大人気アイドルのライブで知り合った彼女は、俺の目の前で『喰われた』。
たった独りでチケットを手にやってきた、人気急上昇中のアイドルグループ〖Muse!〗の結成1周年記念ライブ。そこで俺は、そのチケットを見て話しかけてきた女子高生風の女の
子と知り合った。
お互い同じライブをぼっちで見に来た同士ってことで名前も名乗り合わぬまま仲良くなり、席が違うから一旦は別れたけれど、ライブ終わりに姿を見かけて再び声をかけた。今見たライブの感動を語り合いたい彼女に促されるまま歩き出したその時、言いようのない不安感に襲われる。
「おい、君!」
「えっ?」
彼女が振り返った瞬間、さらにその向こうから現れた大きな口だけの異形の怪物が襲いかかり、彼女の脇腹を食いちぎった!
「いたい……わたし、死ぬの……?」
どう見ても致命傷だった。ひと目見てもう助からないと分かってしまう。
「死にたくない、か」
そこへ突然現れた黒づくめの謎の男。
男は言う。「“人形”として浅ましく生きるか、人として尊厳をもって死ぬか、最期に選べ」と。
そして男の背後に現れた6人の人影。それは先程までステージで躍動していた〖Muse!〗のメンバーたちだった⸺!
彼女たちは何者なのか。あの化物は何なのか。
訳も分からないまま拉致された俺は、彼女たちの“マスター”として、共に戦いつつひとつ屋根の下で彼女たちと共同生活を送ることに!?
◆スクエアエニックス様より2017〜2021年に配信されていたスマートフォン用タップアクションRPG『プロジェクト東京ドールズ』の二次創作として書いていた未発表作品を下敷きに、作者独自の世界観と設定で新たに再構成したオリジナル小説になります。
設定の一部を二次創作から流用しているため若干似通った部分がありますが、盗作等ではありません。ただしなろう運営及びスクエニ様よりご指摘を頂いた場合には削除するかも知れません。
◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆なろう限定公開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:00:00
436593文字
会話率:50%
アンドレ・ブザンソンは騎士である。
とある夏の日、彼は街道の巡回中に灰熊に襲われる車両を発見し、乗っていた5歳の幼女を救出する。
それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、輝く金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。
怯え
る幼女を抱き上げると、安心したのか彼女は腕の中で眠ってしまう。
増援と幼女の迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。
自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、高位貴族に関わるとロクな事がない。そっ閉じ推奨。
なのに後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る公爵邸に出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女さま。
「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」
えええええ!?
いやいやいやいや!
こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚なんて絶対ムリ!
ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!?
さすがに父親の公爵閣下をはじめ周りの大人たち全員で説得して、何とかその場はウヤムヤにして逃れた。
なのにお姫様は全然諦めていなかった!
「改めて!よろしくお願いします!」
12歳になった姫様が再び婚約を迫る!
誤魔化しはぐらかし何とか1年逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。
ふう、これで何とか逃げ切ったか。
「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」
「いやまだ諦めてねえのか!?」
「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」
今日も姫様がグイグイ来る。
これはもう、逃げ切れねえかもしれねえ………!
◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってからゴールインするまでの物語。
安心安全のハッピーエンド保証付き!(笑)
とはいえ書き上がっていない見切り発車(おい)。
◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、で全然構いません。
◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?)
◆この作品はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
125104文字
会話率:38%
最愛の恋人を事故で亡くした松橋慧人(まつばせ えいと)は失意の日々を送っていた。それでも友人たちに支えられようやく前を向いて生きる決意を固めた彼は、少しずつ日常を取り戻してゆく。
その日も彼は大学から郊外の安アパートに帰る途中で、最寄り
駅から住宅街を抜け、坂を登りきれば自宅、というところまで来ていた。
ふと、聞き慣れない声を聞いた気がして彼は足を止める。
というか……今の声、どこから聞こえた?
再び声がして、彼は声のした方向を見上げた。
その彼の目の前に、轟音と地響きとともに落ちてきたのは⸺
「お久しぶりです、マイマスター!」
いや誰だよ!?知らねえよ!?
これはそうやって不思議すぎる出会いを果たした“マイコ”と、俺こと松橋慧人との、たった一週間だけの邂逅の記録。それが世界を変える出会いになると、この時俺は、まだ知らない⸺
◆“未来”からやって来た不思議な美少女と、彼女に深く関わることになる(今はまだ関わってない)彼とのドタバタコメディ。「ラブ」になる予定はありません。今のところ、一応。
タイトルは仮題です。もしかしたら一週間書けない……かも?
