没落間際の貿易商人の末娘で、まるで悪役令嬢な姉から虐められているマーサはある日。実家の経営不振のためこの国を救った英雄の一人である。イケメン貴族モンモランシーに嫁ぐ事が決まった。
それは家族を守るためではなく、従業員とその家族を守るためだ
った。それは悪役令嬢のような姉達にはない優しさだった。
それは彼女が美しいからと言う訳でも、商人との伝手が欲しいわけでもなく。彼女が聡明で優しかったからだ。
「嫁に来てくれ……」マーサは実家の再興のため英雄に嫁ぐことになったが父が、待ったをかけ婚約破棄を提案する。
父は見てしまったのだ。聖騎士とよばれたモンモランシーが、悪魔のような獣の姿と化して満月が輝く野山を駆け回る様を…
マーサはモンモランシーの呪いを解き二人は、幸せな未来を共に歩む事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 07:12:07
14172文字
会話率:41%
私達兄弟姉妹は今まで贅沢な暮らしをしてきた。
洋服を望めば新品の舶来品が手に入り、髪飾りをを強請ればエメラルドがゴロゴロと着いた立派なモノが幾らでも手に入った。
父は海運業で一代で財を成したマルセーユの大商人であるトーマスは、今頭を抱
えていた。
「行商を再開してはどうでしょう? 行商であればまだ活路はあるかと……」
「行商など大した稼ぎにはならん! 今必要なのは船だ! それも大きな大きな輸送船がな!」
しかし、自分の意見が現実身を帯びているとは思えない事を自覚しているのか、ワインをグッと煽った。
「行商ですと確かに稼ぎは低いですが、安定して利益を上げることも出来るでしょう……しかし」
「時間がかかりすぎる……それならば婚姻を結ぶしかあるまい」
四人の娘達しかいない訳で……私以外は器量がわるく大商人の娘と言う付加価値しかない訳で……必然的に私《マーサ》に白羽の矢が立つという訳だ。
二人そろってこちらを見た。
どうや自分たちからは言いずらいらしく、仕切りにゲホン、ゴホン咳払いをしている。
はぁ……家のため。いや従業員のためよ。
私は家のための贄になる事にした。千人を超える従業員を雇う大商会が潰れてしまうと、路頭に迷う人があまりにも多すぎるからだ。
私は自分を奮い立たせてこういった。
「私が嫁ぎ船団をそろえるだけのお金を用意して見せます」
父と番頭は手を繋いで子供の様にはしゃいでいた。
私は思わず握り込んだ拳をスッと体で隠して、殴りたい衝動を隠し笑顔を張り付けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 12:07:25
13241文字
会話率:42%
―――1920年12月25日午後0時30分、“大陸戦争”が勃発した―――
かつて魔法が栄えていた時代、その強大な魔力を以てして敵国の侵略を防ぎ、救国の英雄と称えられたクラリア。それから2000年の時を経た時代は、科学が発展し、魔法が過去の
概念となりつつあった近代であった。
アーリャ・アヴェリナ―――戦争勃発を受けて軍に志願し、戦場に降り立ったこの女性兵士こそが、クラリアの生まれ変わりであった。
彼女の所属はトーレア公国陸軍東部方面軍第18師団第3歩兵連隊。公国東部の国境付近に位置する都市ミトスの郊外に配置され、敵軍を迎え撃つ事になる。
ここに掘られた塹壕が、後に歴史からその存在を抹消される事になる彼女の、最初の戦場であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-03 11:00:00
172553文字
会話率:45%
戦争で救国の英雄となった男と、もう既に滅んでいる国を守り続けている兵器の話。
最終更新:2022-03-20 21:00:00
2768文字
会話率:50%
魔王を退治して3ヶ月。
北の果てにある闇の森の最奥に、魔窟と呼ばれる凶悪なダンジョンがあった。
行方不明になった大聖女セラを捜索していた救国の英雄グラントは、彼女の足跡を辿って魔窟に訪れる。
そして見つけたのは、甘くていい香りのジャムを片手
にした大聖女の姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 20:00:00
5466文字
会話率:40%
「リリー・アルシェ嬢。たいへん申し訳ないが、君との婚約は今日をもって破棄とさせてもらう」
はあ、まあ、いいですけど。あなたのお家の借金については、いかがするおつもりですか?侯爵令息様。
私は知りませんよ~~~
ド田舎の辺境伯ながら資産家で
あるデッケン伯の令嬢、リリー・アルシェは、おととい婚約が成立したばかりの容姿端麗な侯爵令息から、“本当に愛する人と結婚したいから”という理由で大勢の紳士淑女が集まるガーデンパーティーの真っ最中に婚約破棄された。
もともと贅沢な生活による借金に苦しむ侯爵家から持ち掛けられた縁談に、調子のいい父が家柄目当てに飛びついただけの婚約だったから別にいいのだが、わざわざ大勢の前で破棄宣言されるのは腹立つわ~。
おまけに令息が選んだ美貌の男爵令嬢は派手で色っぽくて、地味で痩せててパッとしない外見の自分を嫌い、ポイ捨てしたのは明白。
これじゃしばらく、上流貴族の間で私は笑い者ね……なんて落ち込んでいたら、突然現れた背の高い騎士様が、リリーに求婚してきた!!?
