「神様に見放された気がした」ある小さな村に、人嫌いの少年がいた。昔から何を食べても美味しいと感じず、人が愛するものを愛せない。そんな孤独に苛まれていた彼を、ある日災厄が襲う。手に取る果実はたちまち腐り、澄んだ泉に手を触れれば闇色の濁りが波紋
となって広がる――彼に近づいたありとあらゆるものがおぞましく変質していったのだ。人々は少年を恐れ村を追い立てた。しかして少年は逃亡の末に、小さな世界の真実を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-23 10:41:02
17579文字
会話率:23%
「この学校のどこかの壁の一部は通り抜けられ、向こう側へ行くことができる」
小学校時代に、そう噂された校舎はたちまち児童たちの調査の対象。
なかなか見つからなくても、場所や日時を改めて、行われていく熱心さ。
その渦中から身を置いていた僕だ
けど、どうやら逃げられず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 18:03:23
3846文字
会話率:2%
戦国時代、稀代の晴れ男がいた。
彼が赴くところ、雲はたちまち消え失せて、青い空がのぞくという。
彼はある領主の近侍として、長年合戦に付き合い続けた。
そして、ついに領地の外へと戦に出る主君。
そこにはやはり、彼の姿もあったが……。
最終更新:2018-03-25 20:11:57
2976文字
会話率:15%
日常で起きる多くのことは前触れもなく、フラグなどあるはずもなく突然に訪れる。
高2の夏、フラグなどなく、初めての彼女と別れた冬樹氷雨(ふゆきひさめ)。
彼の日々は、突然の連続、誰が何を思い、思いが誰をどう変えるのか。
日常とほんの少しの非日
常が織りなす、ありふれていても、深い青春物語。
氷雨は何を選び、誰に選ばれ、誰を選ぶのだろう。
そして、氷雨の青春にフラグは立つのだろうか?
「誰かフラグを立ててくれ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 05:00:00
4660文字
会話率:40%
「最強のプレイヤーを決める」
虚構の王は唐突に言った。
情報の海に生じた楽園と、戦場が混在する場所「ナイツ・オブ・ワンダーランド」
それは最高峰の技術の粋を集めて造られた遊びの域を超えたゲーム上の仮想世界。
優勝者賞金一千万円と、「
最強」の称号をかけ、ありとあらゆる世界の戦士が集る。
現役のアスリートは、正確無比の弓撃士《アーチャー》として。
彗星の如く勢いで現れたのプロゲーマーは無限の武器を操る錬金術師《アルケミスト》として。
過去に罪を犯した罪人は電子ドラッグを使い人間を超越した槍撃士《ランサー》として。
チェスのグランドマスターは死人を戦士に変える死霊使《ネクロマンサー》として。
神に見捨てられ、復讐を誓った殺し屋は、自動回復能力を持つ枢機卿《ベネディクター》として。
報復絶頂の人気を誇る歌姫は聖霊を操る霊撃士《ソルジャー》として。
幻想の世界に焦がれた少年は戦いの運命に翻弄される。
やがてゲームは思わぬ展開を迎えていく。
本物の命をかけて戦う闘技場は血を求め、意思を持ったNPCは理想を描く。
ゲームバランスを超越した謎の存在「十三の極端」。
「最強」のプレイヤーはたちが、ここに集う。
Illust:ジュエルセイバーFREE
URL[http://www.jewel-s.jp/]
Illust:SAO折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 18:00:00
167096文字
会話率:28%
ある一人の科学者が人々の安らかな眠りを願って1つのアプリを開発し、無料で公開した、そのアプリはたちまち人気になり...
