「私」は、どこにでも転がっている底辺作家だ。独特の世界観をもってはいた。少し大きめの賞を貰うことも出来た。それでも、コンテンツとして消費し尽くされ、残ったのはただ社会のゴミに成り下がってしまった。死にたいのに死ぬのが怖いだけの、価値のない存
在だ。
そんな「私」を何故か拾ったバカがいた。何故か優しくする。何故か与えてくる。何故か求めてくる。それは、天才作家として名を馳せている女性だった。
これは、ゴミのままでいたい「私」と、「私」を拾った天才作家の、大したオチのない、つまらない物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 00:00:00
10897文字
会話率:43%
幼い頃に交わした、大切な " 彼女 " との約束を果たすべく魔法使い(小説家)を目指す「僕」。
ある春の日、彼は文芸コンクールで大賞を受賞し、そしてついに作家としてデビューを果たす。
しかし、デビュー決定の電
話を受けた直後、激しい目眩に襲われ倒れてしまう。
目が覚めると、「僕」は見知らぬ病院のベッドで寝かされていた。そこで彼は後の担当医となる「七瀬 志乃」から過労であったこと、それと2週間の入院を言い渡される。
入院中も普段通り執筆活動に精を出す「僕」だが、そんな彼の日常は一人の少女との出会いによって大きく狂わされてしまうのだった。
その少女の名は「ナナシノ」。幼い頃から「僕」の入院する病院に通っており、七瀬とはお友達だという。そしてそんな彼女はある時「僕」の独り言を偶然耳にしてしまい、七瀬の入れ知恵も手伝って「僕」が魔法使いであると勘違いしてしまう。
そこからナナシノは「魔法使いのファン」を自称し、「僕」と関わっていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 10:54:19
11992文字
会話率:31%
言葉とは、何より重く、何より用心すべきもの――――――
エリートビジネスマンの主人公。
どこにでもいるような、己の能力に絶対の自信を持つ高慢な男である。
ひょんなことから彼は、ネット小説作家として筆を執る。
それは巷で流行
っている、『お前、作家になれば?』小説。
たちまち人気作家となった主人公は、順風満帆とも思える生活を送る。
次々と高まる声望。
満たされてゆく財産と自尊心。
しかし次々と彼の生活に、奇妙な事態が起こる。
彼のファンとなった読者たちに、恐ろしい異変が――――――
社会を巻き込んだ、パニックホラー作品。
現代社会における集団心理の暴走、それを克明に描写した問題作。
創作者なら誰もが恐怖するその結末を、最後の一文字まで見届けてほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-16 07:15:55
6503文字
会話率:22%
私はネット作家として時々異世界にロケハンと取材に行くのだが、その中で知った興味深い話を一人称の小説形式にして紹介したいと思う。話を聞かせてくれたのは大陸南部に住む少数民族出身の青年で、彼の初恋の物語であり、淡く切ない記憶である。なお、実話
ベースの物語だが、登場する人名や固有名詞等はすべて架空の物であるということを、あらかじめ筆者の方からお断りさせて頂く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:02:58
20912文字
会話率:48%
書店アプリ『まいどく』にて、商業作家としてデビューしました!
ごく普通の高校生、真良湊(しんらみなと)は、高校一年の春休みを機に、生活が一変した。
女子生徒から王子様と呼ばれる数少ない友人。 そして男子生徒から絶大な人気を誇る幼馴
染と同じクラスになり
隣の席に座っていた“氷の女王”の異名を持つ女子生徒からは強く興味を持たれ
しまいには歴代最高と名高い生徒会長には、強制的に生徒会に加入させられたり……
湊の意思とは裏腹に、彼を取り巻く環境が目まぐるしく変化していく。
平凡な湊と、非凡な彼らとの日常の物語。
誤字、脱字などを見つけ次第訂正させていただきます。
カクヨム、エブリスタでも連載開始しました。
現実世界〔恋愛〕ジャンルで日間ランキング1位になりました。
同ジャンルで週間ランキング1位になりました。
同ジャンルで月間ランキング2位になりました。
同ジャンルで四半期ランキング2位になりました。
ユニーク100万PV達成しました。
総合1000万PV達成しました。
本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 07:00:00
1040109文字
会話率:23%
真夏のような蒸し暑い日、作家として売れていない中野良介に1通のメールが届いた。差出人も目的も全く分からない。繋がる18年前の時間と現代の事件。犯人は誰なのか?その目的とは?
謎が謎を呼ぶ推理ミステリー!
