中世ヨーロッパ風の時代背景。
侯爵家の双子の兄妹のクリストフとクリスティーナが主人公の物語。
双子の誕生日に父であるロアン侯爵が領地に帰ってくることにより事件が勃発。双子の内1人は命からがら脱出に成功するも事態は深刻な状況になってゆく。
初回投稿日
2022年 07月28日 12時40分
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 09:19:38
2555文字
会話率:37%
〜*
この胸、これがお前の鞘なのよ……。
*〜
剣と魔法の異世界に敵対する全てを砂に変えてしまう少女がいた。彼女の魔法は強大で数万の兵士さえ一瞬にして灰燼に帰すことができる。
ロゼという名のその少女は、ある国の抑止力として幽閉生
活を送っていた。自身の魔法ゆえ、交わる者をも殺してしまう彼女は、国防の要を維持するため、死刑囚と子を成すことを強いられようとしていた。
十五歳の誕生日が来ればその儀式が行われる。だとしても……。心優しいロゼは民のため自らを犠牲にする覚悟を決めていた。
暗い未来しか見えぬ彼女の慰めは、幼いころから誠心誠意尽くしてくれるメイド、アンジュの存在だった。 実は、アンジュ、ロゼに対し主従を超えた想いを持っていた。だが、この世界には厳格なソドミー法があり同性間の情交は死刑、軽々に胸中を明かすことなどできない。
そんなある日のこと、隣国の勇者ニールがやってくる。大国の侵略に苦戦している勇者の国、ロゼの助力が欲しいというのだ。協力して敵を撃退した二人に恋が芽生える。しかしロゼは二国間の条約で貸し出された身、籠の鳥に戻り再び憂鬱な日々を送っていた。
そこへ、全てを捨てた勇者が囚われの姫を迎えに現れる!
「私の不在は国の滅亡を意味する」戸惑うロゼ。「誰かを贄とする幸福などあってはならない」アンジュは恋情を抑えロゼの背中を押した。
逃避行を続ける中、ロゼが持つ死の魔法は勇者に無効だと分かり、隠れ里に落ち延びた二人は子宝に恵まれる。安住の地で平穏な毎日が続くかにみえたが……。
中世ヨーロッパ風エピックファンタジーワールドを舞台に綴るロミジュリ・ストーリー、その結末や、いかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 21:00:00
173689文字
会話率:48%
萱野甚兵衛時敬(かやのじんべえときたか)=ジンは会津藩老中家の四男坊、二十歳。幕末の世を気楽に生きてきたが、鳥羽伏見の戦いで不思議な現象に襲われ、悲運が待ち構える会津の行く末を見ることもなく、中世ヨーロッパ風の剣と魔法の異世界、イスタニアに
〈役目〉を背負って転移してしまった。
「〈役目〉をはたして、会津に帰るんだ!」と心に誓うジンだったが、その〈役目〉がいったい何なのかよくわからない。
イスタニアで出会った薬剤師、猫の獣人ニケ、そして謎の巨大犬ツツとイスタニアを旅しながら〈役目〉の意味を探っていく。その過程でミニエー銃を開発してしまったことで、イスタニアの戦乱に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 23:45:26
694178文字
会話率:48%
元タイトル【御伽の空は今日も蒼い】
朝日奈想来(あさひなそら)は、腐男子の友人、磯貝に押し付けられたBLゲームの主人公に成り代わってしまった。目が覚めた途端に大勢の美男子から求婚され困惑する冬馬。ゲームの不具合により何故か攻略キャラクター
全員の好感度が90%を超えてしまっているらしい。このままでは元の世界に戻れないので、10人の中から1人を選びゲームをクリアしなければならないらしいのだが……
オメガバースってなんですか。男同士で子供が産める世界!?俺、子供を産まないと元の世界に戻れないの!?