──世界の終わりまで夢を見続けた人々の話
最終更新:2018-05-18 08:26:24
1036文字
会話率:0%
2040年世界に、超能力、魔法、いろいろな言い方があるがここではまるで異世界から来た能力、異能と言おう。異能を15歳以上の人の約1000分の1の確率で使えるようになった。それと同時に魔獣と呼ばれるものが世界各地で発見された。それは既存の武器
ではたちうちできなかったが異能ではたおせた。そのニュースは世界中に行き渡り日本にも届いた。日本ではいち早く能力を制御し強化を目指す高校をつくった。
2045年、普通を演じていた少年は、日本国立のジニアス高校に入ることになった。これはのちに夜の王、夢の王、王の中の王と呼ばれた男が英雄になるまでの始まりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-28 22:01:18
2005文字
会話率:7%
産業廃棄物不法投棄問題と戦う産廃Gメンの奮闘を描いたハーフフィクション全15巻の序章。原稿用紙約3千枚(約120万字)の大著となる。
全国最悪の産業廃棄物不法投棄多発地帯に、4人の産廃Gメンが立ち向かい、完全勝利を収めた実体験に基づく、
産廃コネクション(2002年WAVE出版)の実録編である。たった一手でオセロの盤面が逆転するように、この4人の活動はたちまち全国に波及していった。
時が経過し、大胆不敵な不法投棄にかかわった強者(つわもの)たちはことごとく退場した。時代の変貌を見るにつけ、産廃コネクションでは書けなかった不法投棄との戦いの全貌を語る時が満ちたと感じ、封印を解く。一時代をなした不法投棄という環境犯罪あるいはアウトロービジネスの歴史的記録である。
ハーフフィクションである以上、登場する人物、団体等にはすべて実在のモデルがある。すべての事件がドラマチックに展開するわけではないのは、事実に忠実であろうとする故である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 02:26:29
3811文字
会話率:82%
彼女がとってもヤンでいる。
彼氏の俺は振り回されて大変。
しかも彼女は・・・
最終更新:2018-02-14 20:00:00
53455文字
会話率:50%
偽生症(Counterfeit Life Syndrome)=CLSと名付けられた未知の病により死の星と化した惑星リヴィアターネに、一人の科学者が現れた。一切の防護措置も施さず生身で現れたその科学者はたちまちCLSに感染、死亡した。しかしそ
れは、その科学者自身による実験の一環だったのである。
こうして、自らを機械の体に移し替えた狂気の科学者、アリスマリア・ハーガン・メルシュ博士のマッドな情熱に溢れた異様な研究の日々が始まったのであった。
「死の惑星に安らぎを」に登場したマッドサイエンティスト、アリスマリア・ハーガン・メルシュ博士サイドの物語です。倫理観などどこ吹く風という実験が行われます。ご注意ください。
この作品は https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8195618 でも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 06:00:00
112987文字
会話率:21%
事件は伊豆高原にある元保養所内で男女二人の遺体が発見されることから始まる。二人の遺体は灯油で焼かれ遺体の損傷が激しく当初身元の特定には時間がかかることが予想された。だが、男性の方はすぐに所持品等からこの元保養所のオーナーであった元アパレル
会社(社名はダイヤスタイル。既に倒産)社長の水谷一郎(みずたにいちろう)と判明する。女性の方は暫く不明だったが、捜査から水谷の元愛人の一条幸恵(いちじょうゆきえ)(ダイヤスタイル元社員)と断定された。そのことから捜査本部は前の会社に係る怨恨の線で捜査を進め、その結果二人に恨みを抱いていたと思われるダイヤスタイル元経理課長の高田宏(たかだひろし)が捜査線上に浮上する。捜査本部はこの高田を厳しく追及して自白を迫ったが、彼は決して罪を認めることはなかった…。
その様子をじっと見ていた所轄署刑事の児玉(こだま)は高田犯人説にはいくつも無理があると指摘して捜査方針を転換させる。児玉は既に特定されている被害女性の身元についても疑問を持ち始め相棒の丸山(まるやま)刑事と共に新たな捜査を始めた。しかし、その矢先に捜査に圧力がかかる。圧力の出元は水谷一郎の旧友で現職経済産業大臣の村田孝一(むらたこういち)であった。捜査本部はたちまち機能不全に陥る。しかしその圧力のことは児玉ら第一線の所轄署刑事には何も知らされはしなかった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 20:10:56
303483文字
会話率:56%
夏のある日。結婚を目前に控えた友人から縁結びのお守りをもらった彩花は、軽い気持ちで願いをかける。それはたちどころに叶い、かつての想い人から連絡が来たのだが……。
最終更新:2017-09-18 15:37:26
3515文字
会話率:37%
潜在的な力
魔力が優劣を決める世界
政治も結婚も魔力が強いものが上に立つ。
そんな中、史上最強の魔力を持って生まれたリオウがガルシア王国で誕生した。
魔力が強すぎる為に身体が耐えれず2時間ももたずに死んでしまうと予言され魔力の封印を余儀な
くされる。
魔力のないはリオウ国民としての資格はなく最果ての国へと送られる。
時はたちリオウは10歳になる。
魔力がないリオウは幼い頃からバカにされながら生きながらも幼馴染のエンナと笑いながら楽しく過ごしていた。
そんな中世界の9割を支配しているガルシア王国より侵略戦争が行われた。
大国であるガルシア王国に勝てるわけもなく国は蹂躙される。
魔力のないリオウを守りエンナは息を引き取った。
怒り悲しみ自分の力のなさ不甲斐なさを恨み封印の一部を解いたリオウ
大国ガルシアを相手に2人で滅ぼすことを決意し戦いを挑む。
50年という月日をかけリオウはガルシア王国に勝利した。
