「異界に流れし聖女よ、この門をくぐり正しき世界へ」
魔法陣から聞こえた声にシバ子はぴんときた。
「聖女! 我が愛しの妹にぴったりの称号っ」
異世界が妹を求めている事実に納得だ。
――けどちょっと待って?
かわいい妹は自分の半身を飲
み込む魔法陣を見下ろして複雑そうな顔。
「いつかは戻らなきゃって思ってた。けど……」
つぶやくレイ奈は寂し気な横顔も絵になる美少女だ。
彼女はどうやら魔法陣で呼び出すような、シバ子の知らない世界を知っている様子。けれどそこは今すぐ向かうか悩むような場所らしい。
そこでシバ子は考えた。
――妹が一番輝ける場所を探すのは姉の勤め。だがしかし妹の身の安全を確保するのも姉の勤め!
「ってことでお姉ちゃん、先に行ってかわいい妹にふさわしい世界かどうか、確かめてくるね!」
元気と妹愛が取り柄のお姉ちゃん、シバ子。聖女を待つ異世界で大冒険のはじまりはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:26:29
28914文字
会話率:29%
気がつくと大好きな「クーラブ」の世界に転生してた僕。
でも、転生したのは主人公では無く、ざまぁされて破滅するヒロインの彼氏だった!
そうか!破滅フラグを回避してハッピーエンドになる様に頑張ればいいんだ!
って、ちょっと待って!これ転生直後
に破滅フラグ回収してるじゃん!
このままだと破滅しちゃうじゃんか!
いや……まてよ?まだ完全に破滅するまで時間が残ってるって事は、まだ間に合うかもしれない!
そんな僕の新しい新生活と、そこで知り合った1人の女性との本来のシナリオから外れたラブコメ作品!
そして、明かされる『クーラブ』の秘密とは?
そして、ざまぁしてきた筈の、ヒロインだったけど……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 20:34:01
5307文字
会話率:36%
王立学院では卒業式がつつがなく終了し、今まさに謝恩パーティーが始まったところだった。その雰囲気を壊すように、突如婚約破棄宣言が始まった。声を上げたのはサミュエル・ガンス侯爵令息。彼の腕にしがみつくのは包帯を巻いたユミリー・フェルト男爵令嬢
。わたくしカトリーナ・メロー侯爵令嬢が、婚約者のサミュエル様と親しい彼女に嫉妬して今まで数々の非道を働き、先程ついに大階段から突き落とす罪を犯したと断定されたのだ。でもちょっと待って。わたくしはそんな事していない。なのに被害者の彼女はわたくしと同じ髪色の犯人を見た? ということは······『事件』が起きたのだわ!
容疑者となったわたくしは、汚名を雪ぐために真犯人を見つけなくてはならない。わたくしに罪を着せ、ユミリー嬢を殺したいほど憎んでいるのは誰なのか? 推理小説好きとしては胸が高鳴る状況ですが、真相解明に向けて頑張ります!!
※この作品は『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:08:47
23843文字
会話率:48%
イブ・ロシュフォール侯爵令嬢、すなわち私は、幼少期の頃からクロード・シャントゥール王太子殿下に恋心を抱いてきた。
初めて訪れた舞踏会で、人見知りの私の手を引いて踊ってくれたその時からである。
常に冷静で落ち着いていて、次第に品行方正、容姿端
麗、文武両道といった言葉の似合う、非の打ち所のない殿方へと成長していったクロード殿下。
恋する令嬢は後を絶たず、私も殿下と幸せになる夢を見続ける日々を送っていた。
そんなある日、
「フィリップ公爵家のご子息と結婚しなさい」
家の事業の繋がりをより深める為の政略結婚の話が私に舞い込んでくる。
強制的に婚約が進められ、陰鬱とした気持ちで参加した次の舞踏会。
「イブ。一緒に踊ろう」
ダンスに誘ってくれるクロード殿下への恋心を諦めるため、婚約者が出来たので踊れない事を伝えると、
「ち、ちょっと待ってくれ。気絶しそうだ。これは現実なのか?」
「そんな婚約は破棄して僕の妃になってくれ!!」
そこには冷静の『れ』の字もない殿下の姿があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:10:24
4380文字
会話率:47%
その日はとてもきれいな夜空だったことを彼は覚えている。
幼い少年が夜空を見上げている時に可憐な美少女が舞い降りた。彼女はどんな願いでも叶えるといい、少年に甘い誘いをかける。
彼女の正体はサキュバス――夢を操り魂を貪るものだった。少年が願
うことで彼女はその魂を奪うつもりだった。しかし、少年はちょっと待ってと願いを保留し、じっくり考えることにする。
そんなこんなで10年の月日が流れたのだ……
そうして完全に現代社会に溶け込んでしまったサキュバス・リリスと少年の高校生活がはじまる!
