一人の少女が夜遅くに道を歩く。ふと見上げると綺麗な月と星が見える。思わずと言う形で少女は祈る。『こい願わくば世界に役立つ人物とならしめ給え。』
気づくと少女は赤ん坊になり、近世ヨーロッパ風の貴族の家に生まれていた。
うーん。ベタだねぇ。そう
思いつつも、少しずつ世の中を変えて、次の時代を生み出していく変人の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 20:05:20
8167文字
会話率:10%
目が見えない幼馴染の女の子と夜道を歩く話。
最終更新:2022-12-06 00:00:00
1403文字
会話率:47%
天気予報は全国的に「傘はいらない」、確かにそう言っていたのに……彼の歩いている道は、間違いなく豪雨だ。
100社以上の就職面接に失敗した彼は、彼女にも振られ、意気消沈しながら遊歩道を歩く……。
彼の人生は、一体どこで間違ってしまっ
たのだろうか?
それは、誰にもわからない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 16:35:27
965文字
会話率:12%
あの時、橋に身を投げ捨てて死んでいたら、きっと今もこんなことで泣くこともなかっただろうな。
明日のクリスマス前日に、私は思い出して貰えなかったら……。そんなことばかりを考え、今日も一人、部屋の中から沈んだような月を眺めていた。生きていて
良かったと思う。そして同時に、あの時死んでしまっていればとも思う。どのみち私の人生は死んでいたも同然だった。明日で、もう彼と会うこともなければ、同じ道を歩くこともないのだろうな……。
3下旬。
どうしても会いたい人がいた。何を失っても、どんな言葉をかけられようとも、私には会いたい人がいたのだ。だから私は高校一年生にして実家を離れ、無理を言って一人暮らしを始めさせてもらった。
幼稚園の卒園と共に、父の仕事の関係で突然の別れとなってしまった彼に、もう一度会いたい一心だった。そんな幼い頃の記憶だけで、一人多くのものを手放すのは馬鹿げていたかもしれない。こんな方法でしか彼と出会うことができないと思い込んでいたのだろう。
引っ越し作業も終わり、私はとある別のアパートへと向かった。彼が以前住んでいた家だ。自宅となったアパートから徒歩10分弱で記憶を頼りに目的のアパートの前へと到着したが、私の足は立ち止まったまま動けない。心臓が私の身体を強く叩くのがわかる。彼と会えたら、なんて声を掛けよう。ちゃんと笑えるだろうか。
不安を抱えるも、私は深呼吸をし、意を決して部屋横のインターホンを鳴らした。カメラのないインターホンなど、当時のままだった。
ドアノブが倒され、扉の向こうからは20代くらいの男性が現れた。鼓動が一瞬だけ止まったようだった。
「……すみません間違えました」
それもそうだった。何年も前のことだ。彼はもうどこかへ引っ越してしまったのだろう。
どうして考えなかったのだろう。この場所に戻ってきても彼がいる保証などないということを。いや、わかっていたが考えたくなかったのかもしれない。
アパートの家へ戻り、私はベッドの前で力が抜けてしまい、床に崩れ落ちるように座り込んだ。
溢れる涙を制御できない。何度拭っても、溢れかえる。私は片付け切れていない部屋の中、ベッドに顔を埋め、声を大きく吐き出した。
どうするのが正解だったのか、自分でもわからない。ただ思い出の中に囚われている自分が、憎く、悔しく、心が枯れてしまったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 21:03:24
100257文字
会話率:47%
【あらすじ】
ある日を境に,世界は変わった。突如として現れた魔物と能力者の存在によって…。のちに,『新生の日』と呼ばれたこの時から百年後の物語。
神崎時雨(かんざきしぐれ)には自慢の父がいた。魔物や犯罪をする能力者から人々を守る組織で
最強の男と呼ばれていた父親。時雨は兄といとこと共に父のような格好よく,強い男になることを夢見ていた。
けど,その夢は大量の魔物が時雨の住む地区に現れたことで崩れてしまう。
より多くの人を助けるために時雨たちの住む地区の人を見捨てることにした父のいた組織,次々と殺されていく,近所の人や家族。時雨たちを逃すために一人残っていった父…。
一人生き残った時雨は絶望し,その時に異能力を発現する。そして,そのことがきっかけで時雨は裏社会の組織の一つに拾われ,育てられることになったのだが,時雨の発現した異能力は少し特殊で…?