最終更新:2022-05-27 00:41:08
2204文字
会話率:37%
明治から大正に掛けての変革の時代。勃起不全障害を持つく久賀野親弥は、売れない小説家として執筆活動を続けていた。親弥が目指すのは、田山花袋のような「自然主義文学」だが、親弥の忌み嫌う不倫などの不貞行為を描こうとするも、「妄想の産物」と揶揄さ
れ、作品は一向に認められない。障害の治療も先が見えず、親弥は自身のコンプレックスによって大きな不満を抱え、他人を避ける生活をしていた。妻の宮に対しても極力身体的接触を避け、宮を愛しているものの、夫婦関係はどんどん悪化していく。
同じく自然主義の作家として人気のある友人、田之上兪吉に、「作家活動をやめろ」と言われ、激高した親弥は一度捨てた自分の原稿を読み直すが、田山花袋の模造としか思えないような自分の文章に気付き、執筆ができなくなってしまう。そんな折に、アルツハイマーを患う、親弥の義父である華族の大谷禄太郎氏の邸宅に招かれた親弥と宮は、禄太郎氏の病状の悪化を目の当たりにし、二週間横浜の屋敷に滞在することを決める。その間も一向に執筆活動ができず、禄太郎氏からのストレスも相まって精神を蝕まれていき、親弥は薬に頼るようになる。また、宮は親弥に黙って不穏な動きを見せる。
横浜で兪吉と会い、兪吉の知り合いだという楼主の千寿喜明の案内で「永真遊郭街」に出向く親弥。そこで、宮に瓜二つな「楓」に出会い、宮の持ち得ない色気や、見ず知らずの男に抱かれている楓に嫉妬と精神的情欲を覚えた親弥は、小説内で楓を犯すことにのめり込む。
※直接的な性描写はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 20:00:00
80870文字
会話率:46%
横浜に住む小学生で、天才発明家として活動している紬。
横浜のバイク屋で整備士として働きながら、作家としても声優としても活動する皐月。
ひょんなことから出会った2人は、日々の日常を2人で過ごすうちに…。
天才と凡人の日常を描いた日常ラ
ブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 16:29:31
11613文字
会話率:46%
聖女に選ばれたアクエリアには、自分と恋する青年を主役にした恋愛小説を書くという趣味があった。だれにも見せないつもりだったその淫靡な小説を書いた帳面を、ある日、彼女はなくしてしまう。青ざめてそれを探し出そうとするが、なぜか、その小説は友人の
少女たちのあいだで流通し、作者は「なぞの天才官能作家」として知られてしまっているようで!? ちょ、ちょっと、あくまで官能小説じゃなくて恋愛小説なんですけれど! あまあま、らぶらぶ、ハッピーエンドです! ヤンデレ成分、微量に入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-26 19:40:02
11659文字
会話率:34%
魔法使い、そして作家として名を馳せた老人が亡くなった。葬儀が済んでその一人息子であるデオ・カミュワは遺品整理に入る。そこで困ったのが、小説家としての父が遺した大量の蔵書。小説にこれといった興味のないデオには無用の長物だった。
そんな折に弔問
にやってきた美しい少女が名乗った『エシェロ』という名前……それは父のベストセラー作品のヒロインのものだった。
「物語の外に出てしまったヒロインたちを連れ戻してほしいんです……!」
遅れてやってきた父の遺産、そして別のヒロインにより知らなかった父の裏の顔が暴かれていく。
約3万字、完結済み、短期連載です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 00:00:00
28908文字
会話率:50%
ラノベ作家としての日常を過ごして居たはずの島内 良翔。18歳。
しかし気を抜いて寝てしまい、目が覚めるとそこは自分が書いた作品の中だった!?
作者が主人公に憑依しちゃう系ラブコメ開幕。
最終更新:2022-03-10 23:19:17
1833文字
会話率:46%
アンデルセン先生に喧嘩を売る作品を書いた結果……俺は、気が付けば自分の作品の世界に来てしまっていた! 何故か自分にとって何よりも恐ろしい編集を連れて! 作家として以外何も出来ない俺ですが、どうやってこれを切り抜けろと申すのか……っ!