※本作品はラブコメディになります。最初は数話更新して、あとで3日に一度更新にいたします。
※中編程度の長さになると思います。よかったら、お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 00:16:16
18141文字
会話率:54%
土魔法が羊羹(ようかん)魔法になった世界に実祖母千代子と共に転移した餅太郎は、魔王(ゴキブリ)の討伐を目指すのであった。
しかし、勇者でチートだったのは、いっしょに転移したばぁちゃんの方で……
えっ、ちょっと待って!?ばぁちゃん、もうだい
ぶボケかけてるし足腰ヨボヨボなんだけど……
えっ……大丈夫?これ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 23:07:41
178952文字
会話率:29%
エレオノーラ・ベル・フェリスは縁談の釣書きとして渡された肖像画を見た途端、前世の記憶を思い出す。
前の人生で無念にも婚約者に殺された彼女は、当時好きだった乙女ゲームの続編の悪役令嬢(作中での扱いはほぼモブ)として転生していた。
縁談相手は最
愛の推しキャラだが、このままではとある策略に利用され、再び婚約者に殺される末路を辿ってしま——「いやちょっと待って? 私その策略に加担する理由なくない? 私大丈夫じゃない?」
むしろ推しと婚約できるなんてラッキー!
仮に推しがヒロインとくっついても推しカプなので大歓迎!
ここはこの縁談を受けて推しを堂々と観察させてもらいましょう!!——とは、残念ながらならなかった。
前世の死因のせいでエレオノーラは極端な男性恐怖症に陥っていたのだ。
自分には恋愛も結婚も無理だ。
大人しくこの縁談は断ろう。
これから入学する学園では目立たず地味な学生生活を送り、卒業すれば家を出て修道女として生活しよう。
しかしエレオノーラのそんな決意を覆そうとする現実の数々。
なぜかやたらと自分に執着してくる推し!
なぜかやたらと絡んでくる王太子!
なぜかゲームと違い性格の悪いヒロイン!
挙げ句の果てに、入学式で親切にしてくれた第一作目の悪役令嬢は王太子とヒロインに陥れられて……?
「何だかよくわからないけど利用されるのはごめんです! 私は悪役令嬢に味方します!!」
将来自分を殺すはずの推しになぜか溺愛されながら、悪役令嬢を救出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 11:03:26
134687文字
会話率:43%
「ちょっと待って!!私このゲームの事何も知らないんですけどー!?」
ある日、侯爵令嬢のロザリアは自分が乙女ゲームの世界に異世界転生していた事に気付く。が、前世の自分は平成を生きた女子高生、いわゆるギャルだったので、全くこのゲームの知識が無か
った。おまけに前世の自分はわりと正義感にあふれていたはずなのに、今までの自分は悪役令嬢そのものだった事に気付き頭を抱える。「今すぐ皆に謝ろう!ウチの正義の心が許さん!」ギャルなのにニチアサ系の子供向け番組が好きで、正義を愛し、強く優しい心の赴くまま行動するうちに、何故か疎遠だった婚約者の王太子に妙に執着されるわ、乙女ゲームのヒロインからはお姉さまと呼ばれるわ、気がついたら世界の運命に立ち向かう羽目になるわ……ヤバい!アガる!ウチめっちゃ正義の味方っぽい!……な、わりとゆるめのストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 17:05:32
1166460文字
会話率:43%
異世界≪推し活≫ファンタジー、開幕――!
