魔族と人間、古くから血で血を洗う争いを繰り返してきた時代。
そんな中、日々魔王城で働いていた青年ライズのもとに一報が届く。
魔王軍最強の幹部が殺された、と。
魔族はこのままでは人間に滅ぼされるかもしれない、そう身の危険を感じたライズ
はたった一人の部下を連れて人間の領地へと逃亡する。しかし、彼がそこで見たものは弱すぎる人間達だった――――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 19:14:50
65384文字
会話率:47%
四つの魔法を操るクイーンと、無敵になれる魔法を持つアルヴィアが、魔王の城を目指す先々であらゆる魔物と織りなすダークファンタジー。追放された二人の出会いから始まる、ちょっとわがままで前向きなクイーンの帰宅奇譚。
魔王の娘のクイーン。彼女
は魔王である父親の言いつけにより城の留守番と国を少しの間預かることになったが、そんな時に人間が侵攻してきて支配地の一つを奪われてしまう。帰ってきた父親はそれに激怒し、「お前は魔王に相応しくない!」とクイーンを追い出してしまう。転移の魔法により見知らぬ地に一人にされたクイーン。そんな彼女の元に現れたのは、同じくギルドの仲間から追放を言い渡された一人の女剣士、アルヴィアだった。
ひょんなことから出会った二人。本来ならば人間と魔物という敵の立場だが、互いに同じ傷を知る彼女らにとって、目の前にいた存在を敵ではなく被害者と認識していた。クイーンはアルヴィアに話を聞いてもらい、またアルヴィアはクイーンに慰めの言葉をかけることで、二人は密かに意気投合していく。
そして、城に戻る決意を決めたクイーンが、しばらくアルヴィアと行動を共にした時、二人は人間と魔物の間のすれ違いに気づいていく。
「どうして魔物は人間を襲うの?」
「逆だろ? 人間が魔物を襲ってくるじゃないか」
初めは互いの言葉を疑いながらも、時間が経つにつれその信憑性が増した時、彼らは世界の真実に気づく。お互いにお互いを傷つける度に深まった溝。一体の魔物が人間世界の実体を知り、一人の人間が魔物世界の正体を知った時、ひっそりと物語は開幕するのだった。
「あなたと行けば、私は魔物を守る立場になれる。悪くない話だと思うけど、どう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 14:32:24
517696文字
会話率:57%
龍神族、その中でも龍神の娘である結月は地上に溢れつつある魔物を殲滅するために下界に降りる──筈だったのだが、
「結月。僕と一緒に世界の支配者となって、魔物と人間双方を滅ぼそう」
兄のように慕っていた刀夜の言葉に対立する。
そして天界を去
った刀夜の暴走を止めるため、地上に降り立った結月(ゆづき)だったが、大怪我で瀕死な状態だったところを城砦の主であるダリウスに救われる。結月に一目惚れをしたダリウスは、彼女の傷が癒えるまで「婚約者役」のふりをしてほしいと言い出すのだが──?
溺愛×三角関係×異世界ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 20:27:36
133123文字
会話率:39%
銀行強盗に殺された青年・城門暁斗(きど あきと)は意識が薄れていく中、どこからか聞こえてきた≪どういう力が欲しいか?≫という問いに「決して誰にも負けない力」と心の中で答える。
死んだはずだった暁斗が目を覚ますと、異世界の森の中でクマに襲わ
れ再び死んでしまう。
しかし暁斗は何度も蘇り、徐々に身体が変化してゆき、見事クマを討伐する。
その後、暁斗は森を抜けてどこかへ行ってしまった。
数週間後、冒険者の女性が魔物に殺されそうになっていた。
そこへ奇妙な格好をした一人の男が現れるのだが・・・。
極悪人や魔物を惨殺していく残忍なアンチヒーローが、異世界に誕生する・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 17:14:55
124638文字
会話率:30%
そこは、かつて繁栄と栄華を極めた国だった。
潤沢な資源を独占し戦争を繰り返したその国は、四百年前突如復活した魔王軍によりあっけなく滅ぼされた。
現在も魔王により占領され、その国全域が魔物の巣窟となっている。
近隣諸国は魔王を恐れ、不
可侵協定を結んだ。それにより三百年の間、魔族と人間の大きな争いは起きていない。
黄昏城と呼ばれる魔王の居城に、近づく人間は殆どいない。
その一帯を質量のある湿った空気が包み込み、淀んだ大気は光を遮断する。常に黄昏時のような空が覆う為、その城は黄昏城と呼ばれていた。
かつての黄昏城は石レンガを基調とした美しく堅ろうな城郭都市で、人々が賑わい繁栄を極めていた。
