惑星アーテラ。
その惑星では人間、エルフ、ドワーフと呼ばれる人類が共存していた。
彼らは時に助け合い、時に敵対しながらも歴史を紡いで文明を発展させてきた。
その発展の腕は、宇宙へと伸びていった。
ある時、人類統一政府の理不尽な計画に反発し
たエルフ、ドワーフの亜人達は『亜人同盟』という組織を結成し、人間と敵対することを宣言した。
それに対して人間側も『惑星連合』という組織を結成し、亜人同盟と真っ向から衝突する。
時を同じくして、とある一人の天才科学者が『エーテル』と名付けられたエネルギーを発見する。
しかしそのエネルギーは兵器転用され、両陣営共『エーテリアス』と呼ばれる人型兵器を開発する。
とある中立コロニーに暮らす少年、アルト・クロスライトは、授業をサボっていた時に一機のエーテリアスを目撃する。
機体は墜落し、アルトそちらに駆け寄って機体のパイロットを助け出そうとする。
そこで一人の少女と、一体の電脳少女と出逢う。
そしてアルトは、時代の転換点という名の争いに身を投じていくこととなる―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 18:00:00
62440文字
会話率:44%
「なんで? 私は良いことをしたのに皆しねばいいのに!」主人公は東の魔王。ある日、仮面の少女が自国を滅ぼす協力要請をしてきた。国が飢えるか侵略されるか、論ずる事なく結末は同じだからと……。一方、魔王の息子オミロ・グウンは人間の娘に倒されかけ力
を失う。一方彼を倒したことで理由もわからず勘当された娘は逆恨みで再び命を狙ってくる。オミロは彼女から逃げつつ力をとりもどせるのだろうか?
【元騎士団長は妹が大好き】主人公カレイドが帰宅すると父は暗殺者に襲われ、死の間際に生き別れの妹がいると告げる。仇を追うと不死の呪いをかけられた。彼は騎士団を辞め三つの目的のため旅に出る事になった。
【否定された憐れな子】主人公ヴィーストは鬼と人の混血で、森で密かに暮らしていた。しかし行方知れずの親から手紙が届き、帝都へ招かれた。
【否定された愛しの怪物】主人公の十斗は多発するヴァンパイア事件に巻き込まれ瀕死となりチユという不思議な少女に救われた。
【無死(ムクシ)と不死(フィシ)】主人公ムクシは第6王子だが親や民に好かれている。しかし神様には愛されていない。なぜなら神の愛する女をフッた奴がモチーフからだ。
【ラスボス返れよ!!】主人公ショウはラスボスを倒したが領地を統治しなくてはならなくなった。
【理想のパーツ】主人公ラウロンは多重の人格を持つ。様々な組織から狙われる。
【普通異能~特殊能力を手に入れて戦う】主人公ハジメは帰宅中に組織に追われる異国少女と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 16:05:46
9440文字
会話率:61%
主人公アクレリーテは科学者開発した不死の薔薇を守る精霊。彼女はある日怪我をした少年を助けた事で次期皇帝継承を巡る争いに巻き込まれたり薔薇を狙う魔族と戦う事になる。
■キャラ:皇族〔エルビネ・フェロン〕、希代の科学者〔ルウアーヴィ・ベドランナ
・レアラルドシュタイル・榊〕、公子〔ティチェ・サヴリマン〕、書士〔ヴィオルファレス・テイオシヤン〕、神父〔シャムレド〕、白皇帝〔ミディーオ・ルドマース・ジェガレコ〕、黒魔王〔メロガンド・シャーク・ジェガタバー〕
【ミルリタアルガ~弾丸に記憶の鍵をそえて~】主人公プリムは記憶喪失になった。彼女が知っているのは名前と幼い頃に姉が失踪した事。だが周囲は彼女に姉が存在しないと言う。
【壊滅×吸血~生き別れの兄にかわって敵討ち~】主人公リジエは吸血鬼と人の混血だが抗争に巻き込まれ組織が壊滅し仇を追い掛け来日。
【元王子の警護侍女の事情】主人公アイリスはブルーロオザ王家の元裏仕事人。引退後は国を出て一般警護人に紛れていたが王子の来日、有力貴族の警護を頼まれる。再会での職務再開は仕組まれた罠かのようだった。
【警備girl~吸血鬼からアイドルを守れと言われても私は……】主人公ユキノは新設芸能事務所の警備員とスカウト。都市で人間のヴァンパイア化が勃発、歌で撃退できる事からアイドルブーム勃発。