パッと見は地味だけど聡明で優しい辺境伯令嬢と、救国の英雄と誉れ高い竜騎士の、求婚から始まる純愛物語。
世間知らずの田舎娘ではありますが、せっかく理想の男性と出会えたので、彼のお家改造計画と手料理もがんばります!
※騎士が戦場で活躍していた関係で、途中ややグロテスクな表現も出てきますので、苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 20:19:42
47543文字
会話率:30%
ズライグ王国の騎士の家の三男である平凡な少年ジャスパー=ファーウッドは、ある夜、自分が日本の高校生だった前世を思いだした。
一方、同じく転生していた妹のハルは最強の魔獣・竜(ドラゴン)に転生していた。
異界に繋がる門(ゲート)より侵
攻してくる数万の亜人の軍勢。
平凡な騎士のジャスパーと最強の竜(ドラゴン)ハルは国の危機を救うために戦う。
「兄貴、美味しい物を沢山食べれる身分まで成り上がろう!」
「ハルの半分は食欲で出来ているのか?」
後に『碧の竜騎士』と呼ばれる一人と一匹の英雄は、そんな野望を胸に今日も戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 04:52:27
379292文字
会話率:27%
没落伯爵家の令嬢ミリアムは、救国の英雄と呼ばれる最強の魔術師フィルの侍女となった。ただしフィルは魔力の枯渇ですっかり年老いた姿になっており……。
※世界観や介助方法など全てふんわり設定です。
最終更新:2021-12-18 13:00:00
9142文字
会話率:44%
救国の英雄はその生涯を終えた。
えっ、神の領域に踏み込んだ!?私は人間なのに?
あっ、まだ半神だから格を高めるために転生するんですか。
楽しみなさい、か。わかりました、自由に生きます!
これは、英雄が神となり二度目の人生を楽しむ物語。
救国
の英雄が、新米の慈悲と殺戮の神が、周囲に多大な影響を与えながら生きる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 20:00:00
31923文字
会話率:56%
救国の英雄が、最期には罪を着せられて死んでゆくという、救われぬ物語です。
60騎の騎兵を率いて突撃して戦死する夢を最近見たので、ちょっと膨らませてみました!