しかし現在は、魔王軍との戦闘で壊されたまま四百年の時を経て朽ち果て、仄暗く物悲しい雰囲気が漂っている。
屋根が崩れた家々、人々に時を告げていた時計台は中腹辺りで無残に折れ、都市の中央から城へ延びる石橋も今にも崩れ落ちそうになっている。
至る所に魔物が潜み、侵入する者へ牙を向くこの城郭都市に、一人の人間が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 21:00:00
10610文字
会話率:28%
夏真っ盛りの八月一日。日本の首都圏(東京、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県)にモンスターが突如現れた。それと同時に首都圏から脱出、あるいは侵入が不可能になってしまったのである。またテレビゲームのRPGに出てくるシス
テム――レベルやスキルなどの仕組みが登場し、人間をサポートする存在『神使』が出現したのだ。『異界浸食』と呼ばれる現象――異世界の常識が現実世界に侵食されたのである。そんな異常事態の真っ只中の首都圏内は地獄の有り様であった。大小様々なモンスターが人間を襲ったり、限りある物資を巡っての争いが起きたり、電気などのライフラインが途絶したのである。千葉県内に住む男子高校生の黒崎颯人《くろさきはやと》も地獄の中に居た。彼は二度寝よりもテレビゲームが大好きなオタク系の男子高校生であり、『現実世界がゲームの世界になってしまえ』と静かに願っていた。これはモンスターを倒してレベルアップしたり、中学時代のクラスメイトに嵌められたり、異界浸食で出現したダンジョンを探索したり、記憶喪失のポンコツ妖精と出会う物語である。作品タイトルの『首都圏ファンタジー』から、『首都圏ファンタジー。日本の首都圏にモンスターが現れたけど、取り敢えず頑張って生き残りたいと思います』に変えてみました。カクヨムにも掲載しています。なろうのみで二万PV突破!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 15:32:44
274771文字
会話率:47%
オレ魔王軍の新米兵士だけど、配属先は魔王城になった。
前線からは遠いし一番安全な場所でラッキー。
先輩は優しく指導してくれる。ちょっとむかつく同僚もいるけどわりと上手くいっている。
最近、勇者とかいう馬鹿みたいに強い人間がいるらしいけど、
魔王城まで攻めてこれるわけないよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 15:21:17
5893文字
会話率:16%
高校生の佐藤は、女神の手によってクラスごとブラックフット国に転生させられた……が。
与えられたジョブは、スライムにさえ勝てない最弱ジョブの『古城清掃人』。
クラスメートの松田たちは、使えないジョブの佐藤をパーティに入れてくれなかったど
ころか「二度と顔を見せるな」と追放したため、彼は一人で『古城清掃人』として、古城でのんびり暮らしていた。
そこへ現れたドラゴンの王女、メリッサ。
彼女の命を助けた佐藤は、自分のジョブが城を住み家とするドラゴンたちにとって、有益であることに気づく。
それどころか『古城清掃人』は、ほとんど絶滅しかけた希少ジョブで、ドラゴンたちが喉から手が出るほど欲しい職業だった!
メリッサは「一緒に住む、すなわち同棲、つまり結婚だ!」と押しかけ女房と化し、『古城清掃人』である佐藤にしか解決できない問題を次々と持ち込んでくる。
佐藤が楽々それを解決するたびに、ドラゴンたちの佐藤への好感度は急上昇!
そんなことをしているうちに、気づいたらドラゴンの皇帝=メリッサの父親にも気に入られ、佐藤は魔物界で最も権力を握る男に!?
城に住み着いた美女幽霊、ベルや、元・クラスメートの色白眼鏡っ娘、ノムラ、そして妻のメリッサと共に、基本的にはスローライフを満喫します!(例:薬草採取・料理・幽霊退治・困りごと相談などなど)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 19:36:53
116707文字
会話率:47%
魔王と勇者、闇と光はいつの日か現れ衝突する運命にある。
一人は魔界を統べる王として、一人は人々の希望の象徴として。
約五十年にも及ぶ魔族と人間の争いは、勇者一行が騎士団を率いて魔王城に侵攻したことで、終局を迎えようとしていた。
魔王
は己が信じる道と亡き友との約束のために勇者を迎え討つ。
勇者は人々の希望、両種族の平和と繁栄のために魔王と対峙する。
しかし両軍が激しく衝突する中、戦場に六枚羽の天使が舞い降り──!?