【兄に変わって女執事に!】主人公ユズリは兄の代わりに執事をやる事になる。許嫁に外国の王子がお忍びで来ていたりさあ大変。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-11 03:22:03
9921文字
会話率:57%
盗賊であるシト・エーテルは、自身が盗み出そうとしたセスティア城に古から存在する宝「サファイア・オーブ」に勇者であると認められる。しかし当の本人はそんな勇者の職業に就かずに盗賊として生きていきたいと考え、勇者の職を放棄しようと考える。そのため
には、この世界で唯一「転職」を行うことができる神殿へと向かわなければならないため、シトはその神殿を目指すことになるのだが...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 09:00:00
38210文字
会話率:46%
これはウォーターを巡る物語。
二〇〇九年の夏、当たり前の現実は脆く崩れ去る。それは、『彼』にとって大事な人を失う事だった――
何の前触れも無く始まる巨大人型マシンの襲撃。
気が付けば敵は目前、『彼』は巨大マシン『ウィクスハイト』のコクピ
ットに居た。
戦わなければ、殺される。彼女の命を奪った奴らを、僕は許さない。
『彼』、冬実 真(ふゆみ まこと)は敵マシン群Giftと戦う決意をする。
戦場は地球、全ての敵を討たない限り戦いに終わりはない。
すべての水源(みなもと)にして終焉を司る力、ウォーター。最後に力を手にするのは誰か?
人類の生き残りを賭けたサバイバルSFストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 08:55:27
68419文字
会話率:46%
「おやすみなさい」 ――誰か(母さんかな?)にそう言われておやすみなさい。いやいや、全然眠れてないんですけど!超眠いのに超まぶしい!
朝が来るの早すぎぃ!と思ったら夢か異世界に行っちゃってました。困ったなー
ここで生活しなきゃならないの?
冒険! 旅? 神様に会いに行く⁉︎ 私にそんなの出来るの⁇
そんな感じのお話です。
(見たくなければ見なくていい! 私が恥ずかしいから……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 12:00:00
11792文字
会話率:55%
主人公である蓮空寺 健(18歳)はエーテル公国の勇者として召喚され、魔王を討伐し現実世界に戻ることを要求し儀式を行い成功したと思われたが、そこは見たこともない世界だった。
最終更新:2022-03-07 14:16:05
271文字
会話率:67%
新型試作エンジン搭載機のテスト中、突如としてエンジンが暴走し気がついたら知らない世界にいた。
俺はそうそうに帰るのを諦めたがこの世界で生き抜くためには仕事をしなければならない
ボロボロとなった機体を修復するため、拾ってくれた人間の元で
傭兵をやってなんとか修理したが、その後は悠々自適になんでも屋をやっていたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 11:00:00
9139文字
会話率:54%
宇宙を満たす、光の媒質エーテル。
架空の存在と言われますが。
けっして伝わらないこの想いも。
もしエーテルさえ存在すれば…あるいは。
最終更新:2021-12-11 16:18:03
306文字
会話率:0%
宇宙の何でも屋、三毛猫商会に、大企業プラナル・コーポレーションから仕事が持ち掛けられた。
仕事の内容は、「社長の娘をエレメン星系に連れて行くこと」
娘、イリア・サンダースは、惑星開発技術者。辺境の星系エレメンは今、惑星改造の最中で、改
造に必要な貴重な『ラマタキオン』も一緒に輸送してほしいということだった……。
※1960年代のスペースオペラをイメージしております。エーテルは宇宙に満ちてはいませんが、世界設定は限りなくその時代に近いものです。
※この作品は、なろう、カクヨムの連載です。
※毎日20時更新。力尽きるまで
