わたしのワガママは人の為!
これは、偽物と処刑された悪役令嬢の偽聖女が、子供時代に戻り、聖なる力無しにワガママ放題を使って腐敗した国を復興させる話である。
『レルリルム・アングレーム』
稀代の悪女、傾国の王妃、偽りの聖女、彼女を揶
揄する言葉は数多い。
国教である聖女教を悪用し、ワガママ放題で贅沢三昧の限りを尽くした彼女は民衆の怒りを買い、革命の末、断頭台の露と消えた。
だが死んだはずの彼女は、人生をやり直したいという願いを叶えてもらい、子供の頃にいた孤児院にいた。
その後、前の人生と同じように実の父親である伯爵に引き取られた彼女は何不自由無い生活を送るようになる。
しかし今度のレルリルムには決意した事があった。
それは伯爵令嬢としての立場を利用し、ワガママ放題を言う事で前の人生で不幸にしてしまった人達を助けたいという思いだった。
彼女は時には国中の砂糖を買い占め、奴隷市場を潰し、友人の父親に廃屋寸前の別荘を売りつける!
どれも彼女のワガママが巻き起こした事だが、この出来事はどれも人を救う事になる。
人生をやり直したいワガママ娘が人の為に何ができるのか、これはそんな彼女の破天荒な死に戻りのやり直し物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 23:17:19
156187文字
会話率:36%
ミルヴァは「聖なる力」を宿した魔法使いだった。聖なる力とは、魔物から国を守る結界を張る能力のことである。そんな特殊な力をミルヴァは持っており、そのため国王は自分の息子であるセルフィン王子とミルヴァを婚約させる。
しかしある時、なぜかミルヴァ
の身体から聖なる力が薄れていってしまう。国を守る結界を作れなくなってしまったミルヴァは、すぐさま婚約を解消され、隣国のミズリーへ捨てられてしまった。
皆は、そんなミルヴァを不憫に思った。なぜなら隣国のミズリーにはとても評判の悪い王子がいたからだ。ミズリー国のマイヤー王子は「悪魔に魂を売った残忍な男」と噂されていたのだ。
ミルヴァはそんなミズリー国に追いやられ、マイヤー王子と会うこととなる。
エブリスタ、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 18:14:48
15625文字
会話率:39%
沢山の方々にお読みいただき感謝です!幾つかご要望がありましたので後日譚を少し追加したものを掲載いたします。蛇足とならないことを祈りつつ……。【1話目は短編版と同じです】
~これがただの贖罪の手紙だとお思いですか?悪女からの贈り物ですわよ?
~
ある夜会で、王太子が婚約者である令嬢に婚約破棄を言い渡した。
その理由とは、彼女が王子らの通う学園に在籍する聖女を虐げ、心身を概して聖なる力を失わせたと云うもの。
婚約者は世間から悪女と評されるようになり、国外追放の沙汰を受けることとなった。
そして、ある手紙が王子の手元に届くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 09:00:00
6441文字
会話率:5%
~これがただの贖罪の手紙だとお思いですか?悪女からの贈り物ですわよ?~
ある夜会で、王太子が婚約者である令嬢に婚約破棄を言い渡した。
その理由とは、彼女が王子らの通う学園に在籍する聖女を虐げ、心身を概して聖なる力を失わせたと云うもの。
婚
約者は世間から悪女と評されるようになり、国外追放の沙汰を受けることとなった。
そして、ある手紙が王子の手元に届くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 07:00:00
2423文字
会話率:4%
アナスタシアは、歴代最強と謳われるほどの聖女だった。
当然のように、勇者が率いる魔王討伐パーティーへ参加することになったアナスタシアは、
その聖なる力を惜しみなく使い、パーティーの仲間や多くの民を救ってきた。
そしていよいよ魔王との決戦を
迎えたその時──
パーティーの主力であった勇者が討伐を放棄してしまう。
困惑するアナスタシアだったけれど、厄災の根源である魔王をこのままにしておくわけにはいかない。
彼女は自身に宿る全ての力を使って魔王を『封印』することに成功した。
力を使い果たし命からがら王都へ戻った彼女を待っていたのは、
今まで尽くしてきた聖教会からの追放と、封印したはずの魔王からの求婚で──
※『カクヨム』『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 20:00:00
2732文字
会話率:44%
夜明け前の暗い森の中に隠れていたマーガレットは、朝陽とともに自分の体から溢れ出る金色の光を目にして、聖なる力の存在を嫌と言うほど感じていた。
ああ、私はきっと聖女と呼ばれる存在で、これから王都に移り住み、王子様と結ばれるんだーーーー。そん
なの、嫌あああぁぁぁぁ。
聖女の能力が覚醒した少女が、王子との婚姻から逃げようと試みるが、からめとられるハッピーエンド。
途中、自死を匂わせるシーンがあります。
王子は少しヤンデレ気味です。
御自衛ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 21:21:36
5699文字
会話率:28%
それは僕だけに許された、禁忌の力。
「僕は──聖騎士に、なるんだ!」
異能の魔女がはびこる時代。魔女狩りの聖騎士を目指す少年・トールは、自分の聖剣を抜けない落ちこぼれであった。
そんなある時、トールは魔女から少女を守ろうとしてついに聖剣を
引き抜く。だがそこに宿るのは、聖なる力ではなかった!
