文徳天皇の御代、藤原氏の長者良房と文徳天皇の国のあり方をめぐる争いが起きた。良房は帝を毒殺してもなお戦のない世を求め、帝は民の心の支えとしての皇室のあり方を求めた。二人の闘いは天台・真言の僧たちをも巻き込み、さらには在原業平や女御・更衣・女
官たちをも巻き込む争いに発展した。誰がどのような思いで戦っていたのか、闘いに巻き込まれた三人の語りから事件の全容が次第に明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-09 16:05:47
113904文字
会話率:9%
平安時代末期、地上のある出来事から天道に異変が起こり、それを正しい姿に戻すため在原業平があの世からよみがえった。しかし宮中には様々な欲望が渦巻いており、修法での戦いが繰り返され、ついに思いもかけない世界の闘いに発展する。業平は誰の命でよみが
えったのか。また業平の前に立ちはだかる敵とは誰なのか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-05 09:47:32
163925文字
会話率:30%
藤原妹紅を夕食に誘った上白沢慧音には、とある思惑があった。
最終更新:2014-04-06 16:25:05
5278文字
会話率:44%
都にはちかごろ夜乞叉がでる。美しい女君の姿をした鬼だ。
すでに四人が殺された。
帝は、右中将藤原俊之(としゆき)に夜乞叉退治を命じた。
どうも、五年前に自殺した藤原家周の御霊が事件に関わっているらしい。一族の氏長者の地位を奪われた、
その恨みを晴らすべく、自分を陥れた者たちを血祭りにあげているというのだ。
俊之は大の妖霊嫌いで、当然のごとくお役目には乗り気でない。
幼なじみの姫と駆け落ちをもくろむが、朱音(あかね)は陰陽頭の安倍康晴の一人娘。「術を解除する」術では、一族いちという逸材だ。術を使うには口づけが必須で、年頃の娘としてはそれが難と言えば難ではある。
二人そろって夜乞叉退治をすることになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-02 05:23:31
29791文字
会話率:45%
月に一度、藤原妹紅と蓬莱山輝夜は一緒に満月を眺めます。
最終更新:2014-03-05 00:04:50
1694文字
会話率:21%
副会長の藤原唯がみなさんの平和・幸福・私欲のため猛者揃いの
生徒会メンバーと一緒に学校を盛り上げていくハートフル?コメディー??
最終更新:2014-02-24 18:57:02
18355文字
会話率:54%
藤原明がお送りする短編恋愛小説。
最終更新:2014-02-18 14:29:45
4428文字
会話率:50%
【ミュージシャン】を目指しながら、母の過去を探すために上京する1人の女 藤原 美音。楽天的で、ポジティブな性格の持ち主だが、一度ネガティブになると人の何千倍も下を向き続ける。母の手掛かりは、音華と言う名前と音楽をやっていたという情報のみ。そ
こに現れる個性豊かな人達が美音の人生を交差させる。ヤンキー?の足立優真はその1人美音を気に掛け夢の手助けをする。しかし優真にも深い傷を負った過去があり苦しみから抜け出せずに生きていた。そんな若者たちの色々な感情が入り混じる泣いたり、笑ったりな物語。人は誰かの為に生きる事は出来るのか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 23:05:39
2291文字
会話率:47%
小学校に入学した二人の少年少女が多くの人と関わり、時間と共に成長していくなかで時に助け合い、時に笑い合い、絆を深めていく。
小学校を卒業した二人はいつしか友情から恋心に変わったことに気づいてしまう。
自分に彼女を守ることが出来るのかわ
からない男の子と、「親友」という関係が崩れることを恐れる女の子が多くの悩みを解決していくなかでお互いの気持ちに気付き、約束を結ぶお話です。
これはTRPG、「呪われた世界と反対の世界」に登場する、「藤原和真と相川優希」に関するエピソードです。
しかし、本編を読まなくても十分楽しめると思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-09 10:00:00
7875文字
会話率:58%
能書家として知られる三蹟が一人・藤原行成と、とある女房の物語です。【他サイト重複投稿】
最終更新:2013-12-16 18:00:56
10423文字
会話率:40%
忍者の祖とも言われる四鬼を使役する藤原千方(ふじわらのちかた)。その子孫である忍者の千里(ちさと)は、四鬼の生まれ変わりである四つ子の兄達を伴い、「甲賀(こうか)の君」として後宮へ入内した。表向きは帝の寵妃としてだが、実は先々帝である玄武帝
の北の方・椿の御方の御霊徘徊の原因を突き止める為に、人外の存在への感応能力が高い彼女に白羽の矢が立ったのだ。有名な陰陽師の家系だという、幼馴染の涼香(りょうか)を探すのも、彼女の密かな目的の一つである。陰陽寮から遣わされた美しい女房・竜胆(りんどう)の力を借り、後宮生活を何とか切り抜ける千里だが、ある夜忍び姿を東宮に見付かり、以来付け狙われる羽目に陥る。御霊徘徊は神鏡が原因だと突き止めた千里は、立ち塞がる東宮を吹き矢で眠らせて、帝を救うべく清涼殿へと駆け付けるが、椿の御方と中宮の怨念にとりこまれそうになり・・・?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 09:28:41
31582文字
会話率:28%
私、藤原彩が気付いた時にはそこは異世界で背には天使の翼が生えていました。そして現れたのは勇者と言われる犬の耳を持つスカート姿の子供、クー。でもクーは男の子でした!? 女装を止めさせようにも服を買うお金も無いし、美少年の魔王様はクーを狙って
くるし、クーの守護天使となった私に未来はあるのでしょうか? ほのぼの異世界ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 22:47:24