※この作品は、たこすさま主催『この作品はだーれだ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 20:00:00
54596文字
会話率:42%
この世界には、“エーテル・コア”という物が存在する。だがそれは“使用できる者”と“使用できない者”が存在する。ここで生まれてしまっている差は、“エーテル・コアを使う際の適正能力(使うことのできる人材であるか)”というものであり、使える者は
限られている。これは、エーテル・コアを使う者たちが競い合い、己の道を進んでいく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 02:31:42
1555文字
会話率:64%
世界は変わった。
2026年に謎の物質『エーテル』が散布されてから65年。第三次世界大戦と数々の苦難を乗り越えたこの世界は、超能力者が溢れる世界となっていた。
そんな超能力を学び、研究する大学に進学した一人の青年。世界でも希少な「あら
ゆる道具を作成する能力」を有した彼は、一躍注目の的となる。
しかしそんな彼には、誰にも知られたくない秘密があった。
“ヒト”ではない『ホムンクルス』と呼ばれる存在だということを……
彼の存在を契機に、世界は再び動き出す。
様々な想いと陰謀が交錯し、人々は「人間とは何か、命とは何か」という問題を突き付けられる。
そして青年は、そこに一つの答えを導き出す――
着想から10年を経た大・大長編現代ファンタジー、ここに開幕――!
※この物語はカクヨムとの「重複投稿」です。
※この物語は全4部構成です。
※2019/07/07現在、第1部全話の大改稿作業が終わりました。
ただし、カクヨム版に投稿する話に関しては、より文章の体裁を整える変更を順次行う可能性があります。
※体調都合で一時休載(20/11/30まで)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 00:00:00
476344文字
会話率:46%
1960年。
ソ連のカリヤ鉱山で淡緑色に輝く謎の球体が発見された。国際的な協議の結果、謎の球体『スフェーリャ』とそこから採れる未知のエネルギー『エーテル』の研究が始まる。
1965年。
突如スフェーリャで『深刻な爆発事故』が発生。同時に世
界の約1%の人類に特殊な『能力』が発現した。世界は一時大混乱に陥ったものの、大国はそれらを上手く扱い冷戦が加速。科学技術は予想をはるかに凌ぐスピードで進歩した。
1985年。
冷戦の舞台の1国である日本皇国に、1人の諜報員がいた。彼は日本人民共和国への諜報に何とか成功したが、逃げ込んだ先の路地裏で見知らぬ少女に気絶させられる。
そして別の路地裏で目を覚まし、知らず知らずに世界を超えた物語へ巻き込まれた。
・これは「AGENT-エージェント-」(処女作)の改稿版です。
・yuyu(執筆、ストーリー設定)とネッ友のSTYY(キャラ創作、ストーリー設定)と一緒に書いています。著作権はyuyuのみ帰属しています。
・伏線回収が遅いです。気長に読みたい人向けです。
・一部のキャラクターに関するサイドストーリーの執筆を計画中。
・ノベルアップ+、カクヨムでも投稿中。
・この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
★最高成績★(ノベルアップ+)
・日間ジャンル別 5位
・日間総合 36位
★投稿時間★(ブクマしてお待ちください)
・2021/02/03 08:00折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 15:00:00
195205文字
会話率:38%
人間が栄えていた時代からはるか未来。そこは宇宙から七色に光る蒸気————エーテルにより動物が滅び、植物の楽園ができていた。海も大地も空も植物が覆い闊歩している。
その植物たちの中でもひときは目立つ一本の大きな木があった。名はイルミンスー
ル。天に届くほどの大きなその木には、人に似た植物たちが暮らしている。
彼らはドリアード。植物人間とでも言うべき彼らは、エーテルを使った独自の蒸気技術をもって発展を遂げていた。