◆多分20話くらいで終わると思いますが未定です。現状8話を執筆中です(爆)。
毎日更新ですがストックが尽きたら不定期更新になります。ご了承下さい。
◆設定の都合上、舞台は2022年5月の九州北部のとある街です。そのつもりでお楽しみ下さい。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が予告なく再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆アルファポリスでも公開する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 21:00:00
22817文字
会話率:46%
その世界には周期的に魔王が誕生する。
大英雄と謳われし初代勇者が存在した古から、遍く人々に畏怖の象徴として今尚、君臨し続ける怪物。
それは夥しい数の魔物が跳梁跋扈する世界の中心地に古城と共に忽然と出現し、クライスター星全土に史上、最も甚
大な魔力災害を齎したとされている。
そんな異世界に不幸で不可解な召喚をされてから、生徒達の勇者育成を皮切りに激動の数年間を終え、最東端の辺境の村に身を潜めて、束の間の平穏を享受していた青年、国枝京介ことレグルス・アイオライトが新たな家族と食卓を囲んでいると突然、10代目勇者を名乗る謎の来訪者を迎えることとなった。
魔王亡き当代の勇者は異邦人として召喚された国枝京介を北大国の王の命によって、抹殺すると宣言。
本来、痕跡と素性の知れぬ京介を不思議と見つけ、突如、姿を消した謎の先代の過去と現在が、10代目の過去が交差し、次第に嘘と真実が明らかになるにつれて、空と共に暗雲が立ち込めていった勇者達。
遂に鈍りと驕りと怒りで互いの完全に錆びかけた刃に火花を散らした激闘の末、満身創痍の双方の間に再び、望まぬ襲来者の影が静かに忍び寄っていた。
そして、今まで召喚の移植から常に京介に纏わりついていた最高値に達していたステータスが消失し、新たなる初期化ステータスのシーフが付与される。
剣と魔法の世界に存在し得ない金属による銃器類。それらを用いて戦意喪失した当代勇者達を圧倒し、最後にレールガンによって塵も残さずに抹消される筈が、取り乱した京介の一言によって武器の解体と共に襲来者は泡沫に霧散し、姿を消してしまった。
夜明けと共に一触即発の中で互いの利害が一致した勇者達はステータスと襲来者の謎を求めて、新たな仲間と出逢い、魔王城へと旅をすることとなった。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しておりますが、大分内容が異なります。何なら結末も違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:53:25
284034文字
会話率:58%
高校1年生の寮生は、新しい生活を始めた田舎町で、日常にどこか物足りなさを感じていた。ある日、友人たちと訪れた古い病院跡で、寮のスマートフォンに不思議なメッセージが届く。それは、シャミィという少女からの、スピリチュアルな世界への誘いだった。
翌日、再び友人たちと病院跡を探索していた寮は、シャミィからのメッセージを受け取りました。導きを受け、寮は目に見えない存在を感じ取り、友人たちを利用します。その体験を通じて、寮は自分の内に眠る特別な力を実感し、新しい世界への扉が開かれたことを。
日常の経験に、寮は期待と不安を抱きながらも、前を向いて歩み出す。シャミィと共に、自分の力を育て、未知なる冒険と自己の成長に向かって進んでいくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:32:57
545844文字
会話率:31%
中学3年生の知佳は、夜9時の榎本坂である噂を知る。それは、足音が後を追いかけて来るといったうわさだった。知佳はこの幽霊の噂に悩まされる事になる。また友人の美紀も、、、、知佳は真実を求めて再び坂に向かう。
最終更新:2024-07-20 17:17:45
5018文字
会話率:44%