人気ソーシャルゲーム『ゴッド・オブ・ブレイビア』。
古参プレイヤー・加賀谷裕太(かがや・ゆうた)は、学校の階段を踏み外したと思ったら、なぜか大浴場にドボンし、ゲームに出てくるツンデレ美少女アリエ
ッタ(俺の推し)の胸を鷲掴みしていた。
ふにょんっ♪
「ひあんっ!」
ふにょん♪ ふにょふにょん♪
「あんっ、んっ、ひゃん! って、いつまで胸を揉んでるのよこの変態!」
「ご、ごめん!」
「このっ、男子禁制の大浴場に忍び込むだけでなく、この私のむ、む、胸を! 胸を揉むだなんて!」
「ちょっと待って、俺も何が何だか分からなくて――」
「問答無用! もはやその行い、許し難し! かくなる上は、あなたに決闘を申し込むわ!」
ビシィッ!
どうやら俺はゲームの中に入り込んでしまったようで、ラッキースケベのせいでアリエッタと決闘することになってしまったのだが。
なんと俺は最高位職のLv99神騎士だったのだ!
この世界で俺は最強だ。
現実世界には未練もないし、俺はこの世界で推しの子アリエッタにリアル推し活をする!
(*)カクヨム併載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 22:37:41
226800文字
会話率:43%
幼少期、私は婚約候補として会った男の子に傷つけられた。
デブでブスだと、こんな女と結婚したくないとまで言われた私はトラウマとなり、成長してからも男性を避けるようになっていた。
そんな私の趣味は本を読むこと。
主にファンタジー系が大好きだけど
、今はまっているのは男同士の恋愛ものだ。
そんな腐な私が、イケメン男と出会い、そして告白される。
え!?ちょっと待って、腐男子!?
恋愛に消極的な腐女子とグイグイくる腐男子、+トラウマ克服の微ざまぁ含む恋愛物語です。
全13話+設定1頁で終わります。
※アルファポリスさまにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 13:21:54
47333文字
会話率:36%
普通の大学を卒業して、ブラックでもホワイトでもない普通の会社に勤めて、今まで普通に生きてきた、ゆめ。
会社に向かう朝。うっかり電車を寝過ごして、目が覚めたらそこには見知らぬ景色————どころか、もしかして世界も違う?
猫の車掌に追い出される
ままホームに降りたら、乗ってきた電車も消えてしまった。
もしかしてこれは、今流行りの異世界転生? でも死んだ記憶はない。それに呼び出した誰かも見当たらない。
誰もいないホームの目の前に広がるのは、真っ青な海と空。
ちょっと待って、え、これって一体どういうこと?
これからどうすればいいの?