・オメガバースもの
・序盤は主人公総受け
・ギャグとシリアスは恐らく半々くらい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 17:19:00
102521文字
会話率:45%
ブリアナ・ゴドフロワ。
かつて貴族令嬢だった彼女は、今は平民として、貧しいながらも穏やかな日々を過ごしていた。
――幼い娘と二人きりで。
そんなある日、娘の父親がブリアナを訪ねてきて……?
※注:シリアス
※元サヤもの(ヒーローはクズと
いうわけではありません)
※ハッピーエンド
※ざまぁ/ざまあ判定の感覚は個人による
※中編(予定)
※2月中完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:00:00
108086文字
会話率:36%
リッツ伯爵家に長女として誕生したアリシア・ウォーグレン。
彼女は、生まれ落ちたその瞬間から誰にも望まれない存在だった。
自分にもどうやら親というものがいるらしいと知り、期待を胸に会いに行くアリシアだが、父親にその手を振り払われてしまう。
その後、なんとか貴族学園に入学するも、そこで待ち受けていたのは――。
※シリアス注意。
※ざまぁ/ざまあの度合いは個人の感覚による。
※ヒロインの精神が不安定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 21:06:44
32227文字
会話率:29%
主人公カイン(男性 20歳)は、あらゆる能力を模倣(コピー)する事が出来るスキルを持つ。
だが、カインは「モノマネだけの無能野郎は追放だ!」と言われて、勇者パーティーから追放されてしまう。
失意の中、カインは、元弟子の美少女3人と出
会う。彼女達は、【希少種】と呼ばれる最強の種族の美少女たちだった。
ハイエルフのルイズ。猫神族のフローラ。精霊族のエルフリーデ。
彼女たちの能力を模倣(コピー)する事で、主人公カインは勇者を遙かに超える戦闘能力を持つようになる。
やがて、主人公カインは、10人の希少種のヒロイン達を仲間に迎え、彼女達と共に、魔王を倒し、「本物の勇者」として人類から崇拝される英雄となる。
模倣(コピー)スキルで、無双して英雄に成り上がる主人公カインの痛快無双ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 07:00:00
61743文字
会話率:30%
「潰した国は百を下らず、殺めた敵は万を下らず」
「悪魔の化身、いや、悪魔そのもの、いやいや、悪魔も顔を背ける邪悪」
…などと恐れられる超巨大ドラゴン“天龍アストライアー”がいます。
日々、自由気ままに暮らしていたら、都市を踏み潰したり、山脈
に大穴を空けたり、月に宮殿を建てたり、大森林を消し飛ばしたりしてしまいました。残念なことに、か弱く小さい人間達は目に入らないのです。
だけど、ある日、親友の緑龍テアルから『世界を横から観る』という、今までにない、まったく新しい遊びを教わったのです。それは遥か上空から世界を見下ろすのではなく、縮んで森林や人間の街に紛れ込んじゃえという画期的な遊びです。
ついでに緑龍は「おまいに人化の術を教えてやろう」と言います。この術を使えば、人間の美少女に変身できて「めくるめく冒険とロマンの世界にいざなわれる」という、これまた画期的な魔法です。
親友に深く感謝しつつ、天龍アストライアーは人化します。さぁ、素晴らしい冒険の始まり、始まり……しかし、緑龍テアルが開発した、この“人化の術”には意外な欠点があったのです。
…と、まぁ、こんな感じで始まる、剣と魔法の冒険ファンタジーでございます。
こちらはありきたりの中世ヨーロッパ風のファンタジー世界でして。
一口に「人間」と言ってもヒト族、エルフ族、ハルピュイア族、ゴブリン族、オーク族と多種多彩。バラエティ豊かなファンタジーをお届けできるかと。
人化♀したドラゴンの少女が道行きをお楽しみ下さい。
