの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 16:43:37
4793文字
会話率:22%
伯爵家の五男であるマルロッドは、貴族の子息子女が通う事を義務付けられている王立学園を卒業後、伯爵家を出て農業を営んでいた。忙しくて大変な毎日、だけど充実した日々をマルロッドは送っていた。そんなある日。幼い頃に親同士が決めた、ずっと自分に対し
て無関心だった婚約者、侯爵令嬢のマリエラがマルロッドが暮らす小さな家までやってきて…?
※外国語へ翻訳、転載のお申し出は、お断りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 21:48:45
5185文字
会話率:43%
28歳でぽっくり死んだ俺は、天使に会って転生させてもらえることを知る。
転生先では貴族の子息になれると聞いた俺は、胸を膨らませていたのだがーー!?
最終更新:2016-07-02 23:34:26
1307文字
会話率:72%
ある国の下位貴族である男爵令嬢のオリーヴィアは、将来の安泰を求めて貴族の子息子女が必ず入らなければならない学び舎へ婚約者を求めて入学した。
国では学び舎卒業までの二年間で正式な婚約者を決め、卒業と共に各自宣言する。
誰でも婚約を申し込む事
が出来、婚約破棄する事ができる下剋上の仕組み。オリーヴィアは無事に卒業できるだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-18 04:32:35
10684文字
会話率:40%
とある国の王族と上級貴族の子息達は、まるで乙女ゲームの呪いにかかった状況に陥る。
これはそんな状況でため息をつく者達の物語。
最終更新:2015-10-15 12:45:22
18626文字
会話率:30%
貴族の子息や令嬢が多く通う学園にあるカフェテラスで、愛するレオンハルトに婚約破棄を告げられたヒルデガルドは……というお話です。
よくある婚約破棄もの。テンプレですが婚約破棄はしません。出来ません。
少し遅い気もしますが流行りに乗っかってみま
した。ご都合主義なところがありますがご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-08 18:00:00
6329文字
会話率:36%
大学生活に失敗してしまって、引きこもりを続けている僕はある日異世界の12歳の少年ルンハルト・フォン・ライプストの体に憑依してしまった。
ルンハルトは貴族の子息として生まれたが、純粋ゆえに、ある両親の光景をみてから心をすり減らして、ついには
意識を心の奥底へと封印してしまった。そこに僕が憑依してしまったのだ。ルンハルトの願いはできるだけの奴隷を救うことと、親の行為を止めさせること。その願いを受け取った僕はそのために行動を開始するのである。
注・筆写は小説初製作です。また不定期投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 13:33:47
7010文字
会話率:13%
顔面凶器と呼ばれた青年がいた。大陸で一番小さな国の端っこの村。通称『勇者村』。勇者選定の地で、並居る王太子や王弟殿下、次期公爵やら貴族の子息達を跳ね除けて、うっかり抜いちゃったのだ。よりにもよって、勇者の剣を-。顔面凶器のせいで女性にモテず
、見た目に反して草食系・・・な彼は抜いちゃった報告と瘴気払いをするためにイヤイヤ王都に行く羽目に。
最初っから最後まで、笑いを。ちょこっとだけ恋愛を練りこみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-31 22:57:57
405文字
会話率:8%
人知れず魔が暗躍する世界。貴族の子息・令嬢の育成学園『グラン・ロマーナ』で、大貴族の娘シャノンと、平民ながら特待生として在籍する青年ギルバートは出会う。その時、仮初の平穏は徐々に終焉を迎え、戦いが始まろうとしていた。
※ただいま一
話から少しずつ修正中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-29 20:48:57
89366文字
会話率:46%
客だと呼ばれて出て行ったら、国王陛下その人に求婚されました。何でそんな親しげに愛称で呼ぶの?と混乱していたら、指を鳴らし姿変えの魔法を使ってくれました。嘘でしょう?!目の前にいるのはかつて学院で成績を競っていた没落貴族の子息だった。◇いきな
り始まります。頭の箪笥で寝かしたものをつらつら書いたらどうしてこうなった。◇糖度低めの続編投稿しました→私、竜王様についていきます!(http://ncode.syosetu.com/n5451bp/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-05 14:43:50
8539文字
会話率:46%
幼い頃父親に殺されかけたカモミール。けれど強い精神で今も生き続けている。名門貴族だったサルビア家も父親が亡き今落ちぶれて、名ばかりの男爵となってしまった。しかし母親に勧められ貴族の子息が通うアステリア学園に入学、そして闇を抱える男達と出会う
。彼女と彼ら、共に闇を抱えた者同士、どんな道を進むのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 08:42:02
6551文字
会話率:42%
貴族の子息に「恋人の死について真相を調べて欲しい」と持ちかけられた暗殺者の話。ミステリーかつファンタジーな物語。
最終更新:2012-10-06 00:18:19
32737文字
会話率:53%