最終更新:2022-02-16 16:04:00
684339文字
会話率:76%
2019年4月11日。
私はブクマ100を達成した。
いわゆる「底辺作家」を卒業した。
これはそんな私の底辺脱出への道、そしてそれに大きく貢献した戦友たちの物語。
あと、思い付きで色々書いてます。
※このエッセイで「晒し」
を考えた方、必ずスレのルールをよく理解し、厳守してください。
それができない方は、はっきりいってろくな作品は書けません。
晒すだけ無駄なので止めましょう。
※このエッセイは、晒しを推奨するものではありません。
晒しは劇薬です。
人によっては(作家として)死にます。
用法、容量をお守りください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 13:43:47
78869文字
会話率:14%
「ここに住むの、先生と一緒に」
俺と里琴(小学四年生)の同居生活は、邪気のない顔から発せられた言葉から始まった。
弱みを抱える俺は警察にも相談できず、彼女の母親が帰ってくるまで、里琴を預かることになってしまったのだ。
お風呂、着替え、
マッサージ・・・女性経験の乏しい俺には刺激の強すぎることもあったが、一緒に生活をするうちに、本当の娘のように思えてきて――。
【主な登場人物】
俺:この話の主人公。ラノベ作家としてデビューし、細々と作品を書いて生活している。この度、めでたく作品がネットドラマ化されることになった。ロリコンではない(と自分では思っている)。女性経験が乏しすぎるため、小学生の無防備な振る舞いにいちいちドキドキしてしまい、寿命をすり減らし続けている。
橘くん:ガチなロリコン編集者。渋る主人公を無理やり小学生オーディションに押し込んだ。
里琴:10歳。小学四年生。ネットドラマのオーディションに参加していた子役。半ば無理やりのような形で、主人公の家に居候することになる。有名ドラマに子役として出演し、脚光を浴びた過去あり。
たまちゃん:10歳。小学四年生。里琴の同級生。メガネにお下げ髪。
里琴の母:主人公に無理やり里琴を預け、「3学期が終わるまでには帰る」との言葉を残し、どこかに消えてしまった。派手好きで、浪費癖あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 03:02:45
94879文字
会話率:58%
神様の手違いで不幸な人生を終えた井上茗(いのうえめい)は異世界で新たな人生をおくる事になった。
前世では事故で下半身不随となり不自由ながらも手先は器用だったので、ハンドメイド作家として暮らしていたが、病にかかり20歳で人生を閉じた。神様から
謝罪を受けて異世界で2回目の人生をスタートした主人公は神様に色々チートな能力を授けてもらって、1度目の人生では出来なかったことを好きなだけ挑戦する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 23:00:00
183439文字
会話率:67%
高校卒業とともに念願のラノベ作家になった新人作家の赤井夕璃(あかい・ゆうり)。
夕璃の担当編集者に一任した天才編集者のドSで年上というポジションを活かして夕璃をからかい惑わす成野芹那(なりの・せりな)。
夕璃の高校からの友達で作家になろうと
する夕璃に尽くしていた低身長のロリっ子春咲桜華(はるさき・さくら)。
桜華の友人で日頃行動が危なっかしい桜華の保護者のような立場の山城美波(やましろ・みなみ)。
夕璃の小学校以来の幼なじみで書籍化されるラノベの担当のイラストレーター浜浦英里奈(はまうら・えりな)。
4人が夕璃の家に偶然集まり修羅場と化す。
平穏な日々を送るはずが、初日から騒がしい日々になり夕璃は平和な日常を望んだ。
夕璃はこんな4人や夕璃を取り巻く人達に振り回されながらも必死に作家として成長していく。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 21:54:38
114131文字
会話率:41%
僕には学生時代親友と呼べる相手がいた。イフナース・アッケルマン――しかし彼は僕らが学園を卒業すると同時に音信不通になってしまった。
卒業して三年ほどたち、結婚し作家として活動する僕の元に男女の客が訪れる。彼らは何故かイフナースからの手紙
を携えていた。手紙に彼の近況はなく、もう会えないだろうと書かれていた。手紙を持ってきた客人は信じられないことに王太子殿下からの遣いの者で、殿下が僕に会うことを望んでいると言う。その晩、僕は妻に手紙のことを話ならがイフナースとの出会いを思い出していた……。
※全三話完結済、17時更新
※「カクヨム」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 17:00:00
21442文字
会話率:52%
中卒16歳の和尾戸漣(わおと れん)は、渡會(わたらい)シグマという名で作家として活動している。
本の売れ行きもよく、なんの問題もなかった矢先、編集長から「ラブコメを書いてもらう!」と言われる。
恋愛小説も書いたことない&恋愛経験のない&中
卒の和尾戸は、ラブコメを書くために高校に行かされる!?中卒&ラブコメは、ハッピーエンドかバットエンドか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 22:00:08
1954文字
会話率:25%
転生しても特に優れた能力もなく、前世の知識で作家として生きていた主人のもとには、塔に幽閉されている傾国の美女が生き霊となって遊びに来ている。
彼女には特殊な能力があり、他人が思い浮かべたものがふきだしのように視えるという。
そんな彼女と穏や
かな時間を過ごしているうちに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 13:28:18
1813文字
会話率:30%
ナポレオン・ボナパルトは
その知識と独自の世界観で人気を得て、
非テンプレなろう作家としての地位を数年で手中にした。
だが長年続いた人気はやがて先細り最後には失敗した。
最新作の展開で……
ナポレオンはユーザーページで運命の日を待っていた。
※映画『ワーテルロー』(1970)冒頭の噓字幕風パロディです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 23:06:02
2419文字
会話率:46%