67039文字
会話率:47%
藤原氏の一の姫、似絵(にえ)。大臣を勤める父と、もと斎宮の母の間に生まれた高貴な姫。十六歳を迎える前日、姫は一族繁栄のため閻魔への似絵=にえ=贄だと知らされて捨てられてしまう。しばらくすると、『黄泉の宮』を名乗る閻魔の使いがやってきて、共
に冥府へ下ることになる。
姫は閻魔の後宮に入るが、やがては閻魔に喰われる運命にあるらしい。そのとき、姫はどうするのか。コバルトノベル大賞、一次通過作品です(2012年)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 07:00:00
31855文字
会話率:58%
私、藤原裕子《ふじわらゆうこ》の魂には悪魔が憑いている。それは俺様主義でジャージ愛用で居候で、ドーナツをこよなく愛する悪魔様。そんな悪魔に頼まれてハロウィン限定のドーナツを買いに行った私は、また奇妙な事態に遭遇してしまったのだったーー。
最終更新:2013-10-19 13:46:03
8984文字
会話率:38%
この二編において用いた謡曲は、奈良のご時世に藤原淡海公(不比等)が唐土より贈られた宝玉を、讃州志渡の浦の海で失くしちまって、かの所の海女と契りを結んでその玉を海底に探させたっていう話によるものだ。海女は健気にも身を捨てて千尋の波間に潜り、
龍神に守られたその宝玉を奪ったが、悪龍毒魚に追いかけられてどうしようもなく、乳の下を切り裂いて玉をその中に隠して海面へと浮かび上がって来た。そのくだりを鑑みつつ乳母の忠義に書き換えて綴ってみようとぽつぽつと思ってはいるが、龍神が迫ってくるよりも烈しい書房の催促・・・。急かされると考えもまとまらないものだというのに。志渡の浦に縁ある二条院讃岐の恋歌にこうある、
有磯海の浪まかきくわけてかつぐ蜑
息もつきあへずものをこそ思へ
ああ、有磯の海ほどの深さもない、この浅い才能で作り出したこの物語の思案に暮れて、かづきの白水郎(あま)の息よりもっと苦しんでいる作者の心であることよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-16 23:44:26
16088文字
会話率:48%
両親をほとんど知ることなく育った空神(そらがみ)天里(くうり)は、大学二年生になっていた。幼い頃にわずかな期間を父と過ごしたが、ほとんど憶えておらず、父が失踪した後に出会った青年、槞(ろう)とその飼い犬である六介(ろくすけ)との日々の記憶
が未だに色濃く残っていた。
十数年間、槞の知り合いである蛇足(だそく)本名は藤原滝経(たきつね)の元で暮らし、大学に入ってからはアパートで一人暮らしをしている。
ある日、大学からの帰り道に子犬の白柴を拾う。そこから、天里は不思議な真実を目の当たりにするようになっていく。
※残酷な描写も所々で含む予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-22 13:47:43
12665文字
会話率:36%
自転車旅行中、那須那珂市(なすなかし)で体調を崩した、橘北都(たちばなほくと)。駆け込んだ先は…。
最終更新:2013-08-16 19:00:00
74674文字
会話率:54%
フェリオス朝が編纂した年代記。それを二つの国、それぞれの主人公の視点で描く長編。
現在フォッジアス王国編連載中。
約1000年前、カナン帝国の初代皇帝、英雄カナンが創造神と交わした約束とは?
そして戦女神と死神との関係は?
年代記996
年の最初の一行は【人類の滅びの始まり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-06 19:55:09
61784文字
会話率:46%
高校生になり正式に導入された魔法の授業しかし、聖夜は魔法の授業を受けない。それは聖夜の過去に秘密があった。
最終更新:2013-05-30 02:18:44
813文字
会話率:50%
長年、空地だった広場に、
ある朝突然、大きくカラフルなテントが出現した。
「サーカス」
はじめての光景に、薫の心は弾む。
最終更新:2013-05-29 19:24:18
9649文字
会話率:25%
江戸は本所深川。神社の宮司の姪として生まれたお藤。母親似の美貌を受け継ぎながら、その性格は快活で勝ち気。気取ったところのひとつもない真っ直ぐな少女であった。お藤は戯作、中でも人情本を好み、特に市井修治という戯作者(小説家)の書く著書の愛読者
である。近所に住む市井は、お藤の神社に毎朝、参拝に訪れる。お藤は巫女をしていたし、二人には面識があった。まだ少女だったお藤は市井に懐き、空いた時間を見計らっては市井の自宅に遊びに寄るのを日課とした。憧れの戯作者を、羨望の眼差しで見上げるお藤であったが、少女から大人の女への階段を昇るたび、市井への愛は形を変え、遂には抱えきれないほど膨らみ続けた。一方、年若いお藤の愛情に戸惑い、拒み続ける市井。周囲の目など気にせず、全身で市井の胸に飛び込もうとするお藤。二人の恋の行方は?
江戸後期の情緒豊かな物語、ぜひお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-27 19:35:03
119324文字
会話率:50%
放蕩者の亭主に悩まされながらも、親子三人、堅実に暮らして行こうと決めた主人公おせんの波乱の物語。
最終更新:2011-05-11 12:15:47
115974文字
会話率:53%
変わる。そう思い続けていたら変なことに、あまり話さない転校生と国が主催する夏合宿に参加することに・・・そこで待ち受けていたのは沢山の「落ちこぼれ」という固定観念を持った参加者達だった___
最終更新:2013-05-09 22:48:14
6846文字
会話率:30%
高校生にして小説家兼漫画家である藤蔵次郎は学生という自分の義務を果たすために動き出すが。はたして次郎は「漫画家しながら学生してる」を「学生しながら漫画家、小説家」になれるのか。
最終更新:2013-04-16 22:17:57
3438文字
会話率:44%