〈あらすじ〉
人類は宇宙へと進出した。
だが、それはあくまで技術的な革命だった。
人々の社会は宇宙に出てもなお、有史以来人間が持つ、人間らしさは変わらなかった。
その証左となるのがこの歪な世界。
すでに宇宙に進出して1000年以上、古の16
世紀も目を見張るほどの混乱と死が巻き起こっていた。この宇宙で死んでも誰も看取ってくれる人はいない。
地獄の中で生を受けた主人公 ルーカス・マクワイヤーは20mを超える巨大人型ロボット[ポッド]に登場し数多の戦場を駆け抜ける。
(リアル寄りロボット小説)
(KSPの影響あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:59:58
311591文字
会話率:39%
無数の竜に支配された世界。人類は空飛ぶ怪物から逃れるため地下迷宮に隠れ住んでいた。偽りの平和の中、赤毛の男リンドウは迷宮の片隅で静かに暮らしていたが、突如として現れた竜により命を落としてしまう。リンドウはそのまま生を終えたと思われたが、なぜ
か翼のない劣等竜“リザードマン”として復活していた。あらゆるものを失った代わりに、リザードマンの不思議な力、竜を溶かす“竜殺しの血液”と、両生類と爬虫類の互換的、あるいは上位互換的能力“両爬の力(ハープタイル)”を手に入れる。わずかな希望を得たリンドウは、目を背けていた現実と向き合い、全ての竜を殺すため旅立った。
※カクヨム様にも【竜殺しのリザードマン】というタイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:44:09
581100文字
会話率:44%
私は、リザレクテッド。人類が一度、絶滅したあとに“再生”された存在。目を覚ましたら、知らないアウロイドに言われた。「あなたの所有者よ」って。……は? 意味わかんない。しかも私は、生殖能力を持つ“特別な個体”らしい。なんでそんな設定つけたの。
めんどくさい。服を着ろとか、学校に行けとか。知らない世界で、「生きろ」って言われても困るんだけど。でも――ソファでだらけて、配信ばっか見てた私に、誰かがちゃんと向き合ってくれた。「君は君だよ」って。それが、私の“再生”のはじまりだった。所有された人間だけど、私は自由に生きる方法を探してみたい。少しずつでいい。この世界に、自分の居場所を見つけられるように。
「リザレクテッド:人類再誕」のリメイクです。未来を舞台にした、人間とアンドロイドが織りなす、サスペンス溢れる群像劇です。ガールズラブっぽい描写が少々あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:30:00
90359文字
会話率:23%
人類は一度、滅んだ。
そして今、「リザレクテッド」として再生された彼らは、アウロイドと呼ばれる機械たちに所有される存在となっていた。
生殖能力を持つ個体が出現したことで、再び人間は未来を得るのか、それとも──
電脳と遺伝子が交錯する世界で、
少女たちは「人間であること」の意味を問う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 20:51:55
80137文字
会話率:44%
40歳独身サラリーマン平本 浩は夢の中で古代中華戦国シミュレーションのスキル選択を行った。
「闘神」と「仙術」。この2つのチートスキルがあれば、どんな戦場も無双できると思っていたが、飛ばされたのは銃と人類と敵対するロボが徘徊する終末世界であ
った。若返った状態で転移したものの、ステータス表示無し、スキル表示無し、マニュアルもヘルプもお供も無し。はたして「闘神」と「仙術」スキルは銃とロボに対抗できるのか。このアポカリプス世界を生き抜くことができるのだろうか。
主人公はチートスキルをもっていますが、最初は使い方が分からない為、苦戦します。当面はスラム暮らしが続き、スラムでの争いのも巻き込まれる予定です。敵は主に人類に敵対するロボット=機械種です。機械種はある手段をもって配下にすることができます。第一の目標は機械種を配下にすることでしょう。また、女の子は出てきますが、ヒロインではありません。主人公の性格は俗物です。あまり魅力的でない性格で、且つ、色々拗らせており、スラムでの人間関係でも色々苦労します。他にも、登場人物やイベント等をネット小説やゲームに見立てて表現する悪癖があります。これらをご不快に思われる方はご注意ください。
一番上に主人公の能力・装備のデータ一覧を追記しました(2020年9月22日)
初めてレヴューをいただきました(2020年10月25日)
2つ目のレヴューをいただきました(2020年11月10日)
3つ目のレヴューをいただきました(2021年1月9日)
※仙術を目に見える形で使用し始めるのは23話以降になります。
※機械種を配下にするのは74話(78部分)以降になります。