※同タイトルの作品の脚本となっております。本文はト書きです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 16:00:00
89862文字
会話率:61%
これまでいったいどれほどの世界が賢者、勇者に助けを求め召喚が行われてきただろうか?それら全ての世界は召喚によって全て救われたのだろうか?
どのような者が召喚されてくるかは来てみなければわからない。全ての召喚が成功するとも限らない。
大
魔術師グウェイン・ウィンザー公爵が研究の末、召喚した聖なる力を持つと言われる賢者は十六才のポンコツ聖女だった。
賢者が女性だったことも驚きだった上に何も知らない少女だったことで城では大騒ぎになった。
大魔術師グウェイン・ウィンザー公爵と一介のメイド、エレオノーラ・スタリオンが何とか少女に世界を救ってもらおうと頑張るお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 05:52:53
261141文字
会話率:44%
人の心に感染し、感染者に《異端の力》と呼ばれる人智を超えた力を与える奇病・咎人病が蔓延する異世界クルドゥリア。
突如として強大な力を得た感染者達は、各地で《異端の力》を悪用して犯罪に走るようになり、いつしか、《フェンゲ》と呼ばれるように
なった。
そんな《フェンゲ》に立ち向かうのは《神の力》と呼ばれる聖なる力を授けられたゲセブ教最高指導者エラローリア法王直属の《卯下の猟犬》と呼ばれる者達。彼らの任務は《フェンゲ》を治療し、時に討伐し、そして、教団に巣食う悪を狩ること。
これは、咎人病の蔓延により犯罪が蔓延る世界を旅するクロウという男とその仲間たちの物語。
―――――――――――――――――――――――
フルビルタス王国東部に位置する地方都市フッリバ。かつて、公爵領の領都として栄えたこの街で起きた不可解な事件にフェンゲが絡んでいると判明し、クロウ、リーゼロッテ、イヅナ、フェリの四人が事件の捜査とフェンゲの治療のために派遣された。クロウ達は、警察側の協力者であるラモンに案内されてフェンゲの正体に迫る証拠だという鏡を見せられるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 22:00:00
40102文字
会話率:55%
仕事帰りにいきなり召喚されて聖女だと言われたのですが、私には召喚したであろう皆様のお姿を見ることができませんでした。こんな状態で、私に一体何をしろというのでしょう? 因みに、私が唯一見ることができたのは、空中に浮かんでいた幽霊さんだけでした
。善なる心が薄くなったという世界で、私が地の果てという場所までドナドナされていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 17:00:00
48412文字
会話率:15%
60年に一度、湖に封じられし魔神を聖女が再度封印する。
それが湖を囲む三国の取り決めだった。
三国のうちの一つティーア国の聖女であるシェリは、封印の儀に選ばれるため努力を重ねていた。
シェリには姉がいた。聖女に認められた優秀な姉だ。
憧れて
いたが、ある日突然、聖女の仕事に行ったまま帰ってこなくなってしまう。
魔物に殺されたというが、シェリは信じることができない。
姉の行方を探すため聖女になった。
しかし、シェリの年代は聖女の当たり年だった。
天才と言われる個性的な聖女が他に四人もいたのだ。
聖女たちは聖女クラスに集められ、互いに切磋琢磨していた。
成績が悪いシェリに国は業を煮やし、新たな聖女を編入させる。
イオと呼ばれる少女は、一番尊い聖属性の力をもった聖女だった。
平民ということで肩身の狭い思いをする彼女を助けつつ、封印の儀に向けて過ごしていく。
ティーア国からイオに討伐命令が下った。