でもまあ、とりあえずは日々の生活のため。
この世界での社会的自立も目指しつつ、異世界でスローライフ、始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:14:57
62189文字
会話率:46%
私の名前はルイーズ・フォン・ベルゲン。公爵家の長女だ。3歳のある日この国の第一王子殿下に出会い、なんと翌日には婚約のお話が!王子様と結婚するなんて素敵っと思いながら正式に名前を聞いた瞬間。レイモンド・ウィリアム・フォン・シュバルツ?あれ?レ
イモンド?ちょっと待って、色々な記憶が流れ込んでくる。この顔、名前、もしかして!?悪役令嬢になる私を倒す攻略対象!将来聖女を好きになるんでしょう?婚約なんて無理無理無理!なのにめちゃくちゃ溺愛して来て・・・。
R15は念の為です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 13:53:31
19144文字
会話率:31%
目を覚ますと、魔術が使えずバカにされる田舎貴族の赤ちゃんに転生していた。
名前はリッドという。
転生先のスプリングフィールド家という子爵貴族は、百年間も魔力を持つ人材を輩出できず、没落しっぱなし。
そのため他の貴族たちからバカにされていた
。
だがリッドには、極めて強大な魔力が秘められていたのである。
彼は赤ちゃんの頃から努力し、次第に自らの魔力をコントロールできるようになっていく。
「両親をこれ以上バカにされないよう、魔術でお家を再興しよう」
そう決意するリッド。
しかし――修練の末に【呪言使い】となった彼の実力は、規格外だった。
「ちょっと待って? 呪言って強すぎない?」
これは実家を救うべく努力した結果、図らずも無双状態になってしまった少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 12:22:11
115053文字
会話率:38%
侯爵令嬢のベルティーユは婚約者に懸想した王女に嫌がらせをされたあげく殺された。
ちょっと待ってよ。なんで私が殺されなきゃならないの?
お父様、ジェフリー様、私は死にたくないから婚約を解消してって言ったよね。
ジェフリー様、必ず守るから少し待
ってほしいって言ったよね。
少し待っている間に殺されちゃったじゃないの。
どうしてくれるのよ。
ちょっと神様! やり直させなさいよ! 何で私が殺されなきゃならないのよ!
腹立つわ〜。
舞台は独自の世界です。
ご都合主義です。
緩いお話なので気楽にお読みいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:00:00
34075文字
会話率:34%
戦国も佳境。
織田信長が台頭する契機になった足利義昭の保護。
義昭が将軍候補になったのは将軍だった兄が三好三人衆に殺されてしまったから。
将軍殺害という前代未聞の事件。
その将軍とは剣豪将軍と名高い足利義輝。
侍の頂点にして武門の頭領。
塚原卜伝に「一の太刀」を伝授された紛う事なき剣豪。
不遇の将軍だった義輝は、剣術修行を終え将軍職に復帰すると外交に政治にと活躍する。
その期間たったの7年。
時代の波にのまれた天才剣士。
その将軍に乗り移った現代人 清家和輝は、この厳しい宿命に打ち勝つことはできるのか。
―――――――
ちょっと待って!剣豪将軍って将軍なのに殺されちゃう人じゃん。
日本の副王とまで言われた三好を抑えたら、革命児 織田信長が成長してきて、どうにもならん。
味方は上杉謙信さんと細川藤孝くん。
武田信玄さん、野望は控えめにしていただけないでしょうか?
流石に九州征伐までしなくて良いよね。
鬼島津と対峙なんて正気の沙汰じゃないって。
カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 13:00:00
475422文字
会話率:30%
あらすじ書くのが面倒なのでちょっと待ってね(๑>•̀๑)
最終更新:2023-10-29 03:00:47
11496文字
会話率:66%
不本意ながら聖女を務めていたアリエッタは、国王の勅命を受けて勇者と共に魔界に乗り込んだ。
そして対面した討伐対象である魔王は――とても可愛い幼子だった。
え?あの可愛い少年を倒せとおっしゃる?
無理無理!私には無理!
人間界では常人離れ
した力を利用され、搾取され続けてきたアリエッタは、魔王討伐の暁には国を出ることを考えていた。
え?じゃあ魔界に残っても一緒じゃない?
可愛い魔王様のお世話をして毎日幸せな日々を送るなんて最高では?
というわけで、あっさり勇者一行を人間界に転移魔法で送り返し、厳重な結界を張ったアリエッタは、なんやかんやあって晴れて魔王ルイスの教育係を拝命する。
魔界を統べる王たるべく日々勉学に励み、幼いながらに威厳を保とうと頑張るルイスを愛でに愛でつつ、彼の家臣らと共にのんびり平和な魔界ライフを満喫するアリエッタ。
だがしかし、魔王は魔界の王。
人間とは比べ物にならない早さで成長し、成人を迎えるルイス。
徐々に少年から男の人へと成長するルイスに戸惑い、翻弄されつつも側で支え続けるアリエッタ。
確かな信頼関係を築きながらも変わりゆく二人の関係。
あれ、いつの間にか溺愛していたルイスから、溺愛され始めている…?