それから10年使い魔と2人で過ごすが、自分が童貞であり青春して学校に行って人並みに生きたかったと後悔する。
自分に施された封印を見て
「寿命で死ぬくらいなら自分の魔力に食い殺されたほうがマシだな。」
リオウは2つ目の封印を解き、魔力に包まれる。
生まれ変わるなら次は平和な世の中でお願いします。そんなことを考えながらヒデツグは目を閉じた。
目を覚ますと二千年後の世界にリオウはいた。
その世界は魔獣が弱肉強食の頂点に立つ世界。
人類はひっそりと世界の端で生きながらえていた。
一度人類を滅ぼした青春を謳歌する為に立ち上がる
リオウの2週目が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 23:00:00
2099文字
会話率:24%
幼い時から不幸な事がよく身の回りで起きていた少年カイル。自分の不幸に涙し、過去に戻りたいと思うも現実的に無理だと理解する。そんな不幸な生活の中でも幼いにもかかわらずくじけず勉学に励み自分を磨いていった。時はたち、青年は執事として働きだした。
そんな中青年に異変が…突如『夢の中で時々未来の出来事の一部が見える』通称《予知夢》と言う能力を得た。これからカイルは身の回りに起きる不幸をどう変えていくのだろうか。
※血を含む戦闘シーンを含む予定ですが、過激な描写にするつもりはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 00:00:00
6179文字
会話率:26%
黒秦智式(くろはたちしき)は独学で似て魔道を歩む高校生である。
彼は空を飛び、火を出すなどと大がかりなことはできないが、それでも数年がかりでおまじない程度の魔術を修得しながら研鑽を積んでいた。
そんな中、ようやく本物の悪魔……3000
年も前のとある王が封印したという魔神の1柱と、1度きりの力の行使を契約することができた。
この物語は、その翌朝から始まる。
※言うほど残酷でもないように思えたので残酷描写注意の旨をなくしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 18:46:44
82959文字
会話率:31%
神の実在を、すべての人が確信するようになった世界。
しかしそれから100年経ったのに、神の姿を見た者は誰もいない。
そんな世界で、神をめぐる旅をする少年の視点でとりあえず進めていく予定です。
ほとんど初めて書くもので、お見苦しい点もあるかと
思いますが、なにとぞ楽しんでいただけますと幸いです。
更新速度は非常にゆっくりです。(11/23ちょっと構成変えました、すみません…)
なお本小説は、カクヨムさんのほうでも掲載しております。(そのうちカクヨムは引き上げるかも)
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154894957折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-23 22:32:42
15770文字
会話率:41%
天空の村にある森の一つ、『イオラの森』で暮らすウチら霊体の物語にゃん。
ウチらの棲み家があるイオラの森は、『天空の村』の中にある森の一つにゃ。
天空の村とは……、今は生きとし生ける者全てが滅びたゴーストプラネット、惑星ウォーレスの上空
に浮かぶ孤島の名前にゃ。惑星と孤島との間には毒性のある雲海が拡がっていて、もし、ここに墜落でもしようものなら、それこそ大変。天空の村はたちまちぼろぼろに崩れ去ってしまうらしいのにゃん。……と、にゃんともつまらにゃい前置きはこのくらいにして。
天空の村そのものにも精霊が宿っていて、孤島全体を自分の身体としている。名前は『ヴィーナス』。今回の騒動のおおもとにゃ。でもってにゃにがあったかといえば……。
にゃんと! ヴィーナスにゃんの核が本来の棲み家からとんずらこいて、どこかへ雲隠れしたというのにゃん! いじめか? それとも、自分探しか? 理由はさっぱり不明にゃのにゃけれども、おかげで孤島が傾き出す一大事にゃ。
『これは大変にゃあ!』とばかり、ウチら『ミーにゃん同盟』が乗り出すことに。化け猫のウチともうひとり、イオラの木に咲く花の妖精のミーにゃんが立ち上げた、出来たてほやほや、のサークルにゃ。解決出来るかどうかは二の次にして、面白そうにゃし、暇にゃから取り敢えずはやって……にゃんてことはこれっぽっちも考えていにゃいのにゃん。
聞けば、ミーにゃんが創造主の精霊イオラにゃんから手渡されたゼノンのペンダントがにゃんらかの役に立つらしい。とまぁそんにゃわけでにゃ。先ずは四つの宝玉を探すことににゃるのにゃけれども……。
ミーにゃんの口にした『心ときめくものを見たい』という宿題を背負いにゃがらの宝玉探し。果たしてどうにゃる? それは読んでのお楽しみ、ってことでこれにて説明終わりにゃん!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-27 03:47:23
248788文字
会話率:43%
売れっ子作家のいろははこの日も原稿用紙とにらめっこ。なかなかアイディアが出てこない。そこへ出版社の担当者が訪ねてきた。締め切りはまだ先なのに…。
最終更新:2016-10-08 00:00:00
2000文字
会話率:60%
「連続殺人犯、またもや死体で見つかる。」
このニュースはたちまち日本中に広がる。
そんな様子を気にするまでもなく、彼女はまた、夜の世界へと足を運ぶ―――サムライ系女子高生バトルアクション!
最終更新:2016-08-29 00:23:29
1007文字
会話率:11%
売れない作家の前に「困った困った」と頭を抱える男が現れる。男の悩みを聞いたとたん、売れない作家はたちまち売れっ子作家に。しかしそれには理由があった。
最終更新:2016-06-23 20:54:29
3840文字
会話率:37%
yahooブログ「おもいで文庫」に掲載した作品を再度推敲し、投稿するものです。
今回は長女の誕生日にまつわるエピソードです。
最終更新:2016-06-17 12:53:59
822文字
会話率:0%