討伐に向かい、協力してうま型の魔物を討伐する。討伐は成功したが、魔物を生む歪みを直そうとした時、イオを魔物が襲う。
彼女を助けようとしたシェリも歪みの穴に落ちてしまった。
穴の中は気持ち悪い世界だった。
イオが聖なる力を使い、ジャンヌにより助けられる。
穴から生還したシェリは、姿が変わり、予知夢を見るようになっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 17:06:45
141285文字
会話率:25%
遠い昔、世界は魔王に支配され、人々は怯えるように魔物から隠れ住んでいた。
ある時、勇者が現れ、その凄まじい剣技と聖なる力を持って魔物に対抗し、魔王を打ち滅ぼした。
勇者が魔王を滅ぼした時、天から神が舞い降りた。神は生き残った魔物全て
を滅ぼすかどうかを勇者に問うた。
魔物の全滅を多くの人々が望んだが、勇者は慈悲なる心を見せた。「憎しみの連鎖は断ち切らねばならない。」と勇者は言ったそうだ。
こうして、多くの魔物が存在する今の世界が生まれたとされている。
やたらと強くて危険という以外は動物と何ら変わらない魔物であるが、言い伝えと違って人類にとって奴らは有益な存在であった。
スライムは糞尿の処理に用いられ、トレントの強靭な体は建材とされる。ドラゴンの鱗は武具、宝飾品の材料とされ、それ一枚で一生暮らせるほど高値で取引されていた。
野に放たれた魔物を狩って生計を立てる職業は、冒険者と呼ばれている。
冒険者には二種類いる。ドラゴンを倒したり、希少な魔物の素材を手に入れて大金を手にする者と、その日を生きるのに精一杯な者だ。
前者は貴族や豪商などの後ろ盾を持ち、資金、武具、食料などの多大な支援を受けている。一方後者は毎日きつく、汚く、危険な、そのくせ賃金は飛び切り安い仕事をこなしながら、月に数回、下手したら年に数回の冒険で一攫千金を手にすることを夢見ている。
これは、そんなその日暮らしの冒険者がひょんなことから成り上がる話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 07:00:00
7706文字
会話率:11%
私は前前世はゲームオタクの干物女として生きてきて、仕事が休みの日にはジャージを着て主にRPGのゲームに熱中してた。
ある日不慮の事故で亡くなったわけだが、次の人生はRPG好きの私としては『当たり』な人生だった。
その次の人生にあたる前世で
は聖なる力も兼ね備え沢山の魔法を扱える光の大賢者としての人生だった。
そこでは英雄の右腕として生きてきたわけだが、最後の決戦で仲間達を庇い、一身に仲間達の呪いを受け、最早チートと呼べるこの人生の幕は閉じた。
だが思いきりRPGの世界を堪能した私は心残りも無く、次の人生にもし生まれ変わるなら前回の人生の様に注目される人生ではなく穏やかに静かに暮らしたいと思いながら生まれたその先も魔法の存在する世界だが、RPGの様な世界ではなくなんと乙女ゲームの様な世界。
しかし前世の様なチート級の力は一切無くなっていて…
乙女ゲーム守備範囲外な私は本来の干物女な地味な令嬢として、魔力も一切持たないので出来損ないな令嬢として目立たずひっそりと生きていくことに心に決めたが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 00:00:00
176416文字
会話率:33%
我儘姫トリアーニャは思い出した。
樹齢数百年と思われる大きな樹。それは聖なる力を宿している国の守り神『聖樹』と呼ばれる大きな樹。乙女ゲーム『聖樹に導かれし花の乙女』の世界に転生してしまったの?
このままでは悪役王女として『ざまぁ』されてしま
う。
ざまぁの結果は幽閉生活か死刑か……
まずは目の前の『推し』の公爵令息との婚約を回避せねば!
悪役を放棄するためのフラグ、へし折らせていただきます!