最終更新:2021-11-02 02:09:25
4389文字
会話率:10%
『貴方の運命をお返し致します』
手紙に書かれていたその一文が、全ての始まりだった。
その言葉を始まりとして、一人の少女の物語は動き出す。
◆簡単なあらすじ◆
黒髪ロングの活発な美少女がガンカタ(拳銃を使った格闘)で暴れ回る物語。
◆真
面目なあらすじ◆
とある小さな町。孤児たちが暮らす教会で育った少女、オウカ。
救国の英雄と同じ黒髪黒眼という異端として見られてしまう容姿を持ちながらも、オウカはいつも明るく前向きな少女だった。
変わらない平凡な日々を過ごしながら、しかし、その日常に幸せを感じていた。
大好きな教会の子供たちや、親切にしてくれる町のみんな。
そして何より、親代わりのシスター・ナリアと過ごす日々は、彼女にとってかけがえのないものだった。
そんな彼女の十五歳の誕生日に、一つの小包と手紙が届く。
小包には、この世界に存在しないはずの紅白の拳銃と、謎の言語が刻まれた小さな指輪が入っていた。
そして手紙には、不思議な一文。
『貴方の運命をお返し致します』
自身の生まれと手紙に書かれた不思議なメッセージの意味を突き止る為に、馬車で王都に向かう途中、オウカは魔物の群れと遭遇してしまう。
通常であれば複数人で対処するべき敵。冒険者のパーティでも手を焼くような相手。
それを単独で撃破出来た自分に対して、更なる疑問を抱く。
全ての謎を解決する為、手紙の送り主に会うために冒険者ギルドに向かうオウカ。
自分は何者なのか。運命とは何か。
そして、手紙の送り主とは何者なのか。
これは、一人の普通の町娘が。
日常を送り、戦ったり、料理したり、冒険したり、周りの人にお菓子を貰ったりして。
やがて、御伽噺の英雄や国全体を巻き込みながら。
慌ただしい日々を過ごしていく物語。
◆注意事項◆
※基本的に主人公がガンカタ(拳銃を使った格闘)で戦う話です。
※とりあえず0話を読んだら大体の流れが分かるかと思います。
※戦闘3:日常3:料理2:冒険2くらいの割合です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 16:40:14
610312文字
会話率:41%
帝国で勇者パーティとして活躍していた、死霊術師のアレン。仲間達から酷い扱いをされていたが、我慢して勇者パーティとして帝国に貢献してきた。
ある時、今まで誘われなかった打ち上げに誘われる。そこでアレンは腹を刺され、崖に落とされて死んでしま
う。
そこでアレンの人生は終了してしまう。
が、なんとアレンは死の女神ペルセポネに気に入られたのだ。
人間とは思えない力を与えられ、アレンは最強の死霊術師として、王国の冒険者になった。
極度の骨フェチのアレンは、骨に一目惚れしてネクロマンスをしまくる。
ある時は救国の英雄と呼ばれる、王国の騎士団長を。ある時は元Sランク冒険者を。またある時は、かつて魔王を討伐した勇者を。
仲間を増やしているだけなのに、いつの日か魔王と呼ばれるようにやって!?
一方その頃、アレンを裏切った帝国では異変が相次ぎ……?
【一章完結】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 17:24:38
46881文字
会話率:43%
聖女とは全ての疾病を癒し、全ての傷を癒し、全ての害意から守る者とされている。最も神に近い存在とされ、結婚できる相手は神以外にはないとされるため、聖女になった者は皆結婚せず、子を一人も生さないという。
自分こそが最も心清らかであると確信でき
る人間が、心清らかであるはずがない以上、誰が聖女として選ばれるかは分からない。それでも、この乙女なら聖女に選ばれるかもしれないと他人から思わせる人間は一定数いた。それは救国の英雄だったり、可憐な王女だったり、教会のシスターだったりと様々だが、私の場合は目の前にいる平民の少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 17:11:06
23863文字
会話率:56%
ふっと思いつきで書きましたので内容詰められたら改稿するかもです
とある王国の王子の一生を書いたものです
血とか出ますが多分全年齢対象にできます(怖いので一応r15つけてます)
人によっては胸糞だと感じるシーンがあるかもしれません(私の文
章力皆無の影響で感じないかもです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 08:49:37
2078文字
会話率:59%
竜人の青年、リントヴルム・ダネイヴィアは救国の英雄であるモフ姫ことマフラ・ファラ・ララティックに会いに行くことになるが、1つ懸念材料があった。
それは彼女がモフ姫というあだ名の通りモフモフが大好きだと聞いているからである。