ちょっと待って!この溺愛は想定外なのですが…!
ぐんぐん成長するルイスに翻弄されたり、諦めの悪い勇者がアリエッタを取り戻すべく魔界に乗り込もうとしてきたり、アリエッタのウキウキ魔界生活は前途多難!
※ほのぼの魔界生活となっております。
※創造神:作者によるファンタジー作品です。
※アリエッタの頭の中は割とうるさいです。一緒に騒いでください。
※アルファポリス様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 07:05:19
146498文字
会話率:48%
きみはスポーツを主題にした青春小説なんて聞かされると、どうせ最後にインターハイを優勝する、みたいなラストを想定してるんじゃないか? とんでもない。このお話の主人公はそれどころかインターハイ予選にも出場できなかった意気地なしだ。
けれどもちょ
っと待ってほしい。だからと言ってこの主人公が見るに値しない人物とは限らない。思い出してもみたまえ。どんな競技においても、優勝できるのはひとりだけ。ただのひとりでたったのひとりなのだ。それ以外はどこまで行っても敗者でしかない。ということは、いかに勝ったのかではなく、いかに敗けたのかこそが、青春小説の本質なのではないだろうか?
第一、敗けたいと思って敗けるやつなんかこの世にひとりもいない。勝ちたいと思うからこそ敗けるんだ。勝負に乗らないやつは敗けもしない。だからほんのちょっとだけ、古傷が疼くのを我慢して、この主人公の行く末に付き合ってやってくれないかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 19:09:36
112035文字
会話率:26%
みんなは前世の記憶があったりする? 僕は前世どころかずっと昔から記憶があるんだ。とはいえ、それで面倒事に巻き込まれるのも嫌なので、いつも目立たないよう地味に人生を送っている。そんな僕の唯一の生き甲斐は、天界政府発案の新制度『Lv.化政策』に
よって始まった『魂のレベル上げ』をすること。記憶保持者で、しかも効率よく経験値を稼ぐことができる僕は、結構、高レベルだったりするんだけど、やっぱり行き着くとこまで行きたいんだよね。だから、相変わらず地味〜に人生を送りながら経験値を稼ぐ日々を送っていたんだけど、ある日、僕は予期せず非業の最期を迎えてしまったんだ。色々と心残りが無いわけじゃないけど、いつまでもクヨクヨなんかしていられない。さあ、高速転生だ! そう思って、いつものように転生課を訪れた僕は、いつもと違う職員の対応に何だか違和感を感じて……えっ! 転生させられないってどういうこと!? で、半ば強引に連れてこられた天界で、衝撃の事実を告げられて……ちょっと待って下さい! それってLv.は付きますか!?
◇◆◇ Lv.にこだわる主人公(ガッロル)が、Lv.獲得のために受けたお仕事を切っ掛けに、無自覚に色々とやらかしてしまう。そんなお話です。
◇◆◇ この作品はカクヨムにも掲載しています。
◇◆◇ 今はカクヨムを中心に活動しています。こちら(なろう)は、ほぼ空き家状態となっておりますので、反応は遅めです。悪しからず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 15:33:56
302443文字
会話率:26%
妹のアルフォネアは姉であるステファニーの物を奪うことが生きがいを感じている。
小さい頃はお気に入りの洋服やぬいぐるみを取られた。
18歳になり婚約者が出来たら、今度は私の婚約者に色目を使ってきた。
でも、ちょっと待って。
アルフォネアが色
目を使っているのは、婚約者であるルーンファクト王子の影武者なんだけど……。
アルファポリスにて、先行公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 19:52:55
11370文字
会話率:44%