ハルピュイアやエルフ、ニュムペーの美女&美少女も満載でロマン方面は百合ん百合んになる予定。
楽しんでいただければ望外の喜びでございます(^o^)
キャラクター紹介&世界観はこちら〜>https://ncode.syosetu.com/n2816go/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 07:00:00
1133277文字
会話率:24%
無駄(Muda)で無意味(Muimi)で虚しい(Munashii)人生〈3Mライフ〉を送っていた無職引きこもり三十男が転生したのは中世ヨーロッパ風世界に住む金髪美少年グレゴールだった。楽しい異世界チート生活が始まるに違いないとはしゃいだのも
束の間、自分が転生してしまったのはフランツ・カフカの奇妙な古典小説『変身』の主人公グレゴール・ザムザの【幼少期】の姿だったのだと気づいて愕然とする。それは後に自分が一匹の巨大な毒虫に〈変身〉する運命にあることを意味していた。とんでもない宿命を背負った主人公は果たして今度こそ有意義な人生を送ることが出来るのだろうか、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 04:37:52
47382文字
会話率:25%
いつもと変わらない帰り道、気づけば「救世主」として異世界に召喚されていた私、遙宮(とおのみや)ちよこ。しかし神託では救世主は五人で、実際に召喚されたのは六人。どうやら私は巻き込まれただけの、おまけらしい。
見た目は中世ヨーロッパ風な世界なの
に、得体の知れない怪物のような生物がたくさんいるこの世界では、正体不明の「魔のもの」による災厄が拡大しているのだそう。
救世を果たすまで日本には帰れないというため、使えることが分かった唯一の魔法を練習しながら、「おまけさま」として救世の旅についていくことに。
しかし日ごとにリアルギリシャ彫刻、ちがった、王太子殿下の距離が近くなってくるのはどういうことですか。あれ、私もしかして世界に危険をもらたす何か持ってたりします? 監視のために王太子殿下自らお出ましに? 見た目怪物の異世界生物たちと交流しながら、徐々に明かになっていく「魔のもの」の正体、異世界の神様の思惑、……おまけの私にできることはあるのか!? ちょっ、だから王太子殿下近いですって! な、お話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 19:32:24
322181文字
会話率:39%
ファンタジー小説に於いて世界描写は必須である。
なぜならどんな世界であるかは作者しか知らないからである。
「剣と魔法と中世ヨーロッパ風、後は分かるでしょ。」
などと言う表現は最低のファンタジーである。
又、「スキルって言えば分かるでしょ。」
みたいなスキル=「技能」「技」といった単語の意味さえファンタジー化しているものも有り、単語の意味を変えるぐらいなら造語を作れ、と言いたくなるこの頃です。
本作品は作者の≪独断と偏見≫を基によくあるファンタジー小説を批判、否定していくものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 22:13:35
2003文字
会話率:0%
そこは、乙女ゲームの世界。
中世ヨーロッパ風の世界の学園を舞台に、攻略対象達と、男爵位のヒロインが、身分の違う攻略対象と恋を繰り広げ、幸せになるため用意された世界だ。
だが……
「私は鈍感じゃなくってよ!学園のイケメン達、制覇してやるわっ!
」
馬車に乗りながら大声でオホホホホッと高笑いをする少女は、この世界のヒロイン!?
乙女ゲームのヒロインといえば清廉なイメージがあるだろう。この世界でもそうだったはずだった。けれども、ほとんど原案の段階でボツにされたこの乙女ゲームの世界は……ヒロインの性格、ひいては設定そのものまでがねじ曲がっていた……
そんな性格がねじ曲がったヒロインが逆ハーレムエンドを目指すがことごとく邪魔されてしまい……?