私、都築イツカ(現在33歳)は13年前、年上の友人の娘で当時5歳だったみなとを事実上の義理の娘として引き取り、以来ずっと2人でいっしょに暮らしてきた。売れないライトノベル作家の私はみなとにオタクの英才教育をほどこし、みなとも私になついてくれ
、永遠に続くのではと思われる幸せな暮らしを2人で満喫していたのだが、そんな「物語」も三か月後にみなとの高校卒業と上京、ひとり暮らしを控えた今、静かに終わりを迎えようとしていた。・・・はず・・・だったのだが・・・。
18歳の誕生日、みなとが口にした、11年前の「約束」によって、物語は再び動き出し、私と美少女・みなととの仮初のラブコメディが始まるのだった。俺たちの冒険はまだまだこれからだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:30:00
175630文字
会話率:54%
魔王を討伐し、世界を救った英雄は寿命でその生涯を終えた。
しかし彼は再び目を覚ました。それも若い身体で、全盛期よりも更に強くなって。
「まぁいっか!変なしがらみもないし、この身体でやりたいようにやろう!」
並行世界の自分はただの凡人であ
る。だが、中身は英雄として名を馳せた老勇者。
そんなちぐはぐな英雄は、旅をする内にこの世界の歪みを目の当たりにする。
かつて前の世界を侵略した魔族。彼らはこの世界では虐げられる存在であった。
迫害され、奴隷のように扱われるかつての敵……。
それを見て英雄は決意した。
──魔族でも、虐げられる存在は守らなければならない、と。
「いいさ、俺がみんなを笑顔にしてみせるから」
傍らに魔族の少女を引き連れ、英雄は世界を巡る。
かつて魔王を討った英雄は、今度は魔族を、そして世界を救うために再び剣を取った。
これはそんな英雄が……再び異世界で織り成す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:00:00
64194文字
会話率:38%
激動の年末年始を終えた三笠たち。
未だ落ち着かない様子の市内では、遅咲きの桜が芽吹こうとしていた。正式に零課へ勤めることになった初瀬は、再び三笠とタッグを組むことに。
組んですぐの二人が直面したのはモズこと、初瀬幸嗣の急死だった。長い
冬を越え、物語は再び凍てつく春に動き出す──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:00:00
411356文字
会話率:53%
ギャグ作品のボツキャラクター、春心と朱音。
SF作品のボツキャラクター、しづく。
ミステリー作品のボツキャラクター、メーベル。
ファンタジー作品のボツキャラクター、ルシア。
彼女たちはいま、現実世界で生きている。
これは“作者”に捨てら
れてしまった少女たちを中心に回る、日常と青春の記録。
ボツになったキャラクターのその後のお話。
◯日常系を起点にしつつ、登場人物によって物語のジャンルやテイストが変化する、ちょっと不思議なお話です。そのため、ジャンルは【その他】に設定しています。
◯一章はコメディ寄り、二章はシリアス寄り、三章は再びコメディ寄り、それ以降は未定です。
※ノベルアッププラス、カクヨムにも掲載中です。
※不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:37:46
579926文字
会話率:45%
魔法と、魔導科学が進んだ強大な国、グランダメリス大帝国。
俺は、この国を陰からコントロールする秘密組織でエージェントとして働いている。
今回の任務は、豪華客船で行われる密売の現場を探ることだった。
その任務の途中、俺は第三継王家の王女『
メリーナ・サンダーブロンド』と出会うことになる。
メリーナ王女は婚約しようとしていたのだが、俺の軽はずみな行動が彼女の運命を変えてしまった。
その後、なんやかんやあり、俺はメリーナ王女に惚れられることに……。
こんなことは、エージェントとしては絶対にあってはならないことだ。
というわけで、俺はメリーナ王女と別れ、二度と会わないよう工作をした。
それなのに、まさか再び出会うハメになるなんて……。
しかも次の任務は、メリーナを大帝王に即位させることだって!?