そんなドライアドの中の一人、アルビノの少女がいる。光合成色素を持たず、植物として大きなハンデを持つ彼女が、滅んだ人間の遺産であるひとつのAIと出会う。
ここは、ドリアードの達の因縁と蒸気が渦巻く、ポストスチーム。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 23:00:00
4776文字
会話率:36%
トラックにはねられて死亡した受験生の少女。そんな彼女に神は言う。
「君を異世界に転生させよう。」
エーテルという不思議な力に満ち、魔法の存在する異世界で少女の授かった力とは⁉︎
ガールズラブタグはほとんど意味ありません。ごめんなさい。
最終更新:2021-07-11 11:56:37
4867文字
会話率:56%
俺は、しがない機械設計士いわゆるサラリーマン。のはずだった。AI(シン)と神が戦争を始めるまでは。
戦争が終わり神が滅ぼされた頃、突然一部の人々に魔法と呼ばれる、物理法則以外の現象、例えば炎を出せるを引き起こす異能を発現する人たちが現れたの
だ。
そうやって人類に異能を持つものが現れる一方、野生の動物たちにも変化が起こっていた。
異様に発達した顎と妙に伸びた犬歯で軍用車すら噛み砕く犬、超音波で平衡感覚を狂わせ大型動物を襲うコウモリなど。これらは神が最後に悪あがきで残した残党だと言われており、魔物と恐れられ、異能を発現すらしなかった人々には大きな脅威となっていた。
そして、その力は俺にも現れた。それまで、見えなかった魔法の燃料ともいえる、エーテルの流れがはっきりと見えるようになったのだ。地中から機械の中までエーテルが存在しており、それが手にとるようにわかるようになった。俺の力は特段、超能力者としては派手な力でもなんでもない。ただエーテルが見えるだけの、機械設計士としての能力をサポートしてくれるような能力。
ただそんな能力でも、実は他に発現した人のいない超貴重な能力で、人類を魔物から守るためのエーテルを利用した大都市級大型バリア装置を作るのに必要不可欠な能力だった。だから、自分は人類の役立にたてるのだと、そして仲間たちも同じ思いで協力してくれていると信じていた。
本当に平和な世界を作れると信じていたはずなのに・・・
なのに・・・・・
「どう・・してだ・・・ ニック・・・。なぜ・・玲緒奈を・・・」
かつて親友だと思っていたニックに裏切られた。そして大切な幼なじみの玲緒奈を今、目の前で殺された。そしてまさに今、玲緒奈が命をかけて守ってくれた、この命すらも元・親友の手によって尽きようとしている。
「絶対に・・お前だけは・・・死んでも許さ・・・ねえ・ ニックぅううう」
これは、そんな弱小な元サラリーマンの俺が復讐に燃え、錬金術師としてこの時は知る由もなかった世界の真の敵に挑んでいく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 01:45:48
8664文字
会話率:25%
魔法と科学が両方ある世界。万能エネルギー"エーテル"によって人類の文明は急激な進化を遂げた。そのとある国の裏社会は組織"ウロボロス"によって支配されていた。主人公の錦戸亜美はそのウロボロスによって身
体を改造され強大なパワーと特異な能力を手にする。組織から抜け出した亜美は新たな犠牲を出さないために改造人間"トランセンダー"達との戦いに身を投じるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 17:00:00
36734文字
会話率:64%
辺境の村に住む少年ジーク。
10年ほど父と共にこの村に移住し、数年後に父を亡くし温かい村の人達に支えられながら暮らしていた。
ある日、この村に王国の騎士団が訪れ周辺調査の許可を取りに来た。
その騎士団は王国の王女率いる調査騎士団であり、少
年ジークの父と関わりのある人物がいた。
その人物は王女のリーゼロッテであり、ジークの父の弟子の1人でもあった。
この世界にはかつて滅んだ文明の遺産として『エーテル・ナイト』と呼ばれる人型兵器を発掘し、自国の戦力としていた。その兵器に登場し戦う事の出来る人間を騎士と呼んでいる。