そのあとはゆっくりまったりお絵描き生活ですわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 20:07:37
28810文字
会話率:51%
神殿から家出した聖女×家出聖女に雇われた傭兵
「あなた、とっても意地悪だものね」
「なにごとも対価が付き纏うんだぜ、お嬢ちゃん」
「安心して、あなたにはきっと私の全部をあげられるわ」
「......要らねぇよ、そんな重いもん」
聖
なる力は生命力を削るが、聖女にとって無償の奉仕は美徳とされる。
だが傭兵にとって無償は身を滅ぼすもので、対価は人の尊厳を守るためのものだと言う。
余命僅かの聖女は逃亡して初めて世界を知り、そして傭兵は初めて見返りのない愛を注ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 16:39:36
3091文字
会話率:30%
リリアン・フランソワーズ聖女は、歴代聖女よりはるかに強い聖なる力が強く、魔物避けのバリアは魔王すら打ち破れない。
美貌、頭脳、剣術体術馬術、礼儀作法、を嗜む傍ら、自分より美しい少女や女性をイジメぬく。
国王陛下が代わり、リリアン・フラン
ソワーズ聖女の立場を失墜させようと、国王陛下一家、アイリス・ブリジデンド男爵家が断罪する。
しかし、リリアン・フランソワーズ聖女は何のその。
そう…聖女としてあるまじき行動をとる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 08:00:00
1793文字
会話率:50%
「ジョセフィーヌ、聖なる力を失い、新聖女コレットの力を奪おうとした罪で、そなたを辺境の修道院に追放いたす」謁見の間にルーカス第三王子の声が朗々と響き渡る。
「意義あり!」ジョセフィーヌは間髪を入れず意義を唱え、証言を述べる。
「証言一、とあ
る元聖女マデリーン。殿下は十代の聖女しか興味がない。証言ニ、とある元聖女ノエミ。殿下は背が高く、ほっそりしてるのに出るとこ出てるのが好き。証言三、とある元聖女オードリー。殿下は、手は出さない、見てるだけ」
「ええーい、やめーい。不敬罪で追放」
追放された元聖女ジョセフィーヌはさっさと王都に戻って、魚屋で働いてる。そんな中、聖女コレットがルーカス殿下の子を身ごもったという噂が。王国の結界を守るため、元聖女たちは立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 01:19:03
5603文字
会話率:59%
王子と幼なじみ。それだけだったらどこにでもあるような関係だった。けれど、国を守るために聖なる力を持つ者を召喚すると決まってから、その関係には変化が訪れた。この気持ちが成就することはないと分かっていたけれど、側にいると決めた。
【死別の描写が
あります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 22:17:24
10627文字
会話率:45%
【書籍化しました】双葉社様のレーベル、Mノベルスfより8/15に1巻が発売されました。2巻は2021年3月刊行予定です。コミカライズががうがうモンスター&マンガがうがうで連載中です。
上里仁菜は社畜である。
今日も終電で家に帰り、米を炊い
たところで炊飯器とともに異世界に聖女召喚された。
しかし同時に召喚された美少女が聖女だとされ、仁菜は聖女でないと即断されて。流れるように王都から追い払われてしまう。
捨てられて、手元にあるのは一緒に召喚された炊飯器一つ。
どうしたものかと思っていると子犬が一匹寄ってきて……?
右も左もわからない異世界でチート美少年なもふもふ従者(聖獣)と炊飯器とともに、仁菜は旅に出る。
……この炊飯器、どうしてお米が減らないんだろう?
そうだ!お米が減らないのなら、おにぎりが握り放題じゃない!
実は聖女だったり、おにぎりに込められた聖なる力で旅の道すがら崇められたり、ざまぁがあったり。美少年従者(聖獣)×元社畜な追放聖女が、じれじれしつつご飯を作りながら旅をするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 07:00:00
238534文字
会話率:41%
勇者とは、比類なき勇気を持ち、その手には聖なる力を宿す剣を携え、人々を守るためにどんな困難にも立ち向かう、選ばれし者。
この物語の勇者も、もちろん聖剣を持っていた。
ただ、それは聖なる力と言い切るには、少し癖の強い代物だった一一一。
最終更新:2022-05-25 10:56:56
3918文字
会話率:45%
銀河聖王国において癒しの力を発揮し多くの人々を救い、聖女と称えられた少女、セイナ・ルー・クォヴーシ。
しかし国民から愛されたセイナは、とある事件がきっかけで聖女の称号を剥奪されることとなる。
その理由は、宇宙魔族の青年の命を救ったこと。
魔族の命に価値など無い。存在するだけで害悪、邪悪である。
そんなものを救える力が聖なる力であるはずがない。
そう糾弾されたセイナは、処断こととなる。
そんな彼女の前に現れたのは、セイナがかつて救った魔族の青年、魔王アスマ・ダイウだった。
セイナを守り戦おうとするアスマ。
そしてセイナは、ひとつの決断をする――
これは、追放された聖女と、魔王の青年の、ただの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 21:35:15
7069文字
会話率:32%