――これは最強のエージェントが、乙女の恋心に翻弄されながら、過去最難関のミッションに挑む物語である。
※カクヨム様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:32:28
324656文字
会話率:45%
ーー人が嫌い。静かにして欲しい。うるさいから。
頭の中で殺した人は見えなくなる。触れられたら見えてしまうが、嫌いな人をすぐに頭の中で殺して見えなくする。
都合が悪かったり嫌いな人はすぐに殺すことで、自分の世界の静けさと平穏を保っていた
。
しかし、何度殺しても現れる男子の登場により、穏やかだった日々が変わり始めてしまう。
何回も何度も消しても、目の前に姿を見せる彼。しつこく姿を見せるので繰り返し殺すも、何事も無かったかのような態度で話しかけてくる。
何でこんなに乱されるのか、平穏を取り戻したくて混乱して消す。どうせ後日、いつも通り再び現れるだろうと。
けれど一向に姿を見せず、意味も分からず胸の内がソワソワした。
姿を見せて欲しいと思った時、彼の死体を発見する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 17:00:00
7305文字
会話率:18%
ミリオタを拗らせすぎて軍人になってしまった主人公は、見事出世ロードに乗ることが出来た。しかし、とある事件をきっかけに非業の死を遂げてしまう。
運よく異世界転生に成功した彼は、第二の人生で再び軍人としての成功を望み騎士となる。しかし、その世界
は男が性的に狙われる貞操逆転世界で……
現代軍事知識を武器に成り上がりを狙う主人公に襲い掛かるのはセクハラ女!ストーカー女!ナンパ女!おまけに体目当ての蛮族たち!彼が栄光を掴む日はいつ来るのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 15:10:41
2462378文字
会話率:51%
戦場にそびえる要塞のような外観。朽ち果てた外壁に絡みく蔓が、青白い月影でぼんやりと輝いている。
~Dunk of Destiny~
正面にそびえる重々しい扉が、唸りを上げながら動き始めた。錆びついたヒンジが軋みを立て、静寂を切り裂き
響く。
荒れ果てた大地を統治する アルヴァン 率いる バッドボーイズたちと、太郎たちの戦いが再び!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-25 12:57:05
8723文字
会話率:42%
太古、七人の人間は難業を成し遂げて神として崇められた。
現在に至るまでその七神は世界のどこかに生きており、歴史の転換期に現れ、助言や助力を通して世界を安寧へ導いてきた。
七神の一柱が突然死亡したその瞬間、歴史は再び混沌の渦へと堕ちる。
タイトル未確定です。募集します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 11:00:00
14499文字
会話率:29%
夢に挫折した青年は無彩色な日常を過ごす中で一匹の野良犬と出会う。
ある日、事故に遭う野良犬を青年は身を呈して庇う。
死の間際を漂う彼は奇跡的に命を繋ぎ、再び意識を取り戻した彼が見たのは、助けた野良犬と特徴が酷似した少女となった自分の姿であっ
た。
トラウマを抱える青年が獣耳美少女になっちゃった!
様々な困難に直面する彼女は身の周りにいる人達に助けられ、時には振り回されながらも一生懸命に生きる。
***
主人公が獣人美少女に性転換する以外は何の変哲も無い日常譚です。獣らしい特性を少し盛り込んだくらいかな。
個性豊かな人々に振り回される純粋な主人公とそのもふもふをお楽しみください。
***
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 10:43:19
497753文字
会話率:60%
かつて姉である女神アデリアを信仰するアデリア教国に自分を信仰していたマグナス王国を滅ぼされた女神サフィーラは、そのショックから天界で引きこもっていた。
しかし、サフィーラ教大司教を名乗る胡散臭い男ユリシーズに地上に召喚され、弾圧され
ている人々を救う為に再びアデリア教国と対立する事となる。
これは、人々の救済とかつての復讐の為に女神サフィーラが再び立ち上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:58:45
116305文字
会話率:54%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:33:57
501076文字
会話率:25%
悪魔が封印されている街、リーマス。いつか封印が解けるその時のために誰もが備えているその街で、「アイテム士」というまるで戦闘に向いてないクラスを得たフェイは、Cランクパーティ『白銀の翼』で酷い扱いを受けながらも必死で強くなる道を探していた。
が、ある日、フェイはダンジョン内の橋でバランスを崩して落ちそうになる。助けを求めるフェイにリーダーであるアバロンは信じられない言葉を放つ。
「この世はクラスが全て。なのに、お前のクラスはアイテム士とかいうクソクラスだ。今までは幼なじみのよしみで我慢してやっていたが、もう限界だ!」
しかも、役に立たないなんて理由でパーティから仲間を追放すれば、俺達の信用はガタ落ちになるため、事故死に見せかけるつもりだというのだ。あんまりな話に抗議をするが、結局フェイは橋から落下。迷宮の最下層へと落ちていく。
だが、〔アクロバット〕というスキルのおかげで助かったフェイは落下した先で宝箱を見つける。
「こんな最下層で見つかるんだ。レアアイテムに違いない」
いや、そうでなくては困る。願うような思いで中身を確認すると、何とクラスチェンジが出来るという激レアアイテム! 早速使ってみるのだが、ついたクラスはなんと「アイテムマスター」!
落ち込みながらも覚えたスキルを確認すると……
◆◆◆
〔アイテム再生〕
今まで使用したことがあるアイテムを再び生み出すことが出来る。ただし、使用するとレベルが1になる。
◆◆◆
これってまさかさっきのクラスチェンジアイテムを手に入れられるってこと? 再度使ったクラスチェンジアイテムで「パラディンロード」にクラスチェンジし、超パワーアップ!