性格の悪いヒロインが逆ハーレムエンドを目指す、学園物語!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 20:48:59
1126文字
会話率:39%
完結しています。
たまに続きを書きます。
一度最後まで執筆しましたが、改めて読んでみると納得がいかず、最後を書き直しました。(2021年5月28日)
お暇な方は、最初からどうぞ。
私の名前はフローレンス。
ジェスス公爵家の次女
でございます。この物語の、主人公です。
天才チートですが、そんなことはどうでもいい。私は優しい平民と、穏やかな日々を過ごしたいのです。そして真の歴女になって、ゲームをしながらダラダラしたい。
天才チートのフローレンスが、振られて振られて振られて振られて、結婚するまでのお話です。
ヤンデレ幼馴染がイケメンです。
白馬の王子様が王子様です。
ヤンデレ好きな方にお勧めします。アシュリーとフローレンスは最強のコンビです。
うつ少年好きな方にお勧めします。王子の病み具合をご堪能下さい。
★王道恋愛小説に飽きた方、お勧めします!
お試しに、アシュリー編まで、ぜひ、読んでみて下さい。続きが気になること間違いなしです!
アシュリー編は下品、王子編は鬱、二人とも病んでますので、ご了承の上おすすみください。
物語の時代(中世ヨーロッパ風)、特性上、差別的な考え方、言動が多々出てきます。
ご了承の上、お進みください。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 15:38:43
204769文字
会話率:24%
あたし、ハナ。
まほうしだけど、しにそう。
魔法が存在する大陸で、最前線の魔法師として活躍するハナ。足を失い、なぜか王の側近、キースと結婚することになる。
秘密を抱える侯爵とたまたま結婚したハナ。そんな2人の恋の話。
完結済
みです。
続きも書きますが、本編「国王陛下の道の先」をもう少し進めてからになると思います。
最初、ひらがなが多く読みづらいですが、徐々に読みやすくなります。
内容はちょい辛です。甘々なラブストーリーに飽きた方、大人の恋愛が好きな方、ぜひ。
番外編はラブラブです。
「魔の国人の国」の他作品と関連していますが、単独で読める恋愛小説です。
恋愛ものが好きな方、「弱くて愚かな少女」もよろしくお願いします。
※近親婚や重婚、戦争の描写などが出てきます。
※差別的な発言や考え方が出てきます。戦時中であること、中世ヨーロッパ風の時代背景であることをご理解の上、お進みください。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 23:21:19
3000文字
会話率:0%
俺は、人の国の王、リチャード。
希少な光属性魔法を使いこなし、魔族相手に前線で活躍し、国内ではそれなりの善政をしいてきた。長い間、国王として敬われ称えられてきた。
だが、ある侯爵が裏切りその領地を失ってから、深刻な食糧不足に悩まさ
れている。人々の不満は、募る一方だ。
俺は今、ある決断を迫られていた。
肥沃な大地を手に入れるためには、優秀な魔法師を育て戦いで優位に立つしかない。そのためにできることが一つある。だがその非情な方法を試すべきか否か。俺は決断ができずにいる。
迷える王の苦難と、弱くて愚かな少女の涙のお話です。
『魔の国人の国』の他の話とリンクしていますが、読まなくても理解できるように書くつもりです。
※バッドエンドではありませんが、単純なハッピーエンドでもありません。
キーワードの「ハッピーエンド」を削除しました。ハッピーエンドにひかれて読んでくださっていた方々、ごめんなさい。
※戦争の描写あり。
※近親婚、重婚の描写あり。
※差別的発言あり。
※中世ヨーロッパ風の時代背景ですので、それに準じた考え方生き方などが出てきます。ご理解の上、お進みください。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 01:00:00
3127文字
会話率:0%
異世界の中世ヨーロッパ風の舞台で、貴族の主人公は世界を救うために選ばれた二人の女性の内の一人です。彼女は生贄になって死なねばならず、愛する人から別れの言葉を受け取ります。もう一人の女性は主人公の双子の姉で、その男性との三角関係が主人公を深く
傷つけます。
18年後、主人公は実は不老のまま生きており、過去の痛みと決意から解放されています。彼女はその世界の中で、選ばれた男性との息子に出会い、新たな愛を見つけます。物語は、主人公が18年前の出来事から学び、再び愛と希望を見出す過程を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 16:56:25
345文字
会話率:0%
私は悪役令嬢として中世ヨーロッパ風の異世界に転生した。
ただし前世の記憶を思い出した時には首と両手を断頭台に固定された後だったけど。もちろんここまで詰んだ状態からどうにかできるわけもなく、そのまま処刑されて──断頭台に固定された場面に
戻った。
どうやら転生した私には殺されてもその十秒前に戻る力があるようだ。
とはいっても戻ったその時点で致命的に詰んでいたらどうしようもないわよ! 何度も殺され続けるだけで一歩も前に進まないし!!