これは,やがて『黒猫』と呼ばれるようになった少年の復讐の物語である。日常が崩れた日の真実を知り,時雨は裏の世界を歩み始める…。
【注意】
初めての書いた作品です。あたたかい目でご覧ください。投稿は不定期です。誤字脱字があるかもしれません。できるだけ早めに投稿するつもりです。よろしくお願いします。グロい描写があります。耐性のない人は見ないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 20:21:16
100651文字
会話率:23%
王国中の貴族子女が集う王立学園の卒業式典。その後に行われる記念パーティーで、めでたい席に関わらず鋭い声が響いた。
呼び立てたのはホール奥の壇上に立つ、この国の王太子フーディオ・フォルクス。彼もまたこの学園の卒業生である。
呼び立てられたのは
、王国筆頭侯爵家であるメルセデス侯爵家の一人娘、アイリーン。彼女は王太子フーディオの婚約者で、同じく今日学園を卒業した一人だ。
パーティーの出席者たちが彼女に気づいて舞台までの道を開けたため、まるで花道を歩くが如く、彼女は颯爽とフーディオが見下ろすその場へ歩み出た。
よくある婚約破棄もの、ややざまあ、悪役令嬢(仮)、恋愛要素薄めです。
書きたいところだけ書いた短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 17:56:39
4907文字
会話率:55%
VRが大頭して、数々のシステムが作られた。
医療、軍事はもちろんのこと、ゲームの分野にも早い段階で適用され、それから十数年。
VRMMO最古といわれているゲームが存在している。
最古にして最大、当然ながらいくつもの伝説といえるものを残し
ている。
とある社員が悪ふざけでおこなったデスゲーム事件。
RMTによる詐欺を行った為発覚しニュースとなったとある集団の訴訟問題。
ハラスメント行為をシステム的に問題なく行う方法のハウツー本を出して荒稼ぎした某氏とネット民の戦い。
VR中かどうかを調査するシステムを作り出しVRをしていない家族に逮捕された強盗のせいでVRの是非を問う世間。
そしてまた、一つの伝説が闊歩する。
それは一人のキャラクターだった。
極端に猫背で、逆に背中が盛り上がっており、遠目には小柄に見えた。
実際に背を伸ばせば180cmには届くだろう、それを象徴するように、両手は長い。
前をみず、常に下を向いており、手も地面をまさぐっている。
一言で表すなら、手の長いせむし男といったところだろうか。
そう、このキャラクターは男性だ。
そして初見では信じられないことに、プレイヤーキャラクターだ。
キャラメイキングでこのような容姿にするのは、そうそう居ないと思うが、絶対ではない。
しかし、おそらく最初はまともな容姿だったのだろう。
このゲームはキャラクターの容姿を行動に合わせたものに変えていくようになっている。
ゲーム的にはその方が良いことがおおい。
盾を使うタンクなどは、ガタイが大きくなり周囲を守りやすくなるし、アタッカーはタイプに合わせた体型になり動きやすくなる。
では、彼は何をしていてこうなったのだろうか。
彼は、ある意味有名だ。
彼は、他にない職業についているが、使えない職業らしい。
彼は、戦闘能力がほぼ皆無らしい。
彼は、NPCにも嫌われているそうだ。
彼は、初期からゲームを続けているという。
そして、彼は、今日も我が道を歩く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 23:00:00
163446文字
会話率:24%
私の趣味はラジオです。
ちょっと古いポータブルラジオをポケットに入れて、ちょっと不思議な音を拾って夜道を歩くのが趣味です。
……あの日に、気まぐれで自宅の中で趣味を実行するまでは。
最終更新:2022-07-16 01:00:00
2129文字
会話率:2%
Oは道を歩く途中、立て看板に遭遇する。
最終更新:2022-07-06 22:43:44
1912文字
会話率:53%
ヒデヤスは大国の王だった。
ヒデヤスは政を行わず、一日中まともに護衛もつけずに国内をふらついていていたため、国内外から”無能の殿様”と呼ばれていた。
国民は間抜けな顔で道を歩くこの主君をなめきっている。