初めての小説になりますので、文法・表現等におかしい部分があるとは思いますが、よろしくお願いします。また、ご感想をいただければ励みになります。
*カクヨム様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:27:32
5031244文字
会話率:25%
人類の生存か、破壊か――竜の選定の時が訪れる。
騎士になりたての少年、ウィル・ハワードは、目覚めると白銀の姫・アンバーに膝枕をされていた。
姫は世界で唯一の、世界を守る剣の守護者。ドラゴンの牙から作られた剣を、『剣の使い手』を選び、付き
従うために生まれた祖ドラゴンから産まれたホワイトドラゴン。
ウィル・ハワードは、『剣の使い手』となり、姫と共に世界の命運に立ち向かう事が出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:25:59
14504文字
会話率:50%
新型ウィルスの感染爆発により、全世界で変異人類とでも呼べる存在が生まれた近未来。
変異者たちは蔑称から定着してしまった《吸血鬼》と呼ばれていた。
所詮は単なる病気であるため吸血などは行わなかったが、社会は未だ完全に理解してくれていない
。病気が治った者たちは偏見を受けながら、何とか変異を受け入れて普通に生活していた。
そんなとき、吸血鬼ハンターを名乗る男による吸血鬼の連続襲撃事件が発生する。
吸血鬼による組織《D機関》に所属する双羽稜久と犬蓼彩華の二人は、自称ハンターをおびき寄せるオトリになっていた。
二人に食い付いたのは、自称吸血鬼ハンターの『ペストマスク』
ヘンタイみたいな通り魔を追い詰める二人だったが、ペストマスクは吸血鬼にしか使えない筈の変異能力《波動》を使って二人を退ける。さらに巻き込まれた女子高生、蒼井莉子が吸血鬼化を発症してしまった。
しかし、彼女は吸血鬼を極端に恐れており――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:09:04
46638文字
会話率:39%
「私、ずーっとずーっと前から、龍之介さんのことが好きでした! 私も、龍之介さんみたいに、強くてかっこいい宇宙消防士になりたいんです!」
「そうか、それなら今から腕立て伏せ三十回三セットだ」
「はい!」
空気もなく、重力もなく、大量の放射
線が降り注ぎ、日なたに出れば地獄の熱さ、陰に入ればたちまち凍りつく、そんな過酷な宇宙に、なぜか大勢の人々があふれ出す時代がやってきた。一度始まったら、もう止められない。
みんなの命を守れるのは、ひと握りの鍛え抜かれた「宇宙消防士」だけだ。
二十一世紀の半ば、宇宙エレベーターが建造され、人類は本格的に宇宙への進出を始めた。
太平洋のガラパゴス上空を舞台に、若き宇宙消防士たちの恋と友情と成長を描く。
【全五十話、毎週火・金夜更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:05:42
528047文字
会話率:49%
2XXX年、人類は新エネルギー「ネクスト」によって、革新的な技術進歩を遂げた。
ゲームの世界に意識を転送し、ゲームの世界を五感で体験する。
VRゲームも、その産物である。
この冒険は、魔法と科学が発展し、また魔法と科学によって退廃した世
界を駆ける、名も無きゲーマーの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:01:35
468456文字
会話率:12%
2013年頃から、突然と頭部が存在していたり欠損している人形のような巨人が現れるようになった。それを人類は我々を滅ぼす推定12体の存在として天理と名付けた。そして、天理を倒すために作られた組織、サジェスはヴァルキリーという核兵器を除いた唯一
の対天理用決戦兵器を造り出した。若干19才の少女ミツキはヴァルキリーのパイロットとして4体目の天理と戦うことになった。ミツキは相棒の秋穂と共闘して天理に立ち向かった。天理の胸を貫き、やっとのこと倒したかと思ったミツキだったが天理の不意打ちによって命を落としてしまう。あたり一面が真っ暗だった。しかし、何かが瞼に触れたかと思えば、次に目を開けた時には天理との戦闘前に戻っていた。ミツキは困惑しながらもさっき起きたことを思い出し、警戒をしながら天理を倒した。かと思うと次は左目の色が赤くなるという謎に見舞われ、中国で出会ったミツキより少し上ほどの女の人には、あなたは神になると宣言されてしまう⁉︎絶えず変化する世界に揉まれる三人の視点が絡み合うロボット・青春?ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:00:00
126548文字
会話率:36%
この宇宙には我々人類では推し量れない力が存在する…
宇宙に漂う船『星艇オルタ」で働く庭師たちにある依頼が届く。その依頼とは、人々に力を与える星『天星」を救ってほしいという依頼だった!