神様。チート能力で無双するとか自分の国を手に入れるとかハーレムをつくるとか超絶お金持ちになるとかそんな大それたことは望みません。せめて転生させたなら穏やかな普通の人生を歩むくらいは許してくださいよ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 12:41:30
12273文字
会話率:27%
中世ヨーロッパ風の世界に生まれ変わり、自堕落な生活を送っていた悪役令嬢が、17歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す。彼女は前世での死後、好きだった乙女ゲームの世界に転生しており、しかも処刑寸前の悪役令嬢としての運命が待っていることを知る。しかし
、彼女は死にたくないと思い立ち、自分が生き残る唯一の可能性となる悪役令嬢ルートを選び、前世のメモリーを駆使して新たな人生に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 00:33:58
1287文字
会話率:24%
ユユラング領主の次男セオドアは小さな城で本ばかり読んでいたが、ある日父と兄が死んでしまう。
急に一人になったセオドアは重責のあまり部屋に引きこもり、見えてはいけない者も見えるようになってしまった…と、思っていた……のだが。
その見えてはい
けない少女は言った。
自分は幽霊で、密偵だと。
この世界は領主には幽霊が見えるという秘密があり、各領につき一人幽霊が力を貸している。とも。
セオドアは、隣領に取り込まれそうになっているユユラングの領主になる選択を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 22:57:53
100382文字
会話率:37%
魔法への尽きせぬ憧憬を胸に、輝く翼がこの地に降り立つ。
変わらない日常と広がる世界。
深まる交友と集まる声望。
あまたの出会いの果てにその目は何を映すのか。
今日も心赴くまま、少女は世界を照らし翔ける。
最終更新:2023-12-25 00:00:00
18492文字
会話率:20%
「悪役令嬢って、いいわよね」
そんな女神の言葉を受け、悪役令嬢へとなるべく転生させられた黒金光(くろがねひかり)。彼女の転生した世界は、恐ろしいことに中世ヨーロッパ風の世界ではなく、なんと現代日本のような世界だった。さらには、彼女の家系は貴
族ではなく財閥。
怪物や怪人、そしてそれと戦う魔法少女が存在するという違いこそあるものの、そんな世界で悪役令嬢をすることは相当難しい。
しかしそれでも悪役令嬢を行なわなければ、女神によって殺される。
2度目の死をそんなに早くは経験したくない。次回打開のために彼女が目をつけるのは、女神から悪役令嬢をするためにともらったチート能力。悪役令嬢らしいことをすればポイントがたまる仕組みなそうなのだが、予想より簡単にポイントを獲得していく。
ただ、その楽な道がそう長く続くはずもなく。
さらにはほかの財閥とのかかわりもあり。
光の悪役令嬢としての道のりは前途多難であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 11:05:32
44416文字
会話率:38%
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに
、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 06:00:00
420974文字
会話率:27%
『小説家になろう』でのファンタジー小説において、中世ヨーロッパ風の世界設定を『ナーロッパ』と揶揄されることがあります。これは史実としてのヨーロッパとは異なる似非ヨーロッパというイメージでしょうか。
似非とは、本物ではないものや、本物らしく見
せかけているものを指す言葉です。中国の論語で、孔子の『似て非なるものをにくむ』という言葉からきています。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-12-01 00:00:00
1367文字
会話率:82%