また世界の要人からも重視されていない
のか、一度たりとも暗殺や誘拐されたことがない。
しかし、そんな者が主君であるはずのヤマブシ王国は強国に隣接していながら、今日も平和だった。
「今日もいい日になりそうじゃな」
ヒデヤスは今日も散歩へと出発した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 19:24:19
224文字
会話率:15%
早く、帰らないと。
そんな思いを抱え夜道を歩く一人の少女。
彼女は、学校で流行っている拷問官と呼ばれる怪異に遭遇してしまう。
最終更新:2022-05-12 08:00:37
4077文字
会話率:4%
特にこれといった特徴のない少年は久しぶりに、魔法少女系のアニメを見るのだが、気が付いたら彼は赤ん坊になり、前世での友達や家族、更には自分の名前すら忘れるが‼異世界転生に心躍るのだが‼目の前の光景は普通の日常と変わらず、少しショックする。
それから時は経ち、彼、冬先琉斗は14歳になり、何気なく道を歩くと傷だらけの人型の狼を見つけ、警戒するもやはりここは異世界かと興奮状態になり、うっかり人型の狼に喋ってしまうのだがそれが後に彼の人生を変えることになる。
これは決して主役にはなれない主人公の物語。
この作品はギャグとシリアスを混ぜるようにしてます。今のところ主人公が無双する予定はないです。
主人公はモブ、つまり脇役の立ち位置です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 23:38:47
230998文字
会話率:53%
公道を歩く時、いつもふと考える。
何故、人と人がすれ違う時、道路上に若干はみだした街路樹等の突出物と重なりがちなのか。
確率の問題なのか、自分の歩き方が悪いのか、それとも――?
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2022-04-19 20:06:26
3189文字
会話率:0%
この話は魔王を倒す話ではなく、最強の道を歩く話でもない。この話はごく普通の高校生が異世界に転移した話。そして異世界で出会う仲間たちとの冒険を描いた話である
最終更新:2022-02-23 20:18:59
3040文字
会話率:51%
街の小道の人探しの2です。
前作同様悩みなどを抱えている人が街の裏道を歩くと出てくると言われる謎の小道。
その道を通ったことのある四人のお話です。
前作を読んだことがない人でもぜひ読んでください!
今回はとある方にもこの作品を手伝っていただ
きます。
二話目と三話目に投稿する予定なのでお楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 13:47:42
7428文字
会話率:21%
夜に帰り道を歩くOLのA子さんが体験したお話。
最終更新:2022-02-04 22:30:07
1283文字
会話率:6%
畦道を歩く光な奴の話
最終更新:2022-01-19 18:00:00
216文字
会話率:0%
年齢=彼女いない歴の主人公 渡優希は友人 立花陽介と話していた。
「彼女、道に落ちてねえかなぁ。」
そんなことがもちろんあるわけがない。そう思いながら道を歩く。
すると、ある公園で不自然な人影を見つける。
最終更新:2021-12-14 18:00:00
3009文字
会話率:45%
なゆりは人のせいで世の中を信じたり世話をしたりするのをやめた少女です。彼女は、他の人とのつながりは彼女のような人にとって重要ではないと感じています。しかし、彼女は義務感だけで生きており、シレンという少年に出会うまではやる気がありませんでした
。彼女は将来、別の世界を見るために、孤独な道を歩くのをやめるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 03:43:54
6869文字
会話率:0%
私は父と登山に来ていた。参道を歩く中で大学であったしようもないできことを思い出していた。
そしていつも最後はこう言いたかった。誰か助けて。
最終更新:2021-11-18 10:32:29
36408文字
会話率:35%