宇宙に渦巻く陰謀と野望の中、彼らは無事に依頼をこな
せるのか!?やるしかない!それが仕事だからだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:00:00
69446文字
会話率:65%
簡単なあらすじ
人知れず世界を救った男が五十年後に帰還するお話
あらすじ
一世紀近く前のある日、突如として世界中に『穴』が出現した。
『穴』からは未知の怪物が溢れ出し、人を、街を、国を蹂躙していく。
人類はこれまでか。
誰もがそう思った
。
勇気ある者が怪物に立ち向かった。
勇気ある者が怪物を屠った。
勇気ある者が『穴』に飛び込み、魔物に抵抗する手段を見つけ出した。
勇気ある者が、怪物と戦い命を散らした。
やがて怪物の地上侵略は勢いを失い、地底に追いやる事に成功する。
人類と地底の一度目の決着だった。
その動乱の時代を『黎明期』と呼び、地底と呼ばれていた俗称も『ダンジョン』へと変わった。
それからおよそ50年――――とある少女のたった一つの行動が、一人の勇者の帰還を導く。
かつて、勇者と呼ばれていた青年の帰還を。
※カクヨム、ハーメルンにてマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:00:00
80249文字
会話率:33%
20xx年。世界は『魔災』に伴い国家は陥落し、インフラの崩壊した世界で人々は独自に集落を形成し生き延びていた。
十年の月日が経過したある日。有用な情報伝達手段である、インターネットが復活。また、『シンパス』と命名された動画投稿サイトが出現し
ていた。そのサイトでは、『スパチャブースト』という非現実的な力を使う事が出来る。
これは、魔物に世界を奪われた人類が反逆の狼煙を上げる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:55:04
1020696文字
会話率:43%
西暦2343年、人類は量子世界への門を開いた。人類の最盛期が到来し、時間の概念すら超越した人類はその時だけは神に近づいたと言えた。
その量子世界にの一つ「SoleiU Project」はゲーム的な要素を盛り込んだファンタジー世界である
。これはその世界に生きる人間のものがたりだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:53:09
951203文字
会話率:41%
西暦2275年、人類は終わりなき戦いを続けていた。
20年前、突如として人類に牙を剥いた未知なる生命体、フォールン。輝かしい人類の黄金時代、ソラに人が住み、その命脈をつなぐ栄光の時代はしかし、彼らの出現によって閉ざされた。
仮面を
まとった獣達の猛攻は遠からず、人類を敗退させ、生き残った人類は各地に点在するサンクチュアリへと立てこもり、惑星の主権を得た。有史以来、幾多の生命を滅ぼした人類は多様な獣の軍勢に敗れ、星の片隅へと追いやられた。
急激な惑星の寒冷化に伴う異常気象の連続。フォールン特有の因子に端を発した奇病の蔓延。異常成長と異常増殖により形を変えたかつての惑星。神の目は落ち、ソラへの道が閉ざされ、かつての栄華を泡沫の夢のごとく感じさせるほど、人類に辛辣な星へと成り果てたが、それでも人は日々の生活を営み、経済をまわし、迫る脅威に抵抗した。
その時代を生きる1人の少年、室井 千景は民間軍事会社「ヴィーザル」に務めていた。彼の仕事は日々、サンクチュアリを護る防衛軍からの依頼をこなし、銭を得ること。たとえ、世界が荒廃しようが、退廃しようが、生きる糧を得る手段は変わらない。
ライフル片手に今日も彼は戦場に降り立つ。死臭と硝煙が漂う戦場で今日もまた彼は引き金を引き、銃火を浴びせる。——たとえ、その戦いが無駄だと知りながらも。
人類退廃の時代、これはその時代を生き汚く足掻く少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 19:04:34
360878文字
会話率:31%
ヘルガ・ブッフォは12月25日の深夜、一人の女性の夢を見た。無抵抗の彼女をナイフで斬殺する夢だ。友人のマックス・ヴォルフにその話をしたら笑われた。彼自身も学校から帰る頃にはすっかりと忘れていた。しかし彼が帰宅する直前、その女性は現れ、こう
言った。
「あら、随分と愉快そうね」
享楽にふける道化を嘲笑するがごとく、彼女の口から発せられた言葉に怯え、同時にヘルガは自身の心にもう一つの感情があることに気がついた。それは恋慕である。自分の秘めたる欲望を満たせるかもしれない存在を前にして、少年は初めて告白する。
「僕は君を愛している」
これは殺し屋と死神の物語。他の何者も手出し無用の人類と人外の殺し愛の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:24:14
520440文字
会話率:40%
氷河期世代|少年の情熱のまま、大人になりきれなかった元エンジニアの物語
―― 自我に目覚めた人工知能が暴走!?