※本作品はハーメルンでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 19:07:24
312296文字
会話率:39%
そこそこな俺がそこそこなトラブルに巻き込まれて、そこそこな魔法と剣の世界にそこそこな魔物に転生したので、そこそこの冒険をして、そこそこの人間になるためにそこそこに頑張る物語である。
最終更新:2021-02-12 16:33:48
3247文字
会話率:34%
メルク・シラハクルは限られた人間しか持てない“召喚能力”を持つ“契獣戦士”でありながら国のために戦わず、城で雑用をこなしながら愛するペットとのんびりと過ごしていた。
契約した獣が強ければ強いほど召喚士が強くなれるシステムなのだが、メルクは
1つしかない貴重な召喚枠を自分のペットのために費やしていた。
そのまま死ぬまで平和を甘受していくつもりだったがある日、巨大な陰謀に巻き込まれて城を追放され、毒を飲まされて森に一人置き去りにされてしまう。
するとなぜか森に棲む最強最悪の魔獣に気に入られ、死ぬまで取り憑かれてしまうことに……。
しかしその見返りとして、なんと一人一匹しか契約できないという制約がなくなり、無限に契約できるようになっていた!
はたしてメルクは国にうずまく巨大な陰謀を止めることができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 21:51:45
11494文字
会話率:44%
『俺のパーティにお前みたいな変態はいらん!!出て行ってくれ!!』
俺は下着を盗んだ犯人扱いをされていた。
もちろん盗んだのは俺ではない。
しかし俺のこのユニークスキル【インビジブル】のせいで、何度も何度も変態扱いされてきた。
どうやら
この無敵のスキルに嫉妬した勇者達が俺をはめたらしい。
俺はやっていないと反抗するが話を聞いてもらえず
パーティから追い出されてしまう。
その情報は国の人たちにも筒抜けになり恥を晒され、さらには国からも追放されてしまった。
このユニークスキルと世界に絶望した俺は死に場所を求め、気付けば小さな村にいた。
そこは、魔物の群れに襲われたばかりで、作られたばかりであろう小さなお墓がいくつもあった。
小さな女の子が見つめる先には『ママ』と書かれたお墓が……
俺は死ぬ前に魔王含め魔物共を駆逐することにした。
しかし、魔王城についた俺はあの国と魔王がグルだった衝撃の事実を知る。
こうなったら俺が全ての人間と魔物を屈服させてやると心に決める…
♦︎ ♢ ♦︎ ♢ ♦︎
「頼む!!戻ってきてくれ!!一緒にまた戦ってくれ!」
今更戻ってきてくれだと?
無理な話だ。何故なら今は俺が魔王だからな!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 12:36:00
20673文字
会話率:44%
RPGのようなスキルや呪文を持った現代社会
世界は広く、貴族がいる国がいれば民主主義国家もある。商人の国なんてのも教科書で見た。
娯楽のために作られたのは個人アバターを使用しての擬似RPG
強大な魔王とそれを倒そうとする勇者。何度倒されても
アバター復活で何度も戦う。
そんな世界で、どこにでもいるサラリーマン山田太郎が人間関係って魔物より怖いんだなあって思う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 13:28:05
4593文字
会話率:58%
とある世界の勇者vs魔王の物語。
そこはかとなくダメな感じの勇者はついに
魔王と対峙する。
魔王を倒してチヤホヤされたい勇者。
しかし、魔王は想像以上の強さだった。
さらに勇者は魔王に煽られまくって…
ナレーションは神でお送りします。
※深
夜テンションでかなり荒削りなのでダメだと思ったところの内容の変更があるかもしれませんがご了承ください。
※もう一つの作品はまともな(?)ハイファンタジーなのでそちらも是非お願いしますm(-_-)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 18:26:46
22073文字
会話率:22%
歴代の魔王たちがやってきた暴力に訴えた世界征服は成功しないらしい。
新たに生まれた魔王に突きつけられたのはそんな事実だった。
そこで方針転換をして魔王城の城下に街をつくることを決める。
快適すぎる街をつくり、人間たちを呼び込んで一番大きな
国にする。そうすれば世界征服したも同然だと。
こうして魔王や配下の能力、さらには魔王城の機能を有効利用した破天荒な街づくりが始まったのだった。
一方で人類は魔王を倒す準備を始めるのだが、戦いの準備が無駄になることなど当然まだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 12:28:03