ここから不遇クラスからの逆転劇が始まる!
※この作品はノベルアッププラス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:00:00
443683文字
会話率:34%
(旧題:廻り巡る無限の旅路~Twoip新世界創世記~)
上記タイトルの改稿版です。
無限の旅路が序章。
世間に一番初めのVRMMOは何?と聞くと大多数の人がこう答えるだろう。900年前の『World Development Online
(WDO)』だと。
その、人間の奥底の記憶が再び呼び戻される。
世界初のVRゲーム『World Development Online(WDO)』が発売されてから900年がたったある日。その『WDO』の続編が発表された。そのゲームの名は『The world of infinite permanence(Twoip)』。
発表と同時に公開されたPVは世間の注目を大いに浴び、その人気を確固たるものとした。
極普通の高校生、貝洲瑞保もその1人だった。
友達に勧められ瑞保は遊びたいと思い、初期抽選に応募した。
無事に当選した瑞保はサービス開始前までに公開されていたPVを見て、一層その世界への興奮を募らせる。
瑞保はサービス開始に合わせて起き、その世界への門を開いた。
その世界で瑞保は何をし、誰が為に行動するのか。
正式名称
廻り巡る無限の旅路-双剣の水術師篇~その仮想世界で誰が為に何を為すのか~
無限の旅路が、序章←
無限の旅路が、 章
無限の旅路が、 章
無限の旅路が、環章
不定期投稿となります。
※この話はVRゲームですが、その門の先はVRの世界ではありませんので、“ファンタジー”、“ハイファンタジー”ジャンルとさせていただいております。
カクヨム、nolaノベルにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:00:00
101540文字
会話率:26%
突如頭に響いた「助けて欲しい」との声。その声に生返事をしたのが、男の運の尽きだったのだろう。
気を失い、再び目が覚めたのは見ず知らずの場所だった。
そこはフェンダリム帝国の辺境に造られた、様々な政策を試す実験都市ホロウスティア。そのスラムに
ある廃教会の中だった。
何故か女性の身体となった男は、生き抜くためにクローゼットの中に有った修道服を着る。
「神は言っています。今回のお供え物はお肉が良いです……と」
生きる為には手段を問わない彼女は、今日も存在しない神の威光を借りるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:00:00
334705文字
会話率:31%
”神を名乗る者”が世界を乗っ取ろうと、別の世界から侵略を仕掛けて来た。世界は争いにより荒廃し、徐々に生存圏を減らして追い詰められる一方となる。そんな時、1人の青年が立ち上がった。だが、”神を名乗る者”の策略により、その青年こそが悪として、
世界中から命を狙われるようになってしまう。青年は命を狙われながらも世界中を駆け巡り、”神を名乗る者”の眷属を殺して回った。そして、遂に青年は”神を名乗る者”の世界に行き、”神を名乗る者”を殺した……。それから千年後。平和になった世界で何かが起ころうとしていた。――――さあ、再び世界を乗っ取りましょう。それとも、滅ぼしてしまおうかしら?――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 18:52:50
59250文字
会話率:32%
異世界で魔王を倒し現実世界に戻ってきた勇者。
家族との再会もつかの間、再び新たな旅路へといざなわれることとなる。
しかも、今度は一人じゃない。家族との愛と絆が織りなす冒険がここに始まる。
最終更新:2024-11-25 01:00:00
435689文字
会話率:52%
平安時代のようなところで目を覚ました光。自分が光源氏だと呼ばれている事も理解できない状態で生活を始める。従者の惟光に言葉や常識を習いながら、失った記憶の断片を拾う光。
ある時、予知できないタイミングで現実世界へ戻った光は、自分が絵の中に入り
、物語の中で怨霊を退治し、無事先輩を助け出す為に行動していた事を思い出す。
再び絵の中に戻った光は、またしても記憶を失っていた。その状態で怨霊に襲われ、対処方法も分からないまま必死の思いで撃退する。
身に覚えのない結婚に、見知らぬ舅、記憶のない愛人達に囲まれて、誰が味方でどれが怨霊か曖昧な世界。
次に現実世界に戻れるまで無事でいられるかは、光のセンスにかかっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 01:00:00
145880文字
会話率:34%