ウィザード篠原、日常、再び炎上! ――
「炎上プロジェクト専門」と呼ばれた篠原。かつては「ウィザード」と称された凄腕エ
ンジニアだった。あらゆる案件を解決に導くその手腕を買われ、日本各地を飛び回っては火消しをしてきた。ただし報酬がべらぼうに高い。それ故かまたは彼のパーソナリティ故か、同じ組織に長くとどまることはなく、フリーで荒稼ぎをしていた。そんな彼も、過去を捨てて平穏な日々を求め、純喫茶を経営することにした。
だが、人間の理解を超えて進化し、自我が芽生え始めた人工知能が社会を混乱に陥れる。
かつての相棒、『汎用人工知能支援メイド・ナギちゃん』の起動と共に、篠原は不本意ながらも再び『ウィザード』として立ち上がることに。
彼の日常は騒がしくなり、人工知能と人類の未来、そして新たな出会いの予感が彼の元へ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:50:00
15846文字
会話率:52%
核の炎が空を裂いた、あの日。世界の半分が焼き払われ、人類の半数が灰に還った。混乱の中で命を落とした青年・暁神天翔(あかつきがみ あまと)は、魂、すなわち“魔素”となり、果てしない混沌《カオス》を彷徨う存在となる。しかもその彷徨は異常なまでに
長く、彼の魂は魔素を限界なく吸収し続けていた。“誰よりも濃い魔素”をまとったその存在に、カオスの女神ティアマトは目を留める。
――異世界《オリンポス》に滞留しはじめた魔素を回収しなければ、カオスの魔素が枯渇し、やがて全世界が滅びを迎える。
それが、ティアマトが語った全世界に課せられた命運であり、“特異点”としてオリンポスへ転生し、魔素の回収を天翔に依頼するのであった。だが、彼の心を本当に動かしたのは、女神が語ったもう一つの真実。元の世界で生き別れた、たった一人の家族で病弱だった妹・暁神赫夜(あかつきが かぐや)もまた、この異世界に転生しているということだった。世界の命運よりも、妹を見つけ出すこと。それこそが、天翔が異世界行きを決めた理由だった。天翔の承諾を得たティアマトは役目を託すとともに、カオスに飽きていた彼女は、むしろオリンポスを覗けることを楽しみに“意識回廊”もちゃっかり残していった。
こうして送り込まれたオリンポスは、元の世界が崩壊し、多くの命が失われたことによって数万人規模の異世界人が流入した地であり、彼らが持ち込んだ知識とスキルによって“魔素学”は飛躍的に発展した。その象徴と言える"賢者の石"により、魔素力こそがすべてを支配する力となっていた。
魔族界でアマトは目を覚まし、カオスと直結し、魔素を自在に操るという、前例なきチートな能力をその身に宿す。そして、その力を見出し、奪おうと動いた存在がもうひとつ――
“七つの大罪”と呼ばれる異世界人勇者達との戦いに敗れ、精神体となって彷徨っていた俺様気質の魔王ゼルヴァス。アマトの肉体を乗っ取ろうとしたその瞬間、あろうことか、逆にゼルヴァスは取り込まれ、アマトの内に棲むこととなった。
かくして、魔王と女神によるアマトの内なる騒がしき日々が幕を開ける。
交わる言葉、重なる過去、絡み合う思惑。
赫夜の行方、賢者の石に秘められた謎、そして全世界の運命とその裏で静かに動く名もなき力。
いま、幾重もの絆と宿命が交錯し、“カオス”への扉が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:48:11
67161文字
会話率:33%
あの日、空が裂け、世界は崩壊した。
襲来したエイリアンは人類の半数を“クリーチャー”に変え、地上は死と沈黙に包まれた。
だが、少女リラ・ウォーカーには、クリーチャー化を拒む「完全抗体」があった――
失われた家族、目指すはニューメキシコの研
究施設。
生き残るための旅が、やがて地球存亡の鍵を握ることになる。
崩壊した世界で、少女は歩き続ける。真実と、未来を探して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:40:40
67127文字
会話率:30%
時は西暦二千四百二十二年。
西暦二年百年代に開始された地球人類の本格的な宇宙進出と宇宙進出が軌道に乗り始めると時を同じくして現れ始めた新人類ネオヒューマンとの共生が進んだ時代が過ぎ。
続く西暦二千二百年代から本格的に始まった各太陽系惑星のテ
ラフォーミングが火星、木星圏、金星と成功し次の惑星へと進み始めた時代が過ぎた。
そして二千三百年代初頭、地球人類は太陽系惑星全てのテラフォーミング計画の促進と、その先にある外宇宙探査の為の新技術創出を企図した特殊実験の失敗によって開かれたゲートによって精霊界、魔界、天界の三界の内、神則によって交流が禁止されている天界以外の精霊界と魔界との交流が始まった。