竜人らしくガッチ
ガチな体なので、不快になりやしないかと向かったモフ姫の住むモフ御殿。
そこで彼の見た者とは……。
めっちゃギャグな短編です。変態が出ますので注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 16:05:14
7755文字
会話率:35%
冒険者ギルド辺北管区。そこは戦乱を退け、山脈を越えて創設された冒険者達のフロンティア。
国家の主権すら及ばぬこの未開の地に、「|狂える五芒星《マッド・ペンタグラム》」の異名を取るパーティーがあった。
若年ながら数々の功績を挙げ、先の戦役に
おいては救国の英雄ルクス・オーランドとも共に戦い、辺北最強との呼び声高い非の打ち所がないパーティーである。メンバーの人格面を除いては。
裏切った王国、分裂する上層部、見え隠れする野心。
栄光の影で陰謀が渦巻く世界を彼らは如何に生きるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 06:00:00
17596文字
会話率:47%
「ロイ、てめぇはもう必要ねぇ。追放だ!」
「良いのか? 俺がいなくなるとアルク姉さんが、レベル1にまで弱体化させていた敵が強くなってしまうのだが……」
「はぁ? また、それ? あんた、頭がおかしいんじゃないの? 守護天使なんている訳ないでし
ょ!?」
「まったくだせ。てめぇの【職業(クラス)】はクソゴミの【無職】。デバフなんて大層なモンが使えるわきゃねぇだろ!?」
主人公のロイは、勇者パーティになくてはならない存在だったが、勇者と聖女はそれを理解せずに、理不尽にパーティから追放した。
パーティから追放されたロイは、伝説の黒竜王を倒して、救国の英雄として王女から結婚を迫られる。
一方で、勇者は黒竜王を復活させた大罪人として、国を追われ、落ちぶれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 12:01:35
10708文字
会話率:47%
五年前、数多の魔物を葬り、王国を救ったローランド・クロイツ伯爵。
救国の英雄を自陣へ引き入れようと、多くの貴族の令嬢が婚約を迫るが、ローランドはその全てを袖にした。
いつしかローランドは、「女嫌いのローランド」と、貴族社会で呼ばれるようにな
っていた。
貧乏男爵家の令嬢であるエイラは、自領の復興のためにも「女嫌いのローランド」に嫁ぐため、その屋敷を訪れるが……。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 22:39:17
8536文字
会話率:22%
主人公ロッソ・アルデバランの妹ルーラは、最強の剣姫にして救国の英雄。
剣を振るえば山を断ち、魔法を唱えれば湖が干上がる超スペックの持ち主だった。しかし、長きにわたる世界大戦を終わらせた彼女は、突然呪いにかけられて被害妄想に苛まれ、祖国を破壊
して回るようになる。
国を追われた兄妹は、地球から来たという一人の異世界転生者、北川燐と出会う。
「これは呪いなんかじゃない。統合失調症の症状そのものだ」
彼女のアドバイスを受け、妹を治すべく、ロッソは地球を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 14:08:35
1590文字
会話率:48%
北塵藩の救国の英雄二人を姉とその夫に持つ次期藩主の少年、北風(ほくか)の悩みは、姉と義兄が所構わずいちゃつく新婚夫婦であること。ある日、二人から「新婚旅行に着いて来い」と言われた北風が、とっさに「俺はこれに行くから!」と手にしてしまった招待
状は、なんと地獄の武者修行への案内状だった。
それでも、いちゃこら新婚夫婦の新婚旅行に着いていくよりずっとマシだ!北風の修行が始まる。
この小説は、「アルファポリス」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 21:43:44
66355文字
会話率:37%
辺境最北端の独立都市・オスローで暮らす青年・キルトは記憶喪失。彼は人が本来一種しか扱えない、いずれかの国家に属する能力を全部かつ同時使うことができた。そんな法外な彼がある日、隊商の新聞記者を助けたことで取材されると、世界中からキルトの過去を
別の名前で知るヒロインたちがオスローに続々集結! かわいい魔導士、聖教国のお姫様、伝説の勇者の次は暗殺者!? しかもキルトは実は救国の英雄で、魔王討伐の勇者で……? とにかくキルトを取り合うヒロインたちが喧嘩しないようにしなければ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 12:00:00
129191文字
会話率:35%