騎士は人間離れした身体能力と、魔法と呼ばれる超常現象を起せる存在でもある。
その遺跡がこの村の近くにあるとの情報で調査団が来ていた訳である。
ジークは王女達と共に遺跡調査に参加し、目的の遺跡で過去の遺産を発見する。
しかし、王女は裏切りに遭い、瀕死の重傷を負った。
その王女を助ける為にジークは飛び出したが、騎士との実力差があり過ぎ追い詰められてしまう。
絶体絶命の危機にジークの隠された力が解放され遺跡が目覚める。
過去に起きた人類の生存を賭けた戦いが再び始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 14:35:02
65210文字
会話率:43%
世に蔓延る魔獣を倒し、国や人々を守る狩人として活躍した王子アルバ。 彼は魔獣を倒し続けてきた代償として膨大なエーテルが体に蓄積し、危険な状態に陥っていた。
そのエーテルの半減期に200年という歳月が掛かると言われ、アルバは肉体の時間を止
め、エーテルだけを半減させていく呪具の中に封印される。 将来、素晴らしい世の中になっていることを夢に見ながら――。
しかし、目覚めてみれば別の星から来たという大きな猫によって告げられた、国が滅び、600年の月日が過ぎている事実。 しかも、自身の体は何故か瀕死の状態で、意識だけがスレイヴランナーという器体に移された状態だった。
一体、自分の国に何が起こったのか? 滅びた国を復興することはできるのか?
スレイヴランナーという新たな体を駆使した領地奪還計画が今始まる。
こちらの作品は、ノベルアップ+様、カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 19:26:47
18699文字
会話率:50%
「俺の名は≪夢幻の双魔≫クンゲツ・イリヤダストだ」
この世界には3つの能力がある。
〈神聖術〉〈神奏術〉〈魔法〉
〝エーテル"が使える者にだけ使えるという。
『数千年に一度の術者』と呼ばれる術者、漆葉君月は現在
高校一年生。
〈敵〉による世界の破滅を防ぐため、仲間の術者たちとともに〈敵〉を殲滅しに行く―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 23:17:07
19150文字
会話率:36%
恒星間移動時代……
……普通の庶民は生まれ育った惑星から出ることなく老い、死んでいく……そんな時代。
単一媒体(エーテル)に支配された宇宙で、惑星を支配する貴族階層の間ではある『競技』が盛んにおこなわれていた。
宇宙艦の馬上槍試合(トーナメント)と呼称されるそれは、互いに所有する恒星間宇宙船の先端に、エーテルランスと呼ばれる、恒星間宇宙船を包む『エーテル論理シールド』を唯一打ち破れる機構を付け、ぶつけ合わせる疑似戦争。
それは人々にとって最高のエンターテイメントであり、支配層にとっては庶民のガス抜きであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 07:00:00
15384文字
会話率:46%
「絶望に抗え。希望を見い出せ」
現実世界は核戦争によって世界は崩壊した。放射能に汚染され、生命が絶たれた地獄の中で、もがき苦しみながらも青年、「保谷ロウ」は懸命に生きていた。
しかし、ある日。襲ってきた男との殺し合いの最中、喉元をナイフ
で突き刺され、呆気なく息を引き取った。
だが、ロウの生への執着、地獄の中でも失われなかった人間性と正義感に目をつけた神-カウラスは邪神エーテルが解き放った「転生者」によって混沌に変えつつある異世界を救うことを条件にロウを異世界へと転移させる。
さらに転生者と対等に戦う為に人を食わねば使うことができないという誓約を伴った無敵の力「狼鬼」の力を与えるのであった。
救世主として異世界へと転移したロウに待ち構えるのは希望かそれとも絶望か
孤高の狼が繰り広げる英雄譚が今、開演する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 15:00:00
271980文字
会話率:32%