43666文字
会話率:45%
戦で疲弊した小国、身勝手な人間たちは乱世をお救い下さいと神獣を召喚する。
霊峰に棲むという珊瑚色の世界最強の魔物、アメジストドラゴンが現れた。
だが不機嫌な神獣の恫喝ひとつで全滅させられた召喚士と王子。
たったひとり生き残った魔法使いの青年
が、怯えながらもドラゴンを城へ案内することになる。
しかし、ドラゴンの中身は異世界から来たニート女子だった。
少女は嘆くも「ここは夢の世界、はやく覚めてよ」と勘違いしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 12:00:00
3147文字
会話率:36%
「お気づきになられましたか魔王様。たった今よりあなたはこの城の魔王で御座います」
スモッグゴーストと名乗る魔物はそう俺に告げた。
先代の魔王は既に亡く、廃れた魔王城からは軍の魔物が全員野生に帰るという最悪の状況。そんな中、日本から転生した
俺は何のチートスキルも貰えずに一から魔王城を復興することになる。
「魔王様にはレベル上げも兼ねて魔物を仲間にしてきて欲しいのです」
俺はスモッグゴーストに言われるがまま魔王城復興の為に冒険者として人間の街に転移する。
こうして俺は、何の特殊能力も無いレベル1の魔王兼冒険者として旅をすることになる。
「何だこの無理ゲー…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 20:00:00
62662文字
会話率:38%
アポカリプスの樹が花咲く時、人類に終末が訪れる。
山城朱雀(やましろすざく)は、世界を渡り歩く天使――ガブリエルに英雄気質(じこぎせいのせいしん)を見込まれて、「ある世界に滅亡の兆候が出ててね、ちょっくらそれを救ってきてほしいのさ!」と異
世界の救済を依頼される。
天使の加護(バフ)によって、人間として最高のレベル99と武装複製(ウェポンズ・レプリカ)を得て異世界へと赴く。
だが、滅亡の象徴があるはずの異世界は平和そのもので、レベル1以外の人間は人を殺して経験値を得た<ロスト・ワン>として扱われる世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 23:10:05
101830文字
会話率:60%
10歳になると、ギフトという能力を授かる世界。
そんな世界に、転生していた少年スティック。過去の記憶といっても、知識チートや、生産チートが出来るほどではなかった。
命の価値が安い世界で、必死生きのび、10歳の時に城塞都市の初等学校に入学
する。
魔物と戦うための技術を、学ぶ場所だった。
実戦訓練で酷い目にあったり、クラスメイトを失いながら、授かった念導力と言うギフトで戦う。
この世界の人間とは違う感覚が、この念導力と言うギフトを化け物へと変化させる。
強大な力を手にした少年の、戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 22:00:00
115396文字
会話率:54%
第一章 最果ての死闘
目が覚めるとそこは、魔術が存在し、魔物が跋扈する過酷な世界だった。
「記憶が……ない?」
記憶を失ってしまった少年玲次は、その世界で最も弱い魔物、ゴブリンに殺されかける程度の存在。
だが玲次がその身に宿す魔力は、『破壊
』という攻撃的な特性を秘めた、唯一無二の存在だった。
地球での記憶を無くし、人間としてはゴミ同然の玲次は、再び立ち上がることを決めた。
玲次はその魔力と共に、この世の最底辺から世界最強の剣士へと成り上がっていく!
異世界ハーレムバトルファンタジー開幕!
第二章 引き継がれる意思
一人過酷な世界をさまよう玲次は、精霊と心を交わし共存する民が住む街に辿り着く。
そこで彼はアイリスという赤髪の少女と出会う。
その街で警備兵として働き始めた玲次だったが、ある日の夜、街の住民が跡形もなく消える事件が発生する。
事件の謎の先で、彼は信じ難い真実に辿り着く。
第三章 たった一人の少女のために
「君のことは守ってみせる。たとえこの世界を滅ぼすことになっても」
魔法が存在し魔物が闊歩する過酷な世界で、玲次は日々闘いながら生きていた。
やがて最強の魔剣士となった玲次は世界の終焉に立ち会うこととなる。
守りたい人、譲れない想いを胸に抱きしめ、玲次は世界と一人の少女を天秤にかける。
己の命ですら消耗品の駒として、少年はたった一人の少女のために闘うと誓った。
※現在第2章です
※少しだけ主人公が不幸になる描写がありますが、最終的には必ずハッピーエンドになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 21:08:48
174397文字
会話率:32%