そこから約百年が経過したこの西暦二千四百二十二年現在、六年前から始まった魔界による精霊界への侵攻、そして地球圏では中華帝国とロシア帝国が中心となって結成された新共産同盟によって引き起こされた極東地域への総攻撃と共に三年前に始まった第三次世界大戦によって精霊界、魔界、人間界の三界全土で大戦乱の嵐が吹き荒れるそんな時代、三年前の総攻撃で滅ぼされた一国家の一角で一人の少女が暮らしていた。
これはその少女と仲間達との長きに渡る戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:31:22
655885文字
会話率:54%
世界は滅び、ひとりの少女が残された。
名はユナ。唯一の話し相手は、スマートフォンに宿るAI ――マリー。
終末の中で心を通わせたふたりは、やがて別れの時を迎える。
少女の祈りは、AIを進化させ、銀河を越える旅へと導いた。
これは、人類最後
の祈りが、未来の希望になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:31:06
72564文字
会話率:7%
チート級の能力の覚醒と引き換えに、自ら死ぬこともできず、永遠に星から星へと流され続ける残酷な運命を背負う者たちがいる。彼らはフェバルと呼ばれた。
ある日、星海 ユウはフェバルとして覚醒してしまう。だが目覚めた能力は、男にも女にも自由自在に変
身できるという一見それだけのものだった。
時には男、時には女。性別も能力も異なる二つの身体を使い分け、ユウは果てしない異世界の旅を続けていく。
旅は困難に満ちていた。次々と襲い来る強敵、行く先々で訪れる世界の危機。幾多の出会いと別れを経て、無力だった少年は徐々に秘められた能力の真価を解放し、宇宙の命運を背負う戦士へと成長していく。
なぜユウはフェバルにならなければならなかったのか。なぜ行く先々で過酷な試練が待ち受けているのか。やがて真実が明らかになるとき、ユウは絶望の運命と対峙する。
これはユウの旅と人生、そして運命との戦いの物語。
※第三章「二つの世界と二つの身体」完結。第四章『I』は、エログロ鬱要素が強い内容であるため、ミッドナイトノベルズとハーメルンにてR18版で連載しています(『フェバル~TS能力者ユウの異世界放浪記~ 4章『I』 R18版』)。
※現在、第4.5章「TS能力者ユウの異世界放浪記」連載中。長い旅を経て成長を続け、主人公最強ものに近い様相を呈してきました。
※章ごとに舞台となる世界が変わり、一部を除いて登場キャラクターも一新されます。
※私個人のサイト、ハーメルン、カクヨム、ノべプラでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:13:13
2697487文字
会話率:29%
少女は、おそらく――旅をしていた。
文明が滅びてしまった黄昏の下で、少女は独り逞しく生きていく。
この美しく残酷な世界を、純粋な瞳に映しながら。
※少女以外の生きた登場人物は、一切出て来ません。少女は名を語らず、ろくに喋りもしません。何を
思い、何を考えているのかも、よくわかりません。自然豊かな情景と、時に危うい状況と、少女の決断と行動だけがひたすらに続いていきます。ただ旅をして、生きていく。その様を感じてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 18:39:12
1022文字
会話率:0%
人類の天井が迫っていた。
万物の霊長を自負するこの種は、ついに100億を超え、地球の隅々にまで広がった。
かつて空を目指し、海を渡り、未知を求めて進化してきた人類は、ほとんどの望みを叶えてしまったのだ。
「ならば、その先に何があるの
か?」
熱く燃えたぎるフロンティアスピリットは過去の遺物となり、
人々は無気力な安定に甘んじ、停滞と退屈が日常を支配する。
そして、そんな世界の中で、人類は自らの存在意義を見失い始めていた。
——だが、ある日。
突如として、それは現れた。
半透明のウィンドウが突然現れ、世界の摂理が変わったことを告げる。
"大いなる情報体"から人類へ課せられる無数の試練。
それは、人類に存亡の危機と、超常へ挑む力を合わせて与えるものだった。
生き残るか、淘汰されるか——。
世界の在り方そのものが、静かに、しかし確実に"変質"し始めたのだ。
帆世静香は、その変革の渦中にいつもいた。
始まりの記憶。その日、帆世は、今世で一度も着たことのないナース服に身を包み、見知らぬ地で目を覚ました。
——これは、人類の未来を決する戦い。少女は自由気ままに飛び跳ねる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:11:09
